サウジアラビアで「日本人学校」を探すと、リヤドの通学制日本人学校と、東部地区のダハラン補習授業校が候補になります。ただし平日の在籍先になる学校と、金曜日に日本語を学ぶ補習校は別の施設です。ジッダ日本人学校は2026年3月末に閉校しました。住む都市と平日の学校を先に決め、子どもの学年、通学、費用を照合しましょう。
にじいろは株式会社NIJINが運営しています。この記事で紹介するともだちじゃぱんも同社の事業です。NIJINの事業も地域の学校と同じ判断項目で示し、現在できる体験と将来の開校構想を分けて説明します。
比較候補は、文部科学省・在サウジアラビア日本国大使館の一覧に載り、現行の公式情報を確認できるリヤド日本人学校とダハラン補習授業校、地域に関係なく検討できるオンラインのともだちじゃぱんです。掲載順は通学制、補習校、オンラインという利用形態の順で、優劣や推薦順位ではありません。対象、場所、頻度・内容、費用、体験と募集を同じ軸で比較します。確認日は2026年10月21日です。
サウジアラビアの日本人学校・補習校一覧:まず都市と平日の在籍先を決める
リヤド日本人学校は日本の教育課程に沿って平日に通う学校です。ダハラン補習授業校は東部地区日本人会が運営し、在サウジアラビア日本国大使館によれば金曜日に開校しています。ともだちじゃぱんは日本語で話す機会をオンラインで検討できる事業ですが、8人制クラスはまだ開校前です。表の「要問い合わせ」は、現行の金額や対象を公式資料で確定できなかった項目です。
| 候補・種別と場所 | 対象・学び方 | 頻度・内容 | 費用と追加費用 | 見学・体験、利用開始 |
|---|---|---|---|---|
| リヤド日本人学校 認定日本人学校・リヤドに通学 | 小学部・中学部。日本の学習指導要領に沿う授業。編入学書類と学年の受入れを確認 | 平日の通学。2026年度しおりは登校7時30~45分、下校14時35分頃または15時35分頃と案内 | 2026年度規程は授業料月3,300 SRを12か月、入学金2,500 SR。保護者会・保険・送迎などの現行額は別に確認 | 編入案内と問い合わせ窓口あり。見学、体験、希望学年の空席・開始日は学校に要問い合わせ |
| ダハラン補習授業校 補習授業校・東部地区で通学 | 現地校等と並行して日本語を学ぶ子ども。現行の対象学年・日本語条件は要問い合わせ | 大使館は毎週金曜日に開校と案内。現行の授業時刻と科目は要問い合わせ | 授業料、入学金、教材、東部地区日本人会費等の現行額は要問い合わせ | 東部地区日本人会が運営。現行の授業場所、見学、空席、申込先を会へ確認 |
| ともだちじゃぱん オンライン日本語学習・現地から相談 | 日本語で学びたい子ども。現行は先生の1対1専任サポート体験。将来の8人制クラスは未開校 | 体験の日時と内容は相談。将来の集団クラスの頻度を現行サービスと混同しない | 現行体験は月16,500円(税込)、このプランの入会金0円。将来のクラス学費は別に確認 | 無料相談・体験あり。8人制クラスの開校日は確定していない |
リヤド以外に住む家庭がリヤド校への通学を考えるなら、日々の移動が続くかを先に確かめます。東部地区で現地校等に通う家庭には金曜の補習校が候補です。通学先と時間が合わない家庭はオンラインの日本語学習も検討できますが、今すぐ同世代と8人制クラスで学びたい家庭には、現在のともだちじゃぱんは合いません。
リヤド日本人学校は平日の在籍先として選ぶ
リヤド日本人学校の公式サイトは、日本の学習指導要領に沿って日本語で教科を学ぶことを説明しています。学校案内には小学部・中学部があり、2026年4月時点で特別支援学級の案内もあります。ただし個々の学年に入れるか、どの支援が利用できるかは現在の学校との相談で確定します。
2026年度編入学のしおりは、学校が新しい校舎としてAntara Compoundを案内し、家庭・コンパウンドごとに自家用車や送迎車で登下校すると記しています。古い地図や以前の校舎写真だけで住居を決めず、見学の集合場所と送迎経路を学校へ確認してください。
