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北区のインターナショナルスクール|フランス系・日仏バイリンガル・小学校国際クラス【2026年版】

2026 10/15
学びの選択肢 インターナショナルスクール 愛知県
2026年10月15日
北区のインターナショナルスクール記事。赤羽や滝野川をイメージした緑豊かな街並みのアイキャッチ
目次

北区のインターナショナルスクールは「フランス系」と「英語系」を分けて見る

東京都北区には、フランス教育課程のLFI Tokyo、日仏多言語教育を掲げるEIFJ、国内の私立小学校に設置されたインターナショナルクラスという異なる選択肢があります。同じ「インターナショナルスクール」という検索語でも、授業の中心言語、学校制度上の位置づけ、入学条件、卒業後の進路は同一ではありません。北区の学校を探すご家庭は、英語だけで授業を受けたいのか、フランス語を主軸に複数言語を学びたいのか、日本の小学校課程を土台に英語教育を強化したいのかを先に整理すると比較しやすくなります。

本記事では、滝野川のLycée Français International de Tokyo(LFI Tokyo)、西が丘の東京日仏国際学園(EIFJ)、赤羽台のサレジアン国際学園小学校インターナショナルクラスを中心に、2026年10月時点で公開されている行政・学校公式情報を確認しました。加えて、英語を放課後に学ぶ教室は全日制校とは区別して扱います。所在地が北区にあっても、区内の子どもだけを受け入れるとは限らず、都内外から通う家庭も含め、通学路と登下校時間を実地で確かめる必要があります。

学校の種類を比べる前に、年齢・希望言語・日本の学校への在籍・通学可能時間・卒業後の希望を家族で共有しておきましょう。北区には幼児保育から高校段階までを掲げる学校も、小学校段階のクラスもありますが、保育施設が小中学校の代わりになるわけではありません。入学先の教育課程が日本の就学義務や進学希望先でどのように扱われるかは、学校・自治体・教育委員会へ個別に確認してください。

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北区で候補になる学校・学び場を比較

北区の主な候補は、フランス語主軸の一貫校、仏・英・日の多言語校、日本の私立小学校の国際クラスで、学びの前提がそれぞれ違います。まずは所在地・対象段階・授業言語・制度上の性格を並べます。定員・費用・募集状況は年度や空き状況で変わるため、以下の比較は学校の公式掲載内容を理解する入口としてご利用ください。

学校・学び場 北区の所在地 対象の目安 教育の特徴 確認したい制度・費用
LFI Tokyo 滝野川5-57-37ほか 幼稚園から高校まで フランス教育省課程。AEFEネットワークの学校 学年別授業料、入学費・再登録費、就学上の扱い
東京日仏国際学園(EIFJ) 西が丘1-40-13 保育園1歳半〜、幼稚園・小中高 フランス語・英語・日本語、IB PYP実施認可を学校が公表 日本での施設区分、フランス教育省認可の進捗、学費・募集枠
サレジアン国際学園小学校 インターナショナルクラス 赤羽台4-2-14 小学校 日本の私立小学校の教育課程特例校。2027年度からSG・AG 国内小学校としての課程、入試区分、年度別学費
Kids-Talkなどの英語教室 赤羽周辺など 幼児・小学生等(コースによる) 英語レッスンや放課後の学習機会 全日制の学校ではない。対象年齢・授業回数・月謝を確認

「インターナショナル」という名称だけで、英語で教科を学ぶか、日本の小学校卒業資格に相当する扱いがあるかを判断することはできません。学校の教育課程と法的な位置づけは別々の質問です。特に、フランス語が主な教育言語の学校は、英語系インターを探している家庭の希望とずれる可能性があります。一方、英語教室は学校の代替ではなく、在籍校に通いながら英語に触れる選択肢として比較するのが適切です。

東京都の国際学校ポータルが示す北区の候補

東京都のTokyo International Schools Portalでは、北区の学校情報としてLFI Tokyoが掲載され、滝野川のキャンパス住所と教育課程が確認できます。同ポータルは学校名、連絡先、キャンパス、学校段階、授業言語、課程などをまとめた東京都の案内です。掲載時点・更新年度を併せて読み、最終的な受け入れや料金は学校公式の当年度資料で確認する必要があります。

