松田町から通えるフリースクール5選|新松田駅から伊勢原・南足柄・小田原の施設を比較【2026年版】

松田町のフリースクール5選(青空と桜の風景)

「松田町で、学校のかわりに通える場所はありますか」
神奈川県足柄上郡の松田町は、西平畑公園の河津桜で知られる、「首都圏から一番近い自然郷」をうたう町です。町には教育支援センター「ほほえみ教室」があります。一方で、神奈川県が紹介しているフリースクール等の一覧に松田町の団体は載っておらず、民間の場所は小田急線で出る伊勢原市や、南足柄市・小田原市になります。この記事では、松田町から通える5か所と、町の窓口でわかっていること・わからないことを、公式の記載だけをもとに整理しました。

この記事でわかること

  • 松田町から通えるフリースクール5か所の場所・対象・開所日・費用(公式サイトと公的な資料で確認できた範囲)
  • 新松田駅(小田急線)・松田駅(JR御殿場線)を使った通い方の考え方
  • 町の教育支援センター「ほほえみ教室」と相談の窓口
  • 補助が確認できなかったことと、費用の抑え方
  • 「通える場所がない」と感じたときに残る選択肢と、自宅から毎日「登校」できるNIJINアカデミーのメタバース校舎の特徴

この記事は、松田町・神奈川県(一部は小田原市・静岡県)の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年9月時点)。

目次

松田町の今の状況を、数字と場所で確かめる

まず、松田町という町の形を公式の資料で確かめておきます。町の資料によると、松田町は「足柄上郡のほぼ中央部に位置し、北部は丹沢大山国定公園に一部指定されている西丹沢山系のふもと」にあり、南部には足柄平野が広がっています。東は秦野市、南東は大井町、西と北は山北町、南西は開成町に接しています。面積は37.75平方キロで、町の人口は令和8年9月1日現在9,953人、世帯数は4,576世帯です。

町の概要ページでは、松田町を「首都圏から一番近い自然郷」と紹介しています。西平畑公園は「富士山や相模湾を一望できるまちの『展望台』」とされ、毎年2月から3月にかけて、河津桜(早咲き桜)の「まつだ桜まつり」が開かれます。

鉄道は、小田急線の新松田駅とJR御殿場線の松田駅があり、町の案内では小田急線で都心から1時間あまりです。町立の学校は、小学校2校(松田小・寄小)と中学校1校(松田中)です。町の不登校の人数は、町の公式資料では確認できませんでした。

神奈川県全体では、令和6年度の公立小・中学校の不登校は24,250人(小学校10,192人・中学校14,058人)で、前年度の23,629人から増えています。松田町のように学校の数が少ない町では、同じ学年に同じ立場の子が見つかりにくく、「うちだけかもしれない」と感じやすいかもしれません。でも、県全体では2万人を超える子が学校以外の過ごし方を選んでいます。

松田町で保護者がつまずきやすいところ

知っておきたい3つの壁

公式の記載から見えてきた、松田町ならではの事情です。

01

町内に民間の施設がない

神奈川県の一覧に松田町の団体はなく、町内で民間のフリースクールは確認できませんでした。民間の場所は伊勢原市・南足柄市・小田原市になります。

02

町の教室の情報が少ない

教育支援センター「ほほえみ教室」の開室日や対象は、町の公式サイトで確認できませんでした。電話で直接確かめる必要があります。

03

補助が確認できない

フリースクールの利用料の補助は、町の公式サイトで確認できませんでした。県の補助事業の実施自治体にも松田町は入っていません。

3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。

松田町から通えるフリースクール5選(比較一覧)

伊勢原市の1か所、南足柄市の1か所、小田原市の3か所です。費用は公式サイトの金額を優先し、公式に記載がないものは神奈川県の団体シート(県シート)・小田原市や静岡県の資料の金額を、出典をつけて書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。

