- 住吉区内で通えるフリースクールは2か所(フリースクール「こばしょ」/NPO法人ろ〜たす)
- 「こばしょ」は月10,000円・入会金無料。公式に「デジタルクーポンのご利用で、実質0円で当教室に通うことができます」と明記されています
- ただし「こばしょ」の対象は中学生と小学6年生のみ。小学5年生以下は受け入れていません
- NPO法人ろ〜たすは小学1年生〜高校3年生。月〜金 10:00〜17:00と、平日5日をフルに開けています
- 住吉区には市の教育支援センターがありません。市内3か所は花園(西成区)・新大阪(東淀川区)・桃谷(生野区)です
- 大阪市に、フリースクール利用料の保護者向け補助は確認できませんでした。かわりに「習い事・塾代助成」(月上限1万円)があります
- 大阪府の「まいど」は大阪市立の在籍者を対象から外しています。大阪市民が使うのは市の2系統です
この記事は、オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営する株式会社NIJINが編集しています。記事の最後に自社のオンラインスクールを選択肢のひとつとして挙げていますので、自社の紹介を含む記事であることを先にお伝えします。紹介する5か所は同じ項目・同じ粒度で書き、公式サイトに書かれていないことは「非公開」「確認できず」とそのまま書いています。
費用と対象で分かれる2か所。どちらも市内では有力です
数字から始めます。大阪市の不登校は令和6年度で小学校2,294人(2.05%)、中学校4,893人(9.55%)。中学生はおよそ10人に1人です。
住吉区には民間のフリースクールが2か所あります。数としては多くありませんが、この2か所は、大阪市全体で見ても条件が良いほうです。ただし性格はかなり違います。
- フリースクール「こばしょ」(南住吉3-15-56・住吉区民センター図書館棟2階)=中学校の元教師がつくった学習教室型。費用は月10,000円で入会金は無料。公式に「デジタルクーポンのご利用で、実質0円で当教室に通うことができます」と書かれています。ただし対象は中学生と小学6年生のみ。開所は毎週火曜と金曜の午前・午後(105分が1コマ、月最大9コマ)
- NPO法人ろ〜たす(苅田3-9-11)=小学1年生から高校3年生まで、月〜金 10:00〜17:00。フリースクールのほかに訪問支援・学習アセスメント・個別指導塾・オンライン支援を持ちます。月額20,000〜40,000円。備考に「医療機関や地域とチームを組みながら、学校とも密に連携」とあります
選び方をひとことで言うと、「費用を最優先で、学習を見てほしい」なら中学生・小6限定のこばしょ、「毎日通える場所がほしい」「低学年から」「病気や医療的な背景がある」ならろ〜たすです。
お金の話も書きます。大阪市には、フリースクールの利用料を保護者に補助する制度が確認できませんでした。大阪府にも府独自の補助はありません。そのかわり、こばしょのように塾代助成のデジタルクーポンで実質0円になると公式に明記している施設があります。大阪市内在住の小学5年生〜中学3年生で、まだ塾代助成を使っていないなら、まずこの制度を確認してください。
公的な窓口についても書いておきます。市の教育支援センターは市内に3か所しかなく、住吉区にはありません。ただし公的な受け皿はこれだけではないので、後半で「2系統目」を説明します。

大阪市住吉区から通えるフリースクール5選(比較一覧)
区内2か所に、阿倍野区・西成区の3か所を足した5か所です。住吉区は御堂筋線・JR阪和線・南海本線・阪堺電車が通っており、いずれも数駅の距離にあります。
| スクール名 | エリア(最寄り) | 対象 | 形態 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| フリースクール「こばしょ」 | 大阪市住吉区南住吉(住吉区民センター図書館棟2階) | 中学生・小学6年生のみ | 火・金の午前/午後(105分=1コマ・月最大9コマ) | 月10,000円・入会金無料/塾代助成クーポンで実質0円 |
| NPO法人ろ〜たす | 大阪市住吉区苅田 | 小学1年生〜高校3年生 | 月〜金 10:00〜17:00(土日はイベント多数) | 月額20,000〜40,000円(府公表資料) |
| フリースクール「ラヴニール」 | 大阪市阿倍野区昭和町 | 小学生〜高校生年齢 | 平日 正午〜17時 | 入学金25,000円/月利用料3,000〜30,000円(府公表資料) |
