「松江に住んでいるけれど、うちの子に合うフリースクールってあるのかな」
「学校に行けない日が続いているけれど、どこに相談すればいいのかわからない」
「フリースクールに通わせたいけれど、費用や出席の扱いが心配」
そんな悩みを抱える島根県松江市の保護者の方に向けて、この記事では松江市で利用できる公的な教育支援センターと民間のフリースクール、相談窓口や就学援助制度について詳しくご紹介します。
📝 この記事で分かること
- 松江市で利用できる公的な教育支援センターの場所・対象・特徴
- 松江市周辺の民間フリースクールの選択肢
- オンラインで学べるキズキ共育塾という選択肢
- 松江市の相談窓口と就学援助制度
- お子さんに合う支援先を選ぶポイント
松江市のおすすめフリースクール・支援施設比較一覧
松江市やその周辺には、公的な施設から民間のフリースクール、オンラインで学べる場所までさまざまな選択肢があります。まずは特徴を比較してみましょう。
| 松江市青少年相談室(ふれあい教室) | フリースクールREわっく 松江校 | キズキ共育塾オンライン校 | |
|---|---|---|---|
| 運営 | 松江市(公的機関) | 民間 | 民間 |
| 費用 | 無料 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| 対象 | 松江市内の小・中学生 | 小学生〜高校生 | 小中高生・既卒者 |
| 通い方 | 通所 | 通所 | オンライン |
| 特徴 | 在籍校と連携しながら学校復帰・社会的自立を支援 | 「好きなこと」を起点に、学びや体験を広げていく | 自宅から全国どこでも学習サポートを受けられる |
松江市で利用できる支援施設3選
1. 松江市青少年相談室(ふれあい教室)
松江市教育委員会が運営する教育支援センター(適応指導教室)です。学校へ行きにくい児童・生徒の不安や悩みに寄り添う教育相談、および学習支援を行っています。
【所在地】〒690-0873 松江市内中原町318
【対象】松江市内の小・中学生
【開室時間】在籍校を通じて要相談
【連絡先】0852-21-7867
公的な施設のため費用がかからず、在籍校と連携しながら支援を受けられる安心感があります。まずは在籍している学校に相談してみましょう。
2. フリースクールREわっく 松江校
「好きなことから社会とつながる」をコンセプトにした、島根県のフリースクールです。松江校は「みらい共創学園」内にあり、学校以外で学ぶことや居場所を探している子どもたちを対象に活動しています。
【所在地】松江市学園2丁目13-1(みらい共創学園内)
【対象】小学生〜高校生
【開所時間】平日 9:00〜15:00(土日祝休み)
【費用】要問い合わせ
【連絡先】要問い合わせ(公式サイトより)
公的な施設とは異なる雰囲気の中で、お子さんのペースに合わせた過ごし方ができるのが民間フリースクールの魅力です。見学や体験を通して、お子さんに合うかどうかを確かめてみることをおすすめします。
3. キズキ共育塾オンライン校
「近くに合う施設がない」「まずは自宅で相談したい」という方には、オンラインで学べるキズキ共育塾という選択肢もあります。全国からオンラインで学習サポートや進路相談を受けられるため、松江市にお住まいの方でも自宅から利用できます。
松江市の相談窓口と就学援助制度

相談窓口
| 窓口名 | 内容 | 連絡先 |
|---|---|---|
| 松江市教育委員会 生徒指導推進室/松江市青少年支援センター | 生徒指導推進室では不登校やいじめなどの相談を受け付けています。青少年支援センターでは、39歳までのこども・若者の不登校やひきこもりなどの相談に幅広く対応しています。 | 0852-55-5652(生徒指導推進室)/0800-200-2700(青少年支援センター) |
就学援助制度
| 制度名 | 内容 | 問い合わせ先 |
|---|---|---|
| 就学援助制度 | 経済的な理由で就学が困難な世帯に、学用品費や給食費、修学旅行費などの一部を援助する制度です | 教育委員会 学校教育課 学事係 電話:0852-55-5416 |
⚠️ 就学援助制度は、フリースクールの利用料そのものを直接補助するものではありません。あくまで公立小・中学校に通う際の学用品費や給食費などが対象となる点に注意しましょう。フリースクールの費用面について不安がある場合は、各施設や松江市の窓口に直接相談してみることをおすすめします。
松江市で支援先を選ぶポイント3つ
1. お子さんが安心して過ごせるか
どんなに評判が良い施設でも、お子さん自身が安心して過ごせなければ意味がありません。見学や体験を通して、お子さんの表情や様子をよく観察しましょう。
2. スタッフが親子の話を聞いてくれるか
