マニラでインターナショナルスクールを探す場合、まず確認したいのは学校名の知名度ではなく、住居候補から校舎までの通学、希望学年の課程、2026–27年度の授業料と初年度費用です。今回確認した4校はタギッグ、パラニャーケ、パシッグに校舎があり、同じ「マニラの学校」でも日々の移動と費用の条件が異なります。
にじいろは株式会社NIJINが運営し、この記事で紹介するNIJIN GLOBAL ACADEMYも同社の事業です。この記事はメトロマニラの通学型校を比較し、オンライン型の選択肢は別の学び方として扱います。
確認日:2026年10月25日。選定基準は、メトロマニラに校舎を置き、2026–27年度の公式情報で課程または費用と所在地を確認できることです。掲載順は地域と情報を整理するためのもので、学校の評価順位ではありません。全校を網羅する一覧ではなく、公式情報を同じ軸で読み比べられる例として、International School Manila(ISM)、Chinese International School Manila(CISM)、Nord Anglia International School Manila(NAIS Manila)、Domuschola International School(DIS)を紹介します。
マニラのインターナショナルスクールは通学圏と学年別費用で絞る
メトロマニラで通学型の国際校を選ぶなら、候補を校舎の場所から先に絞り、次に希望学年のカリキュラム、入学条件、授業料と追加料金を比較する方法が現実的です。International School ManilaとChinese International School Manilaはタギッグ市のフォート・ボニファシオ周辺、Nord Anglia International School Manilaはパラニャーケ市のアセアナ・ビジネス・パーク、Domuschola International Schoolはパシッグ市のウゴン地区にあります。
- タギッグ・BGC周辺:ISMはUniversity Parkway、CISMはMcKinley HillのUpper McKinley Road。住所は近い地区名だけで判断せず、住居から実際の校門まで確認します。
- パラニャーケ:NAIS ManilaはAseana Business Park。空港やMacapagal Boulevard側を生活圏とする家庭は、朝夕の移動を確認する候補になります。
- パシッグ:DISはBarangay Ugong。東側の居住地やOrtigas周辺を検討する家庭は、校舎位置と送迎条件を合わせて見ます。
- 学費の読み方:授業料だけでなく、申請・入学・予約にかかる費用、通貨、返金条件、追加支援費を分けます。
この4校のなかで「最良の一校」を一律に決めることはできません。英語での授業にすぐ参加できるか、IBや英国式など希望する課程が学年をまたいで続くか、通学が毎日無理なく続くかは家庭によって違います。比較表も順位ではなく、住所と課程、公式に公表されている料金例を整理したものです。
実際の通学型校は、校舎で授業を受けることが前提です。転居先がまだ決まっていない、通学時間や空席が合わない、オンラインで国際的な仲間と学ぶ選択肢も見ておきたい家庭は、学校候補の比較と並行してオンライン型の情報も確認できます。NIJIN GLOBAL ACADEMYは公式サイトで2027年9月の開校を予定するオンラインスクールで、現在のマニラ通学校や開校済みサービスではありません。
校舎はタギッグ・パラニャーケ・パシッグに分かれる
「マニラ」と検索しても、実際の通学先はマニラ市内に限りません。今回の学校はメトロマニラの複数都市にあり、住所の地区によって校舎への向きが変わります。通勤先や住居候補を先に地図へ置き、学校までのルートを同じ曜日・同じ時間帯で調べてください。学校の公式サイトが示す距離や所要時間は目安であり、交通状況、送迎経路、校門での降車まで含む家庭ごとの所要時間とは異なります。
ISMはUniversity Parkway、BGC。CISMはUpper McKinley Road、McKinley Hillに住所を示しています。どちらもタギッグ市ですが同じ校門ではありません。学校見学と登下校の両方で、住居から入口までの移動を確認します。
NAIS ManilaはBradco AvenueのAseana Business Parkにあります。学校公式のアクセス案内は、マカティやBGCなどからの距離とラッシュ前の時間を掲載しています。通学時刻の所要時間を保証する数字ではないため、朝夕の実測が必要です。
