フランスの日本人学校一覧|パリ日本人学校と各地の補習授業校を比較【2026年】
フランス赴任や移住を前に「フランス 日本人学校」と調べているご家庭へ、パリ近郊の全日制日本人学校と、パリ・リヨン・グルノーブルなどで利用できる日本語補習授業校を整理しました。フランスは地域ごとに教育制度や通学事情が違います。まず住居候補から実際に通える学校を確かめ、平日の在籍校と日本語学習の組み合わせを考えるのが出発点です。
にじいろは株式会社NIJINが運営し、この記事で紹介する「ともだちじゃぱん」も同社の事業です。候補は公式情報で確認できる学校・学習先を掲載し、掲載順はおすすめ順位ではありません。
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1. フランスの日本人学校は地域別に選ぶ。まずは通学地を確認
地域の選択軸:フランス赴任や移住を前に「フランス 日本人学校」と調べているご家庭へ、パリ近郊の全日制日本人学校と、パリ・リヨン・グルノーブルなどで利用できる日本語補習授業校を整理しました。フランスは地域ごとに教育制度や通学事情が違います。まず住居候補から実際に通える学校を確かめ、平日の在籍校と日本語学習の組み合わせを考えるのが出発点です。
フランスの選択肢は、全日制の日本人学校と、別の現地校に通いながら日本語を学ぶ補習授業校に分かれます。フランスの全日制日本人学校はパリ近郊が中心です。パリ補習校の候補は市内・近郊にあり、リヨン領事事務所の管轄ページはリヨン2校、グルノーブル1校、クレルモンフェラン1校を案内しています。これらは同じ通学圏ではありません。ブルターニュや南仏など別地域の住居から、パリやリヨンへ毎週通えると想定せず、住所からの移動時間と授業日を個別に照らしてください。
この記事は、学校の種類・地域・授業頻度を見分け、赴任先に合う候補へ問い合わせるための案内です。住所・費用・募集状況は変わるため、掲載した公館や学校の一次情報を確認し、実際の見学や入学相談で最終判断してください。
| 学び方 | 通う頻度 | 主に向く希望 |
|---|---|---|
| 全日制日本人学校 | 平日・毎日 | 日本の小中学校に近い教育課程を日々受けたい |
| 日本語補習授業校 | 多くは週末 | 現地校・国際校と並行して日本語や教科を学びたい |
| 現地校+家庭・オンライン学習 | 平日校+各家庭の計画 | 現地の言語や教育課程を主軸に日本語も続けたい |
2. 全日制校・補習校・現地校は役割が違う
制度の違い:「日本人学校」と名前に含まれていても、平日の全日制と週末の補習授業校は教育時間も目的も異なります。フランスで学校探しを始めるときは、施設名だけでなく、毎週何日どの教科を学べるか、在籍校を別に持つ必要があるかを確認してください。
全日制の日本人学校は、日本の小学校・中学校に相当する教育課程を行う在外教育施設として文部科学省が認定する学校です。補習授業校は、現地校などに通う子どもの日本語や教科の学習を支える週末の場として設けられ、校舎・授業時間・学年・入学要件は運営者ごとに異なります。
現地校やインターナショナルスクールは、地域の教育課程や国際的なカリキュラムを平日の中心に置きます。そこへ補習校、家庭学習、オンラインの日本語クラスを加える家庭もあります。どの組合せも同じ資格や学習時間を与えるわけではないので、在籍・進級・帰国時の扱いを関係する学校へ確認しましょう。
学校を比べるときは、①学校の制度上の種類、②住所と登校頻度、③学ぶ教科と言語、④入学条件、⑤授業料以外の支出、⑥帰国や転居の際に必要な書類を同じ表へ記入すると、名前の似た制度を混同しにくくなります。
3. フランスで確認できる日本語の学校・教育機関一覧
学校一覧:文部科学省の認定施設一覧などで確認できる学校候補を、1件の全日制日本人学校・校舎と、0件の別種別の私立在外教育施設に分けて掲載しています。所在地や種別の一覧は、希望学年の空席や自宅からの通学可能性を示すものではありません。