お子さんだけでなく、保護者の話にもしっかり耳を傾けてくれるスタッフがいる施設は、長期的に安心して相談できます。
3. 出席扱いや進路につながる関わりがあるか
将来の進路を見据えて、出席扱いの相談や学習面のサポートをしてくれるかどうかも確認しておきたいポイントです。
見学・相談前に確認しておきたいチェックリスト
- 自宅からの距離・通いやすさ
- 開所日・開所時間が生活リズムに合っているか
- 費用(入会金・月謝・体験料など)
- 対象年齢・学年
- 出席扱いに関する実績や在籍校との連携体制
- スタッフの資格・経験
- 体験や見学ができるかどうか
- 保護者向けの相談・サポート体制があるか
フリースクールは出席扱いになる?申請・相談先も解説
文部科学省の通知により、一定の条件を満たせば、フリースクール等の民間施設での活動が在籍校の出席として扱われる場合があります。ただし、出席扱いとするかどうかは最終的に在籍校の校長の判断によるため、事前に学校や施設に相談しておくことが大切です。
松江市では、松江市青少年相談室(ふれあい教室)のような公的な教育支援センターのほか、フリースクールREわっく 松江校などの民間フリースクールでも、学校と連携しながら出席扱いに関する相談ができる場合があります。まずは在籍している学校に相談してみましょう。
動画で見る|不登校・引きこもり・発達障害など学校に合わないすべての子どもが輝く教育機関
学校以外にも、その子に合う学びの場があります
「ALL HAPPY」を掲げる小中一貫のオルタナティブスクール。不登校・発達特性のある子どもたちが全国から通っています。在籍校と連携した97%の出席認定率を公表しています。
NIJINアカデミー
「ALL HAPPY」を掲げる小中一貫のオルタナティブスクール。累計1,000名以上が入学し、在籍校と連携した97%の出席認定率を公表しています。
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学校以外の学びの場は、この10年で制度が大きく変わりました。いまは「学校復帰だけがゴールではない」というのが国の公式な立場です。選択肢の全体像と、それぞれが制度上どう扱われるかを押さえておくと、進路の話が現実的になります。
下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。
| 資料 | 何がわかるか |
|---|---|
| 文部科学省「学びの多様化学校の設置者一覧」 | 全国84校。旧・不登校特例校の全リスト |
| 文部科学省「高等学校卒業程度認定試験」 | 高校に通わずに大学受験資格を得る制度 |
| 文部科学省「就学援助」 | 学用品費・給食費などの経済的支援 |
| 文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」 | 小中の不登校353,970人。全国の最新の実数 |
| 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 | 「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針 |
| 同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合) | 教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件 |
| 同 別記2(自宅でICT等を活用した学習) | 自宅学習を出席扱いにする7つの要件 |
| 文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」 | 2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件 |
| 文部科学省「COCOLOプラン」 | 誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策 |
| 文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」 | 全国1,045市区町村の公式相談窓口 |
| 教育機会確保法(e-Gov法令検索) | 第13条が「休養の必要性」を条文で認めている |
| こども家庭庁「子育て支援」 | 子育て世帯が使える支援制度の全体像 |
| 国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」 | 研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料 |
学校に相談するときの進め方
① 支援の目標をすり合わせる
「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。