ポータルの2025年更新情報では、LFI Tokyoの本校舎が北区滝野川5-57-37、別館が滝野川5-44-1とされ、幼稚園・小学校・中学校・高校を設ける共学校として掲載されています。学校の主要カリキュラムはフランス教育省の課程で、フランスのバカロレアを目標とする教育内容と説明されています。授業言語としてフランス語、英語、日本語、スペイン語、ドイツ語が記載されていますが、複数言語が授業言語の欄に載ることと、全教科が英語で行われることは同じではありません。

学校ポータルが掲載する授業料の数字は、ページに示された更新年度が2025年です。2026–2027年度については、LFI Tokyoの公式料金ページが別途年度表へのリンクを掲載しています。古いポータルの数字を今年度の支払額として案内せず、公式ページから現行の学年別表、給食・交通費など追加費用、減免の適用条件を確かめてください。情報源ごとの年度を明記して比較することが、入学後の予算誤差を小さくします。

北区の緑道と街並みを望む明るい風景

LFI Tokyo:フランス教育課程で幼稚園から高校まで学ぶ

LFI Tokyoは、英語を主言語とする一般的なインターナショナルスクールではなく、フランス教育省の課程に沿って学ぶフランス系の一貫校です。フランス在外教育庁(AEFE)の監督下にあること、幼稚園から高校段階までを設置していること、フランスのバカロレアを視野に入れた教育を行うことを、東京都ポータルと学校公式案内が示しています。英語や日本語などの学習もあるため、多言語の環境を求める家庭には候補になりますが、日々の授業でどの言語が使われるかは学年・教科別に尋ねてください。

滝野川の本校舎・別館はいずれも北区内です。東京都ポータルは電話03-6823-6580、メールcontact@lfitokyo.orgも掲載しています。学校年度は9月から翌年8月とされ、日本の4月始まりとは異なるため、転入のタイミング、学年対応、前籍校からの成績・在籍書類、年度途中入学の可否を早い段階で相談しましょう。学校は複数キャンパスを持つため、志望学年の校舎と登下校経路がどこになるかも確認事項です。

フランス課程に魅力を感じる家庭でも、卒業後の進路計画を「フランス語圏に進む」「日本の高校・大学へ戻る」「英語圏を含む海外へ進む」など複数のシナリオで話し合う必要があります。移行時に必要な単位・書類・語学力は受け入れ先の学校・大学が決めます。LFI Tokyoの進路支援、フランスの試験制度、国内校への編入条件については、学校と希望する進学先の双方へ確認してください。

LFI Tokyoの費用・入学条件は2026–2027年度資料を基準に

LFI Tokyoの費用を見積もるときは、授業料だけでなく再登録・給食・通学などの項目と、資料の年度を合わせて確認します。学校公式の請求案内は2026–2027年度の授業料表を掲載し、学費の請求を9〜12月、1〜3月、4〜6月の三期に分けると案内しています。再登録費や試験申込費も別途記載があり、給食とスクールバスは請求時期・対象が別になる場合があります。年度表を開き、希望学年の金額と一時費用を見積書にまとめてもらいましょう。

東京都ポータルには2025年時点の授業料目安も掲載されていますが、更新年度が異なるため2026–2027年の請求額と混在させてはいけません。検索結果のスニペット、第三者の学校比較表、過年度のPDFから古い数字を転記するより、学校公式の料金ページにある最新ダウンロード表を基準にする方が安全です。為替・物価・在籍区分で変更される費用があるかも問い合わせます。

入学条件は希望学年の募集ページ・入学案内で確認します。問い合わせ時には、現在の在籍校、フランス語・英語・日本語の学習歴、転入希望月、過去の成績表、保護者が用意できる言語支援を伝えましょう。ポータルに記載された学校全体の定員は、学年別の空席や入学許可を保証しません。見学枠、選考、書類の翻訳、保護者面談の実施言語、合否後の納付期限は、必ず最新の募集案内で確かめます。