フランスの全日制日本人学校はパリ近郊が中心です。パリ補習校の候補は市内・近郊にあり、リヨン領事事務所の管轄ページはリヨン2校、グルノーブル1校、クレルモンフェラン1校を案内しています。これらは同じ通学圏ではありません。ブルターニュや南仏など別地域の住居から、パリやリヨンへ毎週通えると想定せず、住所からの移動時間と授業日を個別に照らしてください。
補習授業校は全日制校の代替校舎として記載していません。別の教育機関、開校曜日、対象学年を持つため、週末の日本語学習先として次の一覧で分けて確認します。
| 学校・選択肢 | 地域 | 種別 |
|---|---|---|
| パリ日本人学校 | パリ近郊(サン=カンタン=アン=イヴリーヌ) | 全日制日本人学校 |

4. フランスの学校を種別ごとに確認する
各校の特徴:パリ日本人学校は、パリ近郊(サン=カンタン=アン=イヴリーヌ)で全日制日本人学校を検討する家庭の候補です。文部科学省の認定した在外教育施設一覧と在フランス日本国大使館の教育機関案内に掲載されています。最新の住所、対象学年、募集枠、編入手続き、費用は学校公式サイトで確認してください。公的な一覧への掲載だけでは、パリ首都圏の全住所から通えることや、希望学年に空きがあることは分かりません。最新の募集要項で、対象学年、通学可能な範囲、必要書類、費用を確認してください。
認定校一覧は学校の制度上の位置づけを確かめる入口です。日々の学校生活、授業時間、学年の空き、入学の条件、費用は学校ごとに別の情報として扱います。公式ページの更新日が古い場合や、募集案内が前年の年度を対象としている場合は、そのまま現行情報として使わず、学校事務局に新年度版の資料を求めてください。
5. フランスの補習授業校・週末の日本語学習先
補習校の役割:全日制の日本人学校が近くにない場合、補習授業校や地域の日本語学習先が候補になります。パリ圏の全日制候補はサン=カンタン=アン=イヴリーヌ方面に位置し、市中心部からの郊外移動が必要になる場合があります。補習校はパリに加えてリヨン領事事務所管内のリヨン、グルノーブル、クレルモンフェランに分散しています。パリから南東部やアルプス地域へ週末ごとに移動する前提を置かず、住居の最寄駅、車の有無、授業の開始時刻を学校とすり合わせましょう。現地校の年度暦と日本語授業の休業日も比較してください。
補習校の「通学圏」は校名に都市名が付いているかだけでは判断できません。通学先の建物、授業曜日、学年、募集枠が今も同じかを学校の最新ページで確かめてください。貸し校舎へ移転した学校や、詳細住所を安全上の理由から個別案内する学校もあります。
一覧にある施設の情報は、公開されている範囲を示しています。公館が連絡先を掲載していても、現在の学級数や費用まで保証するものではありません。入学前に授業の見学が可能か、児童の日本語力の確認方法、家庭での予習・復習、保護者の協力範囲を尋ねると具体的な判断材料になります。
| 学校・学びの場 | 地域 | 確認できる特徴 |
|---|---|---|
| パリ補習授業校 | パリ市内 | 在フランス日本国大使館が全日制校とは別の補習授業校として案内しています。現在の授業場所、対象年齢、曜日、日本語力の目安、費用は運営者に確認してください。 |
| ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ補習授業校 | パリ市内 | 大使館がジャン・ド・ラ・フォンテーヌ校の補習授業校として掲載しています。現在の募集、授業形式、平日の在籍校と両立できる曜日を運営者へ確認してください。 |
| エベイユ学園日本語補習授業校 | パリ近郊 | 在フランス日本国大使館が日本語補習授業校として案内しています。現在の会場、対象学年、授業内容を直接確認してください。公館掲載から最新の費用は確定できません。 |
| リヨンの日本語補習授業校(2校) | リヨン | 在リヨン領事事務所は、管轄内の政府援助対象校としてリヨン市内に2校を案内しています。各校の正式名称と授業会場は、領事事務所ページから確認できる最新の連絡先資料で特定してから問い合わせてください。 |
