印西市から通えるフリースクール5選|月2万円の補助が使える認定施設を比較【2026年版】

印西市から通えるフリースクール5選

「印西市で、学校のかわりに通える場所はありますか」
印西市で不登校や行きしぶりのお子さんがいる保護者の方に向けて、市のフリースクール利用補助(月額上限20,000円)の認定施設から、印西市から通える5か所を選び、公式の情報をもとにまとめました。

この記事でわかること

  • 印西市の「フリースクール等利用児童生徒支援補助金」の対象・金額・申請の期限
  • 補助の認定施設から選んだ5か所の費用・開所日・通い方
  • 市の教育支援センター「まきば」と、学校の中の校内教育支援センター
  • 通うのが難しいときのオンラインという選択肢と、見学で聞くこと

この記事は、印西市・千葉県の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年9月時点)。

目次

印西市の今の状況を、数字と場所で確かめる

まず、印西市という市の形を公式の資料で確かめておきます。市の公式サイトによると、印西市の人口は2026年8月31日現在112,843人、世帯数は47,429世帯です。都心から約40km、千葉市から約20km、成田空港から約15kmの位置にあり、面積は123.79平方キロ。北側は利根川をはさんで茨城県と接していて、2010年3月23日に3市町村が合併して今の印西市になりました。

市内には北総線の千葉ニュータウン中央駅・印西牧の原駅・印旛日本医大駅があり、成田スカイアクセスも同じ線路を走っています。市立の学校は小学校18校・中学校9校で、令和11年度には(仮称)東の原義務教育学校の開校が予定されています。

市は令和7年3月に「不登校児童生徒支援の充実に向けた基本方針」をまとめています。方針には小・中学校の不登校の割合の推移がグラフで載っていますが、市の不登校の人数は公式資料では確認できませんでした。

千葉県全体では、令和6年度の公立小・中学校の不登校は14,599人(小学校6,121人・中学校8,478人)で、前年度の14,300人から増えています(千葉市を含む県の公表値)。印西市は、こうした状況を受けて、保護者向けのフリースクール利用補助を設けている県内でも数少ない市の一つです。

印西市で保護者がつまずきやすいところ

知っておきたい3つの壁

公式の記載から見えてきた、印西市ならではの事情です。

01

市が広く、施設まで距離がある

面積は約124平方キロ。市内の認定施設は大森(木下駅の近く)と滝(印西牧の原駅からバス)にあり、住んでいる地区によって通い方が大きく変わります。

02

補助は「認定施設」だけが対象

市の補助が使えるのは、市が認定したフリースクール等に通う場合です。認定一覧に入っていない施設は対象になりません。

03

市の教室の最新情報がつかみにくい

教育支援センター「緑のまきば」「森のステーションまきば」には移転のお知らせがあり、今の場所や開室日は教育センターへの確認が必要です。

3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。

印西市から通えるフリースクール5選(比較一覧)

印西市内の2か所と、船橋市・松戸市・茨城県つくば市の各1か所で、5か所とも印西市の補助の認定施設です。費用は公式サイトの金額を優先し、公式に記載がないものは報道やフリースクール情報サイトの金額を、出典をつけて書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。

施設名(場所)対象開所日費用の目安最寄駅・アクセス(公式)
ぴおねろの森
(印西市滝)
小1〜18歳月・水・金 10:30〜15:00市内の小中学生:月額定額20,000円+基本料1,000円(税込・昼食代込)印西牧の原駅からバス約7分
コロコロ学園
(印西市大森)
小1〜中3月〜金 9:00〜15:00基本料 月1,000円+1日2,000円(月上限33,000円)木下駅 徒歩約15分
ベネッセ高等学院 中等部
船橋キャンパス(船橋市本町)
中学1〜3年生週3回・週5回(オンラインへの切り替えあり)月45,100円(週3)・59,100円(週5)+入会金公式で確認できず
N中等部 松戸キャンパス
(松戸市松戸)
中学生月〜金 9:00〜18:00(開校時間)入学金110,000円/月37,400円(週1)〜73,700円(週5)+設備管理費11,000円JR松戸駅 徒歩約3分
TSUKUBA学びの杜学園
(茨城県つくば市吾妻)
小学生・中学生月〜金 10:00〜15:00公式に掲載なしつくば駅 徒歩15分