東京日仏国際学園(EIFJ):仏・英・日の学習環境

EIFJは北区西が丘にあり、保育園から高校段階までの教育・保育プログラムと、フランス語・英語・日本語を含む学習環境を案内しています。北区の無償化対象施設一覧にも「東京日仏国際学園」、西が丘1-40-13、電話03-5948-9480が掲載されています。学校公式の保育園ページは1歳半〜3歳のプログラムを案内し、入学ページは幼稚園・小学校・中学校・高校を含む3〜18歳向けの案内を分けて掲載しています。年齢区分と受付学年は、誕生日の基準や年度開始時期を含めて直接確認してください。

同校の特徴として、フランス語・英語・日本語の学習と、フランス国定カリキュラム、初等教育段階のIB PYP実施認可が公式サイトに記されています。授業言語の比率はコース・学年で異なるため、三言語を同じ比重で学ぶという意味ではありません。子どもがフランス語未経験の場合の導入支援、日本語の読み書き、英語の到達目標、家庭への学習報告の方法を具体的に聞きましょう。

公式入学案内は、空席状況により学年度途中の受け入れを行うと記載しています。ただし、どのクラスに空きがあるかを公表ページだけで判断することはできません。問い合わせでは希望の学年・入学月・利用日数・既習言語を伝え、入学前の学力・語学確認、面談、クラス配置の手続きを確認します。パンフレットやウェブサイトに掲載された教育理念を、本人の日々の時間割や宿題量と結びつけて理解することが大切です。

自然光の中で本を読む子どもたち

EIFJの制度上の位置づけと、学費情報の読み分け

EIFJの公式採用情報は、日本法人運営の私立教育機関であり、東京都の指導監督基準を満たす認可外保育施設として証明を受け、IB PYPの実施認可を受けていると説明しています。同時にフランス教育省の認可取得を目指しているとも記載されています。このため、IBの実施認可を受けていることと、日本の学校教育法上の一条校であること、フランス教育省の認可がすでに取得済みであることを混同しないでください。制度的な判断が必要な場合は、教育委員会・就学先と学校に、最新の証明書・認定範囲を示して相談します。

EIFJの入学ページは2026–2027年度の授業料・支援案内へリンクし、費用ページではCAP EIFJという長期在籍時の授業料上限制度を説明しています。初年度・2年目・3年目と、4年目以降で扱いが異なり、授業料以外のスクールバス、弁当、放課後活動、ホリデースクール、延長保育などは上限制度の対象外です。金額の詳細は最新の公式料金表で学年・在籍プログラムごとに確認し、入学金、教材、給食、保育時間、休暇中の費用を含む年間総額を計算してください。

学校公式ページには公的補助や減免に関する独自の説明もありますが、最終的な適用可否・上限額は居住自治体の制度と個々の認定によります。北区の制度と学校が案内する補助レンジが一致するとは限りません。北区のページで対象年齢、保育の必要性認定、対象施設、申請方法を確認し、区の窓口から受給見込みを聞いたうえで家計計画に反映します。兄弟割引・奨学金など学校の支援制度は、申請条件と併用可否を学校へ確認してください。

北区の保育無償化・補助は施設名だけで決まらない

北区は2026年10月分から認可外保育施設等の補助上限額を改定しており、年齢・保育の必要性・住民税区分で利用できる金額が異なります。区の2026年度案内では、3〜5歳児クラスの施設等利用費は月額40,300円、0〜2歳児の住民税非課税世帯は45,700円が制度上の上限です。別の認可外保育施設保育料負担軽減補助金と合算した上限額が示される場合もありますが、補助が自動的に全額支給されるわけではありません。支払い済み領収書や施設確認、区への請求手続きが必要です。

