
はじめに
そろばんは暗算力・集中力を育てる人気の習い事です。近年は対面に加え、iPad型「そろタッチ」やオンライン珠算も広がっています。山陰の交通の要衝で「山陰の商都」とも呼ばれる鳥取県西部の中心都市・米子市は、駅周辺や商業エリアを中心に教室が点在し、対面・オンラインの両方から検討しやすい地域です。
⚠️ 料金・対象年齢・開講状況は各社公式サイトをもとに調査していますが変更されることがあります。掲載順は優劣を示すものではありません。入会前に必ず各教室へ直接ご確認ください。
米子市のそろばん教室の選び方|5つのポイント
- ① 対面かオンラインか:直接見てもらえる対面か、送迎不要のオンラインか。
- ② 検定・大会に力を入れるか:目標があると続く子には検定重視型が向きます。
- ③ 少人数個別か一斉指導か:マイペースな子は個別型、仲間と頑張れる子は一斉型。
- ④ 週回数と月謝/⑤ 指導内容:無理なく通える回数から。暗算力重視ならフラッシュ暗算の有無も確認を。
【タイプ別】米子市のおすすめそろばん教室5選
掲載順は優劣ではありません。お子さんのタイプ・エリアに合わせてお選びください。
1. いしど式そろばん|全国展開・検定重視の定番
独自メソッドで検定合格を段階的に目指す大手系統。オンラインコースもあります。向いている子:検定の目標で頑張れる/基礎からしっかり習わせたい。
2. よみかきそろばんくらぶ|読み書きと一体で
読み書きの基礎も扱う全国系統。オンライン対応で近くに教室がなくても始めやすいのが特徴。向いている子:低年齢から/読み書きも伸ばしたい。
3. そろタッチ|iPadで学ぶ暗算学習
アプリで暗算をゲーム感覚で学ぶ新スタイル。「イメージ暗算」に特化しています。向いている子:デジタルが好き/暗算力を早く伸ばしたい。
4. オンライン珠算(いしど式オンライン等)|自宅で全国どこでも
郊外や周辺エリアでも送迎不要で自宅から受講できます。向いている子:近くに教室がない/送迎が難しい。
5. 地域の個人そろばん塾|手頃で昔ながら
米子市内に根付く個人塾。月謝が手頃で先生との距離が近いのが魅力。向いている子:アットホームな環境/費用を抑えたい。
比較早見表
| 教室・系統 | タイプ | 対象 | 費用の目安/月 |
|---|---|---|---|
| いしど式そろばん | 検定重視 | 年長〜 | 6,000〜8,000円 |
| よみかきそろばんくらぶ | 読み書き+珠算 | 幼児〜 | 6,000〜8,000円 |
| そろタッチ | 暗算特化 | 年中〜 | 3,500〜8,000円 |
| オンライン珠算 | 自宅完結 | 幼児〜 | 4,000〜7,000円 |
| 地域の個人そろばん塾 | 昔ながら | 年長〜 | 3,000〜6,000円 |
米子市のそろばん教室の費用相場
- 入会金:0〜5,000円程度
- 月謝:3,000〜8,000円が中心(週回数・検定対応で変動)
- 教材・そろばん代:本体2,000〜5,000円程度+教材費が別途の場合あり
- 検定料:受験ごとに別途(数百〜1,500円程度)
米子駅周辺や商業エリアは通いやすい一方、周辺部では教室が限られることもあります。その場合はオンライン珠算やそろタッチが現実的な選択肢です。費用は目安のため各教室の公式情報でご確認ください。
そろばん教室を選ぶ前に|公的な情報で土台を確かめる
そろばんは暗算力・集中力とあわせて「検定で段階的に達成感を積める」ことが選ばれる理由です。検定は公的な団体が実施しているので、教室選びのときはどの検定に対応しているかを必ず確認してください。
教室のうたい文句は各社さまざまですが、国が示している学びの位置づけと公的に使える学びの機会を先に知っておくと、比較の軸がぶれません。下の資料はすべて公的機関・全国団体の公式ページです。