② 具体的な場所を挙げる
「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。
③ 出席扱いの要件を一緒に確認する
「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。
④ 決めたことを記録に残す
面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター(全国1,045市区町村の窓口一覧)
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。
松江市で使える公的な支援と相談窓口
民間の教室やスクールを探す前に、松江市で公的に使える支援を知っておくと、費用も選択肢の幅も変わります。市区町村の教育委員会が運営する教育支援センター(適応指導教室)は利用料が原則無料で、通った日は在籍校の出席扱いにできます。
島根県の小中学校の不登校児童生徒数は2,445人(令和6年度・文部科学省調査)。在籍者に占める割合は約4.88%で、全国平均は約3.86%です。ひとりで抱えている家庭が、それだけ多くあるということでもあります。
松江市の公式窓口
文部科学省が公開している松江市の公式窓口です。まずここから確認してください。
島根県全体の相談窓口
| 窓口 | リンク |
|---|---|
| 悩みの相談窓口 | 公式ページを見る |
| 24時間子供SOSダイヤル(全国共通・無料) | 0120-0-78310 |
島根県内7市区町村の窓口をまとめた一覧は、島根県の教育支援センター(適応指導教室)一覧にあります。掲載しているリンクはすべて実際にアクセスして到達を確認済みです。
松江市で相談を始めるときの進め方
どこに何を聞けばいいか分からないまま電話すると、たらい回しになりがちです。順番を決めておくと、1本の電話で話が進みます。
相談の順番
① 在籍校か、市区町村の教育相談窓口に連絡する
担任・スクールカウンセラーに伝えるか、松江市の教育委員会(教育相談室)に保護者から直接電話します。多くの自治体が保護者からの直接相談を受け付けています。
② 「今すぐ通えますか」「対象は何年生からですか」を最初に聞く
教育支援センターは定員があり、小4以上を対象とする自治体が多いです。ここを最初に確認すると、次の手を早く打てます。
③ 見学・体験から始める
保護者だけの見学から始めても構いません。部屋の雰囲気と、指導員との相性を見てください。
④ 出席扱いの扱いを学校と確認する
「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。
費用の負担を軽くする制度
- 教育支援センターは利用料が原則無料(教材費・昼食・交通費は自己負担の場合あり)
- 就学援助(学用品費・給食費などの補助)は、松江市の教育委員会が窓口です
- フリースクール利用料の補助制度を設けている自治体も増えています。松江市に制度があるか、教育委員会に直接お問い合わせください
家庭でいまできること
制度や相談先が分かっても、明日からどう過ごすかは別の話です。うまくいかない日があって当たり前という前提で、いま無理なくできそうなものだけを選んでください。全部やろうとしないことが、いちばん大事なコツです。
いま家庭で確かめておきたいこと
睡眠のリズムが崩れていないか(起きる時間より、寝る時間を先に整えるほうがうまくいきます)
食事が極端に減っていないか。体重の変化はないか
頭痛・腹痛・立ちくらみなど、体の訴えが続いていないか(続く場合は受診を検討してください)
「学校の話」以外で笑える時間が、1日に少しでもあるか
保護者自身が眠れているか。抱え込んでいないか
学校との連絡窓口が、担任1人に集中していないか
声のかけ方で迷ったときは
「なんで行けないの」と理由を問うと、子ども自身も説明できないことが多く、答えられない自分を責めてしまいます。理由を聞くより、いまの状態を言葉にして返すほうが伝わります。「しんどそうだね」「今日はゆっくりでいいよ」——それだけで十分な日があります。
逆に、避けたほうがよい言葉もあります。「みんな行ってるよ」「そんなことでどうするの」「甘えてるだけでしょ」。どれも本人がすでに自分に言っている言葉なので、外から重ねると逃げ場がなくなります。
相談先の選び方|どこに何を聞けるか
相談先はひとつではありません。それぞれ役割が違うので、聞きたい内容で選ぶと早く進みます。
| 相談先 | 聞けること | 費用 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 在籍校(担任・スクールカウンセラー) | 出席の扱い、校内の別室、学習の進め方 | 無料 | まず学校での配慮を相談したいとき |