北区の無償化対象施設一覧にEIFJが掲載されていることは、制度対象施設の確認に役立ちます。しかし、子ども本人が対象年齢か、保育の必要性認定を受けたか、何歳児クラスに属するか、利用料が補助対象の範囲かは各家庭の条件で判定されます。送迎費・給食費・行事費など対象外となる費目もあるため、施設の請求書で内訳を分けてもらいましょう。

2026年度の北区ページは年度途中に改定されており、9月分までと10月分以降で補助内訳が違います。前年度の案内や他自治体の金額を参考にせず、利用する月に有効な制度を確認してください。幼児教育の無償化、自治体の保育料負担軽減、学校独自の奨学制度は別の仕組みです。区の認定が下りる前に学校費用から補助金を差し引いてしまわず、補助が不認定・遅延した場合も支払えるかを見積もります。

サレジアン国際学園小学校:日本の小学校課程に国際クラス

サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスは、赤羽台にある日本の私立小学校に設けられたクラスで、全日制の外国人学校とは制度が異なります。学校公式サイトは、教育課程特例校としての英語学習環境、教科横断型のiTime、PBL型授業、創造力・思考力・リーダーシップ・共創力を柱に掲げています。日本の小学校としての学びを土台に、英語環境を強めたい家庭にとって、LFI・EIFJとは違う比較軸になります。

2027年度入学生について、学校は英語経験に応じてSG(Standard Group)とAG(Advanced Group)の二つを設けると案内しています。SGは英語未経験から段階的に英語環境へ移ることを想定し、AGは入学直後から英語で学習する経験を活用するグループです。学校公式募集要項ではAGは英語を主とする入試、SGは日本語を主とする入試とされ、SGは英語力の有無を合否基準にしないと説明されています。帰国生枠の資格には海外滞在期間の証明も必要です。

授業の言語だけでなく、国語・算数・理科・社会など各教科の扱い、家庭学習の言語、英語を初めて学ぶ児童への支援、年度途中の編入条件を聞きます。公式サイトが示す「英語経験に応じたグループ」は、保護者が希望だけでクラスを選べるという意味ではありません。応募区分・選考内容・学級編成は年度の募集要項に従います。最新説明会で授業と施設を見て、子どもが日々安心して参加できる環境かを確認してください。

北区の公園から住宅地を眺める景色

2027年度入試・費用と通学圏を確認する

サレジアン国際学園小学校の2027年度募集要項は、応募できる生年月日、受験料、日程、入学金を具体的に示しており、年度を特定して準備できます。募集要項では2020年4月2日から2021年4月1日までに生まれた児童が対象で、インターナショナルクラスと星美クラスを合わせて120名と記載されています。受験料は3万円、入学金は40万円です。A・B・C日程の出願・試験・納付期限は別々で、締切後に必要書類を追加できない場合があります。出願する年度の公式ページを確認し、入試日程をカレンダーに登録しましょう。

学校FAQは、通学可能地域の特別な指定はないと案内していますが、これは毎日の通学負担が問題にならないということではありません。北区内でも駅・バス停からの距離や乗り換えが違い、近隣自治体からは朝の混雑、帰宅時間、放課後活動の終了時刻が家庭生活を左右します。候補駅から赤羽台の校舎まで、平日朝の時間帯に親子で実際に移動し、雨の日や遅延時、低学年の歩行速度を想定してください。

授業料・施設費・制服・教材・給食・行事・スクールバスなど、6年間の総費用は年度資料で確認します。学校FAQには星美クラスの費用例が載ることがありますが、インターナショナルクラスの支払額にそのまま当てはめないでください。入学金・受験料以外の費目、翌年度の改定、補助金の対象範囲、兄弟姉妹の扱いを書面で確認すると、入学後の費用を比較しやすくなります。

北区の英語教室は「学校」ではなく放課後の選択肢

Kids-Talkなどの英語教室は、学校の在籍先を探すのではなく、英語のレッスンや放課後活動を追加したい家庭向けの候補です。赤羽周辺には幼児・小学生向けの英語教室があり、学校へ通いながら週の一部で英語を学ぶ方法を検討できます。公式サイトのコース案内で対象年齢、曜日、授業時間、定員、月謝、教材費を確認してください。ウェブ上の「キンダー」「スクール」という呼び方だけでは、終日預かりや教科学習を行うかは分かりません。

