鴨川市から通えるフリースクール・学びの場まとめ|市が委託する「ステーション」と千倉のむーぶ おん【2026年版】

青い空と白い雲が広がる海の水平線

「鴨川市で、学校のかわりに通える場所はありますか」
鴨川市で不登校や行きしぶりのお子さんがいる保護者の方に向けて、市が2023年度から運営を委託しているフリースクール「ステーション」と、学校教育課・家庭教育相談室の窓口、千倉のむーぶ おんを、公式の情報をもとにまとめました。

この記事でわかること

  • 鴨川市から通える学び場2か所(ステーション・むーぶ おん)の費用・開所日・対象で、公式に確認できたこと・できなかったこと
  • 市の学校教育課・天津小湊公民館の家庭教育相談室の場所・曜日・電話
  • 県の安房教育相談室と、県のオンライン支援(エデュオプちば・放課後メタバースちば)
  • 通うのが難しいときのオンラインという選択肢と、見学で聞くこと

この記事は、鴨川市・千葉県の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。鴨川市内で、公式の情報から開所日や費用まで確認できる民間のフリースクールは見つかりませんでした。そのため、この記事は「5選」ではなく、市が運営を委託している「ステーション」と、安房地区を対象にする千倉のむーぶ おんの2か所を、確認できた範囲でそのまま並べています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年10月時点)。

目次

鴨川市の今の状況を、数字と場所で確かめる

鴨川市は房総半島の南東部、太平洋に面した市です。市の公式サイトによると、2026年9月1日現在の人口は29,147人(男13,798人・女15,349人)、世帯数は14,476世帯です。1971年(昭和46年)3月31日に江見町・長狭町・鴨川町が合わさって鴨川市になり、2005年(平成17年)2月11日に天津小湊町と合併しました。市内の公立学校は、小学校7校・中学校3校です。

海に近い地区と山あいの地区があり、学校や施設への移動は、住んでいる地区によって大きく変わります。市内の民間の学び場は少なく、市外の施設まで通うには、電車・バス・家族の送迎が前提になります。

千葉県全体では、令和6年度の公立小・中学校の不登校は14,599人(小学校6,121人・中学校8,478人)で、前年度の14,300人から増えています(千葉市を含む県の公表値)。 鴨川市の不登校の児童生徒の人数は、市の点検・評価報告書や教育振興計画の範囲では、確認できませんでした。教育振興計画には、全国的に不登校が増えるなか、市でも同様の傾向にあると書かれています。

鴨川市で保護者がつまずきやすいところ

知っておきたい3つの壁

公式の記載から見えてきた、鴨川市ならではの事情です。

01

市の支援は、民間への委託で行われている

市の点検・評価報告書によると、市の不登校支援は2023年度から、一般社団法人への業務委託で行われています。市の公式ページでは、教室の名前・開室日・費用が見つかりませんでした。

02

公式で確認できない情報が多い

市内のフリースクール「ステーション」は、運営法人の公式サイトの本文を読み取れず、開所日・時間・費用・申込方法を公式では確認できませんでした。

03

利用料の補助は見つからない

鴨川市に、フリースクールの利用料を対象にした保護者向けの補助は、市の公式サイトでは確認できませんでした。県の補助は、運営する団体が対象です。

3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。

鴨川市から通えるフリースクールと学びの場(比較一覧)

鴨川市内で公式の情報から確認できる学び場は、市が運営を委託している「ステーション」でした。安房地区を対象にする千倉のむーぶ おんと合わせて、2か所を並べました。費用は公式サイトの金額を優先し、公式に記載がないものは報道やフリースクール情報サイトの金額を、出典をつけて書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。

施設名(場所)対象開所日費用の目安最寄駅・アクセス(公式)
フリースクール「ステーション」
(鴨川市打墨)
小学1年生〜中学3年生(情報サイトの記載)公式で確認できず雑費 月100円+送迎の交通費(情報サイトの記載)公式に記載なし(打墨793)
フリースクール むーぶ おん
(南房総市千倉町)
不登校の小学生・中学生・高校生(安房地区の子が対象)月・水・金 10:00〜15:00(入退室は自由)金額は公式に記載なし(A型 月4回・B型 月8回)JR千倉駅から徒歩約25分/バス停「千倉橋」から徒歩30秒

2か所は、公式で確認できた内容に大きな差があります。ステーションは市の委託先であることは市の報告書で確認できましたが、開所日と費用は確認できませんでした。むーぶ おんは月・水・金に開くことと、鴨川市の子どもも対象にしていることが公式サイトに書かれていますが、金額は載っていません。

通い方は、ステーションが鴨川市打墨にあるため市内からの通学になり、むーぶ おんはJR千倉駅から徒歩約25分かバスです。鴨川市からの電車・バスの所要時間は、公式の資料では確認できませんでした。時刻は、各社の時刻表で確かめてください。