施設名(場所)対象開所日費用の目安最寄駅(公式)
いせはらフリースクール 風の谷
(伊勢原市伊勢原)
小5〜中3月・火・木 10:00〜15:00月額4,000円伊勢原駅北口 徒歩12分(県NPOページ)
NPO法人くだかけ会「Earth」
(南足柄市関本)
小学1年生から火・木 10:00〜16:00Earth会費 月3,000円+年会費(県シート)富士フィルム前駅 徒歩5分
不登校支援「ゆりゆりルーム」
(小田原市栄町)
小・中・高(市資料)火・水 13:30〜16:30個別学習 月5,000円〜(市資料)小田原駅 徒歩3分ほど
寄宿生活塾 はじめ塾
(小田原市城山)
幼・小・中・高(市資料)平日 9:00〜16:00(市資料)通い 月77,000円(税込)小田原駅西口 徒歩約4分
かくれんぼ村 ジュニアスクール
(小田原市南鴨宮)
小1〜小6(公式)月〜金 8:30〜15:00月謝55,000円+諸費用(市資料)公式に記載なし

一覧にすると、「費用」「通える日数」「家からの方向」で5か所の性格がかなり違うことがわかります。費用をおさえるなら風の谷(月4,000円)やくだかけ会の「Earth」(月3,000円)、駅から近い場所ならゆりゆりルームやはじめ塾、小学生が平日毎日通うならかくれんぼ村が候補になります。

新松田駅からは、小田急線で伊勢原方面にも小田原方面にも出られます。くだかけ会へは、県の案内では新松田駅から関本行バスで「竜福寺前」下車 徒歩5分です。所要時間や本数は公式の資料で確認していないため、実際に通う時間帯の時刻表で確かめてください。

机のランプと鉢植え

5か所を1か所ずつ紹介します

ここからは、5か所の公式サイトと公的な資料に書かれていることを1か所ずつまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。

1. いせはらフリースクール 風の谷(伊勢原市伊勢原)|小田急線で向かえる、月4,000円の居場所

認定NPO法人 地域福祉を考える会が、令和7年度に始めたフリースクールです。場所は伊勢原市伊勢原1丁目24-15「おおきな樹」(元伊勢原市中央保育園)内の2階で、県のNPO紹介ページには「伊勢原駅北口から徒歩12分」とあります。

  • 対象:小学5年生〜中学3年生
  • 開所:月・火・木 10時〜15時
  • 費用(運営団体サイト・税表記なし):月額4,000円
  • 電話:0463-95-6665(県のNPO紹介ページでは団体の窓口として0463-38-7303)

月4,000円と費用の負担が小さく、週3日通えるのが特徴です。電話番号が資料によって違うので、つながらない場合はもう一方にかけてみてください。出席扱いについては記載がありませんでした。

2. NPO法人くだかけ会「Earth(アース)」(南足柄市関本)|新松田駅からバスで向かえる、畑や料理の居場所

南足柄市関本44-1にある、NPO法人くだかけ会の不登校の子どもたちの居場所です。神奈川県の「フリースクール等の紹介」一覧に載っていて、県のNPO紹介ページには大雄山線「富士フィルム前」駅から徒歩5分、または小田急新松田駅から関本行バス「竜福寺前」下車 徒歩5分とあります。

  • 対象:小学校1年生から(県シート)
  • 開所:毎週火・木 10:00〜16:00
  • 活動:散歩、畑・田んぼ作業、お掃除、料理、音楽、コラージュ、サイクリングなど。親の会もあり
  • 費用(県シート・税表記なし):年会費5,500円、Earth会費 月3,000円
  • 電話:0465-74-4770(相談専用 0465-73-2007、月〜金 10時〜16時)

月3,000円と費用の負担がとても小さいうえに、畑や料理など体を動かす活動が中心です。家の中で過ごす時間が長くなっている子が、外で過ごすきっかけにしやすい場所です。出席扱いについては記載がありませんでした。

3. 不登校支援「ゆりゆりルーム」(小田原市栄町)|小田原駅から徒歩3分、親が立ち上げた居場所

小田原市栄町1-5-20 大邦ビル2階にある居場所です。公式サイトには、「不登校を経験した親が立ち上げ」たと書かれていて、場所は「小田原駅から徒歩3分ほど」です。小田原市が公表している「不登校児童生徒を対象とした民間施設の紹介」(令和8年6月更新)にも載っています。

