スイスの日本人学校一覧|チューリッヒ全日制校と各地の補習校【2026年】
スイスには、チューリッヒ州ウスターに全日制のチューリッヒ日本人学校があり、同じ運営体の補習校に加えて各都市に継承日本語の学校・教室があります。公用語や通学圏は州ごとに異なるため、チューリッヒ、バーゼル、ジュネーブなどを一つの毎日通学圏にまとめず、生活予定地から選びましょう。
にじいろは株式会社NIJINが運営し、この記事で紹介する「ともだちじゃぱん」も同社の事業です。候補は公式情報で確認できる学校・学習先を掲載し、掲載順はおすすめ順位ではありません。
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1. スイスの日本人学校は地域別に選ぶ。まずは通学地を確認
地域の選択軸:スイスには、チューリッヒ州ウスターに全日制のチューリッヒ日本人学校があり、同じ運営体の補習校に加えて各都市に継承日本語の学校・教室があります。公用語や通学圏は州ごとに異なるため、チューリッヒ、バーゼル、ジュネーブなどを一つの毎日通学圏にまとめず、生活予定地から選びましょう。
スイスの選択肢は、全日制の日本人学校と、別の現地校に通いながら日本語を学ぶ補習授業校に分かれます。全日制校の対象地域はチューリッヒ州とその周辺と学校規則に記載されています。ウスターの校舎はチューリッヒ市中心部ではなく、日々の移動は住居と公共交通の接続で変わります。バーゼル、ジュネーブ、ツーク、ルツェルンの日本語学校・教室はそれぞれ別地域の候補です。公館の一覧から所在地を確認し、州をまたぐ通学を前提にせず現地の会場へ問い合わせてください。
この記事は、学校の種類・地域・授業頻度を見分け、赴任先に合う候補へ問い合わせるための案内です。住所・費用・募集状況は変わるため、掲載した公館や学校の一次情報を確認し、実際の見学や入学相談で最終判断してください。
| 学び方 | 通う頻度 | 主に向く希望 |
|---|---|---|
| 全日制日本人学校 | 平日・毎日 | 日本の小中学校に近い教育課程を日々受けたい |
| 日本語補習授業校 | 多くは週末 | 現地校・国際校と並行して日本語や教科を学びたい |
| 現地校+家庭・オンライン学習 | 平日校+各家庭の計画 | 現地の言語や教育課程を主軸に日本語も続けたい |
2. 全日制校・補習校・現地校は役割が違う
制度の違い:「日本人学校」と名前に含まれていても、平日の全日制と週末の補習授業校は教育時間も目的も異なります。スイスで学校探しを始めるときは、施設名だけでなく、毎週何日どの教科を学べるか、在籍校を別に持つ必要があるかを確認してください。
全日制の日本人学校は、日本の小学校・中学校に相当する教育課程を行う在外教育施設として文部科学省が認定する学校です。補習授業校は、現地校などに通う子どもの日本語や教科の学習を支える週末の場として設けられ、校舎・授業時間・学年・入学要件は運営者ごとに異なります。
現地校やインターナショナルスクールは、地域の教育課程や国際的なカリキュラムを平日の中心に置きます。そこへ補習校、家庭学習、オンラインの日本語クラスを加える家庭もあります。どの組合せも同じ資格や学習時間を与えるわけではないので、在籍・進級・帰国時の扱いを関係する学校へ確認しましょう。
学校を比べるときは、①学校の制度上の種類、②住所と登校頻度、③学ぶ教科と言語、④入学条件、⑤授業料以外の支出、⑥帰国や転居の際に必要な書類を同じ表へ記入すると、名前の似た制度を混同しにくくなります。
3. スイスで確認できる日本語の学校・教育機関一覧
学校一覧:文部科学省の認定施設一覧などで確認できる学校候補を、1件の全日制日本人学校・校舎と、0件の別種別の私立在外教育施設に分けて掲載しています。所在地や種別の一覧は、希望学年の空席や自宅からの通学可能性を示すものではありません。
