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子どもの農業体験、どこでできる?|週末農園・食育プログラム・オンライン参加の選び方【2026年版】

2026 10/16
好きを力に変える方法 学びの選択肢 放課後の居場所
2026年9月16日2026年10月16日
子どもの農業体験、どこでできる?|週末農園・食育プログラム・選び方
土をいじるのが好き。虫や植物に夢中。せっかくなら本物の畑を体験させたいけれど、どこに申し込めばいいのか分からない——そんな保護者に向けた記事です。子どもの農業体験には、単発のイベント型、一年通しの区画型、学校を通じた宿泊型など、いくつもの入り口があります。国の計画が「子供の頃の農林漁業体験は重要」と明記していること、実在するプログラムの対象年齢と参加費まで、農林水産省と自治体の公表資料で確認できる範囲をまとめました。
この記事でわかること
  • 「教育ファーム」という言葉の正確な意味と、その要件
  • 国の計画が、子どもの農業体験について何と書いているか(原文)
  • 農業体験の4つの入り口(イベント型/区画型/学校型/家庭型)
  • 市民農園は全国にいくつあるのか(最新の統計)
  • 実在するプログラムの対象年齢・定員・参加費
  • 自治体の農業体験農園の実際の料金例
  • 体験を「一日の思い出」で終わらせないための工夫
編集部より

料金・実施状況は2026年9月17日時点で各公式ページに掲載されていたものです。農業体験は季節と年度で募集が変わるため、申し込みの際は必ず最新情報をご確認ください。

目次

「教育ファーム」は、ただの収穫体験ではない

農林水産省が使っている「教育ファーム」という言葉には、はっきりした定義があります。「農林漁業者等が生産現場に消費者を招き、一連の農作業等の体験の機会を提供する取組」と説明されています。近畿農政局のページではさらに「生産者の指導を受けながら、作物を育てるところから食べるところまで一貫した『本物の農業体験』の機会を提供する取組」とされています。

要件も示されていて、「一連の農作業などの体験」とは、同一作物について2つ以上の作業を、年間2日以上の期間にわたって行うこととされています。

つまり、いも掘りに一度行くのは「収穫体験」であり、教育ファームの定義には届きません。もちろん収穫体験に意味がないわけではありませんが、「育てる過程を見た子」と「収穫だけした子」では、残るものが違うということです。どちらを求めているのかを先に決めると、選ぶ場所が変わります。

NIJIN放課後プロジェクトスクールの学び
「育てる」を、社会とつながるプロジェクトに

NIJIN放課後プロジェクトスクールは、子ども自身が「好き」を起点にプロジェクトを立ち上げ、全国の仲間や企業と一緒に進めていく放課後のスクールです。沖縄の小学生が始めた地域課題解決プロジェクトのように、地域と関わる活動も動いています。今の学校に通いながら参加できます。

無料体験を見てみる

国の計画は、子どもの農業体験をこう書いている

2026年6月24日に決定された「第5次食育推進基本計画」(計画期間は令和8年度からおおむね5年間)には、子どもの農林漁業体験について、次のように書かれています。

「特に、農林漁業体験を経験した子供は、食べ物を生産する現場をしっかり見たことにより、食べ物を大切にする意識や食べ物への関心を持つようになり、食べ残しが少なくなること等が報告されており、子供の頃の農林漁業体験は重要である。」

そして「子供をはじめとした幅広い世代に対する農林漁業体験の機会の提供を拡大していくことが必要である。」「特に学校における農林漁業体験等が促進されるよう、体験効果や課題等の整理や周知を行う。」とも記されています。

第5次計画の新しい重点として、「農林漁業教育」——食を支える農林漁業及びその関連産業についての理解と関心を深めるための教育——を実施する、という項目も加わりました。

数値目標も設定されている

指標現状値(令和7年度)目標値(令和12年度)
農林漁業体験を経験した国民(世帯)の割合57.1%60%以上
農林漁業体験を経験した国民(本人)の割合45.5%50%以上