  • 対象:小・中・高(小田原市の資料)。公式では「学校へ通いづらい子ども・親子」
  • 開所:毎週火・水 13:30〜16:30(小田原市の資料)
  • 費用(小田原市の資料・税表記なし):入会金なし・年会費なし。「学習支援以外基本無料(材料費徴収あり)」。個別学習は月5,000円(他の活動にも参加する場合)または月10,000円(学習支援のみ)
  • 電話:070-8474-0225

費用の負担を小さく始められて、駅から近いのが強みです。公式サイトでは「利用料を低額に設定しています」とだけ書かれていて、金額は小田原市の資料で確認しました。出席扱いについては記載がありませんでした。

4. 寄宿生活塾 はじめ塾(小田原市城山)|生活まるごとを大事にする、小田原駅近くの塾

小田原市城山1-11-7にある寄宿生活塾で、公式には「小田原駅西口より徒歩約4分」とあります。小田原市の資料では、NPO法人 子どもと生活文化協会(CLCA)の寄宿舎として紹介されています。寄宿だけでなく、不登校の子が平日に通う形もあります。

  • 対象:幼・小・中・高(小田原市の資料)。寄宿は中高生が中心
  • 時間:通塾 9時〜16時(小田原市の資料)
  • 費用:公式に「不登校等での平日通い:77,000円/月(70,000円×1.1の消費税込み)」。小田原市の資料では、ほかに塾生登録費15,000円+税(初回のみ)と父母の会費5,000円
  • 電話:0465-34-6033

5か所の中では費用が高めですが、暮らしそのものを通して生活リズムや人との関わりを整えていく場所です。「家から離れて過ごす時間をつくりたい」という中高生には、寄宿という選択肢もあります。出席扱いについては記載がありませんでした。

5. かくれんぼ村 ジュニアスクール(小田原市南鴨宮)|平日毎日、自然体験を大事にする小学生の学校

NPO法人 こどもの夢と未来舎が運営する、2024年9月開校のスクールです。公式サイトでは所在地は「小田原市南鴨宮」までで、小田原市の資料では南鴨宮1-5-43とされています。

  • 対象:公式では「小学生1年生から小学6年生(定員15名)」。小田原市の資料では小・中・高
  • 日時:月曜日から金曜日 8:30〜15:00(8時から登校可能)
  • 費用(小田原市の資料・税表記なし):入会金110,000円、授業料(月謝)55,000円。ほかに教育充実費(アウトドア体験行事代含む)月11,000円、施設維持費 月3,300円、給食費
  • 申し込み:「電話連絡後、入学志願書を直接ご持参ください」
  • 電話:0465-20-7810

平日毎日、学校のように通える小学生向けの場所です。費用はまとまった金額になるので、公式サイトにはない最新の金額を見学のときに必ず確認してください。最寄駅と出席扱いについては公式に記載がありませんでした。

松田町から通う場合の費用相場と、補助の有無

5か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。

施設名入会金月額の目安出典
風の谷—月額4,000円運営団体サイト(税表記なし)
くだかけ会「Earth」—Earth会費 月3,000円+年会費5,500円県シート(税表記なし)
ゆりゆりルームなし(市資料)学習支援以外は「基本無料」、個別学習 月5,000円〜10,000円小田原市資料
はじめ塾塾生登録費15,000円+税(市資料)通い 77,000円(税込)+父母の会費公式・市資料
かくれんぼ村110,000円(市資料)月謝55,000円+教育充実費11,000円・施設維持費3,300円・給食費など小田原市資料(税表記なし)

公式や公的な資料で金額がわかるものに限ると、5か所の月額は月3,000円〜7万円台まで大きな幅があります。月数千円の居場所から始めて、合うかどうかを確かめてから日数や場所を考える、という進め方もできます。