DISの住所は13 J. Cruz Street, Barangay Ugong, Pasig Cityです。東側の居住候補からアクセスを確認する際は、学校が案内するバス運行の有無だけでなく、希望する住所・学年での乗車地点と追加料金を学校に問い合わせます。
本記事の「マニラ」は検索語としての呼び方を含むメトロマニラを指し、マニラ市(City of Manila)だけの学校案内ではありません。住所は市名・地区名まで確認して、転居先の生活圏と照らしてください。

地区の比較では、直線距離よりも毎日のルートを見ます。学校に着くまでに幹線道路を何本渡るか、スクールバスの集合場所まで誰が送るか、帰宅が遅れた日に別の迎え手段があるかも、家庭の時間割に関わります。住居を決める前なら、第一候補だけでなく二校ほどのルートを比べて、家賃や職場アクセスとのバランスを考えると選択肢を狭めすぎません。
4校を課程・場所・2026–27年度の費用で比べる
比較表は、各校が公式サイトで確認できた学校区分、所在地、課程、2026–27年度の授業料例、入学時費用の情報を掲載しています。掲載順は候補の整理用で、優劣や合格可能性を示す順位ではありません。料金の通貨や公表範囲が異なり、単純な換算や「最安校」の判定をしても家庭ごとの総額にはなりません。学年や支援の必要性、支払方法を学校へ伝え、個別の請求書と追加費用を確認してください。
- International School Manila:タギッグ市BGCの非営利デイスクール。Preschool〜Grade 12。年間授業料は学年により米ドルとフィリピン・ペソの併記。
- Chinese International School Manila:タギッグ市McKinley Hill。Grades 1–10はアメリカ系課程、Grades 11–12はIBDP。学年別の年額をペソで公表。
- Nord Anglia International School Manila:パラニャーケ市Aseana Business Park。2〜18歳、英国式課程からIGCSE、A-level/BTECへ。
- Domuschola International School:パシッグ市Ugong。Nursery〜Grade 12。IB PYP、Cambridge、IBDPを組み合わせる。
| 学校 | 市・地区 | 学年と課程 | 2026–27費用の公式掲載例 | 入学時に確認する費用・条件 |
|---|---|---|---|---|
| International School Manila | Taguig・BGC | Preschool〜Grade 12。非営利デイスクール | Grades 5–8:年額USD 16,520+PHP 524,600 | Matriculation USD 4,500、Facilities Enhancement USD 4,500、2026年8月1日以降の申請料USD 700 |
| Chinese International School Manila | Taguig・McKinley Hill | Grades 1–10はアメリカ系、Grades 11–12はIBDP | Grades 6–8:年額PHP 925,300 | 授業料に返金条件付きPHP 150,000を含むと説明。その他の学校費用は入学過程で案内 |
| Nord Anglia International School Manila | Parañaque・Aseana Business Park | 2〜18歳。英国式課程、IGCSE、A-level/BTEC | 年齢・学年別の2026–27料金表を公式ページから案内 | 申請PHP 29,806、返金可能な預託金PHP 50,000、入学金PHP 242,875 |
| Domuschola International School | Pasig・Barangay Ugong | Nursery〜Grade 12。IB PYP、Cambridge、IBDP | Grades 6–10:現地学生向け四半期PHP 97,000 | 公表額は現地学生向け。外国籍学生の料金表、入学金、CDF、支援や教材費は個別案内 |
公式料金を同じ通貨に直して一列に並べていないのは、ISMが米ドルとペソの組み合わせ、他校がペソを使い、返金される金額や追加サービスの扱いも異なるからです。通貨換算をする場合は、支払い時点の為替や銀行手数料も別に考えます。家庭の予算表では各校の正式な見積書を基準にし、授業料・初年度一時金・毎年の諸費用・任意サービスを分けてください。
また、表の学年例は学校ごとに同一の年齢を指すとは限りません。Grade、Year、年齢区分の対応は、生年月日と前籍校の成績をもとに出願先が判定します。とくに中学・高校相当の学年で移る場合、卒業まで続くカリキュラムと受け入れ枠を同時に確認しましょう。
