浜松市中央区から通えるフリースクール5選|公的な教室は8か所・利用料は無料【2026年版】

浜松市中央区は、2024年1月に旧・中区、東区、西区、南区と北区の一部がひとつになってできた区です。市の人口の多くがこの区に集まっているぶん、フリースクールも公的な教室も、市内でいちばん多く置かれています。公的な「校外まなびの教室」は市内11か所のうち8か所が中央区にあり、利用料は市のページに「無料」と明記されています。いっぽうで民間の施設は、料金の出し方も対象の学年もばらばらです。この記事では、中央区から通える5か所を、浜松市・静岡県のページと各施設の公式サイトで確認できた情報だけで比べます。確認できなかったことは「確認できませんでした」と正直に書いています。
この記事でわかること
  • 中央区内のフリースクール5か所を、公式サイトで確認できた費用つきで比較
  • 5か所の費用は月3,000円〜49,000円(1回3,000円の施設もあります)
  • 公的な「校外まなびの教室」は市内11か所・うち中央区に8か所、利用料は無料(市のページに明記)
  • ただし申し込みも見学も在籍校を通します(保護者が直接申し込む形ではありません)
  • 2026年4月からフリースクールも「こども習い事応援事業」の対象に。ただし対象は小学生かつ生活保護・児童扶養手当全部支給の世帯
編集部より

この記事は、オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営する株式会社NIJINが編集しています。記事の最後に自社のオンラインスクールを選択肢のひとつとして挙げていますが、5か所の紹介には広告費を受け取っていません。施設の情報は2026年9月24日に静岡県・浜松市のページと各施設の公式サイトで確認したものです。確認できなかったことは「確認できませんでした」と書いています。料金や開所日は変わることがあるので、申し込む前に各施設にご確認ください。

目次

浜松市中央区の今:不登校は市全体で2,855人、10年で2.7倍

浜松市が令和8年に開いた「学びの多様化学校の設置に係る有識者会議」の第1回資料によると、市内の不登校児童生徒数は令和7年度で小学校1,281人・中学校1,574人、合わせて2,855人でした。平成28年度は1,044人でしたから、10年ほどで約2.7倍になっています。小学校は約4.3倍、中学校は約2.1倍で、増え方は小学校のほうが急です。中央区だけの人数は、今回調べた範囲では市の公表資料で確認できませんでした。

静岡県全体では、県の令和6年度の調査で小学校5,112人・中学校6,792人、合わせて11,904人(県内の公立学校・政令市を含む)。なお、この資料には「1,000人当たり」の出現率は印刷されていないので、この記事では実数だけを使います。

選択肢の数でいえば、中央区は浜松市のなかで最も恵まれた区です。公的な校外まなびの教室が8か所、民間のフリースクールも公式サイトで費用まで確認できるものが複数あります。それでも、実際に選ぼうとすると次の3つでつまずきます。

中央区でつまずきやすいところ

選択肢は市内で最多。それでもつまずく3つ

中央区は広く、施設の場所も費用の決め方もばらばらです。数字を並べる前に、引っかかりやすいところを先に挙げておきます。

01

学年の壁

小学生から受け入れる施設と、中学生以上に限る施設が混在します。たとえばスタディグレイス浜松館は中学1年生から高校3年生まで、星槎フリースクール浜松は小学4年生から中学3年生までです。小学校低学年だと選べる場所がぐっと減ります。

02

費用の幅

公式サイトで確認できた範囲でも、月あたり3,000円台から49,000円まで開きがあります。授業の数で決まる施設、通う回数で決まる施設、1回ごとに払う施設があり、単純な比較ができません。

03

区が広い

中央区は旧4区と旧北区の一部が合わさった区です。同じ「中央区内」でも、舞阪と天龍川町では20キロ以上離れています。「区内にある」ことより「家から通えるか」で見てください。

このうち費用の幅と学年の壁は、下の一覧表で先に見分けられます。まずは表から見てください。

浜松市中央区から通えるフリースクール5選(比較一覧)

浜松市が出している「居場所の紹介【民間施設】」と、静岡県教育委員会の「フリースクール等民間施設情報」(令和8年2月5日現在)に載っている施設のうち、公式サイトで現在の活動を確認できたものから、中央区内の5か所を選びました。費用は、公式サイトに書かれていればその数字を、書かれていなければ「公式サイトに記載なし」と書いたうえで静岡県の一覧の金額を出典つきで添えています。