| グルノーブル日本語補習授業校 | グルノーブル | 在リヨン領事事務所が管轄内の日本語補習授業校としてグルノーブル1校を案内しています。現在の会場、授業日、対象年齢は公館の連絡先資料または運営者へ確認してください。 |
| クレルモンフェラン日本語補習授業校 | クレルモンフェラン | 在リヨン領事事務所はクレルモンフェランにも1校を案内しています。地域の選択肢として掲載されていることは確認できますが、現在の開校状況、学年編成、費用は運営者へ直接確かめてください。 |
在フランス日本国大使館が全日制校とは別の補習授業校として案内しています。現在の授業場所、対象年齢、曜日、日本語力の目安、費用は運営者に確認してください。 公式情報
大使館がジャン・ド・ラ・フォンテーヌ校の補習授業校として掲載しています。現在の募集、授業形式、平日の在籍校と両立できる曜日を運営者へ確認してください。 公式情報
在フランス日本国大使館が日本語補習授業校として案内しています。現在の会場、対象学年、授業内容を直接確認してください。公館掲載から最新の費用は確定できません。 公式情報
在リヨン領事事務所は、管轄内の政府援助対象校としてリヨン市内に2校を案内しています。各校の正式名称と授業会場は、領事事務所ページから確認できる最新の連絡先資料で特定してから問い合わせてください。 公式情報
在リヨン領事事務所が管轄内の日本語補習授業校としてグルノーブル1校を案内しています。現在の会場、授業日、対象年齢は公館の連絡先資料または運営者へ確認してください。 公式情報
在リヨン領事事務所はクレルモンフェランにも1校を案内しています。地域の選択肢として掲載されていることは確認できますが、現在の開校状況、学年編成、費用は運営者へ直接確かめてください。 公式情報
6. フランスで毎日の通学が続くかを確かめる
通学負担:パリ圏では学校名に「パリ」とあっても校舎が市中心部にあるとは限らず、郊外鉄道・バス・送迎の乗り継ぎが通学時間を左右します。パリ日本人学校の現住所と交通案内を契約前に確認し、登校時刻に合わせたルートを試算してください。地方都市では、補習校が借用する学校の校舎、駐車場所、入館方法が年度ごとに変わる場合があります。週末の片道時間に加え、平日の現地校や習い事との両立も確認しましょう。
パリ圏の全日制候補はサン=カンタン=アン=イヴリーヌ方面に位置し、市中心部からの郊外移動が必要になる場合があります。補習校はパリに加えてリヨン領事事務所管内のリヨン、グルノーブル、クレルモンフェランに分散しています。パリから南東部やアルプス地域へ週末ごとに移動する前提を置かず、住居の最寄駅、車の有無、授業の開始時刻を学校とすり合わせましょう。現地校の年度暦と日本語授業の休業日も比較してください。
学校バスがあると案内されていても、全ての住所・学年・曜日で利用できるとは限りません。現在の運行区域、停留所、乗車時間、料金、席の空き、引越し後の変更手続きを学校へ聞いてください。公共交通を使う場合は、子どもの年齢に応じた乗換えや、遅延時の連絡先も確認します。
補習校は週1回でも、遠距離の往復が長いと週末の休息が減ります。現地校の宿題やスポーツ、家族の予定と重ならないか、出発から帰宅までの時間を実際の曜日で記録してください。通学負担が大きければ、より近い地域の日本語クラスやオンライン学習を比較する価値があります。

7. 入学・編入の条件と年度を確認する
入学条件:パリ日本人学校と補習授業校は、同じ「日本の勉強」の場でも出願先が別です。全日制校は希望学年、編入時期、日本語で各教科を学ぶ準備、提出書類、学年ごとの空き状況を確認します。補習校は平日の現地校・国際校に通う子どもを対象にすることが多く、年齢、読み書きの水準、保護者協力、授業曜日に独自の条件があります。大使館が案内していても、入学を保証するものではありません。
パリ日本人学校は日本語を中心に教科学習を行う全日制候補で、補習校は別の現地校等に在籍しながら日本語学習を継続する候補です。大使館案内の補習校一覧に学校名があることと、現在の空席・学年・授業日が確保されることは別です。最新の学校年度、応募締切、教科書、保護者の当番、面談、在籍・成績証明の提出先を各校へ確認してください。現地校の入学はフランス側の地域・学校手続きに従います。
