宜野湾市から通えるフリースクール5選|市内・浦添・沖縄市・那覇まで【2026年版】

宜野湾市でフリースクールを探すとき、最初に押さえたいのは沖縄県の「在籍校が出席扱いとするフリースクールへの通学費支援」です。バス・モノレールの通学費をオキカ等の交付という形で支える制度で、対象は中高生。所得の要件に加えて、在籍校がすでに指導要録上の出席扱いとしていることが申請の条件になります。つまり出席扱いが先で、支援はあとです。この記事では、その順番を前提に宜野湾市から通える5つを比較します。
この記事でわかること
  • 沖縄県の通学費支援の対象・要件と、⚠️ 「出席扱いが先」という順番
  • ⚠️ 今回調べた範囲では、宜野湾市から通える施設の公式サイトに「出席扱いになります」と明記したものはありませんでした
  • 市内・浦添・沖縄市・那覇の4か所の費用と開いている時間、無料で使える若葉教室
  • 近くに合う場所がないときの3つ目の選択肢と、オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと
この記事について

掲載しているのは、宜野湾市・沖縄県の公式サイトおよび各施設の公式サイトで実在を確認できた場所だけです(2026年9月13日確認)。掲載は推薦や保証ではありません。NIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。その前提でお読みください。費用や開設日は変わることがあるので、最終的にはかならず各施設に直接ご確認ください。

目次

宜野湾市で先に知っておきたいのは、県の支援の「順番」です

宜野湾市が独自にフリースクールの利用料を補助する制度は、市の公式サイト上では確認できませんでした(2026年9月13日時点)。代わりに使えるのが沖縄県の制度です。

沖縄県の「在籍校が出席扱いとするフリースクールへの通学費支援」は、補助を受け取るのは保護者(世帯)で、運営者向けの補助ではありません。要件は2つあり、①所得(住民税所得割が非課税/児童扶養手当または母子父子家庭等医療費助成の受給/離職等による家計急変のいずれか)と、②「フリースクール(通所区域がない施設に限る)で恒常的に相談・指導等を受けており、在籍校が指導要録上の出席扱いとされている中高生」であることです。支援の形は現金ではなく、バス・モノレールで使えるオキカ等の交付。申請は随時で、毎月5日までに書類を出せば翌月1日から使えるようになります。

⚠️ ここで見落としやすいのが3点です。ひとつ、対象として書かれているのは中高生で、小学生を対象とする記載はありません。ふたつ、支援されるのは通学費であって、フリースクールの利用料そのものではありません。みっつ、上限額はページに書かれていません。窓口は在籍校が国公立なら県教育庁 教育支援課(098-866-2116)、私立なら総務私学課(098-866-2074)です。

📌 市の就学援助はどうか。宜野湾市の就学援助で支給される費目として挙げられているのは、学用品費・通学用品費・修学旅行費・校外活動費・新入学学用品費・学校給食費・オンライン学習通信費です。フリースクールの利用料や通所の交通費は、この費目の中にありません。認定の目安は2人世帯で約203万円以下、4人世帯で約297万円以下。令和8年度の申請受付は令和8年12月21日までで、窓口は学務課助成係(098-892-8283)です。

宜野湾市から通えるフリースクール5選(比較一覧)

費用や開設日は変わることがあります。最終的にはかならず各施設の公式サイト・電話でご確認ください。

スクール名 エリア 対象 形態 費用の目安
Kleine Schule -小さな学校- 宜野湾市上原1丁目2-3(203) 小1〜中3/高卒認定試験の受験希望者 月〜金 9:00〜15:00(定員 最大15名) 入会金15,000円/月額27,500円(税込)/日額2,750円(税込)+年会費5,000円・教材費10,000円・保険代744円(各年額)・施設代1,000円/月
沖縄オルタナティブスクール らしく 浦添市宮城6-12-6-301 小学生・中学生 平日5日 9:00〜16:00 入学金40,000円/週1日16,000円〜週5日45,000円/1日利用4,000円
SEISA沖縄 フリースクールちゅら海教室 沖縄市諸見里3-7-1 公式サイトに記載なし(要確認) 公式に書かれているのは毎週火曜の見学会。通室の曜日は記載なし 公式サイトに記載なし(要確認)
フリースクール星槎那覇 ちゅら星★教室 那覇市大道130 中学1年生〜3年生 日程は本人・保護者と相談のうえ確定(週2〜6コマ/1コマ50分) 月謝は登校コマ数によって異なる(金額の記載なし)
NIJINアカデミー メタバース校舎 オンライン(自宅から) 小1〜中3(就学前も入学可/高校段階は別組織) 平日毎日開校。月100コマ以上の授業から選んで受講 月25,443円(税込)/入学金33,000円