| 資料 | 何がわかるか |
|---|---|
| 日本珠算連盟 | 日商珠算能力検定を運営。教室検索と検定情報 |
| 日本珠算連盟「珠算能力検定」 | 級位・段位の基準と試験日程 |
| 全国珠算教育連盟 | 全珠連の検定・競技会と加盟教室 |
| 全国珠算教育連盟「検定試験」 | 全珠連の検定内容と受験方法 |
| 日本商工会議所「珠算検定」 | 日商珠算検定の公式案内 |
| 文部科学省「学習指導要領」 | その習い事が学校の学びとどうつながるかの土台 |
| 文部科学省「生涯学習・社会教育」 | 公民館などで受けられる公的な学びの機会 |
| 国立教育政策研究所「学習指導資料」 | 各教科で何を育てようとしているかの解説 |
| 国立青少年教育振興機構 | 全国の青少年教育施設で行われる体験活動 |
| こども家庭庁「子育て支援」 | 子育て世帯が使える支援制度の全体像 |
| 総務省統計局「社会生活基本調査」 | 子どもの学習・習い事にかける時間の公式統計 |
| 文部科学省「地域と学校の連携・協働」 | 地域で子どもの学びを支える仕組み |
| 文部科学省「教育」 | 就学援助・教育費支援を含む教育施策の入口 |
教室を決めるまでの3ステップ
① 目的をひとつに絞る
「上達させたい」のか「楽しい時間をつくりたい」のかで、選ぶ教室はまったく変わります。そろばんの場合、続かない理由の多くは目的のズレです。
② 体験で”帰りの顔”を見る
説明会の内容より、体験のあとに子どもがどんな顔で出てくるかのほうが確かです。うまくできたかどうかは、この時点では見なくて構いません。
③ やめるときの条件を先に決めておく
「◯月まで続けて、それでも行きたくなければやめる」と最初に決めておくと、親子ともに追い詰められません。月謝の締め日と退会規定も先に確認を。
公民館などの公的な講座も選択肢です
学校がしんどい時期の習い事について
そろばん教室の費用と、体験のときに確認すること
月謝だけを見て決めると、あとから「思っていたより かかる」となりがちです。そろばんに限らず、習い事の費用は月謝以外の部分で差がつきます。体験に行く前に、下の項目をメモして持っていくと聞き漏らしません。
| 項目 | 確認すること | なぜ大事か |
|---|---|---|
| 入会金 | 金額と、キャンペーンで免除されることがあるか | 兄弟割引や紹介割引がある教室もあります |
| 月謝 | 週何回でその金額か。月謝制か回数制か | 「週1回」の前提が教室ごとに違います |
| 教材費・道具代 | 初回にいくら必要か。買い替えの頻度 | そろばんは道具を長く使うか消耗するかで負担が変わります |
| 発表会・検定などの費用 | 参加は必須か、いくらかかるか | ここが年間費用でいちばん大きく振れます |
| 振替の可否 | 休んだ分を振り替えられるか、条件は何か | 体調を崩しやすい時期は、ここが続くかどうかを左右します |
| 退会の条件 | 何日前までに伝えるか。違約金はあるか | 先に確認しておくと、始めるときの心理的な負担が減ります |
体験のときに見るのは「内容」より「帰りの顔」
説明会でどんなに良いことを言われても、通うのは子ども本人です。体験のあとに子どもがどんな顔で出てくるかが、いちばん確かな判断材料になります。「楽しかった?」と聞くより、しばらく黙って様子を見ているほうが本音が見えることもあります。
続けるための3つの工夫
「やめる条件」を先に決めておく
「◯月まで続けて、それでも行きたくなければやめる」と最初に決めておくと、親子ともに追い詰められません。そろばんに限らず、続かなかったことを失敗にしないための約束です。
上達を目的にしない期間をつくる