スクール名エリア・最寄り対象形態費用の目安
星槎フリースクール浜松
(星槎国際高等学校 浜松学習センター内)
中央区上浅田2-4-30小4〜中3通所(平日9:30〜15:00)入学金10,000円(初年度)+施設設備費500〜2,500円/月+授業料2,500〜10,000円/月
フリースクール IBASHO(新津)中央区新津町603小学生〜中学生通所(平日10:00〜14:00)初回3回まで無料/1回3,000円/1か月の上限30,000円
スタディグレイス 浜松館中央区常盤町143-32中1〜高3通所(平日10:30〜22:00・土日祝9:00〜20:00)入会金20,000円/週2回33,000円〜週5回49,000円(月額)
デモクラティックスクール び~だ中央区富塚町6歳(年長)〜18歳通所(月〜木10:00〜16:00)公式サイトに記載なし(静岡県の一覧では入学金30,000円・月額20,000円)
フリースクール ドリーム・フィールド中央区天龍川町201小1〜高校生(静岡県の一覧)通所公式サイトに記載なし(静岡県の一覧では入学金なし・月額5,000円程度)

※金額の税込・税抜の別は、いずれの施設も公式サイトに書かれていませんでした。また、行政の一覧には活動を終えた施設が残っていることがあります(浜松市の一覧に載っている「フリースクール空」は、公式サイトに「2026年3月を以て、フリースクール空は活動の幕を下ろしました。」とあり、今回は外しました)。

机の上に開かれたノートと鉛筆

5か所を1か所ずつ紹介します

1. 星槎フリースクール浜松(中央区上浅田2-4-30)|授業の数で月謝が決まる

星槎国際高等学校の浜松学習センターの中にあるフリースクールです。対象は小学4年生から中学3年生、利用時間は平日9時30分〜15時00分で、授業は10:30〜11:20、11:30〜12:20、13:00〜13:50、14:00〜14:50の4コマに分かれています。

料金の決め方が特徴的で、選ぶ授業の数で月謝が変わります。公式の案内では、入学金10,000円(初年度)、施設設備費が月500円〜2,500円、授業料が月2,500円〜10,000円。授業を1つだけ選べば月3,000円台から始められる計算になり、今回の5か所のなかでは始めやすい金額です。週に何日も通うのが難しい時期から、少しずつ増やしていける形だといえます。

2. フリースクール IBASHO(中央区新津町)|通うほど1回あたりが安くなる

一般社団法人未来学校・株式会社ポップチャイルド・一般社団法人SoZoneの共同事業体が2025年4月に開いた居場所です。平日10時から14時まで、「こんにちは-自由時間」から始まって「片付け、また明日」で終わる、ゆるやかな一日の流れが公式の案内に載っています。

費用は初回3回まで無料、そのあとは1回3,000円で、1か月の上限が30,000円(10回分)と決まっています。案内には「1ヶ月10回以上は無料!(月内なら何回来てもOK!)」と書かれているので、通える日が月によって大きく変わる家庭には合いやすい仕組みです。最初の3回が無料なのは、「行ってみないと分からない」時期にはありがたいところです。

3. スタディグレイス 浜松館(中央区常盤町143-32)|中学生からの通信制サポートも兼ねる

対象は中学1年生から高校3年生で、小学生は対象に入っていません。開いている時間は平日10時30分〜22時00分、土日祝と長期休業中は9時00分〜20時00分と長く、昼に来られない日は夕方以降に行く、という使い方ができます。

費用は入会金20,000円、月額は週2回33,000円・週3回38,000円・週4回43,000円・週5回49,000円。英語と数学が基本に含まれ、理科・社会や国語を足すとそれぞれ5,000円が加わります。今回の5か所ではいちばん高い部類ですが、学習の面倒を見てもらえる時間が長いぶんの金額です。中学生で「勉強の遅れが不安」という家庭には検討の価値があります。

4. デモクラティックスクール び~だ(中央区富塚町)|時間割のない学校

対象は公式サイトに「6歳(年長児)から18歳までです」と書かれていて、今回の5か所でいちばん受け入れの幅が広い場所です。開校は月曜日から木曜日の週4日間(祝日も開校)10時〜16時。デモクラティックスクールという名のとおり、決められた時間割ではなく、子どもたちが何をするかを自分たちで決めていく形です。

費用は公式サイトには書かれていませんでした。静岡県教育委員会の一覧(令和8年2月5日現在)には「入学金:30,000円 月謝:20,000円」と載っていますので、実際の金額は直接確かめてください。公式ブログは2026年9月にも更新されていて、今も活動しています。