International School Manila:BGCの校舎と米ドル・ペソ併記の費用
International School Manila(ISM)はタギッグ市フォート・ボニファシオのUniversity Parkwayにある、PreschoolからGrade 12までの非営利デイスクールです。公式の学費ページは2026–27年度の年間料金を学年別に公開し、米ドルとフィリピン・ペソの両方で支払額を示しています。Middle SchoolのGrades 5–8は年間USD 16,520とPHP 524,600、高校相当のGrades 11–12はUSD 19,660とPHP 623,800です。これは同学年帯の授業料例で、初年度や支援利用時の合計とは異なります。
新入生が支払う費用として、公式ページにはMatriculation Fee USD 4,500、Facilities Enhancement Fee USD 4,500、2026年8月1日以降の申請に適用するApplication Fee USD 700が掲載されています。Matriculationと施設費はKindergarten入学者(新規および在籍Preschoolから進む子ども)、新規Grades 1–12などに適用すると説明されています。対象条件や請求時期を、申請する学年ごとに確認してください。EALやLearning Supportなどの追加プログラム費も、対象となる場合は授業料とは分けて計算します。
International School Manila(ISM)
ISMの出願では、学校の学業要件と、家族がフィリピンで滞在する根拠を分けて確認します。公式のApply Nowページでは、フィリピン人以外の家庭について、親が適法な居住資格を持つこと、観光・短期滞在ビザだけでは受け入れないことを案内しています。年度の募集枠や学年によって待機となる可能性もあるため、「出願資格がある」ことと「希望時期に席が確保できる」ことは別に問い合わせましょう。入学後の移動を考える場合は校舎ツアーと、朝夕の通学ルートの両方を確認します。
学校費用の通貨が二種類であることも予算上の特徴です。世帯の収入通貨と送金方法を考え、米ドル分・ペソ分の請求日、銀行手数料、支払い方法、為替変動時の扱いを学校へ尋ねます。授業料だけを日本円に換算した数字は、為替レートや手数料で変わるため記事では固定額にしません。学校から受け取る正式な見積もりを、家賃・送迎・教材費などと別々に管理してください。
Chinese International School Manila:学年で課程が移るタギッグの学校
Chinese International School Manila(CISM)はタギッグ市Upper McKinley Road、McKinley Hillに校舎があります。公式案内によると、Grades 1–10はアメリカ系のカリキュラムで学び、Grades 11–12でIB Diploma Programmeへ進みます。また全学年でMandarinの学習を掲げています。転入を考える際は、在籍校の履修科目、英語での授業への参加、Mandarin学習の位置づけ、希望学年で履修できる科目を確認し、同じGrade番号なら内容が連続すると仮定しないことが大切です。
2026–27年度の年額授業料は、Grades 6–8でPHP 925,300、Grades 11–12でPHP 1,124,300です。公式料金表は、授業料に返金条件付きのPHP 150,000を含むと明記しています。分割払いを選ぶ場合は学期・四半期の合計額も掲載されます。その他の学校費用は入学過程で案内するとしているため、初年度の請求見込み、返金条件、追加サービスを含む見積書を入学前に受け取ってください。
Chinese International School Manila(CISM)
CISMは、マンダリン学習を継続したい家庭や、後期中等教育でIB Diploma Programmeを検討する家庭にとって、学年の切り替わりを確認しやすい候補です。一方、アメリカ系課程からIBDPに進むタイミングは、本人の科目選択や過去の履修に影響します。学校公式のAdmissions Policyは、親の居住ビザ要件や、ガーディアン配置の事前承認を明示しているため、保護者の勤務・滞在形態に照らして確認してください。案内にある条件が自分のビザに当てはまるかは、学校とフィリピン当局へ個別に確認します。
英語や学習面で支援が必要な子どもは、入学面談で「支援を提供しているか」だけでなく、対象になる学年、支援の頻度、授業料に含まれるか、別料金かを尋ねます。CISMの公式サイトは特別プログラムやサービスの費用について、入学過程で説明するとしています。家庭から提出する診断書・学校記録の扱い、個別支援が定員や時間割に与える影響も、入学可能性と一緒に事前相談しましょう。