5校を1校ずつ紹介します

1. Kleine Schule -小さな学校-(宜野湾市上原・市内で唯一)

運営:公式サイトに法人名の記載なし(要確認)

宜野湾市内で、公式サイトに費用と開校時間まで書かれている唯一のフリースクールです。

宜野湾市内で公式サイトまで確認できた民間フリースクールは、今回の調査ではここだけでした。所在地は上原1丁目。開校は月〜金の9時から15時で、対象は小学1年生から中学3年生、加えて高等学校卒業程度認定試験の受験を希望する生徒も受け入れています。

費用は入会金15,000円(入学時のみ)、月額27,500円(税込)。それとは別に日額2,750円(税込)が設定されていて、毎日通う形から始めなくてよいことが金額の形で示されています。⚠️ 月額・日額のほかに、年会費5,000円・教材費10,000円(コピー代含む)・保険代744円(いずれも年額)・施設代1,000円/月・延長料金1,000円/1時間がかかります。公式サイトには「週4日は小学校で週1日はSchuleに通う」といった使い方も紹介されています。定員は最大15名です。

スタッフについては「臨床心理士、公認心理師が子ども達のメンタルケアを致します。学習指導員は中高の教員免許を持った指導員です。学年ではなく、習熟度に合わせて勉強のサポートを致します」と書かれています。⚠️ 一方で、公式サイトに「出席扱い」「在籍校」という言葉は出てきません。県の通学費支援は出席扱いが前提になるので、見学のときに実績を確認してください。

  • 所在地:宜野湾市上原1丁目2-3(203)
  • 時間:月〜金 9:00〜15:00
  • 費用:入会金15,000円(入学時のみ)/月額27,500円(税込)/日額2,750円(税込)/⚠️ 別途 年会費5,000円・教材費10,000円(コピー代含む)・保険代744円(いずれも年額)・施設代1,000円/月・延長料金1,000円/1時間
  • 対象学年:小学1年生〜中学3年生、高等学校卒業程度認定試験の受験希望者
  • 定員:最大15名
  • 出席扱い:公式サイトに記載なし(要確認)
  • スタッフ:臨床心理士・公認心理師、中高の教員免許を持つ学習指導員
  • 問い合わせ:080-3996-9201

出典:Kleine Schule -小さな学校-(2026年9月13日確認)

2. 沖縄オルタナティブスクール らしく(浦添市宮城・平日5日 9時〜16時)

運営:公式サイトに法人名の記載なし。代表者名のみ掲載(要確認)

週1日から週5日まで、通う日数でそのまま料金が変わります。学校と同じ時間帯に開いています。

宜野湾市の南隣、浦添市にあります。平日5日(基本的にカレンダーどおり)の9時から16時という、学校の時間帯とほぼ重なる開き方をしているのが特徴です。対象は小学生・中学生。

費用は入学金40,000円に加えて、週1日コース16,000円/週2日コース27,000円/週3・4日コース40,000円/週5日コース45,000円。1日利用は4,000円で、この場合は入学金がかかりません。通う日数を増やしたり減らしたりしながら調整できる料金の作りになっています。

⚠️ 定員と出席扱いについては公式サイトに記載がありません。とくに出席扱いは、県の通学費支援を使ううえでも在籍校との関係でも要になる部分なので、見学の際に「これまで何人が在籍校で出席扱いになったか」を直接聞いてください。

