調布市で先に整理したい「インターナショナルスクール」の種類
「英語で過ごせる施設」だけでなく、何歳まで在籍できるかを最初に確かめると、候補選びの行き違いを減らせます。調布市には学齢期まで継続できるASIJ調布キャンパスがある一方、仙川エリアのNWISとi Kids Starは幼児期を主対象とする施設です。国際的な教育を掲げる幼稚園や英語学童もありますが、小学校以降の在籍先まで同じ施設で完結するとは限りません。
| 選択肢 | 主な対象・形態 | まず確認したいこと |
|---|---|---|
| ASIJ調布キャンパス | K–12の通学型インターナショナルスクール | 入学資格、英語要件、総費用、バスルート |
| NWIS | 1歳半頃から6歳までのプリスクール・キンダー | 週日数、延長保育、卒園後の進路、費用 |
| i Kids Star仙川 | 幼児向けバイリンガル保育 | 2027年度の募集枠、送迎、自治体助成 |
| Kids Duo国領など | 放課後の英語学童・アフタースクール | 預かり時間、対象学年、通園先への送迎範囲 |
同じ「インター」という呼び方でも、授業を英語で行う学校、英語活動のある幼稚園、英語を使う放課後の預かりは別のサービスです。学校を比較する前に、子どもの現在の年齢と、卒園・卒業後にどの学校へ進む予定かを決めておくと、必要な情報が絞れます。市内在住でも、東京都内外の施設を通学先にする家庭はあります。住所だけで通学資格や送迎対象が決まるわけではないため、運営者に個別確認してください。
年齢の切れ目にも注意が必要です。たとえば幼児園を選ぶ場合、「小学校の学年に相当する年齢まで預かる」ことと「小学校課程を提供する」ことは同じではありません。園の卒園後に日本の小学校へ進むのか、別のインターナショナルスクールへ移るのか、家庭で学びを補うのかまで含めて考えると、入園後の選択肢を見通せます。
ASIJ調布キャンパスは市内で小学校から高校まで検討できる通学型
調布市内でK–12の継続性を重視する家庭にとって、ASIJはまず公式の募集条件を確認したい候補です。調布キャンパスは調布市野水1-1-1にあり、学校公式案内ではKindergartenからGrade 12までを提供しています。東京都のTokyo International Schools Portalは、ASIJが1902年創立で、調布キャンパスに幼稚園・小学校・中学校・高等学校相当の課程を置くと紹介しています。六本木のEarly Learning Centerとは年齢区分と場所が異なるので、出願時にキャンパスを取り違えないようにしましょう。
調布キャンパスの教育は英語を主な授業言語とする米国系の学校課程です。ASIJの公式ページでは高校段階にAP科目が複数あること、Global Online Academyや大学レベルのコースにアクセスできることが紹介されています。これは「英語の授業がある日本の幼稚園」とは学びの枠組みが異なり、教科学習、評価、進学計画を英語で行う生活に近づきます。家庭内で学習言語をどう支えるか、転居や帰国後にどの学校へ接続したいかを見学時に相談する価値があります。
所在地だけを見ると市内ですが、敷地は野川公園に隣接する地域にあり、最寄駅から歩いて通う都市型の園・塾とは交通条件が違います。ASIJは利用対象地域を限定したスクールバスを案内しており、居住地が既存路線に含まれない場合、バス運行を約束するものではないとしています。市内の北部・南部、京王線沿線、中央線側など、住む場所によって毎日の送迎負担が変わるため、実際の住所から朝の始業時間に合わせて試走してください。
ASIJは多数の課外活動やスポーツ・舞台芸術の機会も紹介しています。こうした豊富な活動は魅力になり得ますが、子どもの性格によっては授業以外の予定が多い環境を負担に感じることもあります。施設の規模や活動数だけで判断せず、子どもが安心して過ごせるクラス規模、英語での相談支援、学習面の配慮、休息時間の取り方を確かめましょう。公式の学校案内に記載された内容と、個別の児童に提供できるサポートは別なので、支援が必要な場合は出願前に具体的に伝えてください。
ASIJの入学資格・出願時期・選考で確認すること