全日制校の対象地域はチューリッヒ州とその周辺と学校規則に記載されています。ウスターの校舎はチューリッヒ市中心部ではなく、日々の移動は住居と公共交通の接続で変わります。バーゼル、ジュネーブ、ツーク、ルツェルンの日本語学校・教室はそれぞれ別地域の候補です。公館の一覧から所在地を確認し、州をまたぐ通学を前提にせず現地の会場へ問い合わせてください。
補習授業校は全日制校の代替校舎として記載していません。別の教育機関、開校曜日、対象学年を持つため、週末の日本語学習先として次の一覧で分けて確認します。
| 学校・選択肢 | 地域 | 種別 |
|---|---|---|
| チューリッヒ日本人学校 全日校 | チューリッヒ州・ウスター | 全日制日本人学校(小学部・中学部、スイスの私立学校) |

4. スイスの学校を種別ごとに確認する
各校の特徴:チューリッヒ日本人学校 全日校は、チューリッヒ州・ウスターで全日制日本人学校(小学部・中学部、スイスの私立学校)を検討する家庭の候補です。在スイス日本大使館は小学部・中学部を持つ在外教育施設として案内しています。学校規則は小学6学年・中学3学年、月〜金の授業、年間190日以上を定めています。所在地はFlorastrasse 18, 8610 Uster。公開料金表は古い日付のため、現行学費・空席は学校へ直接確認してください。最新の募集要項で、対象学年、通学可能な範囲、必要書類、費用を確認してください。
認定校一覧は学校の制度上の位置づけを確かめる入口です。日々の学校生活、授業時間、学年の空き、入学の条件、費用は学校ごとに別の情報として扱います。公式ページの更新日が古い場合や、募集案内が前年の年度を対象としている場合は、そのまま現行情報として使わず、学校事務局に新年度版の資料を求めてください。
5. スイスの補習授業校・週末の日本語学習先
補習校の役割:全日制の日本人学校が近くにない場合、補習授業校や地域の日本語学習先が候補になります。スイスの教育制度は州の役割が大きく、同じ学校名の日本語教室でも借用校舎、開催曜日、学年編成、家庭の関わり方が異なります。大使館・ジュネーブ領事事務所が掲載する連絡先は候補を把握する入口です。とくに安全上、所在地をウェブに掲載しない補習校もあるため、問い合わせ前に公開されている会場住所を推測しないでください。
補習校の「通学圏」は校名に都市名が付いているかだけでは判断できません。通学先の建物、授業曜日、学年、募集枠が今も同じかを学校の最新ページで確かめてください。貸し校舎へ移転した学校や、詳細住所を安全上の理由から個別案内する学校もあります。
一覧にある施設の情報は、公開されている範囲を示しています。公館が連絡先を掲載していても、現在の学級数や費用まで保証するものではありません。入学前に授業の見学が可能か、児童の日本語力の確認方法、家庭での予習・復習、保護者の協力範囲を尋ねると具体的な判断材料になります。
| 学校・学びの場 | 地域 | 確認できる特徴 |
|---|---|---|
| チューリッヒ日本人学校 日本語補習校 | チューリッヒ州・ウスター | 全日制校に通わない子ども向けの日本語補習校です。2026年度案内は週2時間の国語授業、幼稚部から高等部・国際部までのコースを掲載し、土曜クラスと一部水曜クラスがあります。定員後は順番待ちになる場合があります。 |
| バーゼル日本語学校 | バーゼル | スイス大使館の2026年9月教育案内に継承日本語の学習先として掲載されています。現在の対象学年、開催曜日、校舎、費用は運営者に確認してください。 |
