石岡市から通えるフリースクール・学びの場まとめ|市の教育支援センターと、Familia*・土浦のColorful・つくばの2校【2026年版】

石岡市から通えるフリースクール|青空と住宅街の道

「石岡市で、学校のかわりに通える場所はありますか」
石岡市(人口68,380人・世帯数32,261世帯・2026年10月1日、市公式の住民基本台帳)には、2025年4月に開設した「石岡市教育支援センター」があります。民間は、市内の「Familia*」と、隣の土浦市・つくば市の施設を、公式サイトで確認できたことだけで整理しました。

この記事でわかること

  • 石岡市の教育支援センター(令和7年4月開設)の場所・対象と、教育相談室の窓口
  • 市内のFamilia*と、隣の土浦市・つくば市の施設の開所日と、公式に書かれた料金
  • 市の利用料補助は確認できない一方、県には所得要件つきの補助があること
  • どれも合わないときの選択肢(オンライン)と、市の相談窓口

この記事は、石岡市・茨城県の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年10月時点)。

目次

石岡市の今の状況を、数字と場所で確かめる

石岡市は茨城県の中南部にある市で、住民基本台帳の人口は68,380人、世帯数は32,261世帯です(2026年10月1日現在、市公式)。市のページには、国勢調査をもとにした常住人口(令和8年9月1日現在で67,575人)も載っていますが、統計の種類が違うため、この記事では住民基本台帳の値を使っています。

市内の不登校の人数は、年度ごとの内訳が市の公表資料では確認できませんでした。確認できたのは「30日以上欠席した児童生徒数(病気などを含む)」で、令和5年度が192人、令和6年度が165人です。不登校の定義とは違う数字で、小学校・中学校の別も分かりません。

市の教育支援センターは、令和7年4月1日に石岡市根当の旧北小学校内に開設されました。対象は、不登校の児童生徒、特別な教育的支援が必要な児童生徒、外国から来た児童生徒と書かれています。通える場所は、この教育支援センターと、市内の民間1か所、隣の土浦市・つくば市の施設です。

全国では、文部科学省の調査で令和6年度の小・中学校の不登校は35万3,970人と過去最多になりました。茨城県の人数は、県教育委員会の調査のページで確認できた最新が令和3年度(小・中学校の合計6,411人、前年度は4,552人)で、令和6年度の数字は、県の公式ページでは確認できませんでした。石岡市の人数は、市の公表資料で確認できた範囲を、次の節に書いています。

石岡市で保護者がつまずきやすいところ

知っておきたい3つの壁

公式の記載から見えてきた、石岡市ならではの事情です。

01

30日以上欠席の子は、令和6年度に165人

市の資料では、「30日以上欠席した児童生徒数」が令和5年度の192人から、令和6年度の165人になっています。病気などを含む数字で、不登校の人数そのものではありません。

02

教育支援センターは令和7年4月に開設。開室日・費用は公式に記載なし

市の教育支援センターは、居場所の提供・学習支援・日本語支援・相談などを行うと書かれています。開室の曜日と時間、申し込み方法、費用は、市のページに書かれていませんでした。

03

市内の民間は居場所型の1か所。ほかは土浦市・つくば市

公式サイトで確認できた石岡市内の民間は、Familia*の1か所です。回数券のあるColorful(土浦市)や、つくば市のつくば空・rootsは、隣の市の施設になります。

3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。

石岡市から通えるフリースクールと学びの場(比較一覧)

石岡市内の民間は、公式サイトで確認できた居場所型の1か所です。ほかに、隣の土浦市とつくば市の施設を、確認できた範囲で載せています。費用は公式サイトの金額を優先し、公式に記載がないものは各施設の公式サイトに書かれた金額を、出典をつけて書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。