  • 所在地:浦添市宮城6-12-6-301
  • 時間:平日5日(基本的にカレンダーどおり)9:00〜16:00
  • 費用:入学金40,000円/週1日16,000円・週2日27,000円・週3,4日40,000円・週5日45,000円/1日利用4,000円(入学金なし)
  • 対象学年:小学生・中学生
  • 定員:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 出席扱い:公式サイトに記載なし(要確認)
  • アクセス:最寄り駅・バス停の記載なし(要確認)
  • 問い合わせ:090-6865-1163

出典:沖縄オルタナティブスクール らしく(2026年9月13日確認)

3. SEISA沖縄 フリースクールちゅら海教室(沖縄市諸見里・在籍校との連携を掲げている)

運営:NPO法人 星槎教育研究所 沖縄相談室

在籍校との連携について、公式サイトに踏み込んだ書き方があります。ただし通室の条件は公開されていません。

宜野湾市から北へ、市公式の表記で「沖縄市より南に6キロメートル」の位置関係にある沖縄市諸見里にあります。運営はNPO法人星槎教育研究所の沖縄相談室です。

公式ページには「在籍中学校と連携し、登校日数にカウント出来るようアプローチします」と書かれています。⚠️ ここは読み方に注意してください。「出席扱いになります」と言い切ってはおらず、そうなるように働きかける、という意味の記載です。出席扱いを最終的に判断するのは在籍校の校長なので、この書き方はむしろ正確なものだと言えます。

⚠️ 公式に書かれている「毎週火曜日」は見学会の曜日であって、通室の曜日ではありません。対象学年・通室の時間・料金・定員はいずれも記載がないので、電話での確認が事実上の最初のステップになります。

  • 所在地:沖縄市諸見里3-7-1
  • 運営:NPO法人 星槎教育研究所 沖縄相談室
  • 時間:通室の曜日・時間の記載なし(公式の「毎週火曜日」は見学会)
  • 費用:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 対象学年:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 定員:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 出席扱い:「在籍中学校と連携し、登校日数にカウント出来るようアプローチします」と記載
  • 問い合わせ:098-931-1003

出典:SEISA沖縄 フリースクールちゅら海教室(星槎教育研究所)(2026年9月13日確認)

4. フリースクール星槎那覇 ちゅら星★教室(那覇市大道・中学生向け・コマ数で組み立てる)

運営:NPO法人 星槎教育研究所

通う日数を、週2コマから週6コマまでコマ単位で決められます。対象は中学生です。

那覇市大道にある中学生向けのフリースクールです。市公式の表記で、宜野湾市は「那覇市より北に12キロメートル」の位置にあります。対象は中学1年生〜3年生で、「不登校及び不登校傾向のある生徒」「学校には行きたいがさまざまな事情で行けない生徒」と書かれています。

特徴は通い方の決め方です。日程は「本人・保護者と相談の上確定」する形で、週2コマ〜週6コマ(1コマ50分)から選びます。月謝も登校コマ数によって異なるという書き方で、⚠️ 具体的な金額は公式サイトに載っていません(料金表が画像で掲載されているため、本記事では金額を書きません)。別途、健康診断・校外の体験学習・各種検定などは実費負担と記載があります。

在籍校との関係については「在籍校の担任の先生との連携を密にとり、フリースクールでの様子を報告します」「在籍校への復帰:希望すればいつでも復帰可能です」と書かれています。⚠️ こちらも「出席扱い」という言葉は使われていません。報告はするが、認定を約束するものではない、という位置づけです。

  • 所在地:那覇市大道130
  • 運営:NPO法人 星槎教育研究所
  • 時間:日程は本人・保護者と相談のうえ確定(週2〜6コマ/1コマ50分)
  • 費用:月謝は登校コマ数によって異なる(⚠️ 金額は公式サイトに記載なし)。健康診断・校外体験・検定は実費
  • 対象学年:中学1年生〜3年生
  • 定員:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 出席扱い:「在籍校の担任の先生との連携を密にとり、フリースクールでの様子を報告します」と記載
  • 問い合わせ:098-917-0501

出典:フリースクール星槎那覇 ちゅら星★教室(2026年9月13日確認)

5. NIJINアカデミー メタバース校舎(オンライン・全国どこからでも)

運営:株式会社NIJIN(このサイト「にじいろ」の運営会社です)