| ライフキャリア教育ラボ「ラキャボ!」 | 大阪市阿倍野区相生通(北畠駅 徒歩6分) | 小学生から大人まで | 週1・週2・週3・フリーから選ぶ/土日祝休 | 入会金50,000円(阿倍野区民は40,000円)/月20,000〜60,000円 |
| 志塾フリースクール レヴィスタ教室 | 大阪市西成区鶴見橋 | 小学生〜概ね20歳 | 月・火・水・金 10:00〜16:00/木 13:00〜16:00 | 入学金10,000円/月謝29,000円ほか(府公表資料) |
5か所を1か所ずつ紹介します
1. フリースクール「こばしょ」(住吉区南住吉)|月1万円。塾代助成クーポンなら実質0円
大阪市住吉区南住吉3-15-56 住吉区民センター図書館棟2階(住吉区役所のすぐ隣)
中学校の元教師がつくった小規模の学習教室型フリースクールです。公式によると「不登校支援の経験がある元学校の先生が複数在籍」し、自分のペースで通える個別指導を行っています。場所は住吉区役所の隣、区民センターの図書館棟2階という公共施設の中です。
対象が限定されています。中学生と小学6年生のみで、小学5年生以下は対象外です。開所は毎週火曜と金曜の午前・午後で、105分が1コマ、月に最大9コマまで使えます。
費用が際立って安い施設です。公式の原文は「費用は1ヶ月で1万円。入会金は無料です」。さらに「デジタルクーポンのご利用で、実質0円で当教室に通うことができます」とあり、大阪市の習い事・塾代助成の対象なら負担ゼロになります。出席扱いについて公式は「大阪市教育委員会のガイドラインに沿って運営していますので、大丈夫。これまでは、中学校に連絡し出席扱いにしてもらっています」と書いていますが、この「大丈夫」は同施設の表現です。決めるのは在籍校の校長先生です。
2. NPO法人ろ〜たす(住吉区苅田)|小1から高3まで、平日5日10時〜17時
運営:特定非営利活動法人ろ〜たす/大阪市住吉区苅田3-9-11/090-3012-2979/2019年開設
大阪市南部で、小学1年生から高校3年生まで全学年を受け入れ、かつ平日5日間を10時から17時まで開けている数少ない施設です。この条件を両方満たすところは市内でも多くありません。
公式は「不登校や病気で学校に通えない子どもたちとその家族を支援するNPO法人」と掲げ、フリースクールのほかに訪問支援・学習アセスメント・個別指導塾・オンライン支援を持っています。大阪府の公表資料の備考には「医療機関や地域とチームを組みながら、学校とも密に連携」とあり、病気や医療的な背景のある子への対応も想定されています。
費用は月額20,000円〜40,000円(府の公表資料による)。土日はイベントが多数あるとされています。公式サイトは本文の自動取得ができなかったため、対象・時間・料金はいずれも府の公表資料によるものです。金額と開所時間は電話(090-3012-2979)で確認してください。
3. フリースクール「ラヴニール」(阿倍野区昭和町)|2010年開設。月3,000円から使える可能性
大阪市阿倍野区昭和町2-7-2/06-7181-5549/2010年開設
住吉区からは、御堂筋線で長居・あびこから昭和町まで数駅。乗り換えなしで着きます。
2010年開設。大阪市南部でもっとも歴史の長い民間フリースクールです。対象は小学生から高校生年齢まで幅広く、開所は平日の正午から17時。午前を家で過ごしてから出かける形になります。
大阪府の公表資料の備考には「学校連携可能(出席認定の実例あり)」「『記録』を中心に自分を見つめるプログラムの導入」とあります。日々を記録して自分を振り返る、という方法を軸にしている点が他と違います。
費用は入学金25,000円、月利用料が3,000円〜30,000円と幅があります(利用頻度によると思われますが、内訳は資料に記載がなく確認できませんでした)。週1回程度なら月3,000円台から使える可能性があります。金額は電話(06-7181-5549)で確認してください。
4. ライフキャリア教育ラボ「ラキャボ!」(阿倍野区相生通)|阿倍野区民は入会金が1万円安い
運営:一般社団法人ライフキャリア教育ラボ/大阪市阿倍野区相生通2-10-6/06-6654-7302
住吉区からは、阪堺電車上町線で北畠まで。住吉区の西側からなら電車一本です。
公式が掲げているのは「居心地のいいリラックスできるカフェのような『フリースクール』」。非認知能力の向上と、表現教育・キャリア教育に力点を置いています。アクセスは阪堺電車上町線「北畠駅」徒歩6分、天下茶屋駅から徒歩約10分です。
費用でひとつ大きな特典があります。入会金50,000円が、阿倍野区在住・在学の方は40,000円になります。月額は週1回20,000円・週2回32,000円・週3回42,000円・フリー60,000円(すべて税込)。保護者だけの相談(60分6,000円)が独立メニューとしてあるのも特徴で、子どもがまだ動けない段階で親だけ相談できます。