施設名(場所)対象開所日費用の目安最寄駅・アクセス(公式)
みんなの学び場 Familia*(教育支援活動Plus Suppor+*)
(石岡市上林834 おとのわスタジオ)
小学生〜高校生と、保護者・教員・地域の方(公式)火・木 9:45〜13:15(公式・令和7年度)体験会は1人500円(食材・光熱費の実費)。見学は無料(公式)最寄り駅は公式サイトに記載なし
オルタナティブスクール Colorful(社会福祉法人 幸樹会)
(土浦市上高津1256-2)
小学1年〜高校3年(6〜18歳・公式)月〜木 9:00〜15:30。祝日がある週は金曜も開校(公式)月額プラン36,000円。チケットは8回24,000円/16回44,800円/32回83,200円(公式)最寄り駅は公式サイトに記載なし
サドベリースクール つくば空(一般社団法人サドベリースクール つくば空)
(つくば市春日4-1-15-100)
小2〜中3が在籍中。高校生も可(公式)月・水・木・金 10:00〜15:00(火曜は休校・公式)入会金10,000円+月謝30,000〜35,000円。保険料は年800円(公式)最寄り駅は公式に記載なし(県の一覧は「つくば駅からバス16分」)
学習塾&フリースクールroots
(つくば市上ノ室773-3)
現在は4〜5年生向けの内容。低学年の受け入れは停止中(公式)火・水・金(フリースクール)。9:50開始、お迎え14:45〜15:00(公式)入塾代10,000円+月謝 火15,000円/水10,000円/金16,000円(公式)つくばセンターからバスで「上ノ室坂上」下車(公式)

4か所を並べると、公式サイトで確認できたことの種類が違います。Colorfulとつくば空は、対象・時間・料金まで書かれています。rootsは、料金と開所日が詳しい一方、現在は4〜5年生向けの内容です。Familia*は令和7年度の開所日と体験会の費用のみで、月額は確認できませんでした。通う前に、問い合わせで最新の内容を確かめてください。

通い方は、rootsがつくばセンターからバスで「上ノ室坂上」下車(公式)です。Familia*とColorful、つくば空は、最寄り駅が公式サイトに書かれていません。石岡市から土浦市・つくば市までの所要時間も、公式サイトでは確認できませんでした。市の教育支援センターは、根当の旧北小学校内にあります。

ランプとノートが置かれた明るい机と木の椅子

4か所を1か所ずつ紹介します

ここからは、4か所の公式サイトと公的な資料に書かれていることを1か所ずつまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。

1. みんなの学び場 Familia*(教育支援活動Plus Suppor+*)(石岡市上林834 おとのわスタジオ)|石岡市内。火・木の午前に開く、居場所型の学び場

石岡市上林834の「おとのわスタジオ」にある「みんなの学び場 Familia*」は、教育支援活動Plus Suppor+*が運営する、オルタナティブスクール(&コミュニティ)です。

  • 対象(公式):小学生から高校生と、保護者・教員・地域の方
  • 開所(公式・令和7年度):火・木の9:45〜13:15
  • 費用(公式):体験会は1人500円(食材・光熱費の実費)。見学は無料

公式サイトで確認できたのは令和7年度の情報で、令和8年度の開所日と、月額の料金は確認できませんでした。紹介サイトには別の曜日が書かれていますが、公式の記載を載せています。通う前に、問い合わせで今の開所日と費用を確かめてください。

2. オルタナティブスクール Colorful(社会福祉法人 幸樹会)(土浦市上高津1256-2)|隣の土浦市にある。回数券もある、小1〜高3の学び場

土浦市上高津1256-2にある「オルタナティブスクール Colorful」は、社会福祉法人 幸樹会が運営しています。

  • 対象(公式):小学1年から高校3年(6〜18歳)
  • 開所(公式):月〜木の9:00〜15:30(祝日がある週は、金曜も開校)
  • 費用(公式):月額プランは36,000円。チケットは、8回24,000円、16回44,800円、32回83,200円

最寄り駅は、公式サイトに書かれていません。石岡市から土浦市までの所要時間も確認できていないので、お住まいの場所から実際の移動時間を確かめてください。回数券のチケットは、通う日数が決まっていない時期に、日数を試しながら使えるかどうかを、問い合わせで聞いておくと選びやすくなります。

3. サドベリースクール つくば空(一般社団法人サドベリースクール つくば空)(つくば市春日4-1-15-100)|つくば市にある、サドベリー型のスクール

つくば市春日4丁目1-15-100にある「サドベリースクール つくば空」は、一般社団法人サドベリースクール つくば空が運営しています。茨城県の民間施設一覧にも載っています。