ぴおねろの森とコロコロ学園は市内にあり、1日単位や月額定額で使える地域の学び場です。ベネッセ高等学院中等部とN中等部は中学生向けで、通学とオンラインを組み合わせられます。TSUKUBA学びの杜学園は県外ですが、出席扱いについて公式に書いています。

ぴおねろの森は印西牧の原駅北口からバスで約7分、コロコロ学園はJR成田線の木下駅から徒歩約15分です。船橋・松戸・つくばの施設は乗り換えが必要になるので、見学の前に片道の時間と交通費を確かめてください。

日の光が差し込む林の小道

5か所を1か所ずつ紹介します

ここからは、5か所の公式サイトと公的な資料に書かれていることを1か所ずつまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。

1. ぴおねろの森(印西市滝)|市の補助の認定施設、森の中の学び場

非営利型一般社団法人ぴおねろの森が運営する、印西市滝の学び場です。印西市のフリースクール等利用補助の認定施設で、対象は「小学1年生~18歳まで」です。

  • 開所(公式):月・水・金曜日 10:30〜15:00
  • 費用(公式):印西市内の小中学生は基本料金「月額1,000円」、利用料金「月額定額20,000円(税込・昼食代込)」。市外の子と高校生は1日800円。スポーツ安全保険料 年額940円
  • アクセス(公式):印西牧の原駅北口から京成バス(小林駅北口行)で「小林牧場前」下車、約7分。駐車場あり
  • 電話:090-4133-8002

市内の小中学生の利用料金が月額定額20,000円で、市の補助の上限(月20,000円)と同じ額です。基本料金が補助の対象になるかは市に確認してください。出席扱いについては「フリースクールへの通所が学校の出席として認められる場合があります(学校長の判断)」と公式に書かれています。見学のあと、1回の無料体験ができます。

2. コロコロ学園(印西市大森)|市の補助の認定施設、1日単位で上限あり

印西市大森3370、大森小学校の隣の元大森保育園の園舎を使った学び場で、一般社団法人JVGフィットコンディショニング協会が運営しています。印西市のフリースクール等利用補助の認定施設で、JR成田線の木下駅から徒歩約15分です。

  • 開所:月〜金 9:00〜15:00(祝日を除く)
  • 費用:基本料 月1,000円、利用料 1日2,000円(月の上限33,000円)。体験期間中は1日1,000円(税表記なし)
  • 申し込み:公式LINEから申し込み、見学のあと利用開始。保護者の同伴もできます

1日単位の料金で、月の上限もあるので、通う日数が少ないうちは費用をおさえられます。出席扱いと電話番号は確認できませんでした。情報は「千葉ほくそうパルケ」内の紹介ページによるもので、単独の公式サイトかどうかは分かりませんでした。

3. ベネッセ高等学院 中等部 船橋キャンパス(船橋市本町)|市の補助の認定施設、通学とオンラインを行き来

ベネッセコーポレーションが運営する中学生向けのスクールで、印西市の補助の認定一覧には「船橋市本町1丁目3-1」の船橋キャンパスが載っています。対象は中学1〜3年生です。

  • 通い方:週3回または週5回の通学。つらい日はオンラインに切り替えられ、オンラインだけのスタイルもあります
  • 学費(2025年6月時点・プレスリリース):週5回 月59,100円、週3回 月45,100円、オンライン 月32,300円。「上記に加え入会金がかかります」
  • 最寄駅・電話:公式ページが読み込めず、確認できませんでした

通学とオンラインを行き来できるので、体調に波がある時期でも続けやすい形です。出席扱いについては、文部科学省の制度に触れた記載がプレスリリースにあります。印西市の補助を使う場合の手続きは、市に確認してください。

4. N中等部 松戸キャンパス(松戸市松戸)|市の補助の認定施設、週1日から通学できる

学校法人角川ドワンゴ学園が運営する、中学生のためのスクールです。印西市の補助の認定一覧に入っていて、千葉県内の通学キャンパスは海浜幕張と松戸の2か所です。ここでは松戸キャンパス(松戸市松戸1307-1 松戸ビル1・2階、JR松戸駅から徒歩約3分)を例にしています。

