伊豆市から通えるフリースクール5選|最寄りは車15分。市の「いごこち」は情報が出てこない【2026年版】

「伊豆市に、学校のかわりに通える場所はありますか」
静岡県教育委員会の民間施設の一覧には、伊豆市内のフリースクールは載っていませんでした。ただ、伊豆市はいちばん近い施設まで車で15分ほどという点で、伊豆半島の中ではかなり恵まれた位置にあります。いっぽうで、市の学習支援教室「いごこち」については、市の公式サイトに記述が見つかりませんでした。この記事では、伊豆市から通える5か所と、市の窓口でわかっていること・わからないこと、そして市が持っている小規模特認校制度まで、公式の記載だけをもとに整理しました。

この記事でわかること

  • 伊豆市から通えるフリースクール5か所の場所・対象・費用(公式サイトで確認できた範囲)
  • いちばん近い2か所は、修善寺から車で15分・20分の伊豆の国市にあること
  • 学習支援教室「いごこち」が、県の一覧にはあるのに市の公式サイトにないこと
  • 伊豆市が不登校の人数を公表していること(令和5年度 小19人・中40人)
  • 市内の学校を選び直せる「小規模特認校制度」があること

この記事は、市・県の公式ページと各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年9月時点)。

伊豆市の今の状況を、数字と場所で確かめる

静岡県教育委員会の「フリースクール等民間施設情報」(令和8年2月5日現在)を、所在地の欄を1行ずつ確認しました。伊豆市に所在する施設はありませんでした。熱海市・伊東市・下田市・賀茂郡の5町も同じく0件です。この一覧に載っている伊豆半島の施設は、隣の伊豆の国市の2か所と田方郡函南町の1か所(こちらは放課後等デイサービス)だけです。

ただし、この一覧には但し書きがあります。PDFの冒頭に「この様式を用いての施設紹介は任意となっており、名簿登載している団体すべての情報が掲載されているわけではありませんので、御承知おきください。」と書かれています。掲載は施設側の任意なので、「一覧にない=市内に1つもない」とは言い切れません。

不登校の人数については、伊豆市は数字を公表しています。「伊豆市こども計画」に、令和5年度で小学生19人・中学生40人という数字が載っています。ただし、この数字の定義についての但し書きは確認できませんでした。国の調査でいう「年間30日以上の欠席」と同じ基準かどうかは、資料からは読み取れません。静岡県全体では、令和6年度の公立小学校5,112人・中学校6,792人(合計11,904人)という数字が出ています。

市の公的な受け皿については、この記事の後半で正直に書きます。県の一覧には学習支援教室「いごこち」(伊豆市八幡500-1)が載っていますが、市の公式サイトにこの教室の記述が見つかりませんでした。

伊豆市でつまずきやすいところ

近さは半島でいちばん。でも市の情報が出てこない

伊豆市は、通所先までの距離という点では伊豆半島の中でいちばん恵まれています。つまずくのは、その手前の「どこに相談すればいいか」のところです。

01

15分と20分

隣の伊豆の国市に2か所あり、修善寺からそれぞれ車で15分・20分ほど。熱海市や伊東市が40分前後かかることを考えると、伊豆市はかなり近い位置にあります。

02

いごこちが不明

県の一覧には「いごこち」(伊豆市八幡500-1)がありますが、市の公式サイトに記述がありません。開室時間・費用・申込方法・電話番号のいずれも確認できませんでした。

03

費用の幅

いちばん安い形が月5,000円、いちばん高い形が月30,000円。あおぞら学校は入学金30,000円も別にかかります。回数で大きく変わります。

この3つのうち02は、市の学校教育課(0558-83-5472)への電話で解けます。市の公式に出ている窓口は、そこにある「教育相談はばたき」です。

伊豆市から通えるフリースクール5選(一覧)

伊豆市(修善寺周辺)からおおむね1時間以内で通える範囲で、公式サイトで現在の活動が確認できた5か所をまとめました。放課後等デイサービス・児童発達支援は、フリースクールとは制度が違うため入れていません。

