川根本町から通えるフリースクール5選|島田・藤枝・焼津・静岡の施設を比較【2026年版】

川根本町のフリースクール5選(青空と茶畑の風景)

「川根本町で、学校のかわりに通える場所はありますか」
静岡県榛原郡の川根本町は、寸又峡や大井川鐵道で知られる、町の約94%が森林の山あいの町です。町の義務教育学校は2校で、静岡県の支援ガイドには町の教育支援センター(生活改善センター)が載っています。一方で、静岡県が公表している「フリースクール等民間施設情報」(令和8年6月29日現在)には川根本町の施設は載っておらず、民間の場所は島田市・藤枝市・焼津市・静岡市になります。この記事では、川根本町から通える5か所と、町の窓口でわかっていること・わからないことを、公式の記載だけをもとに整理しました。

この記事でわかること

  • 川根本町から通えるフリースクール5か所の場所・対象・費用(公式サイトと静岡県の資料で確認できた範囲)
  • 町営バスと大井川鐵道で島田方面に出る、川根本町ならではの通い方
  • 町の教育支援センターと教育相談の窓口
  • 静岡県の補助制度(運営団体向け)と、保護者向けの補助が確認できなかったこと
  • 「通える場所がない」と感じたときに残る選択肢と、自宅から毎日「登校」できるNIJINアカデミーのメタバース校舎の特徴

この記事は、川根本町・静岡県の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年9月時点)。

目次

川根本町の今の状況を、数字と場所で確かめる

まず、川根本町という町の形を公式の資料で確かめておきます。町の「位置・面積」ページによると、川根本町は「東西約23キロメートル、南北約40キロメートル」、総面積は496.88平方キロで、町域の「約94%が森林」です。町の人口は2026年9月1日現在5,341人、世帯数は2,569世帯です。

町のページには、「寸又峡温泉や接岨峡温泉、南アルプスあぷとライン、大井川鐵道など」があり、「川根茶」の産地で、「カヌーの町」としても紹介されています。最高地点の光岳の南西側は「本州唯一の自然環境保全地域」に指定されています。

町立の学校は、義務教育学校の「三ツ星学園」と「光の森学園」の2校です。町の公式ページには「令和6年4月から、これまでの小・中学校の課程を併せ持つ、9年生の義務教育学校となりました。」とあります。町の不登校の人数は、公式資料では確認できませんでした。

全国では、文部科学省の調査で令和6年度の小・中学校の不登校は35万3,970人と過去最多になりました。川根本町のように学校の数が少ない地域では、同じ学年に同じ立場の子が見つかりにくく、「うちだけかもしれない」と感じやすいかもしれません。でも、全国では30万人を超える子が学校以外の過ごし方を選んでいます。

川根本町で保護者がつまずきやすいところ

知っておきたい3つの壁

公式の記載から見えてきた、川根本町ならではの事情です。

01

町の外へ出るのに時間がかかる

大井川鐵道は川根温泉笹間渡〜千頭間が不通で、町営バスで家山駅に出てから金谷方面に向かう形になります。島田市の施設までも長い移動です。

02

町の教室の情報が少ない

町の教育支援センターは静岡県の支援ガイドに載っていますが、開室日や対象は公式に確認できませんでした。電話で直接確かめる必要があります。

03

補助が確認できない

保護者向けのフリースクール利用料の補助は、町の公式サイトでも静岡県の公式ページでも確認できませんでした。

3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。

川根本町から通えるフリースクール5選(比較一覧)

島田市の2か所、藤枝市・焼津市・静岡市の各1か所です。費用は公式サイトの金額を優先し、公式に記載がないものは静岡県の資料や報道の金額を、出典をつけて書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。