  • 対象(公式):小学2年から中学3年が在籍中。高校生も利用できます
  • 開所(公式):月・水・木・金の10:00〜15:00(火曜は休校)
  • 費用(公式):入会金10,000円、保険料は年800円。月謝は、小学1〜3年が35,000円、小学4年〜中学生が30,000円。高校生は、週1回10,000円・週2回20,000円・週3回以上30,000円
  • アクセス:最寄り駅は公式サイトに書かれていません。茨城県の一覧には「つくば駅からバス16分」とあります

通う曜日と時間が決まっているので、まずは見学と体験で、お子さんが自分のペースで過ごせるかを確かめるのがよさそうです。

4. 学習塾&フリースクールroots(つくば市上ノ室773-3)|つくば市にある。学習塾と一緒に運営されている

つくば市上ノ室773-3にある「学習塾&フリースクールroots」は、学習塾とフリースクールを一緒に運営しています。

  • 対象(公式):現在は4〜5年生向けの内容で、低学年の受け入れは停止中と書かれています
  • 開所(公式):フリースクールは火・水・金。9:50開始(登校は9:20〜9:40)、お迎えは14:45〜15:00
  • 費用(公式):入塾代10,000円。月謝は、火曜15,000円、水曜10,000円、金曜16,000円
  • アクセス(公式):つくばセンターからバスで「上ノ室坂上」下車

公式サイトには、つくば市の利用者向けの補助(上限月20,000円)が使えるという記載があります。この補助は、つくば市民が対象です(つくば市の公式ページより)。ほかの市に住んでいる場合は対象にならないので、通う前に確認してください。学習塾と一緒に運営されているため、フリースクールの時間に学習をどのくらい入れるかも、見学のときに聞いておくと安心です。

石岡市から通う場合の費用相場と、補助の有無

4か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。

施設名入会金月額の目安出典
みんなの学び場 Familia*公式に記載なし体験会1人500円(食材・光熱費の実費)。見学は無料(月額は公式に記載なし)公式サイト
オルタナティブスクール Colorful公式に記載なし月額プラン36,000円。チケット:8回24,000円/16回44,800円/32回83,200円(公式)公式サイト
サドベリースクール つくば空10,000円(公式)月30,000円(小4〜中学生)/35,000円(小1〜3年)。高校生は週1回10,000円・週2回20,000円・週3回以上30,000円(公式)公式サイト
学習塾&フリースクールroots10,000円(入塾代・公式)月謝:火曜15,000円/水曜10,000円/金曜16,000円(公式)公式サイト

費用は、公式サイトの金額を並べました。Colorfulは月額プラン36,000円、つくば空は入会金10,000円+月30,000〜35,000円、rootsは入塾代10,000円+月謝10,000〜16,000円です。Familia*は体験会が1人500円(食材・光熱費の実費)で、月額は確認できませんでした。市の教育支援センターの費用は、市の公式ページに書かれていません。

補助については、石岡市の公式サイトではフリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。茨城県には「民間フリースクール連携推進事業(授業料等補助)」があります(令和8年度)。県内に住む不登校の小・中学生の保護者のうち、住民税非課税世帯・要保護世帯・準要保護世帯が対象で、授業料等の2分の1以内、1人あたり月15,000円(年18万円)までです。申請は3期制で、第Ⅲ期は令和9年3月31日必着です。ただし、対象は県の要件を満たす施設への通所で、この記事で紹介する施設が補助の対象かどうかは確認できていません。使いたいときは、通う前に県教育委員会 生徒支援・いじめ対策推進室(029-301-5229)に確認してください。市の教育支援センターの利用料も、市の公式ページには書かれておらず、確認できませんでした。なお、つくば市のrootsにある上限月20,000円の補助は、つくば市民が対象です。

費用をおさえる方法としては、①市の教育支援センターを中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

日の当たる窓辺のマグカップと本、観葉植物

その前に確認したい、石岡市の公的な窓口

民間の場所を探す前に、市の窓口も知っておくと選択肢が広がります。近くの市の学び場は、つくば市から通えるフリースクールや、土浦市から通えるフリースクール、茨城のフリースクール一覧でも紹介しています。