5. フリースクール ドリーム・フィールド(中央区天龍川町201)|2004年からの古参

2004年に開かれた、浜松ではもっとも長く続いている居場所のひとつです。静岡県の一覧には「学校以外の教育・育ちの場として2004年開設」とあり、就労継続支援の「雑貨カフェいもねこ」で働くこともできる、と書かれています。中学卒業のあとも関わり続けられる場所がある、というのは他にない特徴です。

費用は公式サイトには書かれていませんでした。静岡県の一覧では「入学金なし 月額 5,000円程度」、浜松市の一覧では「月額0〜5,000円程度」です。開いている時間も、公式サイトのアクセス欄は「平日と日曜日 9:00〜18:00」、浜松市の一覧は「平日 11:00〜17:00」と食い違っています。前者は法人全体の営業時間の可能性があるので、通える曜日と時間は必ず電話で確かめてください(053-422-5203)。

費用の相場と、浜松市の補助のこと

今回の5か所を並べると、月あたりの費用は月3,000円台から49,000円の幅があります。通う回数で決まる施設、1回ごとに払う施設、授業の数で決まる施設があるので、「週に何日通えそうか」を先に決めてから見積もったほうが、数字を比べやすくなります。

浜松市には、フリースクールの費用に使える制度が2026年4月から一つ増えました。「浜松市こども習い事応援事業」です。市のページには「令和8年4月から対象学年を拡充(小学校4年生~6年生→小学校1年生~6年生)し、フリースクールも対象になりました。」と書かれています。児童1人あたり年間12万円(ひと月につき1万円相当)のクーポンが交付されます。

ただし、条件は決して広くありません。対象は「生活保護または児童扶養手当の全部支給を受けている世帯」で、対象学年は小学1年生から6年生までです。中学生は対象外で、市の資料で不登校が最も多いのは中学生(令和7年度1,574人)ですから、そこには届かない制度だということは正直に書いておきます。また、利用するにはそのフリースクールが事業に参画・登録している必要があります。

所得の条件がない、一般向けのフリースクール利用料の補助は、今回調べた範囲では浜松市の公式ページで確認できませんでした。交通費の補助も見つかりませんでした。

静岡県の制度についても誤解が多いので、はっきり書いておきます。静岡県のフリースクール補助は「施設(運営者)向け」で、保護者が受け取れるものではありません。県の要綱の補助対象は「不登校児童生徒に対し社会的自立を目指す目的をもって学校以外の場において行われる学習活動、教育相談、体験活動等の事業を行う民間の団体」で、補助率は「補助対象経費の実支出額の2分の1以内」、上限は「1運営主体あたり年1,000千円」です。保護者向けの利用料補助は、静岡県のページでは確認できませんでした。

窓辺のカーテンと午前中のやわらかい光

浜松市の公的な受け皿「校外まなびの教室」

浜松市は、教育支援センターにあたる場所を「校外まなびの教室」と呼んでいます。市の不登校支援のページには「浜松市内11カ所あります。」と書かれており、内訳は中央区8か所・浜名区2か所・天竜区1か所です。中央区にある8か所は、ふれあい教室(住吉4-23-1)、おれんぢ教室(東三方149-2)、ぬくもり教室(市野町2620-1)、くろーばー教室(舘山寺町195)、とびうお教室(舞阪町舞阪2701-9)、くすのき教室(船越町11-11)、まつのき教室(青屋町300)、おあしす教室(三島町1039-4)です。旧行政区に1か所ずつ置かれた配置がそのまま残っているため、中央区のなかでも東西に散らばっています。

活動時間は一覧表のとおりどの教室も9時00分から14時00分までで、開室曜日は「火〜金」の教室と「月〜木」の教室に分かれています。弁当を持参する教室があります。

費用について、市のページには「利用料は無料です。」と明記されています。ここは推測ではなく、市の公式ページに書かれている言葉です。

いっぽうで、申し込みは在籍する学校を通します。市のページには「教室の利用を希望する場合は、在籍する学校へ相談してください。」とあり、「校外まなびの教室について」のPDFには「ご利用の流れ 在籍する学校にお申込みください。※見学も、学校を通してお願いします。」と書かれています。見学の段階から学校を通すという点は、保護者が直接電話できる自治体と違うところなので、先に知っておいてください。

もうひとつ、浜松市の教室には「学区はありませんのでどの地区からでもすべての教室が利用できます。」という説明があります。住んでいる場所で通う教室が決まるわけではないので、通いやすい教室を選べます。