| ツーク日本語学校・ルツェルン日本語学校 | ツーク・ルツェルン | 大使館案内はツーク日本語学校とルツェルン日本語学校も掲載しています。全日制日本人学校ではなく地域の日本語学習先です。現在のクラス、対象、通学方法を各校に確認してください。 |
| ジュネーブ日本語補習学校 | ジュネーブ | 在ジュネーブ領事事務所は、現地校・インターナショナル校に通う児童生徒向けに幼児部、小学部、中学部、高校部を設ける補習学校を案内しています。現在の会場、時間割、費用は運営者に問い合わせてください。 |
全日制校に通わない子ども向けの日本語補習校です。2026年度案内は週2時間の国語授業、幼稚部から高等部・国際部までのコースを掲載し、土曜クラスと一部水曜クラスがあります。定員後は順番待ちになる場合があります。 公式情報
スイス大使館の2026年9月教育案内に継承日本語の学習先として掲載されています。現在の対象学年、開催曜日、校舎、費用は運営者に確認してください。 公式情報
大使館案内はツーク日本語学校とルツェルン日本語学校も掲載しています。全日制日本人学校ではなく地域の日本語学習先です。現在のクラス、対象、通学方法を各校に確認してください。 公式情報
在ジュネーブ領事事務所は、現地校・インターナショナル校に通う児童生徒向けに幼児部、小学部、中学部、高校部を設ける補習学校を案内しています。現在の会場、時間割、費用は運営者に問い合わせてください。 公式情報
6. スイスで毎日の通学が続くかを確かめる
通学負担:スイスの鉄道は都市間移動に便利ですが、全日制は週5日、補習校は指定曜日に定期的な移動が必要です。ウスターの全日制校については、登校時刻と最寄り駅からの最後の区間、保護者送迎の要否を学校に確認します。補習校は2026年度資料に土曜日の午前・昼・午後のクラスと一部水曜日の枠が示されていますが、希望学年でクラスが成立するか、定員に余裕があるかが別途条件です。
スイスの教育制度は州の役割が大きく、同じ学校名の日本語教室でも借用校舎、開催曜日、学年編成、家庭の関わり方が異なります。大使館・ジュネーブ領事事務所が掲載する連絡先は候補を把握する入口です。とくに安全上、所在地をウェブに掲載しない補習校もあるため、問い合わせ前に公開されている会場住所を推測しないでください。
学校バスがあると案内されていても、全ての住所・学年・曜日で利用できるとは限りません。現在の運行区域、停留所、乗車時間、料金、席の空き、引越し後の変更手続きを学校へ聞いてください。公共交通を使う場合は、子どもの年齢に応じた乗換えや、遅延時の連絡先も確認します。
補習校は週1回でも、遠距離の往復が長いと週末の休息が減ります。現地校の宿題やスポーツ、家族の予定と重ならないか、出発から帰宅までの時間を実際の曜日で記録してください。通学負担が大きければ、より近い地域の日本語クラスやオンライン学習を比較する価値があります。
スイスでは州をまたぐと生活言語、学校制度、交通の乗換が変わるため、「チューリッヒに通えるか」だけでなく、居住するカントンから校舎へ毎週通えるかを確認します。チューリッヒ日本人学校の日校はウスターにあり、チューリッヒ市内の住所でも電車やバスの接続によって所要時間が異なります。補習授業校はチューリッヒのほかバーゼル、ツーク、ルツェルン、ジュネーブなど複数の地域に掲載されていますが、対象地域・開催日・受け入れ枠は同じではありません。スイスは鉄道が便利でも、乗換と授業開始時刻を合わせた実際の往復経路を確認し、雪や工事時の代替ルートも調べましょう。

7. 入学・編入の条件と年度を確認する