補助については、松田町の公式サイトではフリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。神奈川県の補助事業を使って独自の補助をしている自治体(相模原市・鎌倉市・海老名市・藤沢市・葉山町・二宮町)にも、松田町は入っていません。

費用をおさえる方法としては、①町の教育支援の教室を中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

色鉛筆で絵をかく子どもの手元

その前に確認したい、松田町の公的な窓口

民間のフリースクールを探す前に、町の窓口も知っておくと選択肢が広がります。

松田町教育支援センター「ほほえみ教室」(通う場所)

神奈川県の「教育支援センター等一覧」(令和8年4月1日現在)では、「松田町教育支援センター『ほほえみ教室』」の場所は松田町松田惣領755-1-101、電話は0465-85-3323です。

開室日や時間、対象、申し込み方法、費用、出席扱いは、町の公式サイトでは確認できませんでした。まずは電話(0465-85-3323)か在籍校に、見学や相談ができるか聞いてみてください。

町の案内と相談の入り口

町の教育課のページでは、「不登校でお悩みの児童・生徒、保護者のみなさんへ」として、神奈川県教育委員会の不登校相談会(県立青少年センター、事前予約不要)や、県教委とフリースクール等によるオンライン不登校相談会を案内しています。町の問い合わせ先は教育課 総務係(0465-83-7023)です。

町独自の教育相談窓口の名前と電話、学校の中の居場所(校内教育支援センター)については、町の公式サイトでは確認できませんでした。まずは在籍校の担任の先生やスクールカウンセラーに相談するのが近道です。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「町の外まで毎日電車で通うのはまだ難しい」「町の教室の様子がわからない」と感じた方もいると思います。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。

3つの選択肢を正直に比較

通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
松田町の
公的な窓口
オンライン
(自宅から)
町内に場所がある×
県の一覧に
町内は0件
○
ほほえみ
教室
○
自宅から
送迎・移動がいらない×
電車・バスが
前提
△
町内だが
移動は必要
○
移動なし
情報が公開されている△
施設によって
違う
×
町の公式に
記載なし
○
時間割・料金を公開
費用が事前にわかる△
公式に金額が
ない施設も
△
公式に
記載なし
○
公式に金額を公開
同じ部屋で人と会える○
スタッフ・
仲間と対面
○
先生・
仲間と対面
×
画面越し

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと神奈川県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年9月時点。

オンラインが向いているとき

松田町から民間の施設に通うには、小田急線で伊勢原・小田原方面に出るか、バスで南足柄方面に出る必要があります。「まず生活のリズムを戻したい」「電車に乗るのがまだ負担」という段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天候や家族の仕事の都合に左右されずに続けられます。

逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。松田町の場合は、町に教育支援センター「ほほえみ教室」があるので、「オンラインで毎日の学びを続けながら、週に何日かは町の教室や近くの対面の場所へ」という組み合わせも考えられます。

オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと

  • 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
  • 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
  • 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
  • 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、神奈川県内のどこか

この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎|松田町の自宅から毎日「登校」する学校

オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。

NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。

NIJINアカデミーならではの3つの特徴

「通えない」を前提につくったメタバース校舎

公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。

01

顔も声も出さなくていい

カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。

02

関わる人数を自分で選べる

担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。

03

学年も地域もこえて学べる

現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。

「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。

1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。

学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。

先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。

確認したいことNIJINアカデミーの場合(公式の記載)
出席の扱い出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です
同じ時間に同じ仲間と過ごせるか朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります
料金の総額メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり
対面の機会全国52か所にリアル教室があり、神奈川県内では座間市(グランワルツ相武台校)・横浜市(横浜反町校など)・川崎市(武蔵新城校)に教室があります。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる)

合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額は風の谷やくだかけ会より高い一方、毎日の授業と仲間との時間があり、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、町の教室や近くの居場所と組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。

丹沢の山すそに広がる、自然ゆたかな町・松田町。同じ年ごろの仲間と出会える場所が町の中に少なくても、42都道府県の子どもと、100社の企業・自治体・大学の大人が集まるメタバース校舎なら、家にいながら毎日いろいろな人とつながれます。ほかの5か所とは違う役割を持つ選択肢です。