校内の居場所である「校内まなびの教室」は、市の有識者会議資料によると令和8年度は小学校27校・中学校44校(令和7年度は小学校19校・中学校41校)に置かれています。「学校には行けるけれどクラスには入れない時」に使える、学校の中の居場所です。

学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)は、浜松市にはまだありません。令和8年に有識者会議が始まり、第1回(6月1日)・第2回(7月23日)の資料では「分校または分教室を想定している」と書かれていますが、開校の時期は資料に書かれていませんでした。静岡県内の学びの多様化学校は、文部科学省の一覧では静岡市の2校だけです。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「通えそうな場所が見つからない」「送り迎えが続けられない」と感じた方もいると思います。中央区から通える場所を全部合わせても選べる数は限られていますし、校外まなびの教室は見学の段階から学校を通す必要があります。そういうときに、自宅からつながるオンラインという形が選択肢に入ります。

3つの選択肢を正直に比較

通所・公的な教室・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
浜松市の
校外まなびの教室
オンライン
(自宅から)
中央区内に場所がある○
5か所
○
市内11か所
うち中央区8か所
○
自宅から
費用△
月3,000円〜
49,000円
○
利用料は無料
(市のページに明記)
△
月額制
保護者から直接
申し込める
○×
見学も含め
在籍校を通す
○
送り迎えが要らない×
区内でも
20キロ以上離れる
×
通所が前提
○
自宅から
対面で人と
直接会える
○○×
画面ごしのみ

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※浜松市の公式ページと各施設の公式サイトをもとにした一般的な傾向です。費用・制度は2026年9月時点。

オンラインが向いているとき

朝は起きられるけれど家から出るところでつまずく、人の多い場所が苦手、送り迎えができる大人が家にいない——こうした状態のときは、移動をなくすだけで一日の組み立てがうまくいくことがあります。時間割があって、同じ時間に同じ顔ぶれが集まる形なら、生活のリズムも保ちやすくなります。

申し込む前に確かめたい4つのこと

①在籍校の校長先生が出席として扱ってくれるか(これは学校ごとの判断です)、②担任にあたる大人が決まっていて毎日顔を合わせられるか、③子ども同士が話す時間があるか、④体験してから決められるか。この4つは、オンラインでも通所でも同じように確かめておくと失敗しにくくなります。

見学のときに聞いておきたいこと

数字だけでは決められないので、見学で確かめることを挙げておきます。

①費用の内訳。月謝のほかに入会金・教材費・行事費・昼食代がかかるかどうか。②休んだときの扱い。行けない日が続いたときに月謝はどうなるか。③スタッフの人数と、その日いる大人。④出席扱いの実績。在籍校に出す書類を施設が用意してくれるか。⑤子どもの一日の過ごし方。学習の時間がどれくらいで、自由な時間がどれくらいか。⑥通い方。送迎があるか、公共交通で行けるか、雨の日はどうするか。

そして、いちばん大事なのは子ども本人が「ここならいられそう」と思えるかです。親が気に入った場所と子どもが安心できる場所は、同じとは限りません。体験を受け入れている施設が多いので、決める前に一度行ってみてください。