入学条件:チューリッヒ全日校の規則は日本国籍の児童生徒を主な対象とし、外国籍希望者は校長の推薦のもと運営委員会が判断するとしています。小学6学年・中学3学年に空きがあるか、転入に必要な在籍証明や学年資料、特別な支援の相談を確認してください。補習校は幼児から高校・国際部までのコースが案内されていますが、年齢・日本語力に応じたクラス分けと定員待ちがあります。ジュネーブや他地域の教室は個別に対象要件を問い合わせましょう。
スイスの現地校は州の教育制度と主な授業言語に沿って手続きします。チューリッヒ州ではドイツ語圏、ジュネーブではフランス語圏が日常の学校生活に関わるため、転入書類、学年判定、言語支援を自治体または受入校へ確認してください。日本人学校・補習校の申請は、現地校の在籍手続きや居住許可に代わるものではありません。
問い合わせる際は、子どもの生年月日、現在の学年、前籍校、日本語の読み書き、海外滞在の期間、予定住所、入学希望日をまとめます。編入学は新入学とは書類や手続きが異なる場合があり、年度途中は希望学年の受入れができないこともあります。
学校に確認したいのは、募集開始日・締切、対象年齢、学年判定、面談や日本語力の確認、在籍証明・成績資料、教科書、体験入学、通学区域、保護者の活動です。公館の一覧や前年の募集要項を見ただけで、現行の定員や条件を決めつけないようにしましょう。
現地校へ入学する家庭は、住所が決まったら地域の教育窓口や希望校へ手続きを確認します。日本人学校や補習校への申込みだけで、現地の在籍手続きが完了するわけではありません。必要書類の翻訳、健康記録、予防接種記録、在留資格などは学校や自治体の指示に従ってください。
全日制のチューリッヒ日本人学校は小学部・中学部を対象に平日運営され、入学条件には学校の通学圏や日本語教育課程への適合が関わります。補習校は週1〜2時間程度の日本語授業から土曜のまとまった授業まで地域により異なり、現地校・国際校に在籍することが前提となる場合があります。出願前に、居住予定地、子どもの在籍校、学年、日本語の読み書き、希望開始日を伝え、面談・体験・待機の有無を確認してください。大使館の一覧は複数の地域の学校を紹介していますが、すべての開講条件を保証するものではありません。候補ごとに現年度の募集要項を取り寄せましょう。
8. スイスの学費・通学費を比較する
年間総額:チューリッヒ日本人学校の公式ページには入学金・学期納付の金額表がありますが、ページ内の料金説明は2017年付で、学校自身が毎年度金額を改定するとしています。現在の金額として引用せず、2026/27年度の授業料、入学金、教材、交通費を書面で確認してください。チューリッヒ補習校、バーゼル、ツーク、ジュネーブ等は現行の公開料金を今回確認できなかったため要問い合わせです。CHF建て費用に現地校の給食・通学・教材費が加わる点も見積りに含めます。
見積もりを依頼するときは、授業料を月額・学期額・年額のどれで払うか、年度の長さ、入学金と返金規定、兄弟姉妹の扱いを確認します。補習校は授業料が低く見えても、教材、保険、行事、送迎、家庭学習用の教材が別途かかることがあります。
同じ通貨の金額でも、支払回数や年度の切替えが違えば比較しにくくなります。年間合計に加え、初年度にだけ必要な費用、帰国・転校時に発生する費用、バスや公共交通の費用を分けて記録しましょう。学校のウェブページに掲載された金額は、適用年度が明記されているかを必ず見ます。
公開情報で最新額を確認できない項目は「要問い合わせ」と書き、古い年度の金額を現行料金として扱わないでください。学校から書面の見積もりが届いたら、入学金・授業料・施設費・教材・制服・交通・行事・保険・寄付金の各行を家計表に移すと、候補間の差が明確になります。
