- 子どもが実際に出店できる場(対象年齢と参加費つき)
- 手作り品が売れる場と、売れない場の違い
- 何から始めればよいかの選び方
- 値段のつけ方と、当日までの準備リスト
- 未成年が売買するときの法律の基本
- 食べ物を売るときに必要な手続き
- 学校の授業では、商売をどう扱っているか
- 一度きりで終わらせないための、次の場所
この記事の対象年齢・参加費は、2026年9月時点で各主催者の公式サイトに掲載されていた情報です。開催は年度ごとに変わるため、参加の際は必ず最新情報をご確認ください。
子どもが出店できる場は、実在する
| 取り組み | 主催 | 対象 | 参加費 |
|---|---|---|---|
| キッズフリマ | NPO法人キッズフリマ | 出店=小学3〜6年生/買い物=小学6年生以下 | 出店料1ブース300円 |
| こどものまち ミニカワサキ | NPO法人ミニカワサキ | 大人と離れて一人でも動ける子〜18歳以下 | 500円/日 |
| ミニ★まつど | 松戸市 | 小中学生(一人でお金の計算ができる方) | 公式ページに記載なし |
| 小中学生起業家教育プログラム | 東京都産業労働局 | 都内在住・在学の小学4〜6年生、中学生 | 無料(交通費は自己負担) |
| こども夢の商店街(あーすぷらざ会場) | 神奈川県立地球市民かながわプラザ | お店屋さん=小学生/買い物=どなたでも | 常設展示室観覧券100円 |
特徴的なのはキッズフリマです。会場には簡易的なフェンスが設置され、保護者はフェンスの外から見学するだけ。売買はすべて子どもだけで行います。値段をつけるのも、呼び込むのも、おつりを計算するのも本人です。
ただしルールがあります。売れるのは中古品のみで、手づくり品(アクセサリー・工作・イラストなど)、生き物、食べ物、危険な物は販売できません。販売価格の上限は商品1点につき500円までです。
「作ったものを売りたい」子には、こどものまち型のイベントのほうが合います。ミニカワサキのような「こどものまち」では、子どもが市民として仕事をしたり店を開いたりしてまちを運営します。大人は口出し禁止です。この形式は1979年の国際児童年にドイツ・ミュンヘンで始まった「ミニ・ミュンヘン」を原型としていて、日本各地に広がっています。

何から始めるか|売りたいものから逆算する
場によって売れるものが違うため、「何を売りたいか」で行き先が決まります。ここを間違えると、当日会場で「それは出せません」と言われることになります。
| 売りたいもの | 向いている場 | 注意点 |
|---|---|---|
| 家にある中古品(本・おもちゃ・服) | キッズフリマ | 1点500円まで。小学3年生から出店できます |
| 自分で作ったもの(工作・アクセサリー・イラスト) | こどものまち型のイベント | キッズフリマでは販売できません |
| サービス(似顔絵・肩たたき・占いなど) | こどものまち型のイベント | まちの中で「仕事」として成立します |
| 食べ物・飲み物 | 学校・自治会などの行事での臨時出店 | 保健所への届出が必要。扱えない品目もあります |
| 事業のアイデアそのもの | 自治体の起業家教育プログラム | 売上を出すより、企画を立てて発表する形式です |
作ったものを売る場合、売れなかったときのダメージが大きくなります。「自分の作品が否定された」と感じてしまうからです。中古品なら、売れなくても値段や並べ方の問題として切り分けられます。まず中古品で場に慣れて、次に作ったものに挑戦するという順番が、続けやすいと思います。
「売る」の前に決めること
出店の準備は、大人がやってしまうと学びが消えます。子どもに決めさせたいのは次の4つです。
- 1|何を売るか。家にあるもののうち、自分が手放してもいいものを本人が選びます。ここで「これは高く売れそう」と親が口を出さない
- 2|いくらで売るか。買ったときの値段、使った期間、今の状態。この3つから考えます
- 3|どう並べるか。見やすさ、手に取りやすさ、目立たせたいものの置き場所
- 4|売れなかったらどうするか。値下げするのか、持ち帰るのか。先に決めておくと、当日あわてません
このうち、値段をつけるという行為が、この体験でいちばん頭を使う場面です。安くすれば売れるが、手元に残るお金は減る。高くすれば売れないかもしれない。この綱引きを自分の判断でやること自体が、ほかではなかなかできない経験です。