問い合わせる際は、子どもの生年月日、現在の学年、前籍校、日本語の読み書き、海外滞在の期間、予定住所、入学希望日をまとめます。編入学は新入学とは書類や手続きが異なる場合があり、年度途中は希望学年の受入れができないこともあります。
学校に確認したいのは、募集開始日・締切、対象年齢、学年判定、面談や日本語力の確認、在籍証明・成績資料、教科書、体験入学、通学区域、保護者の活動です。公館の一覧や前年の募集要項を見ただけで、現行の定員や条件を決めつけないようにしましょう。
現地校へ入学する家庭は、住所が決まったら地域の教育窓口や希望校へ手続きを確認します。日本人学校や補習校への申込みだけで、現地の在籍手続きが完了するわけではありません。必要書類の翻訳、健康記録、予防接種記録、在留資格などは学校や自治体の指示に従ってください。
8. フランスの学費・通学費を比較する
年間総額:費用は公館の一覧だけでは比較できないため、各校に同じ項目で見積もりを依頼します。授業料のほか入学金、施設費、教材、行事、給食、送迎、保険、補習校の年会費や保護者活動費があるかを確認してください。フランスの学校費用はユーロ払いが中心になるため、請求周期、為替変動、退学・帰国時の返金条件も年間予算に含めます。
見積もりを依頼するときは、授業料を月額・学期額・年額のどれで払うか、年度の長さ、入学金と返金規定、兄弟姉妹の扱いを確認します。補習校は授業料が低く見えても、教材、保険、行事、送迎、家庭学習用の教材が別途かかることがあります。
同じ通貨の金額でも、支払回数や年度の切替えが違えば比較しにくくなります。年間合計に加え、初年度にだけ必要な費用、帰国・転校時に発生する費用、バスや公共交通の費用を分けて記録しましょう。学校のウェブページに掲載された金額は、適用年度が明記されているかを必ず見ます。
公開情報で最新額を確認できない項目は「要問い合わせ」と書き、古い年度の金額を現行料金として扱わないでください。学校から書面の見積もりが届いたら、入学金・授業料・施設費・教材・制服・交通・行事・保険・寄付金の各行を家計表に移すと、候補間の差が明確になります。
9. フランスの選択肢が合わないときはオンライン日本語も比較する
オンラインの選択肢:近くに全日制校がない、補習校の会場や曜日へ通う負担が大きい、または日本語を使う同年代の相手と継続して話す場を探している家庭は、オンライン日本語スクール「ともだちじゃぱん」も比較できます。公式案内が掲げる特徴は、8人制の少人数クラス、日本の現役教員、対話・探究を取り入れる授業、朝の会や授業後のオンライン上の居場所です。公式サイトでは月約100コマのライブ授業と2026年12月のパイロット開校を案内しています。開校前の計画であり、最新の日程・対象・費用は公式資料で確かめてください。全日制の認定校やフランスの在籍校を置き換える制度ではありません。
ともだちじゃぱんは、現地校や日本人学校のような平日全日制の在籍校とは役割が違います。地域の全日制校が遠い家庭、補習校の曜日が合わない家庭、現在の学校を続けながら日本語で話す同年代を増やしたい家庭には、比較対象になることがあります。一方で、校舎での毎日の集団生活、現地の学校籍、認定された教育課程が必要な家庭には、在籍校を別に選ぶ必要があります。
日本人学校・補習校・現地校・オンラインスクールは、優劣を一つの尺度で決められません。学校生活を毎日日本語で送りたいのか、現地の言語と教育課程を中心にしたいのか、週末に日本語の時間を足したいのかを先に決めます。そのうえで、子ども本人が参加しやすい時間帯、授業形式、友人との関係、費用を比べてください。
相談では、今の学校と学年、使っている言語、日本語で困っていること、希望する時間帯、滞在先、帰国の見通しを伝えます。開校前の案内は予定変更の可能性があるため、学費や開校日程を確定事項として扱わず、公式の最新資料と相談窓口で確認しましょう。
| 比較項目 | 全日制日本人学校 | 補習授業校 | オンライン日本語学習 |