  • 開校(公式):月〜金 9:00〜18:00(松戸キャンパス)
  • 学費(公式・税込):入学金110,000円。月額は週1日37,400円、週3日56,100円、週5日73,700円、設備管理費 月11,000円。MacBook Airは自分で用意
  • 在籍(公式):「ご自身の中学校に在籍したままN中等部で学んでいただきます」
  • 入学相談:0120-0252-15

週1日から通学日数を選べるので、少しずつ外に出る練習をしたい中学生にも合わせやすい形です。出席扱いについての公式の文言は確認できませんでした。パソコンの購入費も含めた総額で比べてください。

5. TSUKUBA学びの杜学園(茨城県つくば市吾妻)|市の補助の認定施設、出席扱いを公式に明記

茨城県つくば市吾妻3-11-5 ヴェルンハイムK103にある学び場で、印西市の補助の認定施設一覧に入っている県外の施設です。つくばエクスプレスのつくば駅から徒歩15分です。

  • 開所(公式):月〜金 10:00〜15:00
  • 費用:公式サイトに掲載がなく、確認できませんでした
  • 電話:029-898-9905(月〜金 10:00〜17:00)

「所属児童生徒在籍校と当学園が連携することにより出席扱いとなります」と公式に書いているのが特徴です。印西市からは距離があり乗り換えも必要なので、通う頻度と送迎の方法を先に考えておくと安心です。

印西市から通う場合の費用相場と、補助の有無

5か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。

施設名入会金月額の目安出典
ぴおねろの森記載なし市内の小中学生:基本料金 月1,000円+利用料金 月額定額20,000円(税込・昼食代込)公式
コロコロ学園記載なし基本料 月1,000円+利用料 1日2,000円(月の上限33,000円)紹介ページ(税表記なし)
ベネッセ高等学院 中等部あり(金額は記載なし)週5回 59,100円/週3回 45,100円/オンライン 32,300円プレスリリース(税表記なし)
N中等部(通学コース)110,000円週1日 37,400円/週3日 56,100円/週5日 73,700円+設備管理費 月11,000円公式(税込)
TSUKUBA学びの杜学園記載なし公式に掲載なし(問い合わせで確認)—

ぴおねろの森の利用料金(市内の小中学生)は、補助の上限と同じ月20,000円です。コロコロ学園は1日2,000円なので、利用料だけなら月10日で20,000円になります。N中等部やベネッセ高等学院中等部は月額が高めで、入学料は補助の対象外です。

印西市には、市が認定したフリースクール等に通う子の保護者向けに「印西市フリースクール等利用児童生徒支援補助金」があります。補助は「児童生徒1人につき、月額上限20,000円」で、対象は認定施設に払う利用料と「利用料に付随する活動費・体験学習費」です。「入学料・施設整備費は対象外となります」。対象になるのは、印西市に住む不登校の子の保護者で、「概ね30日以上」登校していないこと、学校とフリースクールの情報共有に同意していること、市税の滞納がないことなどの条件があります。申請は原則として利用開始月の翌月末日まで(3月は3月末日まで)で、学期ごとに実績を報告します。この記事で紹介する5か所は、すべて市の認定一覧に入っている施設です。千葉県の補助は、施設を運営する団体向けのものです。

費用をおさえる方法としては、①市の教育支援センター「まきば」を中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

家のテーブルで勉強する女の子

その前に確認したい、印西市の公的な窓口

民間の場所を探す前に、市と県の窓口も知っておくと選択肢が広がります。

教育支援センター「緑のまきば」「森のステーションまきば」(通う場所)

印西市の教育支援センターは「緑のまきば」と「森のステーションまきば」の2か所です。市教育委員会の不登校支援のサイトでは、緑のまきばは「そうふけふれあいの里」、森のステーションまきばは「本埜公民館」で開室していると案内されています。自分で計画を立てて各自のペースで学習するほか、少人数でのゲームや軽スポーツ、調理実習、自然散策や校外学習、工作などの活動をしています。

ただし、教育センターのサイトには「『緑のまきば』と『森のステーション』は、移転しました」という題のお知らせがあり、今の所在地は確認できませんでした。開室日・申込方法・費用も公式では確認できなかったので、印西市教育センター(0476-47-0400)に問い合わせてください。市の基本方針には「自校に在籍しながら通室する不登校児童生徒を支援します」と書かれています。

学校の中の居場所(校内教育支援センター)