値段のつけ方を、もう一歩具体的に
「いくらにする」と聞いても、子どもはたいてい困ります。次の3つの数字を順番に書き出させると、考える足場ができます。
| 書き出す数字 | 中古品の場合 | 作ったものの場合 |
|---|---|---|
| かかったお金 | 買ったときの値段(覚えていなければ推測でよい) | 材料費。1個あたりに割り算する |
| 自分がもらいたい金額 | これ以下なら持ち帰る、という下限 | 作るのにかかった時間も考えに入れる |
| 買う人が出しそうな金額 | 同じような物が店でいくらで売られているか | 友だちなら、いくらまでなら出すか |
この3つを並べると、値段の幅が見えてきます。多くの子は最初、「かかったお金」に引きずられて高すぎる値段をつけます。ここで親が正解を教えるのではなく、「その値段なら自分は買う?」と一度聞いてみてください。買う側に立って考える、という切り替えが起きます。
マスキングテープなど、貼り直せる素材で値札を作っておくと、当日の途中で値下げできます。「売れないから下げる」という判断を自分でする経験は、準備段階では得られないものです。何時になったら下げるか、いくらまで下げるかを、先に決めておくとなおよいです。

当日までの準備リスト
準備が足りないと、当日は「商品を並べて座っているだけ」で終わります。次の項目を、子どもと一緒に前日までにそろえておいてください。
| 準備するもの | ねらい |
|---|---|
| おつり用の小銭(10円・50円・100円を多めに) | 500円玉で払われたときに詰まらないように |
| お金を入れる箱や袋 | 売上と自分のお小遣いを混ぜないため |
| 値札(貼り直せるもの) | 途中で値下げできるように |
| 商品を並べる布やシート | 直置きより見栄えがよく、手に取りやすくなります |
| 売れた物を書き込む紙とペン | 振り返りの材料になります。何が何円で売れたかを記録 |
| 袋(買った人に渡すもの) | あると印象が変わります。家にあるもので十分 |
もうひとつ、当日までにやっておくと差が出るのが「声かけの練習」です。何と言って呼びかけるか、聞かれたら何と答えるか。1〜2フレーズでいいので、家で口に出しておくと、当日の最初の一言が出やすくなります。
終わったあとの振り返りが、いちばん効く
終わったあとに必ずやってほしいのが振り返りです。いくら売れたか、何が売れて何が売れ残ったか、次にやるなら何を変えるか。これを紙に書くだけで、一日のイベントが探究学習に変わります。
- 売上の合計と、持って行った商品の数・売れた数
- いちばん早く売れたものと、最後まで残ったもの。その違いは何だったか
- お客さんに言われたことで、覚えていること
- 自分でうまくいったと思うこと(1つでよい)
- 次にやるとしたら、何を変えるか(1つに絞る)
最後の「1つに絞る」がポイントです。全部を直そうとすると次につながりません。値段だけ変える、並べ方だけ変える、品ぞろえだけ変える。変える要素を1つにすると、次の結果が何のおかげなのかが分かります。

物を売るときの、法律の基本
未成年の契約には、保護者の同意が要る
法務省の解説によると、「未成年者が親の同意を得ずに契約した場合には、原則として、契約を取り消すことができる」とされています(未成年者取消権)。2022年4月1日からは成年年齢が18歳に引き下げられ、18歳・19歳はこの取消権を行使できなくなりました。
フリマアプリも同じです。メルカリの利用規約第3条第2項には「ユーザーが未成年者である場合は、事前に親権者など法定代理人の包括的な同意を得たうえで本サービスを利用しなければなりません」と定められています。子どもが勝手にアカウントを作って売る、は規約違反です。
中古品を売るのに、許可は要るのか
「古物商の許可が必要では」と心配される方がいますが、愛知県警察の公式Q&Aによると、「自己使用していた物」「自己使用のために購入したが未使用の物を売却するだけの場合は、古物商の許可は必要ありません」とされています。家で使っていたおもちゃや本を売るのは、これに当たります。
一方で「自己使用といいながら、実際は転売するために古物を買って持っているのであれば、許可を取らなければなりません」とも書かれています。仕入れて売る段階に入ると話が変わるということです。
子どもが「安く買って高く売りたい」と言い出したときは、ここが分かれ目になります。すぐに止めるのではなく、「それをやるには許可が要る」という制度があることを一緒に確認してみてください。ルールがあることを知るのも、商売の学びの一部です。