ノートに書きこむ手元

よくある質問

浜松市中央区にフリースクールはいくつありますか?
今回、公式サイトで現在の活動を確認できた中央区内のフリースクールは5か所でした。このほかに浜松市・静岡県の一覧には「フリースクール SUNNY」「未来学びステーション」「学び舎 もりのはらっぱ」「MiKiさんち」などの名前もありますが、独自の公式サイトが見つからない、またはアクセスできず、現在の費用・開所日を確かめられなかったため今回は外しています。
校外まなびの教室は本当に無料ですか?
はい。浜松市の不登校支援のページに「利用料は無料です。」と明記されています。ただし弁当を持参する教室があり、交通費は各家庭の負担です。他の自治体では費用の記載がないところも多いので、「無料」と書いてあること自体が浜松市の強みだといえます。
校外まなびの教室は保護者が直接申し込めますか?
できません。市のページには「教室の利用を希望する場合は、在籍する学校へ相談してください。」、PDFには「ご利用の流れ 在籍する学校にお申込みください。※見学も、学校を通してお願いします。」とあります。見学の段階から学校を通す必要があるので、まずは担任の先生か学校の相談窓口に話すところからになります。
どの教室に通うかは住んでいる場所で決まりますか?
決まりません。市のページには「学区はありませんのでどの地区からでもすべての教室が利用できます。」と書かれています。中央区は広いので、家から通いやすい教室を選べるのは助かるところです。
フリースクールの費用に使える補助はありますか?
2026年4月から「浜松市こども習い事応援事業」の対象にフリースクールが加わりました。児童1人あたり年間12万円(ひと月1万円相当)のクーポンです。ただし対象は生活保護または児童扶養手当の全部支給を受けている世帯で、小学1年生から6年生まで。中学生は使えません。所得の条件がない一般向けの利用料補助・交通費補助は、市の公式ページでは確認できませんでした。
静岡県の補助は使えますか?
保護者は使えません。静岡県のフリースクール補助は施設(運営者)に対するもので、補助率は「補助対象経費の実支出額の2分の1以内」、上限は「1運営主体あたり年1,000千円」です。「県の補助があるから安くなる」という性質のものではない、と理解しておいてください。
浜松市に学びの多様化学校はありますか?
まだありません。令和8年に設置に向けた有識者会議が始まり、第1回の資料には「分校または分教室を想定している」と書かれていますが、開校時期は資料に記載がありませんでした。静岡県内では、文部科学省の一覧に載っているのは静岡市の2校(静岡学園なごみ中学校、末広中学校の分教室)だけです。

まとめ

浜松市中央区は、公的な校外まなびの教室が8か所、公式サイトで費用まで確認できる民間のフリースクールが5か所と、市内でいちばん選択肢がある区です。公的な教室は利用料が無料と市のページに明記されていて、これは大きな利点です。ただし見学の段階から在籍校を通す必要があるので、まずは学校に話すところから始まります。

民間の5か所は、月3,000円台から始められる星槎、1回ごとに払えるIBASHO、夜まで開いているスタディグレイス、時間割のないび~だ、中学卒業後も関われるドリーム・フィールドと、性格がはっきり違います。「安いところ」ではなく「うちの子が行けそうなところ」で選んでください。

2026年4月からフリースクールもこども習い事応援事業の対象になりましたが、対象は小学生かつ所得の条件がある世帯に限られます。費用の負担が重いときは、費用の低い施設から試す、公的な教室を併せて使う、といった組み立ても考えてみてください。

木の机に置かれた本とノート

この記事の内容を確かめるための一次資料

  1. 浜松市「不登校支援」(校外まなびの教室11か所・利用料は無料・申し込みは在籍校へ/2026年9月2日更新)
  2. 浜松市「校外まなびの教室一覧」(教室名・所在地・開室曜日・活動時間)
  3. 浜松市「校外まなびの教室について」(利用の流れ・見学も学校を通す)
  4. 浜松市「こども習い事応援事業」(令和8年4月からフリースクールも対象/2026年4月1日更新)
  5. 浜松市「学びの多様化学校の設置に係る有識者会議」第1回資料(市の不登校児童生徒数・校内まなびの教室の設置校数)
  6. 静岡県教育委員会「民間施設(フリースクール)等との連携について」(フリースクール等民間施設情報・令和8年2月5日現在)
  7. 静岡県「フリースクール運営費助成制度」(補助対象は民間の団体=運営者向け)
  8. 静岡県「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等調査」結果(県内公立・政令市を含む)
  9. 文部科学省「学びの多様化学校」設置者一覧
  10. 星槎フリースクール浜松(対象・活動時間・費用)
  11. フリースクール IBASHO(新津)(所在地・時間・費用)
  12. スタディグレイス 浜松館(対象・時間・費用)
  13. デモクラティックスクール び~だ(対象・開校日)
  14. そよそよの家(開所日・費用)
  15. フリースクール アスノルーム(磐田市・費用/2026年度4月より)
NIJINアカデミー|オルタナティブスクール小中高一貫校
「通える距離に見つからない」ときの、もうひとつの選択肢

中央区は市内でいちばん選択肢が多い区ですが、区が広いぶん、家から通える場所となると数は限られます。校外まなびの教室も、見学から在籍校を通す形です。NIJINアカデミーは、朝の会から始まるオンラインのオルタナティブスクールです。全国の小中学生が画面ごしに集まり、担任の先生とクラスメイトのいる時間割で1日を過ごします。家から出られない時期でも、生活のリズムと人とのつながりを保てる形として、選択肢のひとつに入れてみてください。

文責:にじいろ編集部(編集部について/訂正・修正に関する方針)
公開日:2026年9月24日 / 最終更新:2026年9月24日
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