出願前に、英語での家庭連携と現在の学年の提出書類をそろえられるかを確認しましょう。ASIJのAdmissionsページでは、保護者の少なくとも一人が英語を流暢に話し読み書きできること、在学中は子どもが両親と東京に居住することを要件として示しています。入学判断は、教育理念との適合、学年ごとの多様性、支援リソース、英語で教育を受ける必要性などを踏まえて行うと説明されています。実際の資格判断は個別確認が必要です。
学校は通常、翌年8月入学の出願を前年11月ごろから受け付けると案内しています。現年度の空席や締切日は変わるため、最新のAdmissions Calendarとポータルを確認してください。一般的な一斉筆記試験はないものの、過去の成績表、教員推薦、標準テストの結果、英語や教科学習のスクリーニングを求める場合があります。学年が上がるほど必要書類が増えるため、転校を考え始めた段階で英文成績表の発行にかかる期間も見積もっておくと安心です。
幼稚園・キンダーガーテンの年齢条件は、入学年度の9月1日までに所定年齢に達していることを基準に示しています。Nurseryは3歳、Kindergartenは5歳という区分が掲載されていますが、年度ごとのカレンダーやキャンパスにより適用条件が違うことがあるため、募集年度のガイドで再確認しましょう。願書を提出してから年齢を理由に区分を変更するのではなく、申請開始前に生年月日を伝えてグレード配置を相談するのが確実です。
東京在住家庭の年度途中転入は認めないとする案内もあり、海外から来日する家庭は空席を事前に問い合わせるよう求めています。つまり「いつでも転入できる」とは限りません。調布市の公立小中学校から年度途中に移る場合、現籍校の退学・転出時期、在籍記録、英語環境への移行、在留や家計の手続きなどが重なります。出願・合格・入学を同じものと考えず、募集枠、選考結果、入学時期を別々に確かめてください。
ASIJの2026–27年度費用と、授業料以外の家計項目
ASIJの費用は授業料だけでなく、初回費用・年次費用・交通費などを合算して比較します。学校の2026–27年度公表額では、出願料5万円、登録料30万円、建物維持費152万5,000円が一回限りの費用、年間のCapital Assessmentが25万円です。授業料は学年で異なり、Nursery–Pre-Kが年314万3,000円、Kinder–Grade 5が349万8,000円、Grade 6–8が369万9,000円、Grade 9–12が382万6,000円です。
| 2026–27年度の主な費用 | 公表額 | 確認事項 |
|---|---|---|
| 出願料 | 50,000円 | 返金不可と案内 |
| 登録料 | 300,000円 | 一回限り・返金不可 |
| 建物維持費 | 1,525,000円 | 一回限り・返金不可 |
| Capital Assessment | 年250,000円 | 年間・返金不可 |
| Kinder–Grade 5 授業料 | 年3,498,000円 | 2026–27年度公表額 |
| Grade 6–8 授業料 | 年3,699,000円 | 2026–27年度公表額 |
| Grade 9–12 授業料 | 年3,826,000円 | 2026–27年度公表額 |
| 通常スクールバス | 年390,000円 | 対象路線に限る |
この表は学校が公開している主要費目の抜粋で、入学年度の全費用見積もりではありません。食事は購入内容により変動し、校外学習・旅行プログラムは一部を家庭負担とするものがあります。Grade 4–5ではiPad、Grade 6–12ではMacBookが必要とされ、機器仕様の詳細は学校へ確認するよう案内されています。きょうだい、転入時期、支払い方法などで家計の見通しが異なるので、見積書の対象期間と含まれる費目を確認してください。
年間費用は高額ですが、単純な月額比較だけでは判断しにくい面もあります。学年ごとの授業時間、英語で学ぶ教科の範囲、課外活動、給食、スクールバス、デバイスの購入・更新頻度を同じ表に並べ、既存の公立校と英語教室を併用する場合の総額とも比較しましょう。会社負担・教育補助を利用する家庭向けには別制度の説明があり、個人支払いでは分割について会計部門へ相談可能としていますが、条件や手数料は請求書を受け取る際に確認が必要です。