同しおりにある登校時間は7時30~45分、下校は授業時数により14時35分頃または15時35分頃です。実際の授業日、休業日、時刻は現行の年間予定と学校からの案内が優先します。子どもの朝の移動、保護者の勤務、コンパウンドの送迎を一日の予定に当てはめます。
2026年度のリヤド校費用は入学金と12か月分で考える
学校の2026年度入学金・授業料規程は、入学金2,500サウジリヤル(SR)、授業料月3,300 SRを定めています。授業料は夏休みなど学校に通わない月も含めて12か月分納めるため、単純な年額は39,600 SRです。小学部から中学部への進学時は同規程で入学金を徴収しません。
| 項目 | 学校の2026年度資料 | 家庭が確かめる点 |
|---|---|---|
| 入学金 | 入学・編入時2,500 SR | 入学月と対象者、学部内・学部間の扱い |
| 授業料 | 月3,300 SRを12か月。3期一括が原則で、希望により月払いも規程に記載 | 入学月、請求時期、途中転出の返金条件 |
| 追加費用 | 編入のしおりは保護者会費と海外学校傷害保険料にも言及 | しおりに載る金額は2025年度表記。2026年度額、送迎・用品・行事費を要問い合わせ |
学校の資料では授業料の納入を原則3期に分け、途中転出入時の扱いも定めています。会社の教育費補助に含まれる項目と、学校へ支払う額を分けて見積もりましょう。送迎車、文具、行事や通貨換算の負担は家庭によって変わります。

ダハラン補習授業校は金曜、日本人学校とは役割が違う
在サウジアラビア日本国大使館の海外子女教育案内によれば、ダハラン補習授業校はサウジアラビア東部地区日本人会が運営し、毎週金曜日に開校しています。リヤドの全日制校とは異なり、平日の在籍先を別に考える補習の場です。通う候補として調べる際は、現地校・インターナショナルスクールとの時間割を重ねてください。
大使館のページには現行年度の対象学年、授業料、入学金、見学・空席、授業場所までは揃っていません。2025年の領事出張案内にはアル・コバールの会場が記されていますが、学校の現在の授業場所をその記録だけで確定しません。大使館が掲載する東部地区日本人会の案内を入口に、現行の窓口へ確認してください。
問い合わせでは、子どもの生年月日と日本での学年、現在の学校、日本語の読み書き、金曜の通学手段を伝えます。見学可能日、希望学年の受入れ、授業時間、家庭学習の量、入学金・授業料と会費を一度に聞くと比較できます。
ジッダ日本人学校は2026年3月末に閉校
古い学校一覧にはジッダ日本人学校が残っている場合があります。しかし在ジッダ日本国総領事館の公式発表は、2026年3月5日に卒業・閉校式を行い、同年3月31日をもって閉校すると明記しています。したがって、この記事では現在入学できる学校として並べません。
ジッダに住む家庭は、平日の在籍先を地元の学校について調べ、日本語をどう続けるかを別に考える必要があります。リヤドへの毎日の通学が現実的かは住所と交通手段で判断し、オンラインが必要なら授業時間と現行提供内容を確認してください。歴史上の学校名を現在の募集情報と混同しないことが重要です。
リヤドと東部地区では通学の組み合わせが変わる
リヤド日本人学校を選ぶ家庭は、平日の登下校が生活の中心になります。住居候補のコンパウンドから学校への距離だけでなく、車を出せる人、送迎車の条件、急な予定変更時の連絡方法を確かめます。学校は家庭・コンパウンドごとの自家用車や送迎車を利用すると案内しており、全国共通のスクールバスを想定しないことが大切です。
東部地区でダハラン補習授業校を選ぶなら、平日の学校と金曜の補習を組み合わせます。金曜に休息や家族の予定が必要な子もいます。教科学習を増やしたいのか、日本語で友人と過ごしたいのかによって、通える頻度の見方が変わります。
ジッダなどほかの地域では、日本語の通学施設が近くにない可能性があります。その場合は現地での就学と、家庭での教材、オンラインの対話を分けて計画します。都市名だけで「サウジ国内なら通える」と考えず、週に何回移動するか、子ども本人がその時間をどう感じるかを確かめます。

編入前に書類と教科書の受け取り方を確認