ただし、これは子どもに限定した目標値ではなく、国民全体を対象にした数字です。この点は正確に押さえておいてください。世帯単位では6割近くが経験している一方、本人単位では45.5%。「家族の誰かが行った」と「自分が行った」の間には、10ポイント以上の差があります。

入り口は大きく4つ

タイプ内容向いている家庭費用の目安
イベント型いも掘り、稲刈り、収穫体験など単発まず体験させてみたい。休日に時間が取れる数百円〜数千円
区画型(体験農園・市民農園)区画を借りて一年を通して栽培する継続して通える。家族で取り組みたい年数万円
学校・団体型学校の授業や、子ども農山漁村交流プロジェクトなどの宿泊体験学校の機会を活かしたい学校による
家庭型プランター栽培、バケツ稲など近くに畑がない。まずは小さく始めたい数百円〜
畑で豆を収穫する子どもの手元

実在するプログラムの、対象年齢と参加費

「どこに申し込めばいいか分からない」という状態を解消するために、公式サイトで条件を確認できたものを挙げます。

プログラム主催対象定員参加費
宝酒造「田んぼの学校」宝酒造株式会社小学3〜6年生と家族60名大人1人 年間1,000円、子ども無料
みんなの田んぼづくり(後期)おおたく環境探検隊+東京都大田区 共催小1以上の子と保護者40名(超過時抽選)1名1,200円
子ども農体験〜田んぼで学ぶSDGs〜NPO法人野と森の遊び文化協会(万博記念公園)小1〜小6と保護者30名(抽選)10,000円(全5回分・1人につき)

企業や自治体が主催するものは、想像よりずっと安価です。宝酒造の「田んぼの学校」は年間で大人1,000円・子ども無料。一方、複数回の継続プログラムは1万円前後になります。単発か継続かで、桁が変わると考えてください。

いずれも定員が30〜60名と少なく、抽選になることが多いのが実情です。複数に申し込んでおくのが現実的です。

確認できなかったこと

JAが主催する子ども向け農業体験については、今回の取材では対象年齢・参加費まで公式サイトで確認できたものがありませんでした。お住まいの地域のJAに直接お問い合わせください。

市民農園は全国に4,273園ある

農林水産省の市民農園開設状況調査によると、令和7年3月末時点で全国の市民農園は4,273園、188,713区画、面積1,284ヘクタールです。

前年(令和6年3月末:4,257園)と比べると16園の増加でした。お住まいの自治体に市民農園があるかどうかは、市区町村の農業担当課のページで確認できます。

数字に注意

農林水産省のサイトには、平成27年度(4,223農園)で更新の止まっている旧ページも残っています。「市民農園の状況」のページ(本記事の一次資料に記載)が最新です。

自治体の農業体験農園の実際(練馬区の例)

「農業体験農園」は、農家が開設し、園主の指導のもとで種まきから収穫までを行う仕組みです。市民農園(区画を借りて自分で育てる)とは違い、指導がつく点が特徴です。

東京都練馬区の場合、公式ページに次の条件が掲載されています。

項目内容
利用料43,000円(入園料・収穫物代金を含む)。区内に住民票がない場合は55,000円
利用期間令和8年3月〜令和9年1月末
収穫年間20種類以上
対象18歳以上(家族での参加も可)
区内の開設数17園

ここで注意したいのは、申し込み名義は18歳以上であり、子ども単独では申し込めない点です。「親子で参加する」形になります。

単発の収穫体験なら、同じ練馬区の「ふれあい農園」ではじゃがいも3株セット600円、さつまいも1株500円といった価格で案内されています。金額の桁が違うのは、一年通して育てるか、収穫だけするかの違いです。