NWISは仙川駅から通える幼児向けプリスクール・キンダー
幼児期に英語で過ごす時間を増やしたい家庭には、仙川のNWISが市内の具体的な通園候補です。学校公式サイトは、対象を1歳半から6歳の国際プリスクールと案内しています。所在地は調布市仙川町3-9-15、京王線仙川駅から徒歩3分で、電話は03-3305-0573です。調布だけでなく世田谷、狛江、杉並、三鷹などから通う家庭があると案内されています。通学圏の実績は送迎範囲を保証するものではないため、通園方法を園へ直接問い合わせてください。
2026年度の公式料金表は、1歳半から2歳のBusybee、2歳児向けLadybug、3〜6歳のKindergartenを分け、週3〜5日の通園日数と通常・延長時間を設定しています。3歳以上は週5日通園とされ、通常時間はプリスクール10時〜14時、キンダーガーテン9時〜14時30分、延長プログラムは朝8時から夜19時までと案内されています。対象年齢、クラス名称、通園頻度は年度更新で変わる可能性があるため、2026–27年度資料と最新の入園説明会で照合してください。
NWISのカリキュラム紹介では、到着後の選択遊び、サークルタイム、言語・算数、テーマ学習、アート、STEAM、体育、音楽、昼食、運動遊びなどを一日の流れとして示しています。体験を通じて英語だけでなく好奇心や協働を育てる方針で、卒園後については海外・国際系小学校へ進む子や、日本の公立・私立小学校へ進みながら同校のBiliteracy Programで英語学習を続ける子の例を紹介しています。進路実績の割合や現在の受け入れ先は年度によって異なるため、最新の卒園生進路を質問しましょう。
NWISは小学校課程を提供するK–12校ではありません。卒園後に日本の小学校へ進むとき、英語をどのように維持するか、国際学校へ進むならどこが通学可能かを、年長になってからではなく入園時に話し合っておくと計画を立てやすくなります。見学では、普段の授業言語、英語と日本語の配分、文字の読み書き、給食・昼寝・戸外遊び、欠席時や発達支援の相談方法などを具体的に聞き、子どもの一日を想像できるか確認してください。
NWISの2026年度料金を読み解く
NWISは公式に学期・年間払いの金額を公開しているため、入園時費用と年間授業料を分けて試算できます。2026年4月から2027年3月の料金表では、出願料16,500円、入園金27万5,000円、施設費16万5,000円、年度ごとの維持費10万8,900円、保険料5,500円が記載されています。寄付は任意とされています。週日数、クラス、通常・フルデイの選択で授業料が変わります。
| NWIS 2026年4月〜2027年3月 | 年間授業料の例 | 利用時間・条件 |
|---|---|---|
| Busybee 1〜2歳・週3日 | 1,241,790円 | 通常10–14時 |
| Busybee 1〜2歳・週5日 | 1,572,780円 | 通常10–14時 |
| Ladybug 2〜3歳・週3日 | 1,158,190円 | 通常10–14時 |
| Ladybug 2〜3歳・週5日 | 1,489,180円 | 通常10–14時 |
| Kindergarten 3〜6歳・週5日 | 1,489,180円 | 通常9–14時30分、水曜は9–12時30分 |
| Kindergarten 3〜6歳・週5日 | 1,985,500円 | フルデイ8–19時 |
金額は公式の2026–27年度料金表からの抜粋です。教材費は学期ごとに、個人用学用品は入園時・進級時に別途必要とする記載があります。兄弟同時在籍時の割引も条件付きで案内されます。表の年間授業料を単純に12で割った額が毎月の請求額とは限らず、学期払いは春・秋・冬に分けられるとされています。費用比較では、延長保育を何日利用するか、給食費の扱い、休日保育、送迎、教材・行事費を質問してください。
家庭が受けられる公的な給付・助成は、施設が対象施設であること、保育の必要性の認定、世帯状況などが関わります。NWIS公式ページは、調布市の認可外保育施設に関する助成・無償化の案内を掲載しています。ただし、施設の認定状況や制度要件は更新されることがあるため、「英語園だから補助が出る」とは判断できません。入園前に調布市の最新施設一覧でNWISの施設名と対象制度を照合し、自治体へ助成額・申請時期・対象費目を確認してください。