Nord Anglia International School Manila:Aseana地区で英国式課程を学ぶ
Nord Anglia International School Manila(NAIS Manila)の校舎は、パラニャーケ市Bradco Avenue、Aseana Business Parkにあります。公式案内では2〜18歳を対象に、NurseryのEarly Years Foundation Stageから、Primary、Key Stage 3、IGCSE、Sixth FormのA-levelとBTECまで、英国のナショナル・カリキュラムを軸とする進路を示しています。子どもの現在の学年と学校年度の切り替えを照らし、Yearの対応、履修科目、希望する試験科目が受けられるかを個別に相談してください。
2026–27年度の公式料金表はペソ建てで、学年ごとに授業料、Capital Development Fee、必須の昼食費を分けて記載しています。例としてYear 6は年間授業料PHP 1,120,731、開発費PHP 197,999、昼食費PHP 77,255で、年払い表示の合計はPHP 1,395,985です。Year 12は授業料PHP 1,788,622、開発費PHP 197,999、昼食費PHP 77,255、合計PHP 2,063,876です。学校は昼食費を必須とし、バス、制服、校外宿泊行事、課外活動、Cambridge/Edexcel試験料などは表の合計に含まれないと案内しています。
Nord Anglia International School Manila(NAIS Manila)
NAIS Manilaは学校見学やオンライン面談、英語アセスメント、申請の流れを公式サイトに掲載しています。公式Admissionsページによると、授業は英語で行われ、英語力のアセスメントを入学プロセスで実施します。学校は見学後に申請書類の提出を案内し、学年途中の入学も受け付けると説明していますが、実際の受け入れは空席や個別審査に左右されます。入学後に英語追加学習が必要となる場合は、費用とサポート内容も確認しましょう。
費用表の「年払い合計」と入学初年度に必要な金額は別です。新入生には1回の申請料PHP 29,806、返金条件付きの入学預託金PHP 50,000、1回の入学金PHP 242,875が設定されています。これらに、学年ごとの年額または学期・ターム払い、支援費、送迎費、制服・試験料などが加わる場合があります。授業料の支払い方法を選ぶ前に、退学時の返金締切や、途中入学時の日割り・対象タームを含む正式な費用明細を確認してください。
Domuschola International School:パシッグでIB・Cambridge課程を組み合わせる
Domuschola International School(DIS)はパシッグ市Barangay UgongにあるNurseryからGrade 12までの通学型校です。公式ページには、Nursery〜Grade 5のIB Primary Years Programme、Grades 6–10のCambridge、Grades 11–12のIB Diploma Programmeという流れが掲載されています。年齢要件はNurseryが3歳、Grade 1が6歳、Grade 6が11歳、Grade 11が16歳など、レベルごとに示されています。年齢判定日は10月31日と案内されているため、誕生日と入学時期を学校に伝えて配置学年を確認しましょう。
2026–27年度の学費ページは、すべての金額がフィリピン・ペソで、現地学生向けであると注記しています。例としてGrades 6–10は四半期PHP 97,000、Grades 11–12は四半期PHP 135,800です。外国籍学生には同じ金額が適用されると決めつけず、外国人料金の問い合わせ先へ学年と滞在条件を伝えて最新の明細を受け取ります。新入生にはMatriculation FeeやCapital Development Fee(CDF)がかかる場合があり、送迎、制服、教材、支援プログラム、校外行事等の費用は学年や利用内容に応じて確認します。
Domuschola International School(DIS)
DISは学年ごとの定員を設定し、満員の学年では待機リストになる場合があると入学ポリシーに記載しています。学校見学は平日の時間帯を定め、入学申請は通年で受け付けますが、途中入学については1学期を修了していることなどの条件も案内しています。引っ越し前に出願する場合は、募集学年、入学可能時期、評価方法、必要書類の英訳・認証の要否をまとめて問い合わせると、転入日から逆算しやすくなります。