施設名(場所)対象開所日費用の目安最寄駅・アクセス(公式)
NPO法人まんまぁる「まなび庵」
(島田市日之出町)
小・中・高校生月〜金 10:00〜15:00(金は〜17:30)2時間 2,000円(公式)/月8,000円(県資料)記載なし
フリースクール ひだまり教室
(島田市竹下)
小1〜高3月〜金 8:00〜14:00月30,000円(お試し5回無料)記載なし
藤枝みんなのミライ楽校
(藤枝市瀬戸ノ谷)
小1〜中3平日 9:30〜15:00入楽金10万円、月額4万5千円(県資料)藤枝駅からスクールバスあり
フリースクール ゆいパーク
(焼津市柳新屋)
小4〜中3(小1〜3は面談・条件により可)火〜金 9:00〜13:00ほかフリースクール型 月25,000円(県資料)西焼津駅前
静岡学園 教育支援センター なごみスクール
(静岡市駿河区八幡)
小5〜中3(小4は要相談)記載なし小25,000円/中35,000円(月額)静岡駅から徒歩5分圏内

一覧にすると、「費用」「通える日数」「距離」で5か所の性格がかなり違うことがわかります。いちばん近い島田市では、2時間単位で使えるまんまぁる「まなび庵」と、平日毎日通えるひだまり教室、学校型なら藤枝みんなのミライ楽校、出席扱いの仕組みを重視するなら静岡駅近くのなごみスクールが候補になります。

川根本町からは、町営バス「千頭・家山線」で家山駅に出て、大井川鐵道で金谷方面に向かえます(川根温泉笹間渡〜千頭間は不通のため)。そこからJRで島田・藤枝・焼津・静岡方面に出られます。所要時間や本数は、町営バスと大井川鐵道の時刻表で確かめてください。

白い机とランプとユーカリ

5か所を1か所ずつ紹介します

ここからは、5か所の公式サイトと公的な資料に書かれていることを1か所ずつまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。

1. NPO法人まんまぁる「まなび庵」(島田市日之出町)|2時間単位で使える、島田市の学び場

島田市日之出町3-9 寿真庵ビル2階にある、NPO法人まんまぁるの学び場です(公式サイトの表記は「日乃出町」)。静岡県の「フリースクール等民間施設情報」(令和8年6月29日現在)に載っていて、公式サイトでは「まなび庵」の対象を「不登校・登校することに不安がある」小学生・中学生・高校生としています。

  • 開所(公式):月〜金 10:00〜12:00/13:00〜15:00(金曜は15:00〜17:30も)
  • 費用:公式は「2時間 2,000円」。県の資料では入会金なし、「不登校対応のまなび庵」月額8,000円(いずれも税表記なし)
  • 電話:090-4445-5301

2時間単位で使えるので、長い時間いられない子でも始めやすい場所です。料金の書き方が公式サイトと県の資料で違うので、今の料金は問い合わせで確認してください。最寄駅と出席扱いについては記載がありませんでした。

2. フリースクール ひだまり教室(島田市竹下)|平日の朝から通えて、減額の仕組みもある

島田市竹下487-9にあるフリースクールで、静岡県の資料に載っています。公式サイトでは時間を「月〜金の午前8時〜午後2時」としています。

  • 対象:小学1年生から高校3年生
  • 費用(公式・税表記なし):「1か月30,000円(お試し5回無料)」。児童扶養手当受給世帯は24,000円、生活保護世帯は18,000円。保険料 年1,100円。県の資料では「1時間あたり500円か、1か月30,000円の安い方」
  • 出席扱い:「所属校の校長の判断になります。」
  • 電話:090-9180-8551

平日の朝から通えて、世帯の状況による減額が公式に書かれているのが特徴です。公式サイトには「2025年5月現在、水曜日は牧之原で開催しています」ともあるので、曜日ごとの場所を確認してください。

3. 藤枝みんなのミライ楽校(藤枝市瀬戸ノ谷)|平日毎日通う、小中学生のオルタナティブスクール

藤枝市瀬戸ノ谷5894にあるオルタナティブスクールで、静岡県の資料に載っています。公式サイトには「平日9時半〜15時開校。小中学生向けオルタナティブスクールです。」とあり、「藤枝駅〜藤枝市内、スクールバス送迎がございます」と書かれています。