放課後教室は、全日制インターナショナルスクールに比べて、現在の小学校を変えずに英語に触れる時間を作りやすい点が特徴です。その一方、英語環境が週数時間に限られる場合、授業を英語で受ける力を短期間で養うとは限りません。レッスン内の講師言語、子ども同士の会話、読み書き、宿題、欠席振替の実際を体験授業で確かめ、家庭での英語接触とどう組み合わせるか考えます。

全日型を希望する家庭でも、英語教室を補助的に使う選択肢があります。ただし、複数の活動を詰め込みすぎると、子どもの休息や遊び、宿題の時間が不足することがあります。通学・授業・移動・食事を含む平日の予定表を作り、週の合計負担を本人と一緒に見直してください。教室が就学相談や学校資格について説明しているかは、教育機関としての役割を確認する質問とは切り分けます。

年齢別に見る北区の選択肢

候補を絞るときは、幼児の保育、小学校入学、小学校以降の進路という年齢段階ごとに、必要な制度・言語を整理します。乳幼児期に必要なのは、毎日の養育、保育時間、食事・睡眠、保護者との連絡です。EIFJの保育プログラムや北区の保育制度を調べる場合、保育の必要性認定・無償化対象・申込方法も併せて確認します。幼児の英語経験を重視しても、次の学校段階が同じキャンパスで継続するか、言語やカリキュラムが変わるかを事前に把握しましょう。

小学校入学を考えるなら、国内の小学校課程を希望するか、フランスの教育課程で学ぶことを希望するかが大きな分岐です。サレジアンの国際クラスは2027年度からSG・AGの枠組みが示され、LFI Tokyoはフランス課程、EIFJは独自の多言語構成と学校の制度説明を確認する必要があります。授業言語の組み合わせ、入試・配置、学費、卒業後の進路を同じシートに記入して比べてください。

中学・高校段階では、希望する大学や国の入学要件と、今の学習記録が接続できるかが重要です。高校卒業資格、フランスのバカロレア、国際資格、国内大学の受験資格は別々の制度です。学校名に「International」があるから国内外すべての進学に自動で対応できるとは考えず、志望先に必要な認定・成績証明・試験科目を確認します。転入後に必要な日本語・数学の学び直しや、家族の転居可能性も含めて計画しましょう。

多言語の本が並ぶ明るい学習スペース

英語・フランス語・日本語、家庭が優先する言語を決める

北区の学校選びでは「英語の時間が多いか」だけでなく、どの言語で教科を理解し、読み書きの基礎を身につけるかを見ます。LFI Tokyoはフランス課程を軸に多言語を扱い、EIFJはフランス語・英語・日本語の学びを掲げます。サレジアンの国際クラスは小学校段階からの英語教育を国内課程に組み合わせ、2027年度入学で英語経験別のグループを設けると案内しています。子どもが日常的に使う言語と授業言語の距離によって、入学直後の負担が変わります。

見学時には、英語・フランス語・日本語それぞれについて、週何時間かだけでなく、算数や理科など教科の指示・教材・評価に何語を使うかを質問します。複数言語がパンフレットに並んでいても、全児童が全言語で同じ水準に到達するとは限りません。家庭で保護者が支援できる言語、本人が困ったときに先生へ相談できる言語、日本語の読解・作文を続ける方法を一緒に確認してください。

進級して言語バランスが変わることもあります。保育から幼稚園、小学校、中学校へ進む際に、担当する先生や授業言語、必要な外部試験が変わるかを一覧にし、転校時の引き継ぎ資料を確認します。特定の言語を選ぶことは、他の言語を捨てることではありません。現在の強みを保ちつつ、家庭が必要だと思う言語の読み書き・会話をどの場所で支えるのか、学校と家庭の役割分担を話し合いましょう。