家から出ることそのものが難しい段階のための選択肢。運営元は当サイトと同じ株式会社NIJINです。

ここまでの4か所が「距離」や「合うかどうか」で難しかった場合の、第三の選択肢です。自宅からオンラインで通うタイプで、宜野湾市のどこに住んでいても条件は変わりません。

メタバース校舎は平日毎日開いています。授業は月100コマ以上あり、アーカイブが500本以上。全教科・領域をカバーしていて、そのなかから選んで受ける形です。カメラオフ・チャットのみ・見ているだけでも参加できると明記されているので、「話すのがつらい」段階でも席に着けます。授業は録画で後から見ることもできます。

費用は月25,443円(税込/メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)、初月のみ入学金33,000円。在籍校の籍はそのままで、転校の手続きも学校への申請も要りません。出席扱いについては、希望した生徒の97%が在籍校に認められたと公表されています(2026年4月時点)。毎週の「学びのポートフォリオ」と毎月の出席証明書の発行、在籍校や教育委員会とのやりとりを担当がサポートする体制です。ただし出席認定の基準は地域や在籍校によって違うので、そこは確認が必要です。なお、この記事を書いているのは同じ株式会社NIJINです。その前提でお読みください。

  • 形態:オンライン(メタバース校舎)。平日毎日開校
  • 対象:小学1年生〜中学3年生(就学前のお子さんも入学可能/高校段階はNIJIN高等学院)
  • 授業:月100コマ以上のオンライン授業+アーカイブ500本以上。全教科・領域をカバー
  • 参加の仕方:カメラオフ・チャットのみ・見るだけでも参加可。授業は録画で後から視聴可
  • 費用:月25,443円(税込)=メタバース料23,760円+施設利用料1,683円/初月のみ入学金33,000円(税込)
  • 在籍校との関係:転校・申請は不要。籍はそのまま。出席扱いは希望した生徒の97%が認定(2026年4月時点/基準は地域・在籍校により異なる)
  • サポート:毎週「学びのポートフォリオ」発行/毎月の出席証明書発行/在籍校・教育委員会とのやりとりを担当がサポート
  • 体験:オンラインの無料体験会あり

出典:NIJINアカデミー「学費・プラン」(2026年9月13日確認)

その前に。無料で使える公的な窓口も確認してください

宜野湾市の教育支援センターは「はごろも学習センター 教育支援センター 若葉教室」です。所在地は宜野湾市赤道1丁目5番17号 2階。開級は月曜日から金曜日までの週5日(祝日は休み)、時間は午前9時〜午後2時。2026年度の開級期間は2026年4月20日から2027年3月19日までと明記されています。電話は若葉教室 098-893-6077、教育相談の支援係が 098-893-5073 です。

対象は市のリーフレットの言葉で「宜野湾市内の公立小中学校に在籍し、心理的・情緒的不安等による不登校で、教育支援センターにおける支援指導が必要と判断され、若葉教室に通う意欲を持っている児童生徒」。活動は宿泊学習、国語・社会・数学・理科・英語・パソコンの学習、交流体験、社会見学、調理や工作などの制作活動、スポーツ、勤労生産活動と幅があります。入級は保護者から学校長へ入級申請願書を出し、学校長からはごろも学習センターへという流れです。⚠️ 費用についてはリーフレット・市の資料とも記載がありませんので、電話で確認してください。

📌 ひとり親家庭の中学生には、市の「ひとり親家庭こどもの生活・学習支援事業」があります。沖縄国際大学の学習支援サークルによる学習サポートで、毎週火曜(沖縄国際大学)と毎週木曜(新城児童センター図書室)の18時〜20時、費用は無料。⚠️ ただし市のページには「現在定員に達している為、随時相談に応じ待機になります」と書かれています。使えるかどうかは、こども家庭課(098-893-4515)への確認からになります。

⚠️ そしてもうひとつ、探すときの前提として知っておいてほしいことがあります。沖縄県は、民間フリースクールの一覧を公表していません。県の一覧から施設にたどりつく、という探し方が沖縄では使えないということです。市の公式サイトにも、学校以外の居場所を案内するページは見当たりませんでした。この記事で挙げた施設も、一つひとつ公式サイトを開いて確認したものです。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「どれもうちの子には難しそう」と感じた方もいると思います。距離、費用、開いている曜日、本人の状態。どれか一つが引っかかるだけで、選択肢は一気に減ります。