|---|---|---|---|
| 授業頻度 | 平日・毎日 | 多くは週末 | 家庭の時間帯に合わせる |
| 主な役割 | 日本語中心の学校教育 | 他校と並行した日本語学習 | 場所に左右されにくい対話・学習 |
| 通学・送迎 | 毎日の通学を確認 | 週末の会場を確認 | 通信環境と時差を確認 |
| 資格・在籍 | 学校の認定や在籍条件を確認 | 現地の在籍校と併用する場合が多い | 正規の在籍・卒業資格の代わりではない |
| 確認事項 | 学年・空席・学費・バス | 対象・日本語力・曜日・教材 | 開校予定・時間割・費用・適合性 |
10. 日本語と現地の言語を無理なく続ける
日本語の継続:フランス語環境への適応と日本語の継続は、同じ週の中で時間を配分して考える必要があります。日本人学校では日本語の教科と学校生活を日々経験しやすい一方、現地社会との接点は家庭が意識して作ることになります。現地校と補習校を組み合わせる場合は、日本語学習を週末だけに任せず、読書・会話・作文など短時間の習慣も現実的な範囲で続けると、授業とのつながりを作れます。
週の時間割に、フランスでの平日校、補習校、オンライン学習、家庭での読書を並べてみましょう。日本語の時間を増やすだけでなく、現地の言語を使う学びや友達との時間を削りすぎないバランスが必要です。
日本語の読み書きが学年相当でも、海外の学校で身につける語彙や教科の進み方は異なることがあります。帰国の時期が近づいたら、日本の学校へ提出する記録、使用教科書、学習内容、在籍証明の発行方法を現在の学校へ相談し、受入れ先の学校にも必要な資料を確認してください。
子どもが日本語で話したくない、宿題で疲れているなどの様子があれば、学習時間だけを増やす前に、学ぶ相手、テーマ、授業時間、休息を見直します。本人が何を続けたいかを聞き、親が管理する課題と子ども自身が選ぶ活動を分けると、習慣を調整しやすくなります。
11. フランスの現地校と日本語の学びを組み合わせる
併用の設計:フランスの現地校や国際校を平日の中心にする場合、入学手続きと日本語学習を別々に組み立てます。日本語補習校は毎日通う日本人学校と授業時間・履修範囲が異なるため、現地語の授業、宿題、休暇日程を確認したうえで、日本語の読み書きや教科をどこまで補うかを決めましょう。国際セクションのある学校も地域にありますが、募集地域・言語要件は各校の公式案内が基準です。
二つの学校に関わると、保護者の連絡先、欠席届、健康情報、年間予定、教材の管理が二系統になります。どちらの学校へどの情報を伝えるかを確認し、休暇の重なりや試験期間、学校行事が衝突しないか年度初めに照合しましょう。
土曜の補習校を選ぶなら、金曜夜の宿題、土曜の送迎、日曜の休息を一つの週末計画として考えます。平日にオンライン学習を入れる場合は、現地の授業や習い事のあとに長時間画面を見ることにならないか、参加時間と休憩を試験的に調整してください。
進級や帰国時に何を優先するかは、子どもの年齢と予定で変わります。日本の教科書を続けたい、現地語を伸ばしたい、友人関係を守りたい、帰国後の学年差を小さくしたいなど、家庭の目標を二つか三つに絞って学校へ伝えると、具体的な提案を受けやすくなります。

12. 学校を選ぶためのチェックリスト
比較の視点:通える範囲:学校の所在地、バス区域、最寄駅、通常の登下校時刻、遅延時の対応を確認した。
子どもに合うか:学年、授業言語、日本語の読み書き、少人数・集団の環境、見学や体験の可否を確認した。
費用と継続性:授業料だけでなく、入学金、施設費、教材、交通、制服、活動費、返金条件を確認した。
家庭の予定:平日の勤務、きょうだいの送迎、補習校の宿題、休息日、時差を含む時間割を一週間分作った。
将来の接続:転校や帰国の時に必要な成績資料、在籍証明、教科書、学習記録の発行について質問した。
| 家族が大切にしたいこと | 優先して見る候補 | 学校へ尋ねること |
|---|---|---|
| 日本語中心の毎日 | 近隣の全日制校 | 対象学年、受入れ枠、通学方法、学費 |
| 現地校と両立する日本語 | 地域の補習授業校 | 授業曜日、教科、日本語力、家庭学習 |