スクール名エリア・伊豆市からの距離対象形態費用の目安
オルタナティブスクールあおぞら学校伊豆の国市(伊豆長岡駅から車6分・約15分)おおむね6〜18歳(4歳からビジター)通所(月〜木)入学金30,000円+月30,000円/ビジターは週1回12,000円〜
MOAスクール大仁校伊豆の国市浮橋1601-1(約20分)小1〜中3(高校生以上は要相談)通所入会金なし・月14,000円(給食付きで週1回の場合)
ふりースペース にこはぴ御殿場市竈838-1(車で約1時間)小1〜高3(県一覧)通所・オンライン週1回5,000円〜週5回18,000円(月額)
こどもカレッジ御殿場市神山416-2(車で約1時間)小1〜中3(高校生応相談)通所(月・火・金)公式に記載なし(県一覧に入会金3,300円・1回1,650円)
NPO法人コスモスクール未来 富士校富士市松岡1515-17(車で約1時間)小学生〜高校生通所(水・金)週1回10,000円/週2回18,000円(月額)

現実的に毎週通うなら、上の2か所です。下の3か所は片道1時間前後かかります。ただし、にこはぴはオンラインでも同じ料金で参加できると公式に書いているので、その形なら距離は関係なくなります。

古い木の板の上に並べた小皿

5か所を1か所ずつ、わかっていることだけ書きます

1. オルタナティブスクールあおぞら学校(伊豆の国市)|修善寺から15分。料金も曜日も公式に全部ある

2019年4月に「伊豆サドベリースクール」として開校し、名前が変わったスクールです。サドベリーモデルといって、時間割を大人が決めるのではなく、子どもたちが自分たちで決めていく形をとっています。伊豆市修善寺からは車でおよそ15分、今回の5か所の中でいちばん近い1か所です。

そのうえ、料金・開所曜日・対象年齢のすべてを公式サイトに書いています。今回の5か所で、ここまで揃っているのはここだけでした。開所は月曜から木曜(祝日を含む)の10時00分から16時00分。対象はおおむね6歳から18歳まで、4歳からビジターとして参加できます。料金は、正規(週4日)が入学金30,000円+月額30,000円(2人目以降は月10,000円)。ビジターは入学金30,000円+週1回コース月12,000円、週2回18,000円、週3回24,000円。体験入学は1日3,000円です。

ただし所在地には注意が必要です。静岡県の一覧には「伊豆の国市天野304-5」と書かれていますが、公式サイトは所在地を公開しておらず、説明会の申し込みのときに案内する形をとっています。公式には「伊豆長岡駅から車で約6分」とだけあります。見学に行く前に、集合場所を電話(090-9371-0530)で確認してください。ブログは2026年9月18日にも更新されており、現在も活動しています。

2. MOAスクール大仁校(伊豆の国市浮橋1601-1)|広い敷地で体を動かせる

MOA大仁瑞泉郷という広い敷地の中にあるスクールです。伊豆市からは車でおよそ20分。2005年4月開講で、130人以上を受け入れてきたと公式サイトに書かれています。

敷地の中に体験農場・牧場・体育館・プールがあり、提携の医療機関(内科・心療内科)も同じ敷地内にあります。体を動かしたい子、外で過ごしたい子には合う可能性のある環境です。伊豆市から近いこともあって、現実的な候補になります。

いっぽうで、対象学年・開所曜日・開所時間は公式サイトに記載がありませんでした。静岡県の一覧では「小学1年生から中学3年生まで(高校生以上は要相談)」「入会金なし・月14,000円(給食付きで週1回受講の場合)」となっています。週2回以上通う場合の料金も公式サイトでは確認できませんでした。電話は0557-84-2030です。

3. ふりースペース にこはぴ(御殿場市竈838-1)|オンラインでも同じ料金

御殿場市にあるフリースペースです。伊豆市からは車でおよそ1時間。公式サイトに料金が全部出ていて、週5回18,000円/週4回15,000円/週3回10,000円/週2回8,000円/週1回5,000円(いずれも月額)、単発は1,500円です。ただし公式に「※変更の可能性あり」と注記があるので、必ず確認してください。

この施設の特徴は、オンラインでも同じ料金で参加できると公式に書いていることです。オンラインの時間は9時15分から14時45分。伊豆市から片道1時間の通所は現実的でなくても、この形なら距離は関係なくなります。「非課税世帯や諸事象により、利用料のお支払いが難しい方はご相談ください」という記載もあります。運営会社は放課後等デイサービスも運営しているので、問い合わせのときはフリースペースのほうだと伝えてください。電話は0550-70-9343です。