食べ物は、別の話になる
食品衛生法上、菓子製造業などは営業許可が必要な業種です。ただし東大阪市の公式ページには「学校、社会福祉施設、地方公共団体、自治会、こども会等が地域交流や親睦を深めるために開催する行事(学園祭、バザー、お祭り等)において、臨時的に飲食物の調理・提供を行う場合は、『臨時出店』として営業許可の対象外」とあります。
この場合も開催日の10日前までに「臨時出店届」の提出が必要で、刺身などの生もの、冷やした麺類、おにぎりなどのご飯ものは提供できません。運用は自治体ごとに異なるため、地元の保健所への確認が必須です。さいたま市、東京都多摩立川保健所なども同様の届出制度を案内しています。
学校では、商売をどう扱っているか
「うちの子だけが変わったことをやっている」わけではありません。学習指導要領を見ると、商売は正面から扱われています。
| 学年 | 扱われ方 |
|---|---|
| 小学校 第3学年 社会科 | 「地域に見られる生産や販売の仕事」。「販売の仕事は、消費者の多様な願いを踏まえ売り上げを高めるよう、工夫して行われていることを理解すること」が目標に挙げられています |
| 中学校 社会科 公民的分野 | 「私たちと経済」で「現代の生産や金融などの仕組みや働きを理解すること」。内容の取扱いに「『個人や企業の経済活動における役割と責任』については、起業について触れる」と明記されています |
公的な教材もあります。金融広報中央委員会(現在は機能が金融経済教育推進機構に移管)が作成した中学生向け教材「私たち中学生で会社をつくろう」は、実際の起業体験版と模擬起業体験版があり、社会科公民的分野で使えるようになっています。
中小企業庁も「起業家教育 標準的カリキュラム実践のための手引き」を公開しており、「起業家に必要とされるマインド(チャレンジ精神、探求心等)と資質・能力(情報収集・分析力、リーダーシップ等)を有する人材を育成するための若年層向け起業家教育」と位置づけています。
小3で「販売の仕事の工夫」を学び、中学で「起業」に触れる。その間に実際に売ってみた経験があるかどうかで、授業の入り方が変わります。出店は、学校の学習から外れた活動ではなく、教科書の内容を先に体験しているようなものだと考えてください。

一日のイベントで終わらせない方法もあります。
売ってみた経験を、続く企画に変えていける場を探している方へ。
NIJIN放課後プロジェクトスクールという選択肢
ここまで紹介してきた出店イベントには、ひとつ共通する限界があります。どれも「一日で終わる」ということです。
キッズフリマもこどものまちも、年に数回。参加した日は充実していても、次の開催まで数か月空きます。子どもの側に「もっとやりたい」という熱が残っているのに、続ける先がない。この状態は、出店を経験させた家庭の多くがぶつかるところだと思います。
NIJIN放課後プロジェクトスクールは、子どもが自分でプロジェクトを立ち上げ、それを進めていく放課後のスクールです。今の学校に通いながら参加できます。「起業コース」があるわけではありません。ただ、一日で終わらない形で企画を進める、という点は、出店体験の次に来るものとして噛み合います。
「売ってみたい」は、プロジェクトの起点として強い
子どもが「お店を出したい」と言うとき、その中身はいろいろです。作ったものを人に見てほしい。お金を自分で稼いでみたい。店番をやってみたい。人と話すのが楽しい。どれであっても、「自分で何かを立ち上げたい」という方向を向いている点は共通しています。これは、プロジェクトの起点としてかなり強い動機です。
- 売れ残った理由を次に試せる。一日だけだと「そういう日だった」で終わります
- 仕入れ・原価・価格という考え方が、実感を伴って必要になる
- 一人でやらなくてよくなる。役割を分けると、できることの規模が変わります
- 買ってくれた人以外にも、協力してくれる大人が関わってくる
- 「いくら売れたか」以外の成果(誰に届いたか、何が改善したか)を見るようになる
たとえば、地域の商店街と組んで子どもの店を出す、作ったものを継続して届ける仕組みを考える、売上の使い道まで含めて企画にする——こうしたものは「出店」ではなくプロジェクトです。ただし、これらはあくまで想定の例で、実際にこのスクールで動いている企画ではありません。プロジェクトは子ども自身が立ち上げるものなので、何をやるかはその子次第です。