NWISで確かめたい入園条件と園生活
保育時間と延長枠が家庭の就労・送迎に合うかを、料金と一緒に確認しましょう。NWISは早朝8時から受け入れ、午後は19時まで延長可能と案内していますが、利用登録や対象クラス、延長分の追加料金は規定に従います。定員・空き・途中入園の可否、慣らし保育の期間、休園日、送迎を含む一日の流れも、希望年度の説明会で確認が必要です。毎日フルタイムの園生活が子どもに合うか、短い日数から始められるかも相談しましょう。
保護者が英語を話せることを出願の条件とするかは、公開ページの一般的な説明だけで判断しないでください。学校は多様な国籍の子どもを受け入れていると紹介していますが、保護者向け連絡の言語、通訳・翻訳の有無、緊急時の連絡、家庭での英語サポートの考え方は個別に質問できます。英語初学者の子どもが入園する場合の移行支援や、母語を維持する働きかけ、発達面や食物アレルギーへの相談方法も、申し込みの前に確認することが重要です。
見学時には、園児同士がどの言葉を使って遊んでいるか、先生が英語をどのように導入するかを観察してください。パンフレットの「英語環境」という表現は、終日英語のみを意味するとは限りません。先生の指示や絵本、昼食、自由遊び、保護者面談で使う言語を分けて質問すると、実際のバイリンガル環境が見えてきます。学習内容も、単語・歌の活動から、テーマ学習や読み書きまで幅があります。卒園時にどの力を目指すかを、園がどのように記録・共有しているかも確かめましょう。
i Kids Star仙川は英語・知育・運動を組み合わせる幼児施設
日中の預かりと英語・知育・運動をまとめて検討する場合は、i Kids Star仙川も比較対象です。公式教室ページによると、所在地は調布市仙川町3-10-9、シティハウス仙川ステーションコート1階で、仙川駅から徒歩2分です。2026年度の保育時間は7時30分から20時、基本保育時間は9時から17時、月曜から金曜に開園すると掲載されています。定員や休園日も年度ごとの情報として記載されているため、見学時に最新資料を求めてください。
同園は英語と日本語のバイリンガル環境に加えて、知育と運動指導を柱とするカリキュラムを説明しています。公式ページには英語で取り組む短期Scienceコースや、そろばん式暗算などの課外活動も紹介されていますが、内容は変更される可能性があると明記されています。課外講座は通常保育とは別の選択肢であり、英語課程の小学校・中学校へ進学できるという意味ではありません。園内プログラムを希望するのか、進学先の課程まで探しているのかを区別しましょう。
公式ページは「幼児教育無償化の対象園」と案内し、基本授業料や助成例も掲載しています。一方で、助成額・適用条件は自治体や家庭によって違うと注記しています。2027年4月入園の掲載状況では、年少々の募集なし、年少は若干名、年中・年長はウェイティングとされていますが、この情報は掲載後に更新されることがあります。問い合わせ前に募集欄を再確認し、電話で生年月日を伝えて、対象クラス・空き状況・説明会日程を照会してください。
卒園後の進路情報として、同園は私立小学校やインターナショナルスクールを含む進学先を掲載しています。これは一人ひとりの合格・進学を約束するものではありません。小学校受験コースや外部の英語・受験教室が課外活動としてある場合も、基本保育の教育内容と混同せず、追加費用・時間・受講条件を確認します。送迎バスはないとFAQに記載されているため、保護者の送り迎えを前提に、朝の通勤と夕方の延長保育をセットで考える必要があります。

英語学童・アフタースクールは「学校」ではなく放課後の選択肢
小学校へ通いながら英語を使う時間をつくるなら、英語学童はインターナショナルスクールと別枠で比べる方法があります。Kids Duo国領は公式ページで調布市国領町1-30-3の教室を案内し、英語で預かる学童・アフタースクールとして運営しています。近隣の保育園・幼稚園から徒歩で迎えに行く案内もありますが、対象校・送迎ルート・曜日・利用条件は変更され得るので、現在の通園先から利用できるか問い合わせが必要です。