4. こどもカレッジ(御殿場市神山416-2)|曜日ごとに内容が変わる

伊豆市からは車でおよそ1時間。公式サイトでは月曜・火曜・金曜の開講で、月曜はレジリエンス、火曜は基礎学習、金曜は探求(ギフテッド対応・定員5名)と、曜日ごとに内容が分かれています。対象は小学1年生から中学3年生(高校生は応相談)。

料金は公式サイトに記載がありませんでした。静岡県の一覧には「入会金3,300円・回数制1回1,650円」とあります。また県の一覧は開校曜日を「月火木金(週4回)」としていて、公式サイトの「月・火・金」と食い違っています。この記事では公式サイトの記載を採用しました。電話は050-1721-3090です。

5. NPO法人コスモスクール未来 富士校(富士市松岡1515-17)|出席の扱いを公式に書いている

伊豆市からは車でおよそ1時間、富士市にあるスクールです。公式サイトのトップに「出席カウント 在籍している小中学校と連携し、出席にカウントできます。」と書かれています。今回の5か所の中で、出席の扱いについて公式サイトに書いているのはここだけです。

開所は水曜と金曜の10時00分から15時00分。料金は週1回10,000円、週2回18,000円(月額)、お試しコースが1日3,000円です。入学金は別途かかると書かれていますが、金額の記載はありませんでした。訪問学習(1回90分3,000円)は静岡市内・富士市内限定なので、伊豆市からは使えません。県の一覧には「入会金無し/月額8,000〜18,000円」とあり、公式サイトと食い違っています。この記事では公式サイトを採用しています。電話は0545-60-7030です。

窓辺の木の机と椅子、ノートパソコン

伊豆市から通う場合の費用の相場と、補助があるかどうか

5か所を並べると、いちばん安い形で月5,000円、いちばん高い形で月30,000円という幅になります。近い2か所で見ると、MOAスクール大仁校の週1回が14,000円、あおぞら学校のビジター週1回が12,000円、正規(週4日)が30,000円。あおぞら学校は入学金30,000円が別途かかります。

伊豆市は、送迎の負担という点では半島の中で有利です。片道15分なら、週3回でも往復で1回30分。熱海市や伊東市の片道40分と比べると、続けやすさがまったく違います。通う回数を増やしやすいぶん、月額での比較がしやすい地域です。

保護者向けの、フリースクールの利用料や交通費の補助について、伊豆市の公式サイトでは確認できませんでした。「制度がない」と断定はできませんが、少なくとも2026年9月時点で公表されている情報の中には見当たらない、というのが正確なところです。

静岡県の補助は、保護者ではなく運営者に向けたものです。「静岡県フリースクール等支援事業費補助金」は、対象が「学校以外の場において行われる学習活動、教育相談、体験活動等の事業を行う民間の団体」で、補助率は補助対象経費の2分の1以内、上限は1運営主体あたり年1,000千円です。家庭の月謝が直接安くなる制度ではありません。

伊豆市の公的な窓口でわかっていること・わからないこと

ここは正直に書きます。静岡県教育委員会の「市町教育支援センター一覧」(令和7年8月現在)には、伊豆市の教育支援センターとして学習支援教室「いごこち」(伊豆市八幡500-1/修善寺図書館視聴覚室または生きいきプラザ 内)が載っています。ところが、伊豆市の公式サイトにこの教室の記述が見つかりませんでした。

学校教育課のページ、教育のページ、相談・教室のページ、教育委員会のページ、令和7年度の自己点検・評価報告書、伊豆市こども計画——順に確認しましたが、「いごこち」という名前は出てきませんでした。そのため、開室曜日・時間・費用・申込方法・出席の扱い・直通の電話番号は、いずれも確認できませんでした。この記事では推測で埋めていません。

市の公式サイトに出ている相談の窓口は「教育相談はばたき」です。伊豆市特別支援教育推進委員会が開設しているもので、公式ページには「障害種にかかわらず可能な限り、こどもさんのご相談に応じたいと考えております。」と書かれています。場所は伊豆市八幡500番地の1(伊豆市教育委員会 学校教育課)、電話は0558-83-5472です。ただしこれは不登校専用の窓口ではなく、開室曜日・時間・費用・申込方法の記載もありませんでした。

「いごこち」と同じ住所(八幡500-1)が学校教育課の住所でもあるので、まずこの0558-83-5472に電話して「いごこちについて聞きたい」と伝えるのが、いちばん確実な入口だと思います。校内の教育支援センター(校内の別室)の設置状況も、市の公式サイトでは確認できませんでした。