  • 対象:小学1年生から中学3年生まで
  • 費用(静岡県の資料・税表記なし):入楽金10万円、月額4万5千円
  • 電話:070-8458-6635

学校のように平日毎日通える場所です。公式サイトに「ミライ楽校には公的助成金がありません」とあるとおり、費用はまとまった金額になります。出席扱いについては公式に記載がありませんでした。

4. フリースクール ゆいパーク(焼津市柳新屋)|西焼津駅前、出席扱いの考え方を公式に明記

焼津市柳新屋429-1の2階にあるフリースクールで、静岡県の資料に載っています。公式サイトでは「西焼津駅前に開校した次世代型個別学習塾」と紹介されています。

  • 対象:小学4年生から中学3年生まで(面談・条件により小学1〜3年生も可)
  • 費用(静岡県の資料・税表記なし):フリースクール型プラン 一律25,000円、オンライン型プラン 小1〜3年15,000円・小4〜中3年20,000円、デジタル教材費 月2,000円〜3,300円。公式では入塾料10,000円
  • 出席扱い:「文部科学省の通達により、学校ごとの基準を満たすことで、出席扱いすることができます」
  • 電話:054-626-0339(県資料)

通う形とオンラインの形を選べるので、遠くから通う日を減らしたいご家庭にも合わせやすい場所です。開所日時は問い合わせで確認してください。

5. 静岡学園 教育支援センター なごみスクール(静岡市駿河区)|静岡駅近く、在籍校の出席扱いにつながる仕組み

静岡市駿河区八幡1丁目1番1号にある、学校法人静岡学園の教育支援センターです。公式のアクセスページでは「静岡駅から徒歩5分圏内」とされ、もう1か所(駿河区聖一色、草薙総合運動場から徒歩7〜8分)の拠点もあります。

  • 対象:小学5年生から中学3年生まで(小学4年生は要相談)
  • 費用(県資料・公式、税表記なし):入会金なし。小学生 月25,000円、中学生 月35,000円。教科書ワーク購入 年8,000円程
  • 出席扱い:公式に「『当校への通学・出席』=『在籍校の出席扱い』として認められる仕組み」
  • 申し込み:「入校は在籍小学校、中学校を通して進めていき」ます
  • 電話:054-281-0191

在籍校を通して入り、出席扱いにつながる仕組みが公式に書かれているのは、学校との関係を大切にしたいご家庭にとって安心材料です。川根本町からは距離があるので、通う日数を無理のない範囲で考えてください。

川根本町から通う場合の費用相場と、補助の有無

5か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。

施設名入会金月額の目安出典
まんまぁる「まなび庵」なし(県資料)2時間 2,000円(公式)/不登校対応のまなび庵 月8,000円(県資料)公式・県資料(税表記なし)
ひだまり教室記載なし月30,000円(または1時間500円の安い方・県資料)+保険料 年1,100円公式・県資料(税表記なし)
藤枝みんなのミライ楽校入楽金 100,000円月額 45,000円静岡県資料(税表記なし)
ゆいパーク10,000円(公式)フリースクール型 25,000円/オンライン型 15,000円〜+教材費2,000円〜県資料・公式(税表記なし)
なごみスクールなし小学生 25,000円/中学生 35,000円+教科書ワーク 年8,000円程県資料・公式(税表記なし)

金額がわかるものに限ると、5か所の費用は2時間2,000円〜月4万5千円と幅があります。川根本町の場合は、施設の費用に加えてバス代・電車代と移動時間がとても大きくなるので、通う回数を無理のない範囲で考えてください。

補助については、川根本町の公式サイトではフリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。静岡県には、フリースクールを運営する団体向けの助成制度(補助対象経費の2分の1以内、1運営主体あたり年100万円が上限)がありますが、保護者への利用料の補助は県の公式ページには書かれていません。