対象は「小学生から大人まで」。開所の曜日と時間は公式サイトに具体的な記載がなく、「曜日や時間についてはメールでお問い合わせください」とされています。出席扱いについて公式は「各学校と連携、出席カウント可能」と書いていますが、これは同施設サイトの表現です。可否は在籍校の校長先生の判断になります。
5. 志塾フリースクール レヴィスタ教室(西成区鶴見橋)|西成。塾代助成が使えて平日5日
運営:特定非営利活動法人 志塾フリースクール/大阪市西成区鶴見橋2-10-20/06-4392-4109
住吉区からは、地下鉄で天下茶屋方面へ。鶴見橋は西成区の北寄りにあります。
大阪市内に3教室(西成・旭・城東)を持つ志塾フリースクールの西成教室です。対象が小学生から概ね20歳までと広く、平日5日開いています(木曜のみ13:00開始、毎月最終木曜は休み)。
費用は入学金10,000円(兄弟が在籍する場合は5,000円)、月謝29,000円。これに保険料650円/年、空調費500円/月(夏期・冬期のみ)が加わります。大阪市の塾代助成カードが使えますので、条件に当てはまれば月1万円まで軽くなります。
備考には「オンラインでのサポートも実施可能」とあり、通えない日をオンラインで埋められます。西成区には大阪市の教育支援センター花園(西成区花園北2-16-26)もあり、公的な通所先と民間の両方が区内にある数少ない区です。

大阪市住吉区から通う場合の費用相場と、大阪市に補助がない話
大阪市内のフリースクールは、月額0円から73,700円までという、他都市ではあまり見ない幅があります。入学金も0円から110,000円まで開きます。だから「月額いくらか」だけを見て比べると順位が入れ替わります。
| 項目 | 大阪市内の幅 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 入学金 | 0円(八洲学園中等部・こばしょ・なごむ)〜110,000円(N中等部) | 初年度だけかかる費用。月額が安くても入学金で逆転することがあります |
| 月額 | 0円(八洲学園中等部=教材費 年5,000円のみ)〜73,700円(N中等部 週5) | 「週1」「週3」で倍近く変わる施設が多いので、通える日数を決めてから比べます |
| 月額以外の固定費 | 保険料650円/年、空調費500円/月、設備管理費11,000円/月、学校連携費5,000円/月 など | 施設ごとに名前が違います。月額に含まれるかを必ず聞いてください |
| 交通費 | 通学定期が使える場合があります | 大阪市内は地下鉄の定期代が意外に大きいので、総額に入れて計算します |
そのうえで、お金について大阪市民が知っておくべきことを2つ書きます。
ひとつめ。大阪市には、フリースクールの利用料を保護者に補助する制度が確認できませんでした。大阪府にも府独自の補助はありません。大阪府内で補助を出しているのは枚方市(月上限5,000円・年6万円)と松原市(全額・月上限5,000円)ですが、いずれもその市の市民が対象で、大阪市民は使えません。
ふたつめ。そのかわり大阪市には「習い事・塾代助成事業」(塾代助成カード/デジタルクーポン)があります。大阪市内在住の小学5年生〜中学3年生が対象で、月額上限1万円。フリースクールでも登録事業者なら使えます。この記事で塾代助成が使えると確認できたのは、志塾フリースクール(TRANSIT・クロッキオ・レヴィスタ)、フリースペースなごむ、フリースクール・フォロ、クラーク国際中等部 大阪天王寺、トライ式中等部(梅田・京橋・天王寺)、こばしょです。こばしょは「デジタルクーポンのご利用で、実質0円で当教室に通うことができます」と公式に明記しています。

その前に。大阪市の公的な窓口は「2系統」あります
民間を探す前に、公的な窓口を確認してください。大阪市の場合、不登校の子どもが通える公的な場所は2系統あり、担当する部署も、申し込み方も違います。「市の教室は3か所しかない」と思い込んでいる保護者がとても多いのですが、実際にはもう1系統あって、そちらは市内12か所にあります。
- 系統A:大阪市教育支援センター(教育委員会)。市内に3か所=花園(西成区花園北2-16-26)/新大阪(東淀川区東中島3-7-28)/桃谷(生野区勝山北4-9-22)。対象は大阪市立の小中学校・義務教育学校に在籍している児童生徒で、開所は課業日の月〜金・原則10:00〜15:00。申し込みは在籍校に相談するか、教育委員会事務局へ(06-6208-9174)