始めたばかりの時期に成果を求めると、子どもは「できない自分」を先に意識します。最初の数か月は「行けたらそれでいい」と決めてしまうほうが、結果的に続きます。
家庭での練習は「量」より「時間帯」
同じ10分でも、疲れている夕方より、朝や夕食前のほうが集中できる子が多いです。うまくいかないときは、練習量ではなく時間帯を先に変えてみてください。
学校がしんどい時期の習い事について
費用をかけずに学べる場所の探し方
民間の教室だけが選択肢ではありません。公民館や生涯学習センターの子ども向け講座は、無料か数百円〜数千円で参加できるものが多くあります。あまり知られていないので、探し方をまとめました。
| 場所 | どんな講座があるか | 探し方 |
|---|---|---|
| 公民館・生涯学習センター | 工作、書道、そろばん、料理、スポーツなど。短期の体験講座が中心 | 自治体サイトで「公民館 講座」「生涯学習 子ども」で検索。広報誌にも毎月載ります |
| 青少年教育施設 | 自然体験、宿泊体験、野外活動 | 国立青少年教育振興機構から全国の施設を探せます |
| 図書館・児童館 | 読み聞かせ、工作、季節の行事 | 無料のことがほとんど。予約不要の回もあります |
| 地域学校協働活動 | 地域の大人が講師になる放課後の学び | 文部科学省のポータルと学校からのお便り |
| スポーツ少年団 | 各種スポーツ。会費は民間クラブより低め | 日本スポーツ協会と自治体のスポーツ担当課 |
経済的な支援も確認しておく
習い事そのものへの補助は多くありませんが、就学援助(学用品費・給食費などの補助)や自治体独自の子育て支援は使える場合があります。市区町村の教育委員会か子育て支援課が窓口です。「うちは対象外だろう」と思い込まず、一度確認してみてください。
学校がしんどい時期は、公的な場のほうが入りやすいことも
動画で見る|学び方は一つではない — オルタナティブ教育の現場から
習い事も学校も、その子に合う形を選んでいいという話です。NIJINアカデミーの教室長たちが、それぞれの学びの形を紹介しています。
まぎらわしい用語の整理
不登校について調べていると、似た名前の制度がいくつも出てきて混乱しがちです。いちばん多い誤解は「教育支援センター」と「学びの多様化学校」を同じものだと思ってしまうことです。前者は在籍校に籍を置いたまま通う「施設」、後者は転校して在籍する「学校」で、まったく別物です。
| 用語 | 正体 | 在籍 | 費用 | 出席の扱い |
|---|---|---|---|---|
| 教育支援センター (=適応指導教室) | 市区町村の教育委員会が運営する施設 | 在籍校のまま | 原則無料 | 要件を満たせば出席扱い |
| 校内教育支援センター (=校内の別室) | 在籍校の中に置かれた部屋 | 在籍校のまま | 無料 | 出席として扱われる |
| 学びの多様化学校 (旧・不登校特例校) | 特別の教育課程を組める正式な学校(全国84校) | その学校に転校 | 公立は無償/私立は学費 | 通常の出席 |
| フリースクール | NPOや民間企業が運営する民間施設 | 在籍校のまま | 月1〜5万円程度 | 要件を満たせば出席扱い |
| オンラインスクール | 自宅から参加する民間のスクール | 在籍校のまま | スクールにより異なる | 自宅ICT学習の要件を満たせば可 |
| 通信制高校・サポート校 | 高校段階の学校と、その学習を支える施設 | その高校に在籍 | 学校により異なる | 高校の在籍として扱われる |
この表でとくに見ておきたいのは「在籍」の列です。転校が必要かどうかで、手続きも心の準備もまったく変わります。教育支援センターやフリースクールは在籍校に籍を残したまま通えるので、「合わなければ戻る」ことができます。
