可児市から通えるフリースクール・学びの場まとめ|市のスマイリングルームと、近隣の可茂自悠学舎・大地組スクール・このゆびとまれ【2026年版】

可児市のフリースクール・学びの場のイメージ

「可児市で、学校のかわりに通える場所はありますか」
可児市(人口99,012人・世帯数45,461世帯・2026年10月1日、市公式)には、市の教育支援センター「スマイリングルーム」と、保護者向けの「不登校支援室」があります。民間は、市内で公式に確認できた施設がなかったため、隣の美濃加茂市の可茂自悠学舎、多治見市の大地組スクール、愛知県犬山市のこのゆびとまれを、各施設の公式サイトに書かれたことだけで整理しました。

この記事でわかること

  • 市の「スマイリングルーム」と「不登校支援室」の場所・曜日・問い合わせ先
  • 近隣の3か所(美濃加茂市・多治見市・犬山市)の、公式サイトに書かれた時間・料金
  • 可児市にフリースクール利用料の補助があるか(確認できた範囲)
  • どれも合わないときの選択肢(オンライン)と、相談窓口

この記事は、可児市・岐阜県の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年10月時点)。

目次

可児市の今の状況を、数字と場所で確かめる

可児市は岐阜県の南部にある市で、市公式のトップページには、人口99,012人、世帯数45,461世帯と載っています(2026年10月1日現在)。市の教育支援センターは「スマイリングルーム」で、令和6年10月15日に、坂戸の可児川苑へ移りました。

市内の不登校の児童生徒数の実数は、今回確認した市の資料では見つかりませんでした。また、市内にあるフリースクールは、今回、公式サイトで確認できませんでした。そのため、この記事では、市の窓口を先にまとめ、通える範囲にある近隣の民間3か所を、公式サイトに書かれたことだけで載せています。

近隣の3か所は、対象の学年が小学生向けと中学生向けに分かれていて、場所も市外です。通う前に、お子さんの学年で通える場所か、移動の方法と時間はどうするかを、必ず確かめてください。

全国では、文部科学省の調査で令和6年度の小・中学校の不登校は35万3,970人と過去最多になりました。岐阜県では、県教育委員会の発表で、令和6年度の県内の不登校は小学校が2,326人(千人あたり24.3人)、中学校が3,571人(千人あたり67.7人)でした。可児市の人数は、市の公表資料で確認できた範囲を、次の節に書いています。

可児市で保護者がつまずきやすいところ

知っておきたい3つの壁

公式の記載から見えてきた、可児市ならではの事情です。

01

市内の民間は、公式サイトでは確認できなかった

可児市内にあるフリースクールは、今回、各施設の公式サイトでは見つかりませんでした。近くの市の施設まで探す範囲を広げることになります。

02

市の教室は、費用の記載がなかった

市の公式ページには、スマイリングルームの対象・開室日時・問い合わせ先は書かれていますが、費用と申込方法は書かれていませんでした。まず電話で聞いてみてください。

03

市の補助は、確認できなかった

可児市の公式ページでは、フリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。県にも、保護者に直接出す利用料の補助は、今回の調べでは見つかりませんでした。「ない」とは断定できないので、市に聞いてみてください。

3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。

可児市から通えるフリースクールと学びの場(比較一覧)

可児市内の民間は、公式サイトでは確認できませんでした。隣の美濃加茂市の可茂自悠学舎と、多治見市の大地組スクール、愛知県犬山市のこのゆびとまれの3か所を載せています。費用は公式サイトの金額を優先し、公式に記載がないものは各施設の公式サイトや市の資料に書かれた金額を、出典をつけて書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。