畑で野菜を収穫する子ども

学校の中でも、農業は扱われている

学習指導要領を見ると、農業に関わる学びは複数の教科に位置づけられています。

学年・教科扱われ方
小学1・2年 生活科内容(7)「動植物の飼育・栽培」。2学年にわたって取り扱い、引き続き重視
小学3年 社会「地域に見られる生産や販売の仕事」
小学5年 社会「我が国の農業や水産業における食料生産」
小学3〜6年 総合的な学習の時間「自然体験やボランティア活動などの体験活動、地域の教材や学習環境を積極的に取り入れること等は引き続き重視することを示した」
小学5・6年 家庭科調理実習。育てたものを食べるところにつながる

さらに、農林水産省・文部科学省・総務省・内閣官房および内閣府・環境省が連携する「子ども農山漁村交流プロジェクト」では、農山漁村での長期宿泊を通じて農林漁業体験や自然体験に取り組む活動が推進されています。学校単位での参加が中心です。

つまり、学校でもある程度は体験できます。家庭で用意するかどうかを考える前に、在籍校で何をやっているかを確認してみてください。学校で田植えをしている地域なら、家庭では「食べるところ」を担当する、という分担もできます。

親子で野菜を収穫する様子

「一日の思い出」で終わらせない工夫

体験に行ったのに、翌週には話題にも上らない。よくあることです。次の5つを足すと、体験が学びに変わりやすくなります。

1|行く前に1つ質問を決めておく。「どうしてこの場所で作っているの?」「一番大変な作業は何?」。聞く相手が決まっていると、子どもは能動的になります。

2|写真ではなく、重さや数を記録する。何個採れたか、どれくらいの重さか。数字にすると比べられるようになります。来年また行けば、去年との違いが見えます。

3|食べるところまでを体験に入れる。教育ファームの定義が「育てるところから食べるところまで」となっているのは理由があります。収穫と食卓がつながったとき、はじめて実感になります。

4|値段を調べる。採ってきた野菜が、スーパーでいくらで売っているかを一緒に見に行く。労力と価格が結びつくと、食べ物の見え方が変わります。第5次食育推進基本計画が「食べ残しが少なくなること等が報告されており」と書いているのは、この感覚のことだと思います。

5|1年後にもう一度行く。同じ場所に、違う季節に行く。これが「一連の農作業」の最小単位です。田植えだけ、稲刈りだけ、ではなく、両方行けると景色が変わります。

家庭でやるなら、プランターでも十分です。JAグループの「バケツ稲づくりセット」は全国から申し込める取り組みですが、公式サイトによると現在は配布を終了しており、令和9年1月中旬から受け付けを開始する予定と案内されています。

「育てる」を、社会とつながるプロジェクトに

NIJIN放課後プロジェクトスクールは、子ども自身が「好き」を起点にプロジェクトを立ち上げ、全国の仲間や企業と一緒に進めていく放課後のスクールです。沖縄の小学生が始めた地域課題解決プロジェクトのように、地域と関わる活動も動いています。今の学校に通いながら参加できます。

無料体験を見てみる

安全について、確認できたこと・できなかったこと

農作業には刃物や機械が関わります。この点について調べましたが、農林水産省の農作業安全対策のページに、子ども向けの注意喚起は見当たりませんでした。子どもの農作業事故に関する公的な統計も、今回の取材では確認できていません。

ただ、体験プログラムに参加する分には、主催者が安全管理を行います。家庭で畑を借りる場合に気をつけたいのは、次のような一般的な点です。

・農機具に近づけない。とくにトラクターなどへの同乗はさせない
・刃物は年齢に応じて。鎌や剪定バサミは、大人が横につく
・夏場の熱中症。日陰と水分、帽子は必須
・用水路。田んぼの周りには水路があります。目を離さない