もうひとつの選択肢:市内の学校を選び直せる「小規模特認校制度」

伊豆市には、「地域と連携した特色ある教育活動を推進する市内の小規模な学校に、児童生徒が市内全域から就学することを認める制度」があります。対象は土肥小中一貫校です。

申請は、申請書を校長に提出したあと面接を行い、教育委員会の許可を得るという流れで、提出の期限は11月30日(土日祝日の場合はそれ以前の平日)と公式に書かれています。通学の方法(送迎が必要かどうかなど)についての記載は確認できませんでした。

これはフリースクールではなく、あくまで市内の公立校の話です。ただ、「今の学校が合わない」という理由のうち、学級の規模や人間関係が大きい場合には、選択肢として考える価値があります。修善寺から土肥までは山を越える距離があるので、通学手段は学校教育課に必ず確認してください。

それでも「通える場所がない」と思ったときに

伊豆市は、半島の中では通所先に近いほうです。それでも、あおぞら学校もMOAスクール大仁校も市外にあり、週に何回送れるかという問題は残ります。そして「まず市に相談したい」と思ったときに、公式サイトからは窓口がたどりにくい。そこがこの市のいちばんの壁だと思います。

その前提で、通所・市の窓口・オンラインの3つを、同じ物差しで並べてみます。

3つの選択肢を正直に比較

通所・市の窓口・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
伊豆市の
公的な窓口
オンライン
(自宅から)
伊豆市内に場所がある×
県の一覧に
市内は0か所
○
八幡500-1
(県の一覧)
○
自宅から
送迎がいらない△
片道15分〜1時間
○
市内
○
移動なし
開室時間が公表されている○
5か所中4か所は
公式に記載あり
×
市の公式サイトに
記述が見つからない
○
時間割が公開
費用が事前にわかる△
5か所中1か所は
公式に記載なし
×
費用の記載なし
○
料金表が公開
対面で人と直接会える○
同じ部屋で過ごす
○
同じ部屋で過ごす
×
画面ごしになる

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと静岡県教育委員会の一覧の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年9月時点。

オンラインが向いているとき

伊豆市のように山あいの地形で、冬の朝や雨の日の移動が読みにくい地域では、「まず生活のリズムを戻す」段階にオンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、送迎のスケジュールを気にせず毎日続けられます。人が多い場所が苦手な子にとっても、最初の一歩としてハードルが低いことがあります。

逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。伊豆市の場合、車で15分・20分の2か所が現実的に通える距離にあるので、オンラインで生活を整えてから通所へ、という順番が組みやすい地域でもあります。

オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと

①出席扱いになるかどうかは在籍校の校長の判断です。オンラインのスクール側が決めることではないので、先に在籍校に相談してください。②同じ時間に集まる形か、録画を見る形か。生活リズムを整えたいなら前者です。③1日のうち何時間、画面の前にいることになるか。④体験のときに、子ども自身が「もう一回やってみたい」と言ったかどうか。この4つ目がいちばん大事だと思います。

窓辺に置かれたガラスの水差しと積んだ木箱

見学のときに聞いておきたいこと

伊豆市の場合、聞く相手は2つに分かれます。市については学校教育課(0558-83-5472)、民間については各施設です。

市の学校教育課に聞くこと:「学習支援教室『いごこち』は今も開いていますか」「何曜日の何時から何時までですか」「費用はかかりますか」「申し込みは学校を通しますか、保護者から直接できますか」「通った日は出席になりますか」。これらはすべて、市の公式サイトでは確認できませんでした。電話で聞くしかありません。

民間の5か所に聞くこと(費用):「入会金・月謝のほかに、年会費や教材費、施設維持費はかかりますか」「途中で回数を減らしたときに月謝はどうなりますか」。MOAスクール大仁校は週2回以上の料金が公式にないので、ここは必須です。

民間の5か所に聞くこと(出席の扱い):「これまでに、在籍校で出席として扱われた例はありますか」「学校とのやりとりはどこまでしてもらえますか」。判断するのは在籍校の校長なので、在籍校にも同じことを聞いてください。

子ども自身のこと:「今来ている子は何人くらいですか」「学年の内訳は」。5か所とも規模が大きくないので、同じ学年の子がいるかどうかは事前に聞けます。

よくある質問

伊豆市内にフリースクールはありますか。

静岡県教育委員会の「フリースクール等民間施設情報」(令和8年2月5日現在)を確認したところ、伊豆市に所在する施設は掲載されていませんでした。熱海市・伊東市・下田市・賀茂郡の5町も同じく0件です。ただしこの一覧は施設側の任意掲載なので、「市内に1つもない」と断定することはできません。