施設名(場所)対象開所日費用の目安最寄駅・アクセス(公式)
明蓬館EuLa中等部 可茂自悠学舎
(美濃加茂市太田町2591-1 朝日プラザ美濃加茂2F)
不登校の中学生(公式)基本の日課は10:00〜15:00。18:00まで預かりに対応(公式)月額・入会金は公式に記載なし(問い合わせ)。給食は無償と記載JR美濃太田駅から徒歩1分(公式)
自然育児 森のわらべ多治見園「大地組スクール」
(多治見市滝呂町17丁目60-1)
小学1〜6年(入学は小学5年まで)(公式)月〜木 10:00〜15:00、金 10:00〜14:30(金曜はようちえんと合同)(公式)入学金50,000円+月会費39,000円+年間食材教材施設維持費66,000円ほか(公式)最寄り駅は公式に書かれていません
犬山市民立小中学校 このゆびとまれ
(愛知県犬山市・名鉄犬山口駅から徒歩5分の拠点)
小1〜中3(入学・転校は4年生まで)。定員12名(公式)月〜金 10:00〜15:00。第3火曜と土日祝は休み(公式)施設運営費16,000円(学期)+昼食材料費300円(日)+スポーツ安全保険800円(年)(公式)名鉄犬山線 犬山口駅から徒歩5分(公式)

3か所のうち、月額が公式サイトの文字で確認できたのは、大地組スクール(月39,000円)です。このゆびとまれは学期ごとの施設運営費(16,000円)、可茂自悠学舎は月額も入会金も書かれていません。対象の学年は、可茂自悠学舎が中学生、大地組スクールとこのゆびとまれが小学生を含みます。

このゆびとまれは、名鉄犬山線 犬山口駅から徒歩5分(公式)です。可茂自悠学舎は、JR美濃太田駅から徒歩1分(公式)です。大地組スクール(多治見市滝呂町)の最寄り駅は、公式サイトに書かれていません。可児市からの所要時間は、今回の調べでは確認できていないので、通う前に、移動の方法と時間を実際に確かめてください。

明るい窓のそばの、机の上のノートパソコン

3か所を1か所ずつ紹介します

ここからは、3か所の公式サイトと公的な資料に書かれていることを1か所ずつまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。

1. 明蓬館EuLa中等部 可茂自悠学舎(美濃加茂市太田町2591-1 朝日プラザ美濃加茂2F)|JR美濃太田駅から徒歩1分の、中学生向けの学び場

美濃加茂市太田町2591-1の朝日プラザ美濃加茂2階にある「可茂自悠学舎(明蓬館EuLa中等部)」は、不登校の中学生のための学び場です。運営は株式会社サーバントで、県の調査(令和7年1月末現在)にも載っています。

  • アクセス(公式):JR美濃太田駅から徒歩1分
  • 日課(公式):基本は10:00〜15:00で、個別の対応で夜間の教室や希望の時間帯での学習もできます。18:00まで預かりに対応しています
  • 学びの内容(公式):ICTの教材(デキタス)での学習、公認心理師による心理支援、運動・校外活動・探究学習など
  • 給食(公式):無償で提供すると書かれています

月額や入会金は、公式サイトに書かれていませんでした。費用は、見学のときに必ず確認してください。小学生が通えるかどうかも、公式には書かれていません。

2. 自然育児 森のわらべ多治見園「大地組スクール」(多治見市滝呂町17丁目60-1)|多治見市の、自然の中で対話を重ねる小学生向けのスクール

多治見市滝呂町17丁目60-1(オリベフットサルパーク多治見内)の「大地組スクール」は、一般社団法人MORIWARA自然育児 森のわらべ多治見園が運営する、小学生向けのオルタナティブスクールです。県の調査(令和7年1月末現在)にも載っています。

  • 対象(公式):小学1〜6年(入学は小学5年まで受け入れ)
  • 開所(公式):月〜金。月〜木は10:00〜15:00、金曜は10:00〜14:30(ようちえんと合同の活動)。長期休暇があり、休暇の月も月会費がかかります
  • 料金(公式):入学金50,000円、月会費39,000円、年間の食材・教材・施設維持費66,000円、医療機関提携料4,000円。保険料は実費で、調理の日の食材費や遠足の費用は別です。翌年からは年間登録料5,000円がかかります
  • 特徴(公式):子ども同士の対話を大切にし、焚火・木工・調理などの体験を中心に過ごします

体験の費用は、公式サイトに書かれていません。中学生は対象外なので、中学生のお子さんは、ほかの場所を探す必要があります。

3. 犬山市民立小中学校 このゆびとまれ(愛知県犬山市・名鉄犬山口駅から徒歩5分の拠点)|愛知県犬山市の、市民がつくった小中学生のスクール

「犬山市民立小中学校 このゆびとまれ」は、愛知県犬山市にある、市民がつくったフリースクールです。公式サイトには、名鉄犬山線の犬山口駅から徒歩5分の拠点と書かれています。番地まで入った住所は、公式サイトで確認できませんでした。