英語学童を使う利点は、日本の小学校に在籍したまま放課後の活動を英語にできることです。一方、教科学習の主言語や在籍資格、卒業資格は在籍校によって決まります。学童を利用しても、英語で国語・算数・理科などを継続して学ぶ学校課程が自動的に付与されるわけではありません。利用時間、長期休暇中の預かり、送迎、習い事との両立、英語レベル別クラス、食事・アレルギー対応、入会金と月謝を一覧で確認しましょう。
「放課後だけでは英語に触れる時間が足りない」と感じる場合は、週末クラス、家庭での読書、オンライン交流を組み合わせる方法もあります。ただし、複数サービスを重ねるほど移動・費用・疲労が増えるので、子どもの自由時間や日本語での学習時間を確保してください。学校選びは英語時間を長くする競争ではありません。本人が楽しく参加し、学びを自分の言葉で振り返り、家庭で安心して過ごすリズムを保てるかを見て決めましょう。
調布市の保育料助成・幼児教育無償化で確認する条件
自治体の給付額を授業料から一律に差し引くのではなく、施設区分・保育要件・年齢・申請を照合します。調布市は幼児教育・保育の無償化と認可外保育施設保育料助成を案内しています。国の無償化給付では、施設の確認、年齢区分、保育の必要性の認定、住民税の状況などが関係する場合があります。調布市独自の助成も、利用施設や家庭の条件により額が異なり、利用料を超えて支給されるものではありません。
市のページには、対象制度の申請・振込時期や書類の案内があります。年度途中に引っ越した家庭、年度途中から入園する家庭、複数施設を併用する家庭では必要書類や認定日が変わることがあります。特に「入園してからさかのぼって申請できる」と思い込まず、利用開始前に市の保育課へ連絡し、認定申請の期限、施設側の証明書、申請者、振込時期を確認してください。掲載金額は更新の可能性があるため、本記事では個別世帯への実質負担額を断定しません。
無償化の対象となる教育時間と、延長保育・給食・教材・送迎等の実費は分けて考えます。制度が使えても、授業料全額が免除されるとは限りません。特に長時間預かりのフルデイ料金は、基本教育時間を超える部分が大きい場合があります。施設から受け取る見積もりでは「対象の授業料」「対象外の費用」「市の給付に関する説明」「家庭が先払いする額」「後日振込となる額」を明記してもらい、自治体窓口の回答と照らし合わせましょう。
施設の制度上の位置づけは、名称では推測できません。認可外保育施設、認証保育所、幼稚園、英語教室、学校教育法上の学校は、それぞれ手続きと利用できる制度が違います。学校の公式サイトで認可・認定と記載されていても、助成の要件や該当年度の対象施設一覧は市に確認してください。無償化制度を含めた家計計画を立てるときは、自治体の最新ページと施設からの説明の両方を保存し、後日条件を再確認できるようにしておくと安心です。
調布市内の通園・通学圏を駅名だけで決めない
仙川と野水では駅からの距離や送迎の前提が異なり、同じ調布市でも毎日の移動は別物です。NWISは仙川駅から徒歩3分、i Kids Star仙川は徒歩2分と案内しており、京王線沿線で生活する家庭には駅からの徒歩通園を検討しやすい立地です。ASIJは野水のキャンパスでスクールバスの運行地域が定められているため、路線・停留所・乗車時間・欠便時の対応を問い合わせます。保護者が車で送る場合は、周辺道路の混雑や駐車ルールも調べてください。
調布駅や布田、国領、柴崎、西調布などに住む場合、最寄駅から園までの乗り換えだけでなく、家から駅までの徒歩、自転車置き場、雨の日の送迎、きょうだいの別施設への移動を含めて所要時間を見積もります。小さい子どもは大人より移動に時間がかかり、遅延や体調不良も日常的に起こります。Googleマップの最短時間だけで判断せず、登園時刻の平日に実際の経路を歩き、駅構内の移動と園の受け入れ時間を確かめましょう。
スクールバスは家庭の負担を軽くすることもありますが、路線外の家庭は利用できない、乗降場所まで保護者送迎が必要、運行時間が固定などの制約があります。説明会では路線図に自宅のおおよその場所を示し、年度途中の停留所変更、兄弟の別ルート利用、延長保育後の帰宅手段、荒天・運休時の扱いを確認してください。送迎サービスの案内があっても、全地域・全曜日に対応しているとは限りません。