- 系統B:不登校児童通所事業の「通所ルーム」(こども青少年局・中央こども相談センター)。中央通所ルーム1か所+サテライト11か所の、合わせて12か所。対象は公式に「小中学生(主には中学生)の不登校の子ども」と書かれています。申し込みは中央こども相談センター教育相談グループ(06-4301-3181)への相談から始まります
- サテライトがあるのは11区です=此花・港・西淀川・東淀川・生野・旭・住之江・住吉・東住吉・平野・西成。中央通所ルームは中央区森ノ宮中央1-17-5(中央こども相談センター分館)にあります
- 系統Bは、在籍校を通すことが条件だとは書かれていません。公式の説明は「最初は面談による相談から始まり、相談員とのご相談の結果、保護者と子どもに通所ニーズがあり、当グループが不登校通所事業の利用が適当と判断した場合に、通所ルームの利用が可能です。」。まず保護者が電話して相談を始められます
- 費用については、系統A・系統Bとも大阪市の公式ページに記載がなく、確認できませんでした。公的な事業ですが、金額が明記されていない以上ここで「無料」とは書けません。問い合わせのときに必ず確認してください
- 校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)は令和8年度で80校(小40・中40)。全校にあるわけではなく、設置校は公表されていません。自分の子の学校にあるかどうかは、担任か教頭に直接聞いてください
- 学びの多様化学校は大阪市立心和中学校(浪速区日本橋東3-1-23)。出願できるのは大阪市立中学校に在籍している生徒です
住吉区には、系統Bのサテライト住吉が区内にあります。場所は住吉区南住吉3-15-56。これは、この記事で紹介したフリースクール「こばしょ」と同じ住所(住吉区民センター図書館棟)です。同じ建物に、民間のフリースクールと公的な通所ルームの両方があることになります。系統Aの教育支援センターは住吉区にはなく、いちばん近いのは西成区の花園(花園北2-16-26)です。
ここで、大阪市民がいちばんつまずく点を書きます。「大阪府不登校支援センター まいど」は、大阪市立・堺市立・国立・府立・私立の在籍者を対象から除外しています。検索で「まいど」にたどり着いても、大阪市立の小中学校に通っている子は使えません。大阪市民が使うのは、上に書いた市の2系統です。
出席扱いについては、大阪市に独自のものがあります。大阪市教育委員会「不登校児童生徒が民間施設及び学校外で相談・指導を受けている場合の指導要録上の『出席扱い』に関するガイドライン」(令和4年4月)です。ここには「校長は、指導要録上『出席扱い』とすること及びその成果を評価に反映することができる。」と書かれています。さらに大阪市には「民間施設 訪問票」という様式があり、学校が施設を見に行って確認する仕組みまで用意されています。施設を選ぶときは「大阪市の訪問票に対応した実績がありますか」と聞くのが、いちばん早い確認方法です。
それでも「合いそうな場所がない」と思ったら
ここまで見てきて、どれも今の子どもには難しそうだ、と感じることがあります。地下鉄で20分かかる、朝10時に家を出るのが無理、知らない人のいる部屋に入れない——理由はさまざまです。
大阪市は施設の数そのものは多い街です。それでも合わないときは、場所が足りないのではなく、「外に出る」という前提が今の状態に合っていない可能性があります。そのときに検討したいのが、家から参加できるオンラインです。
| 観点 | オンライン(例:NIJINアカデミー) | 通所フリースクール |
|---|---|---|
| 家から出る必要 | なし。自室から参加します | あり。往復の移動が毎回発生します |
| 所属感 | 担任と学級があり、毎日同じ顔ぶれに会えます | 通った日にだけ人と会います |
| 費用 | 交通費がかかりません | 月額+定期代。大阪市内は地下鉄代が積み上がります |
| 出席扱い | 在籍校の校長判断。記録を出せる体制があるかが鍵です | 同じく在籍校の校長判断です |
| 向く時期 | 外出そのものがまだ難しい時期 | 外には出られるが、学校の集団が難しい時期 |
オンラインが向いているのは、こういうときです
- 家から出ること自体に、まだ体力がいる
- 午前中に起きて支度をする、が今は難しい
- 知らない場所・知らない人がいる部屋に入るのがつらい
- 見学に行ったが、本人が「行きたくない」と言った
- 通える範囲に施設はあるが、送迎できる大人が家にいない
大阪市住吉区の場合、地下鉄やJRで市内のどこへでも出られる一方で、朝の時間に家を出られるかどうかが最初の関門になります。まずオンラインで所属をつくり、動けるようになってから通所を足す、という順番でも遅くありません。