小学5年生が、企業に向けてプレゼンした例があります
このスクールでは、小学5年生が沖縄の観光にまつわる課題解決に取り組み、企業に向けてプレゼンを行ったという例があります。テーマは出店ではありませんが、子どもが立てた企画が、地域の企業と関わるところまで進んでいるという点は、「お店を出してみたい」の延長線上にあるものです。
出店イベントでは、相手はその日の来場者です。プロジェクトという形にすると、相手を自分で選びにいくことになります。地域の商店、生産者、自治体。誰に話を持っていくかを自分で決める、という部分が、一日のイベントでは経験できないところだと思います。
また、地方創生をテーマにした「せれてぃクラス」のように、テーマ性のあるクラスも用意されています。地域の商売や地元の産業に関心が向いている子なら、相性のよい入口になる可能性があります。

今の学校に通いながら、放課後に参加できます
このスクールは、今の学校を辞めて移るものではありません。放課後の時間を使う形なので、学校生活と並行して続けられます。小3で「販売の仕事の工夫」を、中学で「起業」を学ぶ——その学校の学習と、実際に企画を動かす経験が同時に進むことになります。
繰り返しになりますが、このスクールに「起業コース」はありません。上に書いたのは「お店を出してみたいと言う子にとって、この仕組みがどう働きうるか」という説明です。実際にどんなプロジェクトになるかは、その子が何をやりたいか次第です。
また、「累計入学者数900名超」「リアル教室52か所」といった数字は、母体であるNIJINアカデミー全体の実績です。
メタバース校舎は入学金22,000円・月額12,683円(税込)と案内されています。学費ページには「追加費用はいただきません」とある一方、FAQには「備品・教材費や、希望選択制の特別行事で追加費用が必要になる場合があります」という記載もあります。記載に幅があるため、実際にかかる費用は体験会で直接ご確認ください。
どんなプロジェクトが動いているか、まず見てみてください。
出店の企画があるかどうかではなく、「うちの子ならこういうことをやりそうだ」と思えるかどうかが判断の材料になります。
大人がやってしまいがちなこと
出店体験でいちばん学びが減るのは、準備も判断も大人がやってしまったときです。よかれと思ってやりがちなことを、先に挙げておきます。
| やりがちなこと | 起きること | 代わりにできること |
|---|---|---|
| 値段を決めてあげる | この体験でいちばん頭を使う場面が消えます | 「その値段なら自分は買う?」と聞くだけにとどめる |
| 見栄えよく並べ直す | 並べ方と売れ行きの関係を、本人が確かめられなくなります | 終わったあとに「並べ方を変えたらどうなったと思う?」と聞く |
| 代わりに声をかける | お客さんが親を見て話すようになり、子どもが蚊帳の外になります | 離れた場所から見る。聞かれたら子どもに振り返す |
| 売れ残りを親が買う | 売れなかったという結果が見えなくなります | 持ち帰って、次にどうするかを一緒に考える |
| 売上の使い道を指示する | 稼いだお金を自分で扱う経験が失われます | 使い道のルールだけ事前に決めておく |
キッズフリマが会場にフェンスを設けて保護者を外に出しているのは、まさにこの点を制度として解決しているからでしょう。手を出せない状況をあらかじめ作ってしまうのが、いちばん確実な方法です。家族や地域の行事で出す場合も、「親は10分に1回しか見に行かない」といった自分なりの制限を先に決めておくと、うまくいきやすくなります。
当日になってから「このお金どうするの」と話し合うと、もめます。全額を本人のものにするのか、一部を次の材料費に回すのか、家に入れるのか。始める前に決めて、終わったあとは決めたとおりにする。これだけで、お金にまつわる約束の練習になります。
よくある質問
売れなくて落ち込んだら、どうフォローすればいいですか。
「売れなかった理由」を一緒に探すほうが立ち直りが早くなります。値段、置き方、声かけ、そもそもの品ぞろえ。どれも変えられる要素です。「才能がない」ではなく「まだ試していない打ち手がある」という形に持っていってください。
売上のお金はどうさせればいいですか。
全額を本人のものにするか、一部を次の仕入れや材料費に回すかを、事前に決めておくことをおすすめします。「稼いだ分の一部を次に投じる」経験は、この体験でしか得られません。