市境に近い地域から通う場合、世田谷・三鷹・狛江・府中など周辺自治体の施設も通学候補になります。NWISは周辺自治体からの通園実績を公表していますが、自治体を越える助成・入園手続きは居住地側の制度と施設所在地側の制度のどちらが関わるか確認が必要です。住所が違うだけで不可能と決めつけず、施設と自治体の双方へ、住民票所在地、通園頻度、保育要件を伝えて回答を得ましょう。
子どもの年齢・英語力・進路希望から候補を絞る
年齢、日々の授業言語、次の進学先の三つを並べると、調布市の候補は比較しやすくなります。**幼児の生活と英語環境を重視するならNWISやi Kids Starの見学から始められます。小学校から高校まで英語による課程を希望するなら、ASIJの応募要件、費用、学年配置、空席を最初に照会します。既存の日本の小学校に通い続けるなら、Kids Duoなどの放課後選択肢を補助的に比較します。対象が違う施設を費用表だけで横並びにせず、家庭の目的ごとに候補を分けてください。
英語力については、幼児の入園に必要な力と、学齢期の授業についていく力を混同しないようにします。施設により入園時の英語経験や家庭とのコミュニケーション要件が異なります。ASIJは保護者の英語要件を明記していますが、NWISやi Kids Starの条件は各年度の最新入園資料で確認しましょう。子どもが英語を話さない場合に、どの言語で安心を支えるのか、保護者面談に通訳があるか、移行期間を設けるかなど、具体的な支援方法を聞くことが大切です。
進路の選択肢も早めに確かめます。海外移住を予定している家庭、国内のインターナショナルスクールを継続したい家庭、日本の小学校へ接続したい家庭では、卒園後に必要な日本語の読み書きや算数の学習量が異なります。NWISは国内外の進学先や英語継続プログラムを案内し、i Kids Starは進学実績を紹介しています。ASIJはK–12ですが、入学資格や継続在籍は別途審査されます。公開された卒園・進学例を自分の子どもの進学保証と受け取らず、希望進路に必要な手続きを確認しましょう。

見学・説明会で聞いておきたい質問リスト
「パンフレットに書かれていない毎日の運用」を質問できる見学は、学校選びの判断材料になります。授業の一部を見られるなら、教師の話す時間と子どもが発話・活動する時間、自由遊びで使われる言語、注意や励ましの伝え方を観察しましょう。写真撮影や授業参加の可否は施設のルールに従います。見学後は子ども本人に「何が楽しかったか」「困ったことはあったか」を聞き、大人の希望だけで決めないようにします。
次の項目を学校ごとに同じ様式で確認すると、候補間の違いが整理できます。
- 2026年度途中または2027年度の年齢別募集人数、選考方法、願書締切
- 通常の登園時刻、延長の最終時刻、休日保育、年間休業日
- 授業言語の割合、英語・日本語の読み書き、学習の記録・保護者面談
- 年間授業料に含まれる費目、初年度費用、教材・給食・行事・送迎の実費
- 発達支援、医療的配慮、アレルギー、欠席・病児対応、相談窓口
- 卒園後の進路例、進学先との連携、必要な受験準備や追加費用
- 自宅からの経路、スクールバス対象地域、送迎場所、遅延時の扱い
説明会で聞いた回答は、年度と担当者を記録しておきましょう。料金や募集枠は更新されるため、口頭説明を根拠に大きな支出を決めるのではなく、最新の費用表と利用規約を確認します。支援や進路に関する回答は、「どの児童でも利用できる制度」なのか「個別相談の結果次第」なのか区別すると誤解が減ります。体験入園があれば、申込期限、持ち物、費用、写真の扱い、体験後に入園を断れるかを確認してください。
市内に希望の課程がない場合はオンライン型も比較する
オンライン校は通学型の代用品ではなく、年齢・授業形態・制度を照らして別候補として検討します。NIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は公式サイトで、アジア・オセアニアの6〜18歳を対象とするオンラインインターナショナルスクール、2027年9月開校予定と案内しています。日英バイリンガルのメンター、少人数クラス、対話型授業、社会共創プロジェクトを特徴として示しています。調布市内の幼児施設と違い、通園や預かりを提供するものではありません。