日が差し込む部屋に置かれた木の机とデスクライト

2か所を1か所ずつ紹介します

ここからは、2か所の公式サイトと公的な資料に書かれていることを1か所ずつまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。

1. フリースクール「ステーション」(鴨川市打墨)|市の教育支援を委託で担う、民間のフリースクール

鴨川市打墨793にあるフリースクールで、一般社団法人にじいろはうすが運営しています(打墨793という所在地は複数の情報サイトで一致していますが、公式サイトの本文は読み取れませんでした)。市の点検・評価報告書によると、鴨川市は2023年度から、この法人に不登校の児童生徒への支援を業務委託しています。文部科学省の「不登校に関する地元の相談窓口」にも、鴨川市の窓口として「ステーション」と相談支援事業が載っています。なお、運営法人の「にじいろはうす」は、このサイト「にじいろ」とは関係のない団体です。

  • 運営:一般社団法人にじいろはうす(2022年4月1日設立。団体の自己登録による)
  • 対象(情報サイト):小学1年生〜中学3年生
  • 費用(情報サイトのみ):雑費が月100円、送迎・訪問の交通費は距離に応じて40〜600円(30km以上は1kmごとに20円加算)。公式では確認できていません
  • 開所日・時間・申込方法:公式サイトの本文を読み取れず、確認できませんでした

市の令和4年度の点検評価には、「ステーション」が民間施設になることを踏まえ、これまでとの違いを学校や利用者に知らせて確かめる必要がある、という趣旨の課題が書かれています。令和6年度の報告書には、この法人との連携で、学校の支援教室まで通えるようになった生徒もいる、と書かれています。開所日と費用は公式で確かめられなかったので、まず学校教育課(04-7094-0512)か在籍校に相談して、見学の日程を決めるのが確実です。

2. フリースクール むーぶ おん(南房総市千倉町)|月・水・金に開く、安房地区の子どものための居場所

南房総市千倉町北朝夷252-1にある、不登校で悩む小学生・中学生・高校生のためのフリースクールです。事業の母体は一(はじめ)塾で、一(はじめ)塾 千倉教室の中にあります。公式サイトには、館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町の安房地区の子どもを対象にしていると書かれています。

  • 開所日・時間(公式):月・水・金の10:00〜15:00。入退室は自由で、「続けて利用でも、曜日がバラバラでも個人に委ねます」とあります
  • コース(公式):利用A型(月4回)と利用B型(月8回)の2つ。金額は公式サイトに載っていません
  • アクセス(公式):JR千倉駅から徒歩約25分、日東バスの停留所「千倉橋」から徒歩30秒
  • 電話:090-2307-6059(10:00〜19:00・土日祝を除く)

パソコンやタブレットでの探究学習、ボードゲーム、読書、Eラーニング、教科書での自習、校外学習などで過ごす場所です。公式サイトには「2025年4月開校」とありますが、ページに更新日の表示がないため、現在の受け入れ状況は電話で確かめてください。料金と出席扱いは公式に記載がないので、問い合わせで確かめてください。

鴨川市から通う場合の費用相場と、補助の有無

2か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。

施設名入会金月額の目安出典
ステーション記載なし雑費 月100円+交通費40〜600円(情報サイトの記載)情報サイト
むーぶ おん記載なし公式に金額の記載なし(A型 月4回・B型 月8回)—

費用が公式にはっきり書かれている学び場は、確認できませんでした。ステーションについては、情報サイトに雑費が月100円・交通費が40〜600円という記載がありますが、公式で確認できていません。むーぶ おんは公式サイトに金額が載っておらず、コースは利用A型(月4回)と利用B型(月8回)とだけ書かれています。ポータルサイトには別の金額が載っているものもありますが、公式で確認できないため、この記事には載せていません。交通費は別にかかります。

補助については、鴨川市の公式サイトではフリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。千葉県には、フリースクールを運営する団体向けの「フリースクール活動支援事業」(補助率2分の1、1団体あたり上限100万円)がありますが、保護者への利用料の補助は県の公式ページでは確認できませんでした。県内では千葉市(「学びのサポートクーポン」年額60,000円、令和8年10月開始)、松戸市(月額利用料の3分の1・月上限1万円)、印西市(月額上限20,000円)が保護者向けの補助を公式に案内していますが、どれもその市に住む子が対象で、鴨川市は含まれていません。 鴨川市の公式サイトでは、フリースクールの利用料の補助は確認できませんでした。市の保護者向けガイドにも、補助の記載は見当たりませんでした。問い合わせ先は学校教育課(04-7094-0512)です。