石岡市教育支援センター

市の公式ページ(更新日は2025年4月1日)には、次のように書かれています。

  • 場所:石岡市根当10949-1(旧北小学校内)/0299-24-5519
  • 開設:令和7年4月1日
  • 対象:不登校の児童生徒、特別な教育的支援が必要な児童生徒、外国から来た児童生徒
  • 内容:小集団からの人間関係づくり、居場所の提供、学習支援、日本語支援、社会的自立のための相談・支援
  • 開室日・時間、申し込み、費用:市の公式ページに記載がなく、確認できませんでした

教育相談室と、そのほかの窓口

  • 場所:石岡市柿岡5680-1 八郷総合支所4階/0299-24-5519(市公式・更新日は2026年8月5日)
  • 教育相談室「あすなろ教室」:月〜金の9:30〜16:30
  • 幼児教育相談室「ひまわり教室」:月〜金の10:00〜16:30
  • スクールソーシャルワーカー・特別支援教育アドバイザー:月〜金の9:00〜16:30
  • 県のひきこもり相談:茨城県引きこもり相談支援センター(0296-48-6631)が、石岡市役所で出張相談を行うと、市の広報(2026年1月1日号)に書かれています

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

通える場所が近くにあっても、「どれも今は合わない」「まだ外に出るのがつらい」と感じることは珍しくありません。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。

3つの選択肢を正直に比較

通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
石岡市の
公的な窓口
オンライン
(自宅から)
対面で人と直接会える○
少人数で、人と過ごせる
○
教育支援センターで、職員と会える
×
画面越し(対面の時間はない)
少ない日数から始めやすい△
Colorfulは回数券、rootsは曜日ごとの月謝がある
△
開室日・時間は公式に記載なし
△
平日毎日の授業が基本
費用を抑えやすい△
月10,000〜36,000円(公式の金額があるもの)
△
費用の記載は確認できず(要問合せ)
△
月25,443円(メタバース通学)
天候・移動に左右されにくい△
市内1か所/土浦市・つくば市は移動が必要
△
根当の旧北小学校内まで通う必要がある
○
自宅から参加できる
学校の出席扱いにつなげやすい△
出席扱いの記載は今回確認できず(在籍校に確認)
△
出席扱いの記載は確認できず(在籍校に確認)
△
在籍校長の判断(NIJINは希望者の97%と公式表記)

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと茨城県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年10月時点。

オンラインが向いているとき

石岡市内の民間は、居場所型のFamilia*の1か所で、月額は確認できていません。ほかは土浦市・つくば市まで移動する形になるので、毎日の移動がまだ負担という段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天候や家族の仕事の都合に左右されずに続けられます。

逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。石岡市の場合は、「オンラインで毎日の学びを続けながら、週に1〜2日は市内の居場所へ」という組み合わせも考えられます(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。

オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと

  • 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
  • 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
  • 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
  • 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、茨城県内のどこか

この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎|石岡市の自宅から毎日「登校」する学校

オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。

NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。

NIJINアカデミーならではの3つの特徴

「通えない」を前提につくったメタバース校舎

公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。

01

顔も声も出さなくていい

カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。

02

関わる人数を自分で選べる

担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。

03

学年も地域もこえて学べる

現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。

「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。

1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。

学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。

先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。

確認したいことNIJINアカデミーの場合(公式の記載)
出席の扱い出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です
同じ時間に同じ仲間と過ごせるか朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります
料金の総額メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり
対面の機会全国52か所にリアル教室があり、リアル教室は、公式サイトの「リアル教室情報」で都道府県ごとに探せます(茨城県内には、公式の教室ページに阿見校(毎週金曜)・潮来校(毎週木曜)・下妻校(毎週水曜)があります。お住まいの場所からの所要時間は、今回確認できていません)。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる)

合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額(メタバース通学で月25,443円)が、週単位で通う場合より高くなることもある一方、毎日の授業と仲間との時間があり、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、市の教育支援センターや、Familia*などの居場所と組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。

通える場所が合わなくても、42都道府県の子どもと、100社の企業・自治体・大学の大人が集まるメタバース校舎なら、家にいながら毎日いろいろな人とつながれます。

外に出られない日も、自宅から「登校」できる学校。

NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。

出席認定 希望者の97%カメラOFFでもOK42都道府県から通学
NIJINアカデミーを見てみる →

見学で聞いておきたいこと

通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。石岡市から通う場合に特に大事なものに印をつけています。