公的な数値で裏づけられた注意事項ではないため、この記事では一般的な留意点として挙げるにとどめます。参加するプログラムの注意事項を優先してください。

畑でいちごを収穫する子どもたち

NIJIN放課後プロジェクトスクールという選択肢

農業体験でいちばん難しいのは、一度で終わってしまうことです。抽選に外れる、季節が過ぎる、次の予定が入る。「育てるところから食べるところまで」を家庭だけで回し続けるのは、率直に言って大変です。

ひとつの選択肢として、NIJIN放課後プロジェクトスクールを紹介します。運営はにじいろと同じ株式会社NIJINです。

「農業コース」はありません。でも、だからこそ

最初に正直に書いておきます。このスクールに「農業コース」はありません。いま動いているのは、マインクラフト、Vtuber、沖縄観光課題解決の3つです。

それでもここを挙げるのは、このスクールのプロジェクトが、大人の用意したコースに子どもを当てはめるものではなく、子ども自身が立ち上げるものだからです。公式サイトでも、動いている3つはすべて「〜が好きな子どもたちが立ち上げたプロジェクト」と説明されています。体験会の入口として公式が挙げているのも「ゲームをつくりたい」「絵やVtuberに挑戦したい」「地元をよくしたい」「宇宙を調べたい」の4つで、既存の3つに限られていません。

育てることが好きな子が立ち上げられるプロジェクトは、想像しやすいはずです。

・地元でとれる野菜を調べて、レシピや地図にまとめる
・学校の給食の食材がどこから来ているかを調べる
・耕作放棄地や、農家の高齢化について地域の人に話を聞く
・育てた野菜を売るところまでやってみる

※これらはこのスクールに実在するプロジェクトではなく、あくまで想定の例です。何をやるかは、参加した子が決めることになります。

「地域の課題に、子どもが企業と取り組む」実例がある

いま挙げた方向が絵空事でないことは、実在するプロジェクトが示しています。

沖縄観光課題解決プロジェクトは、公式サイトによれば「沖縄に住む小学生が立ち上げたプロジェクト」で、「地域課題を解決するために、沖縄の企業と関わりながら」進められています。共創ストーリーには「小学5年生が企業にプレゼン!ともに沖縄の観光課題を解決したい」という記録も載っています。

農業・食・地域は、そのまま地域課題です。水曜日の「せれてぃクラス」は、得意なプロジェクトとして「地方創生(地域課題の解決)/イベント企画・デザイン系」が挙げられています。

続ける仕組みが、あらかじめ入っている

内容詳細
週1回のクラス会議担任の先生と少人数の仲間でプロジェクトを進める。あおたりクラス(毎週月曜17:00〜18:00)/せれてぃクラス(毎週水曜17:00〜18:00・地方創生)
月2回の発表会進行中の成果をプレゼン。YouTubeで生配信され、保護者も見届けられる
企業・地域との共創これまでに10社以上
メタバース校舎oviceを使った校舎に平日毎日いつでも入れる。金曜は自由活動デー
Slack育てている様子の写真を、思い立ったときに先生や仲間へ共有できる
リアル校舎千葉・東金校(毎週木曜15:30〜17:30)/神奈川・武蔵新城校

週1回の活動と月2回の発表が組み込まれているので、「一度きりで終わる」が構造的に起きにくくなっています。育てている途中経過を、2週間に1度誰かに話せる。農業体験がいちばん欲しかったのは、この「間の時間の伴走」かもしれません。

費用と、確認しておきたいこと

メタバース校舎リアル校舎
月謝12,683円/月(税込)23,683円/月(税込)
入学金22,000円(税込・初回のみ)
対象小学生・中学生

月謝に含まれるのは、週1回のプロジェクト活動、メタバース校舎の使い放題、企業・地域と連携したプロジェクトへの参加、イベント・発表会の参加費、教材費、保護者からの相談・面談です。学習に使うPCまたはタブレットとインターネット環境は必要です。