費用をおさえる方法としては、①市の窓口を中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

秋の公園で手をつないで歩く家族の後ろ姿

その前に確認したい、鴨川市の公的な窓口

民間の場所を探す前に、市や県の窓口も知っておくと選択肢が広がります。鴨川市では、学校教育課の事業と、天津小湊公民館の家庭教育相談室が身近な窓口です。隣の館山市と南房総市の学び場は、館山市から通えるフリースクールと南房総市から通えるフリースクールでも紹介しています。

学校教育課「不登校児童生徒支援事業」

市の保護者向けガイド(令和7年度)に、「市内の小中学校で不登校になっている児童・生徒とその保護者に対し、学習指導や相談等を行います」と書かれています。担当は学校教育課で、場所は鴨川市天津1104の2階、電話は04-7094-0512です。市の点検・評価報告書によると、この支援は2023年度から、一般社団法人への業務委託で行われています(フリースクール「ステーション」の項を参照)。開室日や費用は、市の公式ページでは確認できませんでした。

家庭教育相談室(天津小湊公民館)

天津小湊公民館(天津1104の2階)にある相談室で、電話は04-7094-0910です。水曜と金曜の9時〜16時に、面接と電話で相談を受けています。対象は幼児から高校生までの子どもと保護者で、相談の内容に「不登校」「いじめ」「しつけ」などが含まれます。費用の記載は確認できませんでした。

校内の相談と県の窓口

市の報告書には、スクールカウンセラーを全校に配置していると書かれています。千葉県の安房教育相談室(館山市北条402-3、電話0470-25-3398)が、館山市・鴨川市・南房総市・鋸南町の相談を受けています。県の令和8年度版サポートガイドには「月、木のみ対応」と書かれているので、電話してから行ってください。県の「子どもと親のサポートセンター」はフリーダイヤル0120-415-446で、「24時間」と書かれています。

県のオンライン支援

県の「エデュオプちば」は、県内の小学4〜6年生と中学生で、30日以上欠席している不登校の状態の子が対象のオンライン授業です。「放課後メタバースちば〜こさぽんの家〜」は、3D仮想空間の居場所で、県内の小学4〜6年生と中学生が対象です。どちらも、申込や条件は県のページで確認してください。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「市内で内容を確かめられる場所が少ない」「千倉まで通うのは負担が大きい」と感じた方もいると思います。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。

3つの選択肢を正直に比較

通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
鴨川市の
公的な窓口
オンライン
(自宅から)
市内に場所がある△
市内は打墨の
1か所を確認
○
学校教育課
(天津)
○
自宅が
そのまま教室
送迎・移動がいらない×
バス・電車・
車で通う
×
市内だが
通う必要あり
○
移動なし
費用が事前にわかる×
公式で確認
できず
×
公式に費用の
記載なし
○
月額が
公式に載る
学習や活動の支援がある△
施設ごとに
内容が違う
○
学習指導・
相談など
△
オンラインで
学習・交流
同じ部屋で人と会える○
少人数で
顔を合わせる
○
窓口で
職員と会える
×
画面越し

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと千葉県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年10月時点。

オンラインが向いているとき

鴨川市は海に近い地区と山あいの地区があり、千倉のむーぶ おんまで通うには、バスや家族の送迎が必要です。所要時間は公式の資料では確認できませんでした。「まず生活のリズムを戻したい」「長い移動がまだ負担」という段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天気や体調の波に左右されずに続けられます。

逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。鴨川市の場合は、市の学校教育課の支援や家庭教育相談室を使いながら、「オンラインで毎日の学びを続ける」という組み合わせも考えられます(併用できるかどうかは、学校教育課や在籍校に確かめてください)。

オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと

  • 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
  • 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
  • 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
  • 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、千葉県内のどこか

この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎|鴨川市の自宅から毎日「登校」する学校

オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。

NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。

NIJINアカデミーならではの3つの特徴

「通えない」を前提につくったメタバース校舎

公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。

01

顔も声も出さなくていい

カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。

02

関わる人数を自分で選べる

担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。

03

学年も地域もこえて学べる

現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。

「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。

1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。

学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。

先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。

確認したいことNIJINアカデミーの場合(公式の記載)
出席の扱い出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です
同じ時間に同じ仲間と過ごせるか朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります
料金の総額メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり
対面の機会全国52か所にリアル教室があり、千葉県内では佐倉市(NIJINアカデミー千葉佐倉校・毎週木曜)と我孫子市(我孫子校・毎週火曜)に教室があります。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる)

合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額は、メタバースだけなら月25,443円(税込)で、交通費はかからない一方、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、市の相談窓口や近くの居場所と組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。

海と山に囲まれた鴨川市では、住んでいる地区によって、学び場までの距離が大きく違います。42都道府県の子どもと、100社の企業・自治体・大学の大人が集まるメタバース校舎なら、移動時間ゼロで毎日いろいろな人とつながれます。市の窓口や地域の居場所とは違う役割を持つ選択肢です。