電車に乗れない日も、自宅から「登校」できる学校。

NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。

出席認定 希望者の97%カメラOFFでもOK42都道府県から通学
NIJINアカデミーを見てみる →

見学で聞いておきたいこと

通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。松田町から通う場合に特に大事なものに印をつけています。

  • 【松田町ならでは】伊勢原方面か小田原方面か。新松田駅から小田急線でどちらに出るか、家族の送迎や通勤の方向と合わせて、続けやすい方向を確かめる
  • 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。松田町立の学校で実績があるか
  • 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
  • 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
  • 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
  • スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
  • 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
  • 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用

見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。町の「ほほえみ教室」との併用を考えている場合は、在籍校にも同じ時期に相談しておくと、手続きが進めやすくなります。

机の上の黄緑の色紙とはさみ

よくある質問

松田町にフリースクールはありますか。

神奈川県の「フリースクール等の紹介」一覧に松田町の団体は載っておらず、町内で民間のフリースクールは確認できませんでした。町には公的な教育支援センター「ほほえみ教室」があり、民間の場所は伊勢原市・南足柄市・小田原市にあります。

松田町の「ほほえみ教室」はどこにありますか。

神奈川県の一覧(令和8年4月1日現在)では、松田町松田惣領755-1-101、電話は0465-85-3323です。開室日や対象は町の公式サイトに書かれていないので、電話か在籍校で確認してください。

松田町にフリースクールの費用の補助はありますか。

2026年9月時点で、町の公式サイトではフリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。神奈川県の補助事業の実施自治体(6市町)にも松田町は入っていません。

費用をいちばんおさえられるのはどこですか。

くだかけ会の「Earth」は県シートでEarth会費 月3,000円(年会費5,500円)、いせはらフリースクール 風の谷は月額4,000円(運営団体サイト)です。

中学生が通える場所はありますか。

風の谷(小5〜中3)、ゆりゆりルーム(小・中・高)、はじめ塾(幼〜高)が中学生を受け入れています。かくれんぼ村は公式では小学生が対象です。

秦野市にフリースクールはありますか。

今回の調べでは、秦野市で公式情報を確認できた小中学生向けの通所型フリースクールは見つかりませんでした。新松田駅から小田急線で伊勢原市まで出ると、風の谷があります。

相談だけしたいときは、どこに連絡すればいいですか。

在籍校のほか、町の教育課 総務係(0465-83-7023)や、ほほえみ教室(0465-85-3323)に相談できます。県教委とフリースクール等によるオンライン不登校相談会も、町のページで案内されています。

オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。

文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。

まとめ

松田町には、県の一覧に載っている民間のフリースクールはありませんが、町の教育支援センター「ほほえみ教室」があり、小田急線やバスで伊勢原・南足柄・小田原に出れば、民間の選択肢も広がります。

  • まず相談したいとき:在籍校、町の教育課 総務係(0465-83-7023)
  • 町内で通える場所を探すとき:教育支援センター「ほほえみ教室」(0465-85-3323)
  • 費用をおさえたいとき:くだかけ会「Earth」、風の谷
  • 駅から近い場所がいいとき:ゆりゆりルーム、はじめ塾(小田原駅の近く)
  • 移動がまだ難しいとき:自宅から「登校」できるオンラインのフリースクール

松田町ではフリースクールの利用料の補助が公式に確認できないので、費用は家庭の負担になる前提で考えておく必要があります。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、町の中にも、町の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

窓辺に置いた観葉植物

この記事の内容を確かめるための一次資料

※確認日:2026年9月29日

NIJINアカデミー|不登校オルタナティブスクール小中一貫校(メタバース校舎とリアル教室の様子)

松田町の自宅から、毎日「通える」学校を。

出席認定率 97%メタバース+リアル教室累計入学者 900名超
NIJINアカデミーを見てみる →

文責:にじいろ編集部

公開日:2026年9月29日 / 最終更新:2026年9月29日

目次