市は校内教育支援センターを設けていて、中学校8校には「オアシスルーム」(印西中)、「友愛ルーム」(船穂中)、「スマイルルーム」(木刈中)などの名前の部屋があり、小学校にも設置されています。市のサイトでは「『心身を休める場』『学校復帰への足がかりの場』として運用していきます」と説明されています。

教育相談と、千葉県のオンライン支援

不登校などの相談は、教育センターの教育相談専用電話(0476-47-7830、月〜金 9:00〜17:00)で受けています(広報いんざい 2025年9月号)。市の基本方針では、千葉県教育委員会のオンライン授業配信「エデュオプちば」(小学4〜6年生と中学生)の「受講を積極的に支援します」としていて、ICTを使った学習支援も挙げています。フリースクールに通ったり自宅でICTを使って学んだりした場合の出席扱いは、「校長が指導要録上の出席扱いについて判断します」と書かれています。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「認定施設まで毎日通うのは遠い」「そもそも外に出るのがまだ難しい」と感じた方もいると思います。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。

3つの選択肢を正直に比較

通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
印西市の
公的な窓口
オンライン
(自宅から)
市内に場所がある×
大森・滝に
認定施設あり
×
まきば(2か所)
と校内の部屋
×
自宅から
送迎・移動がいらない×
バス・電車・
車で通う
×
市内だが
移動は必要
×
移動なし
情報が公開されている×
料金などを
公開
×
移転後の情報は
要確認
×
時間割・料金を公開
費用が事前にわかる×
料金非公開の
施設もある
×
公式に
記載なし
×
公式に金額を公開
同じ部屋で人と会える×
スタッフ・
仲間と対面
×
先生・
仲間と対面
×
画面越し

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと千葉県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年9月時点。

オンラインが向いているとき

印西市は広く、北総線沿いの地域と、木下・本埜・印旛などの地域では、施設までの距離が大きく違います。「まず生活のリズムを戻したい」「バスや電車での移動がまだ負担」という段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天気や体調の波に左右されずに続けられます。

逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。印西市の場合は、教育支援センター「まきば」や学校の中の校内教育支援センターがあるので、「オンラインで毎日の学びを続けながら、週に何日かは市の教室や学校の中の部屋へ」という組み合わせも考えられます。

オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと

  • 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
  • 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
  • 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
  • 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、千葉県内のどこか

この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎|印西市の自宅から毎日「登校」する学校

オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。

NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。

NIJINアカデミーならではの3つの特徴

「通えない」を前提につくったメタバース校舎

公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。

01

顔も声も出さなくていい

カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。

02

関わる人数を自分で選べる

担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。

03

学年も地域もこえて学べる

現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。

「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。

1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。

学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。

先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。

確認したいことNIJINアカデミーの場合(公式の記載)
出席の扱い出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です
同じ時間に同じ仲間と過ごせるか朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります
料金の総額メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり
対面の機会全国52か所にリアル教室があり、千葉県内では我孫子市(NIJINアカデミー我孫子校・JR我孫子駅 徒歩8分・毎週火曜)と佐倉市(千葉佐倉校・毎週木曜)に教室があります。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる)

合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額は、メタバースだけなら月25,443円(税込)で、ぴおねろの森(市内の小中学生は月20,000円+基本料金)より少し高い一方、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、まきばや市内の学び場と組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。なお、NIJINアカデミーは印西市の補助の認定一覧には入っていません(2026年9月時点)。

北総線沿いの千葉ニュータウンと、利根川に接する北部の地域が広がる印西市では、住んでいる場所によって学び場までの距離が大きく違います。42都道府県の子どもと、100社の企業・自治体・大学の大人が集まるメタバース校舎なら、移動時間ゼロで毎日いろいろな人とつながれます。ほかの5か所とは違う役割を持つ選択肢です。

バスを待たなくても、自宅から「登校」できる学校。

NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。

出席認定 希望者の97%カメラOFFでもOK42都道府県から通学
NIJINアカデミーを見てみる →

見学で聞いておきたいこと

通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。印西市から通う場合に特に大事なものに印をつけています。

  • 【印西市ならでは】市の補助の対象になるか。印西市の認定施設かどうか、補助の対象になる費用(利用料・活動費)と対象外の費用(入学料・施設整備費)がそれぞれいくらかを確かめる
  • 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。印西市立の学校で実績があるか
  • 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
  • 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
  • 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
  • スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
  • 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
  • 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用