名前が違っても中身は同じことがあります
そろばんについて、よく寄せられる質問
同じような状況の方から実際によく届く質問をまとめました。あてはまるものから読んでください。
Q. そろばんは何歳から始められますか?
A. 教室によって幅がありますが、年中〜小学校低学年から受け入れているところが多いです。ただし「始められる年齢」と「その子に合う年齢」は別です。早く始めたほうが有利とは限らないので、本人が興味を示したタイミングを優先してください。
Q. そろばん教室はどう選べばいいですか?
A. 評判より、体験に行って「帰りの顔」を見るのがいちばん確実です。あわせて、月謝以外にかかる費用(教材費・発表会費・検定料)と、休んだときの振替の可否を確認しておくと、あとで困りません。
Q. 続かなかったらどうすればいいですか?
A. やめることは失敗ではありません。始めるときに「◯月まで続けて、それでも行きたくなければやめる」と決めておくと、親子ともに追い詰められずに済みます。合わなかったという情報が残るだけでも十分な収穫です。
Q. 学校に行けていない時期でも通えますか?
A. 通えます。学校に行けなくても習い事には行ける子は少なくありません。それは甘えではなく、安心できる場所なら動けるという回復のサインです。学校以外の学びの場については教育支援センターとはもご覧ください。
Q. 費用の負担を減らす方法はありますか?
A. 公民館や生涯学習センターの子ども向け講座、青少年教育施設の体験活動は、費用がかからないか大幅に安いことが多いです。お住まいの自治体の教育委員会(生涯学習担当)に問い合わせると案内してもらえます。

Q. 何歳から始められますか?
年長〜小学1年生が多いです。数字に親しみ指先が動かせれば無理なくスタートできます。まずは体験を。
Q. オンラインでも身につきますか?
継続すれば暗算力はしっかり伸ばせます。自宅で毎日少しずつ取り組める環境が作れるかがポイントです。
「近くに教室がない」「通うのが難しい」——そんなご家庭へ
近くに教室がない・送迎が難しいご家庭にはオンラインで学べる習い事という選択肢があります。なかでも株式会社NIJINの「NIJIN放課後プロジェクトスクール」は、オンライン(メタバース校舎)×地域拠点×企業を掛け合わせた探究型学習。そろばんで培った計算力・集中力を「作品」や「仕事」の形につなげていけます。
👉 参考:NIJIN放課後プロジェクトスクール(NIJINアカデミー)
まとめ
米子市は山陰の交通・商業の要衝で、駅周辺や商業エリアを中心に教室が点在します。まずは「対面かオンラインか」「検定を目指すか」を決め、体験で子どもの反応を確かめましょう。近くに教室がない場合はオンラインも有力な選択肢です。
本記事は2026年8月時点で公開されている情報をもとに作成しています。料金・対象年齢・開講状況・カリキュラムは変更される場合があるため、検討時は必ず各教室の公式サイトまたは窓口で最新情報をご確認ください。
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学校に行きづらい子にとっての「習い事」
にじいろは、不登校・発達特性のあるお子さんと家族のための情報サイトです。習い事の記事をお届けしているのは、習い事もまた「学校以外の教育機関」であり、居場所になりうると考えているからです。
学校に行けない時期、多くの家庭が「このままでいいのだろうか」と不安になります。けれど、学びは学校の中だけにあるわけではありません。週に1回でも安心して通える場所があることは、その子にとって、思っているより大きな支えになります。
- 学校以外の居場所になる。「どこにも所属していない」という感覚は、子どもをいちばん追い込みます
- 学校とは別の評価軸で「できた」を持てる。教室で自信を失っても、ここでは違う自分でいられます
- 人とのつながりが保てる。先生や同じ教室の子と関わることで、社会との接点が切れずに済みます
- 生活のリズムがつくれる。週に一度でも予定があると、昼夜逆転が戻りやすくなります
そろばんが、その子に合いやすい理由
そろばんは、自分の級・自分の進度で進む習い事です。学年でそろえて進む学校の授業と違い、周りと比べられる場面が少なく、「今日は自分がどこまでできたか」だけを見られます。
- 個別に進むので、学校を休んでいて学習が止まっていても入りやすい
- 静かな環境で集中でき、ざわつきが苦手な子にも合いやすい
- 級が上がるという形で「できた」が目に見える
気をつけたいこと:級や検定がプレッシャーになる子もいます。「合格しなくてもいい」と先に伝えておくと安心して通えます。
通わせるときに大切にしたいこと
- 本人が「行ってみたい」と言うまで待つ。学校に行けない代わりに、と大人が決めると、また「行かなければいけない場所」が増えてしまいます
- 休んでも責めない。行けない日があって当たり前、という前提で始めてください
- 先生に、事前に状況を伝えておく。「学校を休んでいる時期がある」と共有しておくと、配慮してもらいやすくなります
- 結果を求めない。上達や級よりも、「その場所が本人にとって安心か」を判断の軸にしてください
学校以外の学びの場を、ほかにも知る
習い事のほかにも、学校に行きづらい時期に選べる場所があります。
つらい気持ちを今すぐ話したいとき(全国共通・24時間)
24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310
お子さんからでも、保護者の方からでも相談できます。お住まいの地域の教育相談センターにつながります。