  • 【石岡市ならでは】開所日・費用の最新の確認と、市外へ通う場合の移動手段。Familia*は令和8年度の開所日と月額、教育支援センターは開室日と時間が公式に書かれていません。土浦市・つくば市へ通うなら、電車やバスの時間と交通費を、見学の前に調べておく
  • 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。石岡市立の学校で実績があるか
  • 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
  • 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
  • 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
  • スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
  • 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
  • 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用

見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。市の教育支援センターとの併用を考えている場合は、在籍校と教育支援センターにも、同じ時期に相談しておくと、手続きが進めやすくなります。

大きな窓から緑が見える誰もいない教室

よくある質問

石岡市に、市が運営するフリースクールはありますか。

市が運営する「フリースクール」ではなく、令和7年4月1日に開設された「石岡市教育支援センター」があります。石岡市根当10949-1の旧北小学校内にあり、電話は0299-24-5519です。開室の曜日と時間、申し込み方法、費用は、市の公式ページに書かれていません。

石岡市内に民間のフリースクールはありますか。

公式サイトで確認できた市内の民間は、上林の「みんなの学び場 Familia*」です。令和7年度の情報では、火・木の9:45〜13:15に開き、体験会は1人500円と書かれています。月額と令和8年度の開所日は、確認できませんでした。

土浦市のColorfulの料金はいくらですか。

公式サイトには、月額プランが36,000円、チケットが8回24,000円・16回44,800円・32回83,200円と書かれています。対象は小学1年から高校3年(6〜18歳)で、月〜木の9:00〜15:30に開いています。

つくば市のつくば空やrootsは、石岡市から通えますか。

つくば空(小2〜中3が在籍中、高校生も可)と、roots(現在は4〜5年生向けの内容)が、公式サイトで確認できる隣の市の施設です。石岡市からの所要時間は書かれていないので、お住まいの場所から実際の移動時間を確かめてください。

石岡市に、フリースクールの利用料の補助はありますか。

市の公式ページでは、確認できませんでした(「ない」とは断定できません)。県には、住民税非課税・要保護・準要保護の世帯を対象に、授業料等の2分の1以内、月15,000円までの補助があります。対象は県の要件を満たす施設への通所なので、通う前に県へ確認してください。つくば市のrootsにある上限月20,000円の補助は、つくば市民が対象です。

石岡市の不登校の子は、どのくらいいますか。

市の資料では、「30日以上欠席した児童生徒数(病気などを含む)」が、令和5年度は192人、令和6年度は165人です。不登校の定義とは違う数字で、小・中学校の別も分かりません。全国では、令和6年度の小・中学校の不登校が35万3,970人と、文部科学省の調査で示されています。

フリースクールに通うと、学校の出席扱いになりますか。

出席扱いにするかどうかは、在籍する学校の校長が判断します。今回確認した施設の公式サイトには、出席扱いについての記載を確認できなかったので、通う前に在籍校と施設の両方に相談してください。

相談できる窓口はどこですか。

八郷総合支所4階の教育相談室「あすなろ教室」(0299-24-5519、月〜金の9:30〜16:30)があります。スクールソーシャルワーカーと特別支援教育アドバイザーにも、月〜金の9:00〜16:30に相談できます。

外国から来た子も使えますか。

市の教育支援センターの対象には、外国から来た児童生徒が含まれると書かれていて、日本語支援も内容に入っています。詳しい受け入れ方は、市のページに書かれていないので、教育支援センターに直接確認してください。

オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。

文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。

まとめ

石岡市から通える場所は、市の教育支援センター、市内のFamilia*、隣の土浦市・つくば市の施設が候補になります。

  • 教育支援センターは令和7年4月開設。開室日・時間・費用は公式に記載なし
  • 民間は、市内のFamilia*と、土浦市のColorful、つくば市のつくば空・roots
  • 市の利用料補助は確認できず、県には所得要件つきの補助がある
  • 合わないときは、オンラインと、市・県の相談窓口があります

石岡市ではフリースクールの利用料の補助が公式に確認できないので、費用は家庭の負担になる前提で考えておく必要があります。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、市の中にも、市の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

コーヒーを置いて紙に書く手元

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文責:にじいろ編集部

公開日:2026年10月6日 / 最終更新:2026年10月6日

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