公式サイト内で記載が分かれている点

学費ページには「教材費・イベント参加費などの追加費用はいただきません」とありますが、よくある質問のページには「そのほか、備品・教材費や、希望選択制の特別行事(社会科見学など)で追加費用が必要になる場合があります」との記載もあります。実際にかかる費用は、無料体験や説明会の場で直接確認することをおすすめします。

なお、公式サイトの「累計入学者数900名超」「リアル教室52か所」は、母体であるNIJINアカデミーの実績です(公式サイト自身がそう注記しています)。

一度きりで終わらせない、放課後の続き

育てている途中を、2週間に1度誰かに話せる。調べたことを地域の大人や企業に届けるところまで進める。プロジェクトは、その子自身が立ち上げるものです。まずは1回、実際のプロジェクトを見てみてください。

無料体験を見てみる
プランターで野菜を育てる子どもの手

よくある質問

虫が苦手な子でも大丈夫ですか。
最初から畑に入るのが難しければ、プランターや、収穫だけのイベントから始める方法があります。「触れる範囲」を本人に決めさせるほうが、結果的に慣れるのが早いことが多いようです。無理に触らせる必要はありません。軍手やスコップがあるだけで、だいぶハードルが下がります。
近くに畑がありません。
市民農園は全国に4,273園あり、都市部にも設置されています。まずはお住まいの市区町村の農業担当課のページを確認してみてください。それも難しい場合は、プランター栽培やバケツ稲のような家庭型から始められます。ベランダでミニトマトを育てるだけでも、「育てる過程」は経験できます。
農業に興味を持ったら、進路はどうなりますか。
農業高校や大学の農学部のほか、食品、流通、環境、まちづくりなど、関わり方はいろいろあります。小中学生の段階では進路を決める必要はなく、「育てて、食べて、誰かに伝える」経験を重ねること自体が土台になります。
体験プログラムの抽選に、いつも外れます。
定員が30〜60名のものが多く、倍率が高いのが実情です。対策は2つあります。ひとつは複数に同時に申し込むこと。もうひとつは、抽選のない小さな収穫体験(じゃがいも1株数百円といったもの)を先にやってみることです。自治体の「ふれあい農園」のような仕組みは、比較的入りやすくなっています。
一度行ったきり、興味が続きません。
それは普通のことです。教育ファームの定義が「年間2日以上」となっているのは、1回では足りないと分かっているからだと思います。同じ場所に、違う季節にもう一度行く。田植えと稲刈りの両方に行く。2回目からが本番だと考えてください。
育てた野菜を食べてくれません。
育てたら食べる、とは限らないのが難しいところです。ただ、第5次食育推進基本計画が挙げているのは「食べ残しが少なくなる」という効果であって、苦手が好きになるとは書かれていません。無理に食べさせるより、調理を一緒にやるほうが結果的に口に入ることが多いようです。
親が農業を知りません。
知らなくて大丈夫です。むしろ、親が一緒に初めて知るほうが会話が生まれます。体験プログラムには必ず指導する人がいますし、「これ何ですか」と親が聞く姿を見せるのは、それ自体が学びの手本になります。
学校で田植えをしています。家でもやるべきですか。
重複させる必要はありません。学校でやっている場合は、家庭では別の部分を担当するのが効率的です。たとえば、採れた米や野菜を使って一緒に料理する。スーパーで値段を調べる。産地を地図で確認する。学校が「育てる」を担当するなら、家庭は「食べる・調べる」を担当するという分担です。
親子で畑の土に触れる様子

季節ごとに、何ができるか

「いつ申し込めばいいか分からない」という声もよく聞きます。農業体験は季節で内容がまったく変わるので、年間の見取り図を置いておきます。

時期主な体験申し込みの目安
2〜3月じゃがいもの植え付け、味噌づくり年間プログラムの募集が集中する時期。ここを逃すと1年待ちになります
4〜5月田植え、夏野菜の苗植え、いちご狩り3〜4月に受付
6〜7月じゃがいも・たまねぎの収穫、草取り直前でも空きがあることが多い
8月夏野菜の収穫、ぶどう・桃狩り夏休みの自由研究と組み合わせやすい
9〜10月稲刈り、さつまいも掘り、栗拾いいちばん人気。8月には受付が始まる
11〜1月大根・白菜の収穫、みかん狩り、しめ縄づくり比較的空いている穴場の時期