オンラインを選ぶとき、必ず確認したい4つのこと
ただし、オンラインなら何でもいいわけではありません。次の4つは必ず確認してください。
①録画を見るだけなのか、人と会う時間があるのか。動画配信型は所属感が育ちません。②担任がいるか。毎日同じ大人が見てくれる体制かどうかで続き方が変わります。③在籍校に出す記録(出席状況・活動内容)を作ってもらえるか。大阪市には民間施設の訪問票があるので、この記録の有無は出席扱いに直結します。④体験のあとに断りやすいか。体験が実質の勧誘になっていないかを見てください。
⚠️ NIJINアカデミーは当サイトの運営会社が運営しています。上の4つの観点は、自社に有利な項目を並べたものではなく、オンラインを選ぶときに共通して見るべき点として挙げています。他社のオンラインスクールでも同じ項目で比べてください。

見学で聞いておきたいこと
見学に行くとき、パンフレットに書いてあることを聞いても意味がありません。書いていないことを聞いてください。大阪市の場合、特に次の質問が効きます。
- 初年度の総額はいくらですか。入会金+(月額+保険料・設備費など)×12+定期代で計算してもらいます
- 大阪市の塾代助成カードは使えますか。使えるなら月1万円まで軽くなります。登録事業者かどうかで決まります
- 大阪市の「民間施設 訪問票」に対応した実績はありますか。大阪市には学校が施設を見に行く様式があります。対応実績があるかは出席扱いの実務に直結します
- 在籍校に出す記録は、どんな形式で、どのくらいの頻度で出しますか。「連携しています」だけでは中身がわかりません
- 今いる子は何人で、来る曜日はばらけていますか。「定員20名」でも、実際に同じ日に来るのが2人なら雰囲気は全く違います
- 合わなかったときの辞め方はどうなりますか。違約金、返金、休会の扱いを先に聞いておきます
- 途中で日数を減らしたり増やしたりできますか。週5から週1に落とせるかどうかは、続けられるかを大きく左右します
そして、できれば本人を連れて行く前に、保護者だけで一度見に行ってください。本人が「行きたくない」と言ったときに、その場所の何が合わなかったのかを保護者が言葉にできます。
よくある質問

まとめ
大阪市住吉区の民間フリースクールは2か所ですが、どちらも大阪市全体で見て条件が良いほうです。費用なら「こばしょ」(月10,000円・塾代助成クーポンで実質0円と公式に明記)、対象の広さと開所日数なら「ろ〜たす」(小1〜高3・月〜金 10:00〜17:00)。ただし、こばしょは中学生と小学6年生に限られます。
最初の一歩としておすすめしたいのは、こども相談センターの通所ルーム(06-4301-3181)に、保護者から直接電話してみることです。住吉区には市の教育支援センターがありませんが、こちらは在籍校を通すことが条件とは書かれておらず、まず保護者が電話して相談を始められます。あわせて、在籍校の担任か教頭に「この学校に校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)はありますか」と聞いてください。
NPO法人ろ〜たすについて、ひとつお伝えしておきます。公式サイトの本文を自動で読み取れなかったため、この記事の対象・開所時間・料金は大阪府の公表資料によるものです。金額と時間は、電話(090-3012-2979)で確認してください。
そして、どの施設を選ぶ場合でも「大阪市の民間施設 訪問票に対応した実績はありますか」と聞いてください。大阪市には学校が施設を確認するための様式まで用意されています。出席扱いを考えるなら、この一言がいちばん実務的です。
この記事の内容を確かめるための一次資料
- 大阪府「子どもたちの社会的な自立のために 不登校児童生徒への支援と取組み」別添資料(令和8年2月版)(PDF)
- 大阪市「いじめ、不登校、教育に関する相談についてよくある質問」(不登校児童通所事業の通所ルーム一覧)(大阪市)
- 大阪市「不登校児童生徒支援のための大阪市教育支援センターについて」(大阪市)
- 大阪市教育委員会「不登校児童生徒が民間施設及び学校外で相談・指導を受けている場合の指導要録上の『出席扱い』に関するガイドライン」(令和4年4月)
- 大阪市「学びの多様化学校等の開設について」(大阪市)
- 大阪市立心和中学校(学校サイト)
- 大阪市「習い事・塾代助成事業」
- フリースクール「こばしょ」(公式)
- 特定非営利活動法人ろ〜たす(公式)
- ライフキャリア教育ラボ「ラキャボ!」(公式)
- 志塾フリースクール(公式)