  • 対象(公式):小1〜中3(入学・転校は4年生まで)。定員は12名
  • 開所(公式):月〜金の10:00〜15:00。第3火曜と土日祝は休み
  • 費用(公式):学期ごとの施設運営費16,000円、昼食材料費は1日300円、スポーツ安全保険は年800円。交通費・遠足などは実費
  • 見学・体験(公式):随時受け付け。メールで連絡します

愛知県の施設なので、岐阜県の市から通うには県境をまたぐ移動になります。移動の時間は、今回の調べでは確認できていません。

可児市から通う場合の費用相場と、補助の有無

3か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。

施設名入会金月額の目安出典
可茂自悠学舎記載なし(問い合わせ)記載なし(問い合わせ)。給食は無償提供と記載(公式)可茂自悠学舎公式サイト
大地組スクール50,000円(公式)月会費39,000円。年間食材・教材・施設維持費66,000円。医療機関提携料4,000円。保険料は実費(翌年から年間登録料5,000円)(公式)大地組スクール公式サイト
このゆびとまれ記載なし施設運営費 16,000円/学期。昼食材料費300円/日。スポーツ安全保険800円/年。交通費・遠足などは実費(公式)このゆびとまれ公式サイト

費用は、各施設の公式サイトに書かれた金額を並べました。大地組スクールは入学金50,000円+月会費39,000円+年間の食材・教材・施設維持費66,000円ほか、このゆびとまれは施設運営費16,000円(学期)+昼食材料費300円(日)+スポーツ安全保険800円(年)です。可茂自悠学舎は、月額も入会金も書かれていません(給食は無償と記載)。市のスマイリングルームの費用は、市の公式ページに書かれていませんでした。

補助については、可児市の公式サイトではフリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。岐阜県には、フリースクールの利用料を保護者に直接助成する県の制度は、今回確認した県の公式ページでは見つかりませんでした。県の資料には、市町村の教育委員会と民間施設が連携するための事業が載っていますが、利用料の補助とは別のものです。市の補助は確認できませんでした。民間は、通う日数や曜日を決めて始めると、月々の負担を調整しやすくなります。市のスマイリングルームの費用も、先に電話で聞いておくと安心です。

費用をおさえる方法としては、①市の「スマイリングルーム」を中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

机の上に積まれた、色あせた本

その前に確認したい、可児市の公的な窓口

民間の場所を探す前に、市の窓口も知っておくと選択肢が広がります。

教育支援センター「スマイリングルーム」

市の公式ページには、次のように書かれています。

  • 場所:可児市坂戸765(可児川苑)。令和6年10月15日に移りました
  • 開室:月・火・木・金の9:00〜14:45。水曜は「チャレンジ登校日」の扱いです
  • 問い合わせ:0574-42-6481
  • 費用・申込:市の公式ページには書かれていません。電話で確認してください

不登校支援室

市の公式ページには、次のように書かれています。

  • 場所:可児市下恵土1-100 子育て健康プラザ・マーノ2階
  • 受付:平日の8:30〜17:00。主に保護者の相談が中心です
  • 問い合わせ:0574-62-1111(内線5545・5548)

教育研究所と、保護者の会

教育研究所(0574-63-4841)でも、教育に関する相談を受けつけています。また、市の公式ページには、不登校や登校渋りで悩む可児市在住の保護者の会「ポプリの会」(連絡先 0574-62-1111)が載っています。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

通える場所が近くにあっても、「どれも今は合わない」「まだ外に出るのがつらい」と感じることは珍しくありません。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。