送迎サービスの有無だけで校舎の通いやすさを判断しないでください。公式の学校案内がバス運行を示していても、住所ごとの停留場所、乗車時刻、ルートの所要時間、当該年度の空席、利用料金は家庭によって異なります。新しい住居が決まっていない場合は複数の住所候補を伝え、希望する学年でサービスが使えるか、校外活動の日の帰宅手段も確認しましょう。
学費は授業料・初年度費・通学費に分けて比較する
インターナショナルスクールの年間費用を比べるときは、各校の掲載金額をそのまま「授業料」と呼ぶか「初年度総額」と呼ぶかを分けます。ISMのように米ドルとペソの両方が出る学校もあれば、NAIS Manilaのように授業料、Capital Development Fee、昼食費を一つずつ示す学校もあります。DISの四半期授業料は現地学生向けと注記があり、外国籍家庭は同額とは限りません。数字だけを横に並べず、誰に適用される金額か、何が含まれているかを読む必要があります。
学年、支払い回数、通貨を揃えます。年払いと分割払いに別の総額が設定される学校は、実際に選ぶ支払方法の金額を使います。
申請料、予約金、入学金、施設・開発費を分けます。返金可能とされる金額でも、返金時期や退学連絡期限を確認します。
EAL、Learning Support、試験、制服、昼食、バス、校外行事など、家庭が利用・該当する費用を学校の見積書で確認します。
通学に使う車・バス、保護者の送迎時間、住居、ビザ関連の費用を学校の学費と混ぜずに家計へ加えます。
問い合わせ時は、子どもの生年月日、希望する入学月、直近の在籍学年と成績、英語で学んだ経験、支援の必要性、国籍と保護者の滞在資格を先に伝えます。その情報が揃うと、学校は年齢判定、空席、英語支援、該当料金を家庭に近い形で回答しやすくなります。初年度と次年度の費用を別にした見積もりを依頼し、返金条件、支払通貨、学期途中で入る場合の金額、銀行送金費を確かめましょう。
本記事に掲載した金額は各校の2026–27年度公式情報を確認した時点の例で、為替換算や家庭別の見積もりを加えていません。学年配置、国籍・居住資格、支援サービスの内容によって請求額は変わることがあります。出願前に、各校から自分の条件での最新料金表と、料金に含まれない項目の一覧を取り寄せてください。
転入は学年配置・英語評価・居住資格を一緒に確認
転居に伴う学校選びでは、希望する学校に空きがあるかだけでなく、子どもの学年がどこに配置されるか、いつ授業を始められるか、フィリピン滞在の書類が入学条件を満たすかを一緒に確認します。日本の学年とGrade/Yearは必ずしも一致しません。生年月日、前籍校の在籍期間、成績、選択科目の履修履歴によって、学校が入学学年や必要な補習を決めることがあります。
学校ごとに要件は異なりますが、CISMは申請に関わる親の居住ビザ条件を明示し、DISは外国籍学生についてビザ書類やACR/Student Study Permitが該当する場合の提出を案内しています。ISMもフィリピン国外籍家庭の居住資格に関する条件を掲載します。これらは学校の入学ポリシーの要約で、個別のビザ判断ではありません。子どもの年齢、保護者の就労・滞在資格、現地校への入学形態によって必要な手続が変わるため、学校とフィリピン移民局の公式案内で確認してください。
- 子どもの生年月日、希望入学時期、志望学年と希望する課程
- 前籍校2年分程度の成績・在籍証明、本人と保護者のパスポート
- 英語での授業経験、支援計画・必要な配慮、希望する試験や進路
- 家族の国籍、フィリピンでの在留資格、現住所または転居先候補
学校が見学、英語テスト、学力評価、面接のどれを行うかは校ごとの手順を見ます。NAIS Manilaは英語での授業への参加を確認するため英語アセスメントを行うとしています。DISは評価料を案内し、定員に達した場合の待機リストを説明しています。出願しただけで席が確保されるわけではないため、希望学年の空席確認、審査日程、申請料の返金有無、入学開始日の変更条件まで、メールで記録に残しておくと整理しやすくなります。
日本で学んだカリキュラムから移る場合、学年の配置だけではなく、学習言語が変わることも大きな移行です。授業は英語中心か、フィリピン語やMandarinなどの追加言語がどの時間にあるか、EAL・語学サポートの対象判定をどうするかを聞きます。日本語の国語・社会の学習を続けたい家庭は、学校の授業時間だけで補えるか、家庭学習や補習校など別の仕組みが必要かを別途考えましょう。学校名に「International」とあることだけで、日本の学習内容や資格が同じように続くと判断しないことが重要です。
通学時間は公式アクセス情報と自分の移動で確かめる