学校の制度区分と就学・進学資格を混同しない

学校の教育内容が魅力的でも、日本の学校教育法上の区分や、自治体における就学手続きは別に確認する必要があります。東京都や学校のウェブサイトに掲載される「インターナショナルスクール」「国際バカロレア」「フランス教育課程」などの言葉は、カリキュラムや組織ネットワークを説明する情報です。日本の一条校として認可されているか、認可外の教育施設として届けられているか、各種学校として扱われるかは、個別に確かめる制度上の論点です。

サレジアン国際学園小学校のような日本の私立小学校に置かれた国際クラスと、認可外施設として北区のリストに掲載されるEIFJとでは、日本の教育制度上の前提が異なります。LFI Tokyoについても、AEFEのネットワークやフランス教育課程の説明だけから、日本の学校資格を推定してはいけません。入学前に在住自治体の教育委員会へ、学齢児の就学義務、住民票、在籍確認、転入時の手続きについて相談してください。

海外大学・国内大学への進学を見据える場合は、学校が発行できる成績証明、卒業資格、試験資格、在籍期間の証明、翻訳・認証の有無を先に確認します。進学先が受験資格を判断する場合、受け入れ先の大学や教育機関から直接書面で確認することが重要です。将来の選択肢がまだ決まっていない家庭は、国内課程に接続しやすい道と、外国課程で学ぶ道の両方について、必要書類・移行時の補習・語学要件を比較しましょう。

赤羽・十条・滝野川・西が丘から通う生活を試す

学校が北区内に複数あっても校舎の場所は離れているため、駅からの所要時間と毎日の送迎・乗り換えを実地で試すことが大切です。LFI Tokyoは滝野川、EIFJは西が丘、サレジアン国際学園小学校は赤羽台です。東京都の北側や埼玉県南部からも通学圏を検討できますが、通学圏に明確な指定がない学校でも、始業時刻に間に合うか、低学年が安全に移動できるか、放課後活動後に帰宅できるかは別の問題です。

見学日には、最寄り駅から校門までの道を歩き、坂道・交通量・横断歩道・雨天時の屋根の有無を確認します。スクールバスがある学校では、運行エリア、停留所、費用、遅延時連絡、欠席時の乗車扱いを聞きます。公共交通を使う場合、朝夕の混雑、乗換回数、定期券の負担、保護者の通勤方向との兼ね合いも調べます。学校が公表する「通学可能」という条件を、そのまま家庭にとって無理のない距離だと解釈しないでください。

災害・事故・体調不良のとき誰が迎えに行けるか、複数キャンパス間の移動があるか、入学後に転居した場合の通学をどう続けるかも検討します。学校の災害対応、避難場所、保護者連絡アプリ、引き渡し手順は説明会で質問できます。毎日の通学は学習の一部であり、授業内容が合っていても家庭の生活が破綻するほど長い移動では継続が難しくなります。平日朝の試走で、現実的な時間を確かめましょう。

中盤でオンライン型という選択肢も比べてみる

北区の校舎へ通うことが合わない場合、通学型と役割の異なるオンラインの学びを比較候補に加える方法もあります。NIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、日本国内外の6〜18歳を対象とするオンラインインターナショナルスクールで、公式サイトは2027年9月開校予定と案内しています。北区に通学拠点を持つ学校や保育園とは異なり、家からオンラインで参加する設計です。移動負担や居住地の制約を減らしたい家庭に検討材料になりますが、対面の保育・校舎生活が必要な家庭には同じ役割を果たしません。

公式サイトでは、8名クラス、日英バイリンガルのメンター、ライブ授業、対話を中心とした学び、週2回の社会共創プロジェクトなどの構想を紹介しています。現在の通学型国際学校の授業内容と単純な優劣比較はできず、開校準備中の情報は更新される可能性があります。対象年齢、日々の授業時間、言語支援、学費、出席・評価、対面行事の有無は、開校情報や説明会で最新の条件を確認してください。