通学先が見つからない、転居が多い、偏差値競争とは別の学び方を探したい、国際的なオンライン仲間と学ぶ機会を得たいなど、家庭の状況が合う場合には比較候補になります。公式サイトによると、平日のライブ授業を中心としたフルスクール型と、在籍校と両立する放課後・土曜のダブルスクール型を案内しています。ただし開校前の情報は更新される可能性があります。募集対象、時間割、費用、学習評価、出席・在籍の扱い、必要機器を公式の最新案内で確認してください。
NGAは日本の学校教育法第一条に定める学校ではなく、日本の高校卒業資格そのものを発行しないとFAQで説明しています。小学生・中学生が日本の学校へ在籍しながら参加する場合の出席扱い、転入・退学や就学義務に関する扱いは自治体・在籍校等との確認が必要です。NGAを検討する理由が「通学できる幼稚園を探している」なら適合しません。学齢期のオンライン学習環境を探している場合に限り、学習時間、画面以外の活動、仲間との関係、家庭の伴走負担を比較しましょう。
通学型のASIJ・幼児園のNWISやi Kids Star・英語学童・オンライン校は、できることが異なります。どれか一つが全家庭に優れているわけではありません。子どもが必要としている支援、家庭の送迎可能性、予算、希望する卒業後の進路を基準に、合う候補を選びます。開校予定や学費、無料体験の実施状況は変更されることがあるため、問い合わせ時点の公式ページをご確認ください。
調布市での選び方をまとめる
最初に年齢と課程を決め、次に費用・通学・入学条件を同じ表にすると、候補の違いがはっきりします。ASIJは調布市野水のK–12通学型スクール、NWISは仙川の幼児向けプリスクール・キンダー、i Kids Starは仙川のバイリンガル保育、Kids Duo国領は放課後の英語学童です。目的と制度が違うので、同じ「インターナショナルスクール」という検索語で見つけた施設を、一括りにしないことが大切です。
| 希望すること | まず問い合わせる候補 | 問い合わせで確認する軸 |
|---|---|---|
| 小学校〜高校まで英語課程 | ASIJ調布 | 出願資格、空席、総費用、バス路線 |
| 幼児期の英語中心の園生活 | NWIS | 年齢、週日数、延長、卒園後 |
| 駅近で英語・知育・運動の保育 | i Kids Star仙川 | 募集枠、保育時間、助成、送迎 |
| 日本の小学校+放課後英語 | Kids Duo国領等 | 送迎対象、曜日、月謝、長期休暇 |
| 学齢期のオンライン国際教育 | NGA等 | 開校・対象・費用・在籍上の扱い |
初年度にかかるお金は、授業料だけでなく入学金、登録料、設備費、バス、給食、教材、デバイス、行事、長期休業中の保育を加えて見積もります。助成金は家庭の条件や施設の制度区分で違うため、自治体に確認してから差し引いてください。年齢・募集・空席は更新があるので、問い合わせ日と担当窓口を記録し、入園・入学を決定する前に最新情報を再確認しましょう。
英語環境の量だけを比較せず、子どもが安心して質問できるか、先生との相性、家庭との連絡方法、困った時に相談できるかも確認します。見学後に子どもが話した小さな感想は、公式パンフレットだけでは分からない相性の手がかりです。保護者の価値観と子どもの希望をすり合わせ、必要なら公立校や国内の私立校、英語教室を含めて複数の道を残しておくことが、無理のない選択につながります。
調査に使用した一次情報
- ASIJ Admissions Guidelines
- ASIJ Tuition & Fees(2026–27年度)
- 東京都 Tokyo International Schools Portal:ASIJ
- New World International School:アクセス
- New World International School:プリスクール・キンダー
- New World International School:2026–27年度授業料PDF
- i Kids Star仙川:教室・募集・アクセス
- Kids Duo国領:公式教室案内
- 調布市:幼児教育・保育の無償化
- 調布市:認可外保育施設保育料助成事業
- NIJIN GLOBAL ACADEMY:公式サイト
各施設の募集枠・料金・制度は更新されるため、資料記載の年度を確認し、申込み前に学校・自治体へ最新情報をお問い合わせください。