費用をおさえる方法としては、①町の教育支援センターを中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

水彩絵の具と画用紙

その前に確認したい、川根本町の公的な窓口

民間の場所を探す前に、町の窓口も知っておくと選択肢が広がります。

川根本町の教育支援センター(通う場所)

静岡県教育委員会の「不登校児童生徒への支援ガイド」(令和7年度版)の教育支援センター一覧には、川根本町の欄に名称「校外 OIDE」、所在地等「生活改善センター」、連絡先0547-58-2555と載っています(表記は資料のまま)。町の公式ページでは、生活改善センターは川根本町上長尾985にあります。

開室日や時間、対象、申し込み方法、費用は、町の公式サイトでも県の資料でも確認できませんでした。まずは電話か在籍校に、見学や相談ができるか聞いてみてください。

教育相談(相談の入り口)

同じ支援ガイドでは、川根本町の教育相談の電話は0547-59-3111(対象は小・中学生と高校生)で、町の総合支所(川根本町千頭1183-1)の代表番号です。子育て全般の相談は健康福祉課(0547-56-2224)が窓口とされています。学校の中の居場所(校内教育支援センター)については、公式の資料では確認できませんでした。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「町営バスと電車を乗り継いで毎日通うのは難しい」と感じた方もいると思います。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。

3つの選択肢を正直に比較

通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
川根本町の
公的な窓口
オンライン
(自宅から)
町内に場所がある×
町内は
確認できず
○
生活改善
センター
○
自宅から
送迎・移動がいらない×
バス+電車で
島田方面へ
△
町内だが
移動は必要
○
移動なし
情報が公開されている○
料金などを
公開
×
町の公式に
記載なし
○
時間割・料金を公開
費用が事前にわかる○
県の資料で
確認できる
△
公式に
記載なし
○
公式に金額を公開
同じ部屋で人と会える○
スタッフ・
仲間と対面
○
先生・
仲間と対面
×
画面越し

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと静岡県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年9月時点。

オンラインが向いているとき

川根本町から民間の施設に通うには、町営バスと大井川鐵道、JRを乗り継いで島田市より先に出ることになります。移動に時間がかかるぶん、「まず生活のリズムを戻したい」「長い移動がまだ負担」という段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天候や交通の状況に左右されずに続けられます。

逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。川根本町の場合は、町に教育支援センターがあるので、「オンラインで毎日の学びを続けながら、週に何日かは町の教室へ」という組み合わせも考えられます。

オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと

  • 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
  • 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
  • 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
  • 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、静岡県内のどこか

この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎|川根本町の自宅から毎日「登校」する学校

オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。

NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。

NIJINアカデミーならではの3つの特徴

「通えない」を前提につくったメタバース校舎

公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。

01

顔も声も出さなくていい

カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。

02

関わる人数を自分で選べる

担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。

03

学年も地域もこえて学べる

現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。

「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。

1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。

学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。

先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。

確認したいことNIJINアカデミーの場合(公式の記載)
出席の扱い出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です
同じ時間に同じ仲間と過ごせるか朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります
料金の総額メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり
対面の機会全国52か所にリアル教室があり、静岡県内では掛川市(NIJINアカデミー静岡掛川校・毎週火曜)に教室があります。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる)

合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額はゆいパークのフリースクール型(月25,000円)と同じくらいで、交通費はかからない一方、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、町の教育支援センターや島田方面の学び場と組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。

森と大井川にかこまれた川根本町では、同じ年ごろの仲間と出会える場所まで、どうしても長い移動が必要です。42都道府県の子どもと、100社の企業・自治体・大学の大人が集まるメタバース校舎なら、移動時間ゼロで毎日いろいろな人とつながれます。ほかの5か所とは違う役割を持つ選択肢です。