ネットで売りたいと言い出しました。
フリマアプリの規約では未成年の利用に法定代理人の包括的な同意が必要です。保護者のアカウントで、保護者が発送や連絡を担当する形なら現実的です。ただし、対面の出店で得られる「相手の反応がその場で見える」という経験は、ネットでは得られません。順番としては対面が先だと考えています。
手作りのアクセサリーを売りたいと言っています。どこなら出せますか。
キッズフリマは中古品のみで、手づくり品は販売できません。作ったものを売りたい場合は、こどものまち型のイベントか、学校・自治会などが開催する行事のほうが現実的です。開催情報は自治体の広報やNPOのサイトで探せます。
人見知りで、声を出せるか心配です。
キッズフリマのように保護者が会場の外から見学する形式では、最初の30分は何も言えない子も珍しくありません。ただ、一度売れると変わることが多いです。声かけのフレーズを1つだけ家で練習しておく、値札を大きく見やすく書いておくなど、話さなくても伝わる準備をしておくと入りやすくなります。
きょうだいで一緒に出店してもよいですか。
主催者のルールによりますが、可能な場合は役割を分けると学びが増えます。値段を決める人、並べる人、お金を扱う人。ただし、年上の子が全部やってしまうと下の子の経験がなくなるので、担当を先に決めておくことをおすすめします。
近くで開催されているイベントが見つかりません。
自治体の広報、子育て支援センター、児童館、地域のNPOの情報を当たってみてください。「こどものまち」は全国各地で名前を変えて開催されています。見つからない場合は、学校のバザーや地域のお祭りに子どもの店として出せないか相談する、という方法もあります。
一度やったら満足したようで、続きません。
それも成果のひとつです。ただ、「もっとやりたい」が残っているのに次の開催が数か月先、という状態なら、続く形に切り替えるほうが熱は保てます。家族や地域の中で小さく続ける、企画として立て直す、といった方法があります。
まとめ
- 小学3年生から300円で出店できるキッズフリマ、18歳以下が500円でまちを運営するこどものまち、東京都の無料プログラムなどが実在する
- 売れるものの条件は場によって違う。中古品ならキッズフリマ、作ったものならこどものまち型
- 最初の一回は中古品から始めると、売れなかったときに切り分けやすい
- 値段は「かかったお金」「もらいたい額」「買う人が出しそうな額」の3つを書き出してから決める
- 値札は貼り直せる素材にして、途中で値下げできるようにしておく
- 終わったあとの振り返りで、次に変えることを1つだけ決める
- 未成年の契約には保護者の同意が要る。フリマアプリも同様
- 自分が使っていた物を売るのに古物商の許可は不要。仕入れて売るなら必要
- 食べ物は保健所への届出が必要。扱えない品目もある
- 小3の社会科で「販売の仕事の工夫」、中学公民で「起業」が扱われている
子どもが「お店を出してみたい」と言ったとき、それは遊びの延長のようでいて、学校の教科書が扱っている領域のど真ん中です。未成年の契約と食べ物の届出、この2点だけ押さえて、あとは値段のつけ方から売れ残りの扱いまで、本人に決めさせてみてください。

やってみたいことを、企業と一緒に形にする。
NIJIN放課後プロジェクトスクールでは、沖縄に住む小学生が立ち上げた観光課題解決プロジェクトのように、子ども自身が立てた企画を地域の企業と関わりながら進めています。今の学校に通いながら参加できます。
この記事の内容を確かめるための一次資料
- NPO法人キッズフリマ「出店について・よくあるご質問」
- NPO法人ミニカワサキ「こどものまち ミニカワサキ」
- 松戸市「ミニ★まつど」
- 東京都産業労働局「小中学生起業家教育プログラム」
- 神奈川県立地球市民かながわプラザ「こども夢の商店街」
- 法務省「民法(成年年齢関係)改正Q&A」/消費者庁「『18歳から大人』特設ページ」
- 株式会社メルカリ「メルカリ利用規約」
- 愛知県警察「古物営業法Q&A」
- 東大阪市「バザーやお祭りなどで食品を提供する場合」/さいたま市「食品の臨時出店をされる方へ」
- 文部科学省「学習指導要領における消費者教育に関する主な内容(抜粋)」
- 中小企業庁「起業家教育 標準的カリキュラム実践のための手引き(改訂版)」/知るぽると「私たち中学生で会社をつくろう」
- NIJIN放課後プロジェクトスクール 公式サイト