そう感じるのは、選び方が悪いからではありません。宜野湾市は面積19.80平方キロメートル、人口密度は1平方キロメートルあたり5,053人。そして市域の約32.4%を米軍基地が占めます(いずれも市公式・令和3年3月末現在)。使える土地そのものが限られていて、今回市内で公式サイトまで確認できた民間フリースクールは1か所だけでした。フリースクールの数と性格は地域によって大きく違い、都市部と同じ前提で探すと必ず行き詰まります。

そのときに検討したいのが、3つ目の選択肢としてのオンラインです。「通えないから仕方なく」ではなく、条件によっては最初から合理的な選択になります。

オンラインが向いているのは、こういうときです

オンラインを検討したほうがいいサイン
  • 近くに施設はあるが、そこまで行く体力・気力が今はない
  • 家から出ること自体が、今いちばんの壁になっている
  • 人が多い場所や、初めての場所が苦手で、通所のハードル自体が高い
  • 送り迎えができる大人が家にいない、または毎日は難しい
  • 学年の途中で、まず学習が止まらない状態をつくりたい

とくに2つ目が大きいです。施設が合わないのではなく、家から出られないことが壁になっているなら、施設をいくら探しても解決しません。問題の場所が違うからです。この場合は、まず家の中に学びと人とのつながりを戻すほうが順番として先になります。

オンラインを選ぶとき、必ず確認したい4つのこと

ただし、オンラインなら何でもいいわけではありません。次の4つは、どのサービスを見るときにも同じように聞いてください。

  • ① 開いている日数:週1回だけなのか、平日毎日なのか。「オンラインだから毎日」とは限りません
  • ② カメラオフでも参加できるか:顔出しが必須だと、通所と同じハードルが別の形で戻ってきます。チャットのみ・見るだけの参加が認められているかを確認してください
  • ③ 出席扱いの実績:「できます」ではなく「希望した人の何%が認定されたか」を数字で聞いてください。制度上は可能でも、実績がなければ手続きは手探りになります
  • ④ 学校とのやりとりを誰がやるか:保護者が毎回説明するのか、事業者側が資料を出して交渉まで担うのか。ここが家庭の負担を大きく左右します

③と④は特に見落とされます。オンラインで学ぶこと自体より、それを在籍校にどう認めてもらうかのほうが実務としては重く、そこを事業者がどこまで引き受けるかで家庭の消耗がまったく変わります。

⚠️ なお、この記事の5つ目に挙げたNIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。だからこそ、上の4つの観点はどのサービスにも当てはまる形で書きました。宜野湾市から使えるオンラインの選択肢は他にもあります。同じ4つの質問を並べて、比べたうえで選んでください。

見学で聞いておきたいこと

見学に行くとき、パンフレットに書いてあることを聞き直しても意味がありません。宜野湾では特に、県の支援に直結する最初の1つを必ず聞いてください。

見学のときに聞くこと
  • これまで何人が在籍校で出席扱いになりましたか(県の通学費支援の前提条件です)
  • 在籍校への報告は、誰がどの頻度で行っていますか
  • 通所区域の定めはありますか(県の支援は「通所区域がない施設」が対象です)
  • 今日みたいに気持ちが不安定な日に、途中で帰ることはできますか
  • うちの子と年齢の近い子は、今何人くらい来ていますか
  • 合わなかったときに、途中でやめる手続きと費用はどうなりますか