マニラ圏の通学負担は住所と時間帯に左右されます。地図アプリの通常時の予測だけでなく、登校する曜日の朝と下校時刻に現地を走り、校門での車列、駐車や乗降、渋滞が起きたときの迂回路を確かめます。NAIS Manilaの公式Contactページには、ラッシュ前の時間を前提とした近隣地区からの距離・所要時間の目安が掲載されています。その数値は、授業開始時刻に毎日同じ時間で到着できる保証ではありません。
スクールバスを検討する場合は、対象地域の大きな区分だけで決めず、住居の番地やコンドミニアム名を伝えます。学校または運行会社に、停留地点、集合時刻、乗車時間、帰りの便、運行日、年額・学期額、定員、乗車場所まで保護者が同行する必要があるかを確認してください。学校行事、クラブ活動、試験期間で通常の時刻と異なる日があるかも、利用前の確認事項です。

一日の移動計画を比べるには、住居候補、保護者の職場、学校、習い事や病院など必要な場所を同じ地図に置きます。学校を先に決めてから住居を探すか、住居が決まってから送迎可能な学校を選ぶかで、調べる順序は変わります。複数候補の校舎が離れている場合は、両校の中間に住めば解決するとは限りません。道路の混み方、通勤経路、家族の送迎分担を含め、週5日の時間割として無理がないかを見ます。
- 現在または候補の住所から校門まで、登校時刻にどのルートで何分かかるか。
- 車寄せ・徒歩・バス停それぞれの降車場所と、朝の入構・退構の流れ。
- 遅延時の連絡方法、児童を受け入れる時刻、欠席・遅刻の連絡先。
- 放課後活動の終了時刻と、通常のバスが使えない日の帰宅手段。
- 雨や冠水、道路工事などでルートが変わる場合の代替手段。
学校見学では「選ぶ条件」を質問に変えて比べる
学校見学では雰囲気だけで決めず、家庭が大切にしたい条件を同じ質問に直して各校へ尋ねます。例えば「英語がどの程度必要か」は、入学時の評価、授業中に受けられる補助、追加料金、支援の見直し時期に分けます。「IBがあるか」は、学校全体の認定だけではなく、何年生からどのIBプログラムがあり、希望科目が開講されるかを聞きます。「途中編入できるか」には、空席、学年配置、必要書類、授業開始の時期を合わせて確認します。
入学学年から次の段階へ進む課程は何か。転校や帰国後に学習歴を説明する書類を出せるか。試験・卒業要件は何か。
授業言語、英語学習支援や追加言語の授業、支援が必要なときの対象判定・費用・面談頻度を確認する。
年額と初年度総額の違い、返金可能な費目、退学連絡期限、試験・制服・昼食・送迎・行事の別料金を確認する。
朝夕の実測ルート、バスの停留地点、放課後活動、連絡アプリ、家庭が参加する行事・面談の頻度を聞く。
候補を決める前に、表の空欄を「同じ質問をした結果」によって埋めます。オンラインの宣伝文句や校名から、先生と子どもの人数、クラスの文化、いじめ対応、発達支援の可否を推測しないでください。見学後に受け取った説明資料、費用明細、学年配置の回答は日付と担当者名を添えて保存すると、家族間で判断理由を共有できます。出願後に新しい情報が出た場合も、比較表の更新箇所がわかります。
この記事では、公式サイトに掲載されていない学校別の評価点、進学実績の優劣、保護者口コミの平均値は作っていません。課程や費用は比較できても、どの学校が子どもに合うかを一つの順位にすることはできないからです。保護者と子ども本人が大切にしたい条件を話し、実際の校舎と通学を確かめたうえで選ぶことが、納得できる転入準備につながります。
校舎への通学が難しい家庭はオンライン型を別に検討する
転居先が学校から遠い、希望学年に空席がない、通学を日課にすることが子どもの状態や家族の事情に合わない場合、通学型の候補だけに絞らず、オンライン型の国際教育も比較対象にできます。ただしオンラインで学ぶことは、マニラの通学型校に在籍することと同じではありません。現地の就学義務、在籍校、学校外学習の扱い、卒業資格、進学に使える記録はそれぞれ確認が必要です。
NIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は株式会社NIJINが運営予定のオンライン型インターナショナルスクールで、公式サイトは6〜18歳を対象とし、2027年9月開校予定と案内しています。毎日のライブ授業、英語レベル別の授業、社会共創プロジェクト、メンター、国際交流などの構想を公式サイトで紹介していますが、現時点では開校前です。授業をすでに提供している、在校生がいる、現地校の通学や資格を代替できる、という意味ではありません。
公式ページでは具体的な学費を開校情報メールで案内するとしており、確定料金は公表されていません。入学対象、授業時刻、利用プラン、家庭が用意する端末・通信環境、各国での在籍・資格の扱いは、募集開始後に最新の案内を確かめます。既存の通学校とオンライン教育を同時に使う場合も、フィリピン側の在籍義務や欠席・出席の扱いが自動で決まるわけではないため、在籍先と公的窓口に確認してください。