オンライン型を選ぶときは、子どもが画面越しに仲間と交流できるか、家庭に学習スペースとネット環境があるか、保護者の見守りがどれくらい必要かを考えます。毎日校舎に通い、休み時間や給食を仲間と過ごす経験とは性質が違います。NGAのプログラムだけで日本の一条校と同等の資格が得られると推測せず、就学・進学・卒業資格は公式情報で別途確認してください。対面の学校に通いながら補完的に使う方法が可能かも、家庭と本人の希望に合わせて相談しましょう。

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通学型以外の選択肢も比較する

校舎に通う方法が合わない場合は、オンライン型の学びも含めて最新情報をご確認ください。

学び方を確認する

家族の希望別に選び方を整理する

選択肢は学校名の人気順ではなく、家庭が必要とする教育言語・制度・通学形態の組み合わせで絞るのが実用的です。フランス語を基礎に幼稚園から高校までの教育課程を希望する家庭は、LFI Tokyoの授業言語、年度、進路、費用を中心に調べます。仏・英・日の学びに関心があり、北区の補助制度や学校の制度的位置づけを丁寧に確認できる家庭はEIFJを候補にします。国内小学校としての課程を基本に、英語を強化したい家庭はサレジアンのSG・AG、試験、日々の英語環境を見学します。

英語を週数時間学べれば十分で、現在の小学校を続けたい場合には地域の英語教室が合うこともあります。放課後だけでなく、毎日の学校生活そのものを変えたい場合は、英語教室を全日制校と同じ候補に並べないようにします。通学型の学校が本人の心身に合わない、遠距離通学が難しい、居住地を変えずに国際的な対話を増やしたい場合には、オンライン型の条件や開校時期も確認対象になります。

どの候補にも、合う家庭・合わない家庭があります。フランス語で学ぶ意思がない、学費総額が家計の範囲に収まらない、毎日の通学が難しい、対面での活動が必須など、除外条件を先に決めると、説明会を何校も回った後に迷う時間を減らせます。候補ごとに「これが満たされなければ選ばない条件」を一つか二つ書き、本人の意見も聞いてください。

緑に囲まれた北区の街並みと歩道

見学・問い合わせで使えるチェックリスト

見学前に質問項目を統一すると、異なる制度の学校でも比較できる情報を持ち帰れます。学校へ問い合わせる際は、学年・年齢・希望時期・現在の在籍先を伝え、対象クラスが受付中かを最初に確認します。見学での印象だけでは費用や進路を比べにくいため、説明資料・授業時間割・料金表・就学上の区分を同じフォルダに保管しましょう。

  • 授業・保育の中心言語と、学年・教科ごとの言語の違い
  • 2026–2027年度の募集枠、出願資格、面談・試験・入学時期
  • 授業料、入学金、再登録、教材、給食、送迎、行事、延長費の合計
  • 日本の学校教育制度上の区分、就学時に必要な教育委員会への手続き
  • 成績証明・卒業資格・国内外の進学先で必要となる書類
  • 通学路、始業・終業時刻、校舎・別館、災害時の引き渡し方法
  • 保育・放課後活動の場合、預かり時間、保育の必要性認定、区の補助
  • 子どもが困ったときに相談できる言語、学習支援、保護者への連絡方法

質問への回答は、口頭説明だけでなく年度が分かる資料やメールで残しておきます。学校の公式ページに書かれていることと、見学時に説明されたことが違う場合は、募集担当者に確認して更新情報を受け取ります。制度や補助の判断は区の担当部署へ、学校への入学・費用は学校へ、卒業後の資格や進学条件は受け入れ先へと、問い合わせ先を分けることが大切です。

よくある質問

「北区のインターナショナルスクール」といっても、幼児保育・学校・英語教室では確認すべき制度が違います。ここでは公式情報を基に、問い合わせ前に多い疑問をまとめます。募集・空き・料金は変動するので、記事の説明を個別の入学可否の確約として扱わず、必ず志望校に再確認してください。

北区には英語だけで学ぶ学校がありますか?