よくある質問

宜野湾市に、フリースクールの利用料を補助する制度はありますか。
市独自の制度は、市の公式サイト上では確認できませんでした(2026年9月13日時点)。使えるのは沖縄県の「在籍校が出席扱いとするフリースクールへの通学費支援」で、これは利用料ではなくバス・モノレールの通学費を、オキカ等の交付という形で支援するものです。窓口は在籍校が国公立なら県教育庁 教育支援課(098-866-2116)。
県の通学費支援は、小学生でも使えますか。
県のページに対象として書かれているのは中高生です。「小学生は対象外」という否定の明記はありませんが、対象として挙げられているのは中高生だけなので、小学生の場合は申請前に窓口へ確認してください。あわせて、要件には所得の条件と「在籍校が指導要録上の出席扱いとされている」ことの両方が入ります。
宜野湾市内に、無料で通える場所はありますか。
教育支援センター「若葉教室」(宜野湾市赤道1丁目5番17号 2階/098-893-6077)が月〜金の午前9時〜午後2時に開いています。対象は市内の公立小中学校に在籍する児童生徒で、入級は在籍校の校長を経由する形です。⚠️ 費用についてはリーフレット・市資料とも記載がないため、電話で確認してください。
出席扱いになるフリースクールはどこですか。
今回調べた範囲では、「出席扱いになります」と公式サイトに明記している施設はありませんでした。SEISA沖縄ちゅら海教室は「在籍中学校と連携し、登校日数にカウント出来るようアプローチします」、星槎那覇ちゅら星★教室は「在籍校の担任の先生との連携を密にとり、フリースクールでの様子を報告します」という書き方です。出席扱いを判断するのは在籍校の校長なので、施設側が言い切らないのはむしろ正確な表現です。見学では「これまで何人が認定されたか」を聞いてください。
宜野湾市内のフリースクールは、本当に1か所だけですか。
公式サイトで所在地・時間・費用まで確認できたのは Kleine Schule の1か所でした。市内には他にも活動を掲げる団体がありますが、公式サイトが閉鎖されていたり取得できなかったりして、記事に書ける形での確認ができませんでした。存在しないという意味ではありません。市外に目を向ければ、浦添市・沖縄市・那覇市に選択肢があります。

まとめ

宜野湾市には、市独自のフリースクール利用料の補助は確認できませんでした。使えるのは沖縄県の通学費支援で、対象は中高生、支援されるのはバス・モノレールの通学費です。そして申請には在籍校がすでに出席扱いとしていることが要ります。順番は、出席扱いが先、支援があとです。

施設は性格が分かれます。市内で唯一、費用と時間が公開されている Kleine Schule(月〜金9〜15時・月額27,500円・日額2,750円)。学校と同じ時間帯に平日5日開き、通う日数で料金が変わる らしく(浦添)。在籍校との連携を掲げる SEISA沖縄ちゅら海(沖縄市)。コマ単位で組み立てる 星槎那覇ちゅら星(那覇)。無料の選択肢としては、市の若葉教室が月〜金の9時〜14時に開いています。

そして、どれも難しいと感じたなら、それは探し方の問題ではありません。開いている日数、参加のしかたの自由度、出席扱いの実績、学校とのやりとりを誰がやるのか。この4つを最初に聞いておけば、どの選択肢を選んでも判断の軸は変わりません。

内容を確かめるための一次資料

  1. 沖縄県「在籍校が出席扱いとするフリースクールへの通学費支援」(ページ)
  2. 宜野湾市「小・中学校の就学援助制度について」(ページ)
  3. 宜野湾市教育委員会「はごろも学習センター 教育支援センター 若葉教室」(2026年度リーフレット(PDF))
  4. 宜野湾市「はごろも学習センター」(市資料(PDF))
  5. 宜野湾市「ひとり親家庭こどもの生活・学習支援事業」(ページ)
  6. 宜野湾市「宜野湾市の位置と面積」(ページ)
  7. Kleine Schule -小さな学校-(公式サイト)
  8. 沖縄オルタナティブスクール らしく(公式サイト)
  9. SEISA沖縄 フリースクールちゅら海教室(星槎教育研究所)(ページ)
  10. フリースクール星槎那覇 ちゅら星★教室(ページ)
  11. 文部科学省「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧」(ページ)
NIJINアカデミー|オルタナティブスクール小中高一貫校

宜野湾市で「通える距離に見つからない」ときの、もうひとつの選択肢

NIJINアカデミーは、メタバース校舎に平日毎日通えるオルタナティブスクールです。全国どこからでも同じ条件で参加でき、出席扱いの申請も担当がサポートします。まずはオンラインの無料体験会から、様子だけ見てみてください。

文責:にじいろ編集部(編集部について/訂正・修正に関する方針)
公開日:2026年9月13日 / 最終更新:2026年9月13日
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