山道を越えなくても、自宅から「登校」できる学校。

NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。

出席認定 希望者の97%カメラOFFでもOK42都道府県から通学
NIJINアカデミーを見てみる →

見学で聞いておきたいこと

通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。川根本町から通う場合に特に大事なものに印をつけています。

  • 【川根本町ならでは】乗り継ぎを含めた通い方。町営バス・大井川鐵道・JRの乗り継ぎで片道どのくらいかかるか、1か月の交通費がいくらになるかを具体的に確かめる
  • 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。川根本町立の学校で実績があるか
  • 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
  • 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
  • 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
  • スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
  • 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
  • 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用

見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。移動が長くなる場合は、週に何日なら続けられそうかを、お子さんと一緒に見学の帰り道で話してみてください。

花瓶とめがねが置かれた白い机

よくある質問

川根本町にフリースクールはありますか。

静岡県の「フリースクール等民間施設情報」(令和8年6月29日現在)に川根本町の施設は載っておらず、町内で民間のフリースクールも確認できませんでした。民間の場所は島田市・藤枝市・焼津市・静岡市にあります。

川根本町の教育支援センターはどこにありますか。

静岡県教育委員会の支援ガイド(令和7年度版)では、所在地等が「生活改善センター」(町公式では上長尾985)、連絡先は0547-58-2555です。開室日や対象は公式に書かれていないので、電話か在籍校で確認してください。

相談だけしたいときは、どこに連絡すればいいですか。

静岡県の支援ガイドでは、川根本町の教育相談は0547-59-3111(町の総合支所)です。子育て全般の相談は健康福祉課(0547-56-2224)でも受けています。

川根本町や静岡県に、フリースクールの費用の補助はありますか。

町の公式サイトでは、保護者向けのフリースクール利用料の補助を確認できませんでした。静岡県の制度は、フリースクールを運営する団体向けの助成(補助対象経費の2分の1以内、年100万円が上限)です。

島田市の施設には、どうやって通いますか。

町営バス「千頭・家山線」で家山駅に出て、大井川鐵道で金谷方面へ向かい、そこから島田市内へ出る形になります(川根温泉笹間渡〜千頭間は不通)。所要時間は時刻表で確認してください。

費用をいちばんおさえられるのはどこですか。

まんまぁる「まなび庵」は2時間2,000円(公式)、ひだまり教室は月30,000円で、児童扶養手当受給世帯は24,000円、生活保護世帯は18,000円と公式に書かれています。

出席扱いについて公式に書かれているのはどこですか。

なごみスクールは「『当校への通学・出席』=『在籍校の出席扱い』として認められる仕組み」、ゆいパークは「学校ごとの基準を満たすことで、出席扱いすることができます」、ひだまり教室は「所属校の校長の判断になります」と書いています。

オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。

文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。

まとめ

川根本町には、静岡県の一覧に載っている民間の施設はありませんが、県の支援ガイドに載る町の教育支援センターと教育相談があります。町営バスと大井川鐵道で島田方面に出れば、民間の学び場もあります。

  • まず相談したいとき:町の教育相談(0547-59-3111)、健康福祉課(0547-56-2224)
  • 町内で通える場所を探すとき:町の教育支援センター(生活改善センター)
  • 短い時間から始めたいとき:まんまぁる「まなび庵」(2時間2,000円)
  • 出席扱いを重視したいとき:なごみスクール、ゆいパーク
  • 移動がまだ難しいとき:自宅から「登校」できるオンラインのフリースクール

川根本町ではフリースクールの利用料の補助が公式に確認できないので、費用は家庭の負担になる前提で考えておく必要があります。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、町の中にも、町の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

青空と茶畑の広がる丘

この記事の内容を確かめるための一次資料

NIJINアカデミー|不登校オルタナティブスクール小中一貫校(メタバース校舎とリアル教室の様子)

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文責:にじいろ編集部

公開日:2026年9月29日 / 最終更新:2026年9月29日

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