チューリッヒ日本人学校の公式サイトには費用資料がありますが、確認できた表の一部は2017年版で、毎年度改定される旨が記されています。これを2026年度の金額として引用することはできません。補習校やジュネーブなど他地域についても、公開ページだけで最新の授業料・教材費を比較できない場合があります。授業料、入学金、教材、会費、行事、交通費、欠席時の扱いを、該当年度の書面見積もりで確認してください。スイスフラン建ての費用は為替変動で家計負担が変わるので、月額換算だけでなく請求通貨・納付時期・返金条件も家族の予算表に記録します。
9. スイスの選択肢が合わないときはオンライン日本語も比較する
オンラインの選択肢:全日制校まで毎日通うのが難しい、地域の補習校が希望学年を開講していない、または日本語で同世代と話す機会を増やしたい場合は、オンライン日本語スクール「ともだちじゃぱん」も比較できます。公式案内は少人数クラス、日本の現役教員、対話・探究型授業、朝の会・放課後の交流を紹介しています。約100ライブ授業枠や2026年12月パイロットは開校前の計画です。スイス時間の授業、費用、対象を確認してください。全日制校や現地校の在籍資格は別に必要です。
ともだちじゃぱんは、現地校や日本人学校のような平日全日制の在籍校とは役割が違います。地域の全日制校が遠い家庭、補習校の曜日が合わない家庭、現在の学校を続けながら日本語で話す同年代を増やしたい家庭には、比較対象になることがあります。一方で、校舎での毎日の集団生活、現地の学校籍、認定された教育課程が必要な家庭には、在籍校を別に選ぶ必要があります。
日本人学校・補習校・現地校・オンラインスクールは、優劣を一つの尺度で決められません。学校生活を毎日日本語で送りたいのか、現地の言語と教育課程を中心にしたいのか、週末に日本語の時間を足したいのかを先に決めます。そのうえで、子ども本人が参加しやすい時間帯、授業形式、友人との関係、費用を比べてください。
相談では、今の学校と学年、使っている言語、日本語で困っていること、希望する時間帯、滞在先、帰国の見通しを伝えます。開校前の案内は予定変更の可能性があるため、学費や開校日程を確定事項として扱わず、公式の最新資料と相談窓口で確認しましょう。
| 比較項目 | 全日制日本人学校 | 補習授業校 | オンライン日本語学習 |
|---|---|---|---|
| 授業頻度 | 平日・毎日 | 多くは週末 | 家庭の時間帯に合わせる |
| 主な役割 | 日本語中心の学校教育 | 他校と並行した日本語学習 | 場所に左右されにくい対話・学習 |
| 通学・送迎 | 毎日の通学を確認 | 週末の会場を確認 | 通信環境と時差を確認 |
| 資格・在籍 | 学校の認定や在籍条件を確認 | 現地の在籍校と併用する場合が多い | 正規の在籍・卒業資格の代わりではない |
| 確認事項 | 学年・空席・学費・バス | 対象・日本語力・曜日・教材 | 開校予定・時間割・費用・適合性 |
10. 日本語と現地の言語を無理なく続ける
日本語の継続:スイスでは州・地域で使われる公用語が異なります。ドイツ語圏のチューリッヒ、フランス語圏のジュネーブ、イタリア語圏のティチーノ州では、現地校の授業言語や支援体制を同じ前提で考えられません。全日制日本人学校に通う場合も、現地社会で必要な言語の接点を家族で話し合い、補習校を選ぶ場合は限られた日本語学習時間を読書・会話・家庭学習で支えてください。
週の時間割に、スイスでの平日校、補習校、オンライン学習、家庭での読書を並べてみましょう。日本語の時間を増やすだけでなく、現地の言語を使う学びや友達との時間を削りすぎないバランスが必要です。
日本語の読み書きが学年相当でも、海外の学校で身につける語彙や教科の進み方は異なることがあります。帰国の時期が近づいたら、日本の学校へ提出する記録、使用教科書、学習内容、在籍証明の発行方法を現在の学校へ相談し、受入れ先の学校にも必要な資料を確認してください。