| 教育支援センター(市区町村) | 学校外の公的な居場所、通所と出席扱い | 原則無料 | 学校の外に一歩を踏み出したいとき |
| フリースクール(民間) | 体験活動中心の居場所、少人数の学び | 月1〜5万円程度 | 興味や「やってみたい」から入りたいとき |
| オンライン | 自宅から参加できる学び、出席扱いの実務 | スクールにより異なる | 外に出るのが難しい/近くに選択肢がないとき |
| 医療機関(小児科・児童精神科) | 体の不調の背景、診断と治療 | 保険診療 | 睡眠・食事・体の症状が続くとき |
| 24時間子供SOSダイヤル | 子ども本人・保護者どちらの相談も | 無料・24時間 | いますぐ誰かに聞いてほしいとき(0120-0-78310) |
どこから始めればいいか迷ったら
松江市に関するよくある質問
Q. 松江市の教育支援センターは無料ですか?
A. 利用料は原則無料です。市区町村の教育委員会が運営する公的機関のためです。ただし教材費・体験活動の材料費・昼食・交通費は自己負担になることがあります。給食がない施設が多く、弁当持参が一般的です。
Q. 松江市で通える場所がない場合はどうすればいいですか?
A. ①在籍校の校内別室(保健室登校を含む)を確認する、②訪問型支援があるか窓口で聞く、③自宅でのICT学習を出席扱いにする道(別記2)を学校と相談する、④オンラインを検討する——の順で当たるのが現実的です。島根県の状況によっては、通える範囲に施設がないこともあります。
Q. 学校を休ませてもいいのでしょうか?
A. 教育機会確保法の第13条は、「個々の不登校児童生徒の休養の必要性を踏まえ」と条文で明記しています。休むことは制度の外側にある逸脱ではなく、法律が想定している状態です。文部科学省の通知も「『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではなく」と述べています。

Q. フリースクールの費用はどのくらいかかりますか?
施設によって異なりますが、公的な教育支援センターは基本的に無料です。民間のフリースクールは入会金や月謝がかかる場合が多く、フリースクールREわっく 松江校の場合は要問い合わせが目安となります。
Q. 見学だけでも利用できますか?
多くの施設で見学や体験を受け付けています。まずは電話やメールで問い合わせてみましょう。
Q. 学校に行きながら併用することはできますか?
施設によって異なりますが、週に数日だけ利用するなど、学校と併用しながら通っているお子さんも少なくありません。詳しくは各施設に相談してみてください。
Q. 引っ越し前でも相談できますか?
多くの施設・窓口では、松江市への転入を予定している方からの事前相談にも対応しています。早めに問い合わせておくと安心です。
まとめ|松江市でお子さんに合う支援先を探そう
松江市には、松江市青少年相談室(ふれあい教室)のような公的な教育支援センターから、フリースクールREわっく 松江校のような民間フリースクール、オンラインで学べるキズキ共育塾まで、さまざまな支援の選択肢があります。
- お子さんが安心して過ごせる場所かどうかを一番に考える
- 見学や体験を通して、実際の雰囲気を確かめる
- 一人で抱え込まず、学校や相談窓口にも早めに相談する
お子さんのペースを大切にしながら、松江市で無理のない支援先を見つけていきましょう。
この記事は2026年8月時点で確認できた情報をもとに作成しています。制度や施設の詳細は変更される場合がありますので、最新の情報は各施設・松江市の公式ホームページ等でご確認ください。
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つらい気持ちを今すぐ話したいとき(全国共通・24時間)
24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310
お子さんからでも、保護者の方からでも相談できます。お住まいの地域の教育相談センターにつながります。
参考にした公的資料
本記事は公開資料と教育現場での実践をもとにした情報提供であり、診断・治療の代わりになるものではありません。(にじいろの編集方針・監修について)