いちばん近いフリースクールはどこですか。

隣の伊豆の国市にある「オルタナティブスクールあおぞら学校」です。修善寺から車でおよそ15分。もう1か所、同じ伊豆の国市浮橋の「MOAスクール大仁校」は車でおよそ20分です。伊豆半島の中では、伊豆市はいちばん通所先に近い位置にあります。

学習支援教室「いごこち」はどこにありますか。何時から開いていますか。

静岡県教育委員会の「市町教育支援センター一覧」(令和7年8月現在)には「伊豆市八幡500-1(修善寺図書館視聴覚室または生きいきプラザ 内)」と書かれています。ただし伊豆市の公式サイトにこの教室の記述が見つからず、開室曜日・時間・費用・申込方法・電話番号はいずれも確認できませんでした。市の学校教育課(0558-83-5472)にお問い合わせください。

伊豆市の不登校の子どもは何人くらいですか。

伊豆市こども計画に、令和5年度で小学生19人・中学生40人という数字が載っています。ただし、この数字の定義についての但し書きは確認できませんでした。国の調査でいう「年間30日以上の欠席」と同じ基準かどうかは、資料からは読み取れません。

小規模特認校制度とは何ですか。

伊豆市の制度で、「地域と連携した特色ある教育活動を推進する市内の小規模な学校に、児童生徒が市内全域から就学することを認める制度」です。対象は土肥小中一貫校。申請書を校長に提出し、面接を経て教育委員会の許可を得る流れで、提出期限は11月30日(土日祝日の場合はそれ以前の平日)と公式に書かれています。フリースクールではなく公立校の話ですが、学級の規模や人間関係が理由の場合は選択肢になります。

フリースクールの費用に、市の補助はありますか。

伊豆市の公式サイトでは、保護者向けの利用料・交通費の補助は確認できませんでした。静岡県の「フリースクール等支援事業費補助金」は運営する民間団体が対象で、家庭の月謝が直接安くなる制度ではありません。

通うのが難しい場合、オンラインという手はありますか。

御殿場市の「ふりースペース にこはぴ」は、公式サイトにオンラインでも通所と同じ料金と書かれており、オンラインの時間は9時15分から14時45分です。ほかにも全国から参加できるオンラインのスクールがあります。出席の扱いは在籍校の校長の判断になるので、先に学校にご相談ください。

まとめ

伊豆市には、県の一覧に載っている民間のフリースクールがありません。ただし隣の伊豆の国市に2か所あり、修善寺から車で15分と20分。伊豆半島の中ではいちばん通いやすい位置にあります。費用は月5,000円から30,000円くらいが幅で、近い2か所で見ると週1回で12,000円から14,000円が目安です。

いっぽう、市の窓口については正直に書きました。県の一覧には学習支援教室「いごこち」があるのに、市の公式サイトには記述が見つかりません。開室時間も費用も申込方法もわからないので、学校教育課(0558-83-5472)に電話して確かめるところから始めるしかありません。市が公表している不登校の人数(令和5年度 小19人・中40人)や、土肥小中一貫校の小規模特認校制度は公開されているので、あわせて聞いてみてください。

そして、通う場所を急いで決めなくても大丈夫です。まず移動のいらない形で生活のリズムを戻して、行けそうになったら車で15分の場所に行ってみる。その順番でも遅くはありません。

大きな窓のある明るい部屋の机と椅子

この記事の内容を確かめるための一次資料

NIJINアカデミー|オルタナティブスクール小中高一貫校
「市内に0か所。市の教室も情報が出てこない」ときの、もうひとつの道

伊豆市は、通所先までの距離という点では伊豆半島の中で恵まれています。それでも通うのは市外ですし、市の学習支援教室については開室時間も費用も公表されていません。動き出すまでに時間がかかる地域です。そういうときに、家から参加できるオンラインのスクールという道があります。NIJINアカデミーは、オンラインで同じ時間に同じ仲間と過ごす形をとっているスクールです。移動にかかる時間と負担がそのままなくなるので、山あいで冬の移動が読みにくい地域では現実的な選択肢になります。

文責:にじいろ編集部

公開日:2026年9月24日 / 最終更新:2026年9月24日

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