鴨川市の自宅から「登校」できる学校。

NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。

出席認定 希望者の97%カメラOFFでもOK42都道府県から通学
NIJINアカデミーを見てみる →

見学で聞いておきたいこと

通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。鴨川市から通う場合に特に大事なものに印をつけています。

  • 【鴨川市ならでは】住んでいる地区からの通い方。江見・太海・天津小湊など住んでいる地区から、ステーションや千倉のむーぶ おんまで片道どのくらいかかるか、バスの本数と送迎の要否を具体的に確かめる
  • 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。鴨川市立の学校で実績があるか
  • 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
  • 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
  • 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
  • スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
  • 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
  • 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用

見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。市の窓口の利用を考えている場合は、在籍校にも同じ時期に相談しておくと、手続きが進めやすくなります。

窓辺に置かれた開いた本と窓の外の景色

よくある質問

鴨川市にフリースクールはありますか。

市内の鴨川市打墨に、一般社団法人にじいろはうすが運営するフリースクール「ステーション」があります。市の点検・評価報告書によると、市は2023年度からこの法人に不登校の児童生徒への支援を業務委託しています。開所日・時間・費用は、公式では確認できませんでした。

「にじいろはうす」はこのサイトと関係がありますか。

関係はありません。運営法人の名前が、このサイト「にじいろ」と重なっているだけの別の団体です。

鴨川市の不登校の相談窓口はどこですか。

学校教育課(04-7094-0512)の「不登校児童生徒支援事業」と、天津小湊公民館の家庭教育相談室(04-7094-0910、水・金の9時〜16時)があります。県の安房教育相談室(0470-25-3398)も、鴨川市の相談を受けています。

ステーションの費用はいくらですか。

公式では確認できませんでした。情報サイトには、雑費が月100円、送迎・訪問の交通費が距離に応じて40〜600円という記載がありますが、公式で確認できていません。学校教育課か在籍校に確かめてください。

鴨川市にフリースクールの利用料の補助はありますか。

市の公式サイトでは見つかりませんでした。県の補助は、運営する団体向けです。問い合わせ先は学校教育課(04-7094-0512)です。

むーぶ おんは鴨川市の子どもも通えますか。

公式サイトに、館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町の安房地区の子どもを対象にしていると書かれています。月・水・金の10:00〜15:00で、金額は公式サイトに載っていません。090-2307-6059(10:00〜19:00・土日祝を除く)に問い合わせてください。

県のオンライン支援は使えますか。

千葉県の「エデュオプちば」(小学4〜6年生と中学生で、30日以上欠席している不登校の状態の子が対象)と、「放課後メタバースちば」(小学4〜6年生と中学生)があります。県内に住んでいれば、鴨川市からも対象になります。申込や条件は県のページで確認してください。

館山市の学びの多様化学校には、鴨川市から通えますか。

館山市は、2027年(令和9年)4月の開校をめざして、本校型の小中一貫校として準備を進めています。ただし、市外に住む子の受け入れは、館山市の公式ページでは確認できませんでした。問い合わせ先は館山市教育総務課学校再編室(0470-28-4377)です。

オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。

文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。

まとめ

鴨川市には、市が2023年度から運営を委託しているフリースクール「ステーション」と、学校教育課・家庭教育相談室の窓口があります。ただし、開所日や費用は公式で確認できなかったので、まず窓口に確かめるのが確実です。

  • まず相談したいとき:学校教育課(04-7094-0512)/家庭教育相談室(04-7094-0910、水・金の9時〜16時)
  • 市の委託先を知りたいとき:フリースクール「ステーション」(鴨川市打墨・開所日と費用は公式で確認できず)
  • 安房地区の居場所を探すとき:むーぶ おん(千倉町・月・水・金 10:00〜15:00)
  • 県の相談を使いたいとき:安房教育相談室(0470-25-3398、月・木のみ対応と県の資料に記載)
  • 移動がまだ難しいとき:自宅から「登校」できるオンラインのフリースクール

鴨川市ではフリースクールの利用料の補助が公式に確認できないので、費用は家庭の負担になる前提で考えておく必要があります。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、市の中にも、市の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

鉛筆で紙に絵を描く子どもの手元

この記事の内容を確かめるための一次資料

※確認日:2026年10月6日

NIJINアカデミー|不登校オルタナティブスクール小中一貫校(メタバース校舎とリアル教室の様子)

鴨川市の自宅から、毎日「通える」学校を。

出席認定率 97%メタバース+リアル教室累計入学者 900名超
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文責:にじいろ編集部

公開日:2026年10月6日 / 最終更新:2026年10月6日

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