リヤド日本人学校の2026年度しおりは、入学・編入申込書、家庭票、登下校方法届、保護者と本人のパスポート・イカマの写しなどを挙げています。日本の学校から編入する場合は、前籍校の在学証明、指導要録、健康診断票など、受け取れるものを確かめましょう。書類の要否は家庭の出発地と入学時期で変わるため、学校の最新チェックリストに沿って準備します。
日本の教科書について、同校のしおりは日本を出国する前に海外子女教育振興財団へ申請するよう案内しています。大使館の現行案内では、リヤド日本人学校の在籍者は学校が教科書をまとめて申請し、それ以外の学校に在籍する子どもは個別申込みが必要と説明します。ダハラン補習授業校の在籍者も、現行手順を大使館に確認してください。
- 住む都市と平日の学校を決める。日本人学校、現地校、インターナショナルスクールのどれを在籍先にするか整理します。
- 希望学年と空席を確認する。生年月日、現在の学年、転居日、希望開始日を学校へ伝えます。
- 書類を前籍校から受け取る。在学・成績・健康の資料を依頼し、原本や翻訳の要否を入学先へ確認します。
- 費用と送迎を別々に見積もる。授業料、入学金、会費、保険、バス・車の費用、教材を一覧にします。
- 本人と見学・体験を相談する。日本語で学ぶ負荷、休みの日の過ごし方、現地の友人関係も聞きます。
日本人学校、補習校、オンラインが合う家庭を分けて考える
日本の教育課程で平日学び、帰国後の学校への接続を重視する家庭には、リヤド日本人学校が候補です。ただし学年の空席、居住地からの送迎、授業料、日本語での学習が続けられるかを確認します。学校案内は2026年4月時点で小規模な在籍数を示していますが、人数の少なさだけで子どもに合うと判断しないで、見学で本人の感覚も聞きましょう。
東部地区の現地校等に通いながら日本語の教科学習を続けたい家庭には、ダハラン補習授業校が候補です。平日の学校の代わりにはならず、金曜の移動と家庭学習が増えます。募集条件と費用は運営する日本人会へ確認してください。
近くに通学先がない、あるいは現地校に在籍したまま日本語で話す機会を足したい家庭には、オンラインの体験が合う可能性があります。ただし対面の友人関係や学校の在籍資格を提供するものではなく、時差と子どもの画面利用の負担も確認が必要です。
ともだちじゃぱんの現行体験と開校予定を分ける
ともだちじゃぱんの入学案内は、8人制クラスがまだ開校していないと説明しています。現在できるのは、先生が一人ひとりを専任で支える体験プランと無料相談です。公式料金ページでは体験プランが月16,500円(税込)、このプランから始める人の入会金が0円です。開校後の学費と開始日を、現行プランの条件で断定しません。
リヤドや東部地区にいて日本語で先生と話す機会を試したい家庭には相談先になります。一方、今すぐ同世代と集団で学びたい、金曜に対面の友人と活動したい、日本の学校の在籍・卒業資格が必要、時差で時間が合わない家庭には現在の体験が合わない場合があります。
相談するときは現地の都市、子どもの年齢、平日の在籍先、参加できるサウジ時間、希望する学びを伝えます。無料体験・相談で実際に利用できる内容を確認してから選べます。

サウジアラビアの日本人学校についてよくある質問
日本人学校と補習授業校は同じですか?
違います。リヤド日本人学校は平日の在籍先として日本の教育課程で学ぶ学校です。ダハラン補習授業校は金曜日に学ぶ場で、平日の在籍先を別に考えます。
ジッダ日本人学校は2026年も入学できますか?
できません。在ジッダ日本国総領事館は2026年3月31日の閉校を発表しています。古い学校一覧を現在の募集情報として使わないでください。
リヤド日本人学校の学費はいくらですか?
2026年度の規程は入学金2,500 SR、月額授業料3,300 SRを12か月としています。保護者会、保険、送迎、用品などを含めた家庭ごとの総額は学校へ確認してください。
オンライン学習だけでリヤド日本人学校を卒業できますか?
できません。ともだちじゃぱんは日本語学習の事業であり、リヤド日本人学校への在籍や卒業の代わりにはなりません。現行の8人制クラスも開校前です。
確認した公式情報
以下の一次情報を2026年10月21日に確認しました。募集、授業場所、授業料は変わるため、利用前に学校と運営団体から現行の案内を得てください。