狙い目は11〜1月です。収穫の主役である秋に人が集中するぶん、冬は空いています。大根を抜く、白菜を切る、といった作業は子どもでも十分にできますし、寒い時期のほうが虫が少なく、虫が苦手な子にも入りやすい季節です。

そして年間プログラムの募集は2〜3月に集中します。「来年こそ田植えから」と考えているなら、年明けにはチェックを始めてください。この記事を読んでいるのが秋なら、ちょうど準備を始める時期です。

ここが大切

上の表は、一般的な作物の栽培時期にもとづく編集部の整理です。地域によって時期は大きくずれます(北海道と沖縄では2か月以上違うこともあります)。お住まいの地域の農園・自治体の案内を優先してください。

まとめ

子どもの農業体験には、単発のイベント型から一年通しの区画型、学校を通じた宿泊型、家庭のプランターまで幅があります。農林水産省が定義する「教育ファーム」は、同一作物について2つ以上の作業を年間2日以上行うこと、つまり育てる過程を含むものです。

第5次食育推進基本計画は「子供の頃の農林漁業体験は重要である」と明記し、体験を経験した子は「食べ物を大切にする意識や食べ物への関心を持つようになり、食べ残しが少なくなること等が報告されて」いるとしています。

実在するプログラムは、宝酒造「田んぼの学校」(小3〜6・子ども無料)のように安価なものもありますが、定員30〜60名で抽選になることが多いのが実情です。複数に申し込んでおくのが現実的です。

収穫だけを求めるのか、育てる時間ごと体験させたいのかを先に決めると、選ぶ場所が見えてきます。そして、行く前の質問と、食べるところまでをセットにすること。この2つで、一日の体験はずいぶん変わります。

この記事の内容を確かめるための一次資料

  1. 農林水産省「『第5次食育推進基本計画』の決定について」2026年6月24日(ページ/計画本文PDF)
  2. 農林水産省「教育ファーム」(ページ)/近畿農政局「教育ファーム」(ページ)
  3. 農林水産省「市民農園の状況」(令和7年3月末時点)(ページ)
  4. 農林水産省「子ども農山漁村交流プロジェクト」(ページ)/総務省(ページ)
  5. 文部科学省 中央教育審議会「標準授業時数について」(ページ)/『小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 生活編』(PDF)/『解説 総合的な学習の時間編』(PDF)
  6. 練馬区「農業体験農園」(ページ)/「ふれあい農園のご案内」(ページ)
  7. 宝酒造株式会社「田んぼの学校」(ページ)
  8. 東京都大田区「みんなの田んぼづくり」(ページ)
  9. 万博記念公園「子ども農体験〜田んぼで学ぶSDGs〜」(ページ)
  10. JAグループ「バケツ稲づくりセット」(ページ)
  11. NIJIN放課後プロジェクトスクール 公式(トップ/プロジェクト一覧/プロジェクトスクールとは/学費)
NIJIN放課後プロジェクトスクール
「育てる」の続きを、仲間と一緒に

週1回のクラス会議で仲間とプロジェクトを進め、メタバース校舎には平日毎日いつでも入れます。月2回の発表会はYouTubeで生配信され、月1回以上のイベント・コンテストにも参加費なしで出られます。メタバース校舎は入学金22,000円・月額12,683円(税込)。

無料体験を見てみる
文責:にじいろ編集部(編集部について/訂正・修正に関する方針)
公開日:2026年9月16日 / 最終更新:2026年9月17日
好きを力に変える方法 学びの選択肢 放課後の居場所

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