| 送迎を減らして話す機会を増やす | オンライン学習 | 時間帯、授業人数、開校時期、資格との関係 |
地域に合わせた比較:フランスでの比較では、候補校を「パリ圏の全日制」「都市圏の補習校」「現地校・国際校」の三つに分けると判断しやすくなります。たとえばパリ勤務でも、学校が郊外にあるなら、勤務地に近い住居を優先すると通学が長くなることがあります。逆に学校の近くへ住む場合は、保護者の通勤時間が増えるかもしれません。住居・学校・勤務先の三地点を地図に置き、朝の出発時刻と帰宅後の宿題時間まで比較してください。リヨンなど地方都市は、補習校が週末に開くかだけでなく、現地校の休日と授業内容が合うかを学校へ質問します。
入学後の見通し:入学説明を受けたら、家族の希望を「日本の課程を毎日続けたい」「現地校でフランス語を学びたい」「週末に日本語の読み書きを補いたい」のように優先順位づけします。学校側へはその希望を率直に伝え、現状の日本語力で授業に参加できるか、どの学習を家庭で支えるかを相談しましょう。単に学校名や評判で選ぶより、住まいからの往復時間と子どもの一日の過ごし方を組み合わせて判断できます。加えて、渡仏直後に住居や勤務先が変わる可能性がある家庭は、住所変更後に通学バスや補習校の会場を変更できるかも確認します。年度の途中で入学する場合には、前籍校の在籍証明・成績記録・健康情報をどの言語で提出するかを早めに尋ねておくと、初日の手続きが整いやすくなります。
13. フランスへ移る前の準備スケジュール
渡航前の準備:渡航が決まったら、学校候補を2〜3校に絞る前に、住所の候補、子どもの年齢と学年、日本語の読み書き、現地校への入学時期をまとめます。まず公館の教育情報と文科省の認定一覧で学校種別を見分け、次に各校の公式募集ページで現行の募集年度を確認しましょう。
入学希望の半年ほど前を目安に、学校へ空席、選考、校区、バス、費用、見学日を問い合わせます。移動時期が迫っている場合は、期限を待たずに現状を説明してください。週末校は学年別に定員が異なり、募集開始や体験日が平日校と異なることがあります。
渡航前は在籍校から成績資料、在籍証明、健康情報、教科書関連書類を受け取り、翻訳が必要か受入先へ確認します。渡航後は住所と通学経路を確定し、授業開始の数週間後に疲れ方や宿題量を家族で振り返りましょう。選んだ方法を固定せず、本人の様子に合わせて調整することが大切です。
14. フランスの日本人学校選びでよくある質問
確認先:最新の募集情報や費用は、学校ごとの公式案内に従ってください。公館や文科省の一覧と学校ページで記載内容が異なる場合は、発行日を確認し、運営校へ直接問い合わせます。
フランスで日本語の学校は何校ありますか?
今回の確認では、全日制日本人学校・校舎が1件、別種別の私立在外教育施設が0件あります。補習授業校は別種別です。募集状況や通学区域は各校に確認してください。
日本人学校と補習授業校の違いは何ですか?
全日制校は平日毎日通う教育課程、補習授業校は現地校などと並行して日本語や教科を学ぶ週末の場です。授業時間と在籍の扱いが異なります。
学費はいくらですか?
費用は公館の一覧だけでは比較できないため、各校に同じ項目で見積もりを依頼します。授業料のほか入学金、施設費、教材、行事、給食、送迎、保険、補習校の年会費や保護者活動費があるかを確認してください。フランスの学校費用はユーロ払いが中心になるため、請求周期、為替変動、退学・帰国時の返金条件も年間予算に含めます。
オンラインのともだちじゃぱんだけで日本の学校に在籍できますか?
ともだちじゃぱんはオンライン日本語スクールです。全日制の認定日本人学校や現地校の在籍を置き換えるものではないため、在籍や資格については学校と関係機関へ別途確認してください。
入学する前に何を問い合わせればよいですか?
生年月日と学年、空席、日本語力、入学日、住所、通学バス、必要書類、費用、返金条件を伝えて確認しましょう。
主な出典
確認の基準:学校・公館・文部科学省などの一次情報です。募集枠、入学条件、授業料は各校の最新案内でご確認ください。