子どもが日本語で話したくない、宿題で疲れているなどの様子があれば、学習時間だけを増やす前に、学ぶ相手、テーマ、授業時間、休息を見直します。本人が何を続けたいかを聞き、親が管理する課題と子ども自身が選ぶ活動を分けると、習慣を調整しやすくなります。
11. スイスの現地校と日本語の学びを組み合わせる
併用の設計:チューリッヒでは全日制の日本人学校と、週2時間程度の国語を学ぶ補習校が同じ法人内にあります。全日制は平日の日課を日本の教育課程に沿って構成し、現地教師によるドイツ語・英語の授業も案内します。補習校は日本語を使う時間を足すもので、平日の在籍先は別に必要です。公館はバーゼル、チューリッヒ、ツーク、ヌーシャテル、フリブール、ベルン、ルツェルンなどに継承日本語の機関を掲載するため、居住地周辺を選べます。
二つの学校に関わると、保護者の連絡先、欠席届、健康情報、年間予定、教材の管理が二系統になります。どちらの学校へどの情報を伝えるかを確認し、休暇の重なりや試験期間、学校行事が衝突しないか年度初めに照合しましょう。
土曜の補習校を選ぶなら、金曜夜の宿題、土曜の送迎、日曜の休息を一つの週末計画として考えます。平日にオンライン学習を入れる場合は、現地の授業や習い事のあとに長時間画面を見ることにならないか、参加時間と休憩を試験的に調整してください。
進級や帰国時に何を優先するかは、子どもの年齢と予定で変わります。日本の教科書を続けたい、現地語を伸ばしたい、友人関係を守りたい、帰国後の学年差を小さくしたいなど、家庭の目標を二つか三つに絞って学校へ伝えると、具体的な提案を受けやすくなります。

12. 学校を選ぶためのチェックリスト
比較の視点:通える範囲:学校の所在地、バス区域、最寄駅、通常の登下校時刻、遅延時の対応を確認した。
子どもに合うか:学年、授業言語、日本語の読み書き、少人数・集団の環境、見学や体験の可否を確認した。
費用と継続性:授業料だけでなく、入学金、施設費、教材、交通、制服、活動費、返金条件を確認した。
家庭の予定:平日の勤務、きょうだいの送迎、補習校の宿題、休息日、時差を含む時間割を一週間分作った。
将来の接続:転校や帰国の時に必要な成績資料、在籍証明、教科書、学習記録の発行について質問した。
| 家族が大切にしたいこと | 優先して見る候補 | 学校へ尋ねること |
|---|---|---|
| 日本語中心の毎日 | 近隣の全日制校 | 対象学年、受入れ枠、通学方法、学費 |
| 現地校と両立する日本語 | 地域の補習授業校 | 授業曜日、教科、日本語力、家庭学習 |
| 送迎を減らして話す機会を増やす | オンライン学習 | 時間帯、授業人数、開校時期、資格との関係 |
地域を決めるときは、①居住カントンと通勤先、②現地の平日校と言語、③全日制の日本語課程が必要か、週末・放課後の補習で目的を満たせるか、④駅から校舎までを含む往復時間、⑤現年度の費用と募集枠、の順に整理します。チューリッヒ日本人学校は日本語で教科学習を続けたい家庭の候補ですが、毎日の通学と学校の通学圏が条件になります。補習校は平日の在籍校を別に確保する選択です。子どもの現地校生活を優先しながら日本語を維持する場合は、授業時間だけでなく、家庭での読書・宿題に使える時間も含めて無理のない計画を立てましょう。
13. スイスへ移る前の準備スケジュール
渡航前の準備:渡航が決まったら、学校候補を2〜3校に絞る前に、住所の候補、子どもの年齢と学年、日本語の読み書き、現地校への入学時期をまとめます。まず公館の教育情報と文科省の認定一覧で学校種別を見分け、次に各校の公式募集ページで現行の募集年度を確認しましょう。