比較の背景を整理したい家庭は、にじいろの中学生向けオンラインインターナショナルスクールの選び方、インターナショナルスクールの費用を抑える方法、バンコクのインターナショナルスクール比較も参考にできます。各記事は対象地域や読者の疑問が異なります。マニラの学校選定では、このページに掲載した現地校の公式条件を優先し、他都市の記事の料金・入学条件を流用しないでください。
マニラのインターナショナルスクールに関するFAQ
以下は、マニラ周辺で転入先を探す家庭から出やすい疑問を、今回確認した学校公式情報とフィリピン当局の案内に沿ってまとめたものです。学年別の空席、料金の適用区分、ビザ要件は個別条件によって異なります。出願・転居の前に、学校の最新案内と当局の情報を照合してください。
iv class=”schema-faq wp-block-yoast-faq-block”>まず住居候補から通学できる校舎を地図に置きます。今回の4校では、ISMとCISMはタギッグ市、NAIS Manilaはパラニャーケ市、DISはパシッグ市にあります。登校時刻のルートを実測し、校舎の場所と課程を合わせて比較してください。
4校とも公式情報に料金例があります。ISMは米ドルとペソを併記し、CISMは学年別の年額、NAIS Manilaは授業料・開発費・昼食費を分けた表、DISは現地学生向けの四半期授業料を公開しています。外国籍家庭を含めた総額は学校へ個別に確認してください。
一律に対応するとは限りません。生年月日、学校年度、前籍校の成績や履修内容をもとに、各校が配置学年を判断します。年齢、必要書類、希望学年の空席を出願先に伝えて確認しましょう。
申請料、予約金、入学金、施設開発費、昼食、制服、バス、試験、校外行事、英語学習や個別支援にかかる費用を確認します。返金条件や途中退学の締切も費目ごとに異なるため、初年度と次年度の見積書を分けてもらうと整理できます。
学校ごとに入学ポリシーが異なり、ISMやCISMは保護者の居住資格に関する条件を掲載しています。DISも外国籍学生のビザ関連書類を案内しています。自分の滞在資格で入学できるかを学校とフィリピン移民局の公式案内で確認してください。
出願の可否や英語支援の内容は学校、学年、空席によって異なります。NAIS Manilaは英語での授業に参加するためのアセスメントを実施すると説明し、ISMやCISMも個別の出願確認を案内しています。追加の英語支援が必要な場合の条件と料金を出願前に尋ねてください。
CISMはGrades 11–12でIB Diploma Programmeを案内し、DISはNursery〜Grade 5のIB PYPとGrades 11–12のIBDPを掲載しています。希望学年で実際に履修できる課程・科目と、途中編入時の単位・履修条件を各校に確認しましょう。
住所ごとの停留地点、乗降方法、運行日、所要時間、空席、料金は学校や年度で異なります。学校の住所を確認するだけでなく、自宅または住居候補の番地を伝えて利用可能か確認してください。
学校によって通年出願や途中入学を案内していますが、希望学年の定員と審査、前籍校での履修によります。空席、入学できる時期、評価・面接、必要書類、途中入学時の学費を学校へ確認してください。
オンライン型の国際教育も比較対象にできます。NIJIN GLOBAL ACADEMYは2027年9月開校予定と公式サイトに掲載されています。現時点では開校前のサービスなので、募集時期、確定費用、各国での在籍や進路上の扱いを新しい公式案内で確認してください。
学校・制度の公式情報
以下は本文の学校情報、学費、入学条件を確認した公式ページです。ページの更新日や募集状況は変わるため、申請前に最新の料金表・案内を開き、家庭の学年と滞在条件で確認してください。確認日はすべて2026年10月25日です。
- International School Manila:2026–27学費/出願案内
- Chinese International School Manila:学費/入学ポリシー
- Nord Anglia International School Manila:学費ページと2026–27公式料金表/入学・課程案内/所在地・アクセス
- Domuschola International School:2026–27学費/入学ポリシー
- フィリピン移民局:よくある質問(在留資格・就学許可は各家庭の条件に照らして確認)
- NIJIN GLOBAL ACADEMY:公式サイト・開校情報/よくある質問
この記事の写真は街並みと交通をイメージして作成した画像で、実在校舎、学校設備、特定の通学路を撮影したものではありません。