見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。市の補助を使う場合は、利用を始めた月の翌月末日までが申請の原則の期限なので、見学の段階で市の生涯学習課 放課後児童支援係(0476-33-4729)にも確認しておくと安心です。

タブレットと教材で学ぶ子ども

よくある質問

印西市にフリースクールはありますか。

あります。市の補助の認定施設として、市内では「コロコロ学園」(大森)と「ぴおねろの森」(滝)が載っています。どちらも1日単位や月額定額で使える地域の学び場です。

印西市のフリースクール補助はいくらですか。

「印西市フリースクール等利用児童生徒支援補助金」があり、児童生徒1人につき月額上限20,000円です。対象は認定施設に払う利用料と「利用料に付随する活動費・体験学習費」で、「入学料・施設整備費は対象外となります」。

補助はだれが使えますか。

印西市に住む不登校の子の保護者で、おおむね30日以上在籍校に登校していないこと、市が認定したフリースクール等に通っていること、学校とフリースクールの情報共有に同意していること、市税の滞納がないことなどが条件です。申請は原則として利用開始月の翌月末日まで(3月は3月末日まで)で、問い合わせは生涯学習課 放課後児童支援係(0476-33-4729)です。

補助の認定施設はどこですか。

市のページ(2026年4月1日更新)では、コロコロ学園、ぴおねろの森、TSUKUBA学びの杜学園、ベネッセ高等学院中等部船橋キャンパス、クラスジャパン小中学園、学校法人角川ドワンゴ学園N中等部、株式会社すららネットの7つが載っています。

印西市の教育支援センター(適応指導教室)はどこですか。

「緑のまきば」と「森のステーションまきば」の2か所です。市教育委員会のサイトでは、そうふけふれあいの里と本埜公民館で開室と案内されていますが、教育センターのサイトに移転のお知らせがあるため、今の場所は印西市教育センター(0476-47-0400)で確かめてください。

学校の中に居場所はありますか。

あります。市は校内教育支援センターを設けていて、中学校8校には「オアシスルーム」(印西中)、「友愛ルーム」(船穂中)、「スマイルルーム」(木刈中)などの部屋があり、小学校にも設置されています。

不登校の相談はどこにすればいいですか。

教育センターの教育相談専用電話(0476-47-7830)で、受付は月〜金の9:00〜17:00です(広報いんざい 2025年9月号)。

オンラインのフリースクールも補助の対象になりますか。

補助の対象は市が認定した施設だけです。認定一覧には、オンラインで学べるクラスジャパン小中学園やICT教材の株式会社すららネットも入っていますが、NIJINアカデミーは2026年9月時点で入っていません。県の「エデュオプちば」の受講は、市の基本方針で支援するとされています。

オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。

文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。

まとめ

印西市には、市が認定したフリースクール等の利用料に月額上限20,000円の補助があり、市内のコロコロ学園・ぴおねろの森をはじめ7つの施設・事業者が認定されています。市の教育支援センター「まきば」や、学校の中の校内教育支援センターもあります。

  • まず相談したいとき:教育センターの教育相談専用電話(0476-47-7830)
  • 補助について聞きたいとき:生涯学習課 放課後児童支援係(0476-33-4729)
  • 市内で通える場所を探すとき:ぴおねろの森(滝)、コロコロ学園(大森)
  • 中学生で通学とオンラインを組み合わせたいとき:ベネッセ高等学院中等部、N中等部
  • 移動がまだ難しいとき:自宅から「登校」できるオンラインのフリースクール

印西市には、認定施設の利用料に月額上限20,000円の補助があります。入学料や施設整備費は対象外なので、「補助を引いたあとに毎月いくらかかるか」で比べておく必要があります。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、市の中にも、市の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

タブレットを使って学ぶ子ども

この記事の内容を確かめるための一次資料

※確認日:2026年9月29日

NIJINアカデミー|不登校オルタナティブスクール小中一貫校(メタバース校舎とリアル教室の様子)

印西市の自宅から、毎日「通える」学校を。

出席認定率 97%メタバース+リアル教室累計入学者 900名超
NIJINアカデミーを見てみる →

文責:にじいろ編集部

公開日:2026年9月29日 / 最終更新:2026年9月29日

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