入学希望の半年ほど前を目安に、学校へ空席、選考、校区、バス、費用、見学日を問い合わせます。移動時期が迫っている場合は、期限を待たずに現状を説明してください。週末校は学年別に定員が異なり、募集開始や体験日が平日校と異なることがあります。
渡航前は在籍校から成績資料、在籍証明、健康情報、教科書関連書類を受け取り、翻訳が必要か受入先へ確認します。渡航後は住所と通学経路を確定し、授業開始の数週間後に疲れ方や宿題量を家族で振り返りましょう。選んだ方法を固定せず、本人の様子に合わせて調整することが大切です。
チューリッヒ日本人補習校の2027年4月募集案内は、幼稚部から高等部までの国語クラスや土曜・水曜の複数時間帯を掲載し、定員に達したクラスは順番待ちとなる場合があるとしています。希望する曜日が開講するか、学年・日本語力に合った枠に空きがあるかを最新募集で確認しましょう。現地校の放課後と水曜クラス、家族の勤務時間、土曜の交通を一緒に並べると、授業時間以外の負担も見えます。大使館の教育ページに載る他都市の補習校は、チューリッヒ校の系列教室とは限りません。バーゼル、ツーク、ルツェルン、ジュネーブなどの候補については、それぞれの運営者に所在地、受入学年、授業日と費用を問い合わせ、同じ条件の表に整理してください。日本人学校の全日校はスイスの私立学校として認められた運営形態で、日本の学習指導要領に沿う小中学校相当の教育を行います。一方、州立・自治体校は地域の教育課程と言語を軸にするため、子どもが現地語で学ぶ時間、日本語で学ぶ時間、帰国時に必要な学習記録が異なります。どちらが合うかは、滞在期間だけでなく、親の勤務地、子どものドイツ語・仏語等の学習状況、日本での進学見通しを合わせて考えます。チューリッヒ全日校を選ぶ場合は毎日のウスターまでの移動を、補習校を選ぶ場合は現地在籍校の時間割と日本語の家庭学習を確かめます。大使館の教育ページにある地域別候補の連絡先を活用し、現住所が決まる前でも入学条件を問い合わせておくと、転居後に確認する項目を減らせます。
14. スイスの日本人学校選びでよくある質問
確認先:最新の募集情報や費用は、学校ごとの公式案内に従ってください。公館や文科省の一覧と学校ページで記載内容が異なる場合は、発行日を確認し、運営校へ直接問い合わせます。
スイスで日本語の学校は何校ありますか?
今回の確認では、全日制日本人学校・校舎が1件、別種別の私立在外教育施設が0件あります。補習授業校は別種別です。募集状況や通学区域は各校に確認してください。
日本人学校と補習授業校の違いは何ですか?
全日制校は平日毎日通う教育課程、補習授業校は現地校などと並行して日本語や教科を学ぶ週末の場です。授業時間と在籍の扱いが異なります。
学費はいくらですか?
チューリッヒ日本人学校の公式ページには入学金・学期納付の金額表がありますが、ページ内の料金説明は2017年付で、学校自身が毎年度金額を改定するとしています。現在の金額として引用せず、2026/27年度の授業料、入学金、教材、交通費を書面で確認してください。チューリッヒ補習校、バーゼル、ツーク、ジュネーブ等は現行の公開料金を今回確認できなかったため要問い合わせです。CHF建て費用に現地校の給食・通学・教材費が加わる点も見積りに含めます。
オンラインのともだちじゃぱんだけで日本の学校に在籍できますか?
ともだちじゃぱんはオンライン日本語スクールです。全日制の認定日本人学校や現地校の在籍を置き換えるものではないため、在籍や資格については学校と関係機関へ別途確認してください。
入学する前に何を問い合わせればよいですか?
生年月日と学年、空席、日本語力、入学日、住所、通学バス、必要書類、費用、返金条件を伝えて確認しましょう。
主な出典
確認の基準:学校・公館・文部科学省などの一次情報です。募集枠、入学条件、授業料は各校の最新案内でご確認ください。