北区の主な候補には、フランス教育課程のLFI Tokyo、フランス語・英語・日本語を含む教育を掲げるEIFJ、日本の小学校課程に国際クラスを置くサレジアン国際学園があります。各校の授業言語は異なり、すべてが「英語だけで授業をする学校」ではありません。希望する学年・教科で使用される言語を確認してください。

フランス語ができなくてもLFI TokyoやEIFJに入れますか?

入学可能性や語学支援の内容は、学年・募集年度・空席状況で変わるため一律には答えられません。現在のフランス語・英語・日本語の学習歴を伝え、配置方法、追加支援、家庭学習、入学時の確認内容を各校に相談してください。

インターナショナルクラスはインターナショナルスクールと同じですか?

名称が似ていても、サレジアン国際学園小学校は日本の私立小学校の中に置かれたクラスで、他校とは課程・学籍・卒業後の扱いが異なります。学校説明と就学制度を確認し、希望する進路に接続するかを教育委員会・学校へ相談してください。

北区の保育料補助はEIFJの学費全体に使えますか?

北区は年齢・保育の必要性認定・対象施設などの条件と、費目ごとの対象範囲を定めています。学費全額が自動的に補助されるわけではありません。最新の北区案内で自分の世帯とクラスの条件を確認し、区と施設に対象費用を問い合わせてください。

北区外や埼玉県から通えますか?

通学可能地域の指定がない学校もありますが、通学時間・交通費・送迎・安全は各家庭で確認する必要があります。候補駅から平日の始業時刻に合わせて移動し、乗り換えや低学年の歩行を試しましょう。

北区で選ぶときのまとめ

北区では、LFI Tokyo・EIFJ・サレジアン国際学園小学校が異なる教育課程と制度を提供しており、家庭が何を優先するかで適した候補が変わります。フランス教育課程、多言語教育、日本の小学校課程を土台にした英語環境のどれを求めるのかを整理し、入学条件・費用・就学上の扱い・進路を公式資料で比較してください。幼児期の保育施設と英語教室は、学齢期の学校とは役割が異なるため、利用時間と卒園・進学後の計画も考えます。

資料の更新年度をそろえ、学校ポータルにある過年度情報と現行の募集要項を混ぜないことが重要です。LFI Tokyoは2026–2027年度の公式料金表、EIFJは同年度の入学・学費資料と北区の補助条件、サレジアンは2027年度募集要項を起点にしてください。空き状況や個別の入学資格は、学校へ最新確認が必要です。

通学型だけが正解とは限りません。通学時間、本人の言語経験、学校生活との相性、費用の見通しによっては、地域の英語教室やオンライン型の学びを含めて選択肢を組み直すこともできます。北区の校舎に通う場合も、オンライン型を検討する場合も、教育課程・就学・進路資格を混同せず、本人が安心して学び続けられる環境を家族で選びましょう。

調査に用いた公式情報

所在地・施設区分・募集・費用は、北区・東京都・各校の公式案内を中心に2026年10月15日時点で確認しました。制度・料金・募集内容は変更されることがあります。入学判断の前に、各リンク先の最新版を再確認してください。

1. 東京都 Tokyo International Schools Portal「北区の学校」 2. 東京都 Tokyo International Schools Portal「Lycée Français International de Tokyo」 3. LFI Tokyo「2026–2027年度の請求・授業料」 4. LFI Tokyo「入学手続き」 5. EIFJ「クラス・年齢段階」 6. EIFJ「保育園」 7. EIFJ「登録・2026–2027年度授業料」 8. EIFJ「日本法人・認可外施設・IB PYP・フランス教育省認可の状況」 9. 北区「無償化対象施設」 10. 北区「認可外保育施設等を利用される方・2026年度補助」 11. サレジアン国際学園小学校「インターナショナルクラス」 12. サレジアン国際学園小学校「2027年度児童募集要項」 13. サレジアン国際学園小学校「学費」 14. サレジアン国際学園小学校「よくある質問」 15. 文部科学省「インターナショナルスクール等に在籍する日本人児童生徒の就学」 16. Kids-Talk公式サイト 17. NIJIN GLOBAL ACADEMY公式サイト

文責:にじいろ編集部

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