3つの選択肢を正直に比較

通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
可児市の
公的な窓口
オンライン
(自宅から)
対面で人と直接会える△
近隣の施設で人と会える。ただし市外へ通う必要がある
○
市の窓口の対象・費用は、本文の「公的な窓口」の節を参照
×
画面越し(対面の時間はない)
少ない日数から始めやすい△
平日の日中に開く場所が中心。1日だけ通えるかは、問い合わせが必要
○
市の窓口の対象・費用は、本文の「公的な窓口」の節を参照
△
平日毎日の授業が基本
費用を抑えやすい△
大地組スクールは月39,000円、このゆびとまれは16,000円(学期)。可茂自悠学舎は記載なし
△
市の窓口の対象・費用は、本文の「公的な窓口」の節を参照
△
月25,443円(メタバース通学)
天候・移動に左右されにくい△
美濃太田駅・犬山口駅から徒歩圏の場所も。市外への移動は必要
△
市の窓口の対象・費用は、本文の「公的な窓口」の節を参照
○
自宅から参加できる
学校の出席扱いにつなげやすい△
出席扱いは在籍校長の判断。可茂自悠学舎の公式は、出席認定に対応と記載
△
市の窓口の対象・費用は、本文の「公的な窓口」の節を参照
△
在籍校長の判断(NIJINは希望者の97%と公式表記)

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと岐阜県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年9月時点。

オンラインが向いているとき

可児市から近隣の民間に通うには、市外への移動が必要で、毎日の移動や人の多い環境がまだ負担、という段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天候や家族の都合に左右されずに続けられます。

逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。可児市の場合は、「オンラインで毎日の学びを続けながら、週に1〜2日は市のスマイリングルームや、近隣の民間へ」という組み合わせも考えられます(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。

オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと

  • 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
  • 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
  • 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
  • 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、岐阜県内のどこか

この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎|可児市の自宅から毎日「登校」する学校

オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。

NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。

NIJINアカデミーならではの3つの特徴

「通えない」を前提につくったメタバース校舎

公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。

01

顔も声も出さなくていい

カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。

02

関わる人数を自分で選べる

担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。

03

学年も地域もこえて学べる

現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。

「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。

1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。

学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。

先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。

確認したいことNIJINアカデミーの場合(公式の記載)
出席の扱い出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です
同じ時間に同じ仲間と過ごせるか朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります
料金の総額メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり
対面の機会全国52か所にリアル教室があり、リアル教室は、公式サイトの「リアル教室情報」で都道府県ごとに探せます(岐阜県内の教室は、今回、公式サイトの一覧で確認できませんでした。オンライン(メタバース)の校舎なら、岐阜県からでも参加できます)。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる)

合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額(メタバース通学で月25,443円)が、週1日や1回ごとに通える場所より高くなることもある一方、毎日の授業と仲間との時間があり、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、スマイリングルームなどの居場所と組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。

通える場所が合わなくても、42都道府県の子どもと、100社の企業・自治体・大学の大人が集まるメタバース校舎なら、家にいながら毎日いろいろな人とつながれます。

外に出られない日も、自宅から「登校」できる学校。

NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。

出席認定 希望者の97%カメラOFFでもOK42都道府県から通学
NIJINアカデミーを見てみる →

見学で聞いておきたいこと

通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。可児市から通う場合に特に大事なものに印をつけています。

  • 【可児市ならでは】市内の民間が確認できないこと。近隣の3か所は、対象の学年と、移動の方法・時間が大きく関わります。見学の前に、お子さんの学年で通える場所か、通う曜日と送迎の方法はどうするかを、各施設と学校に聞いておく
  • 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。可児市立の学校で実績があるか
  • 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
  • 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
  • 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
  • スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
  • 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
  • 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用

見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。市の教室との併用を考えている場合は、在籍校と市の窓口にも、同じ時期に相談しておくと、手続きが進めやすくなります。

紙の上に置かれた、鉛筆とノート

よくある質問

可児市に、市が運営するフリースクールはありますか。

市が運営する「フリースクール」ではなく、教育支援センター「スマイリングルーム」(可児市坂戸765・可児川苑)があります。月・火・木・金の9:00〜14:45の開室で、問い合わせは0574-42-6481です(市の公式ページ)。

不登校支援室とは何ですか。

市の公式ページに、子育て健康プラザ・マーノ2階(下恵土1-100)にあり、平日8:30〜17:00に、主に保護者の相談を受けると書かれています。電話は0574-62-1111(内線5545・5548)です。

スマイリングルームの費用や申込方法は?

市の公式ページには書かれていませんでした。電話(0574-42-6481)で、対象の条件と申込方法を確認してください。

可児市内に民間のフリースクールはありますか。

今回、各施設の公式サイトで確認できたものはありません。ほかにも小さな居場所がある可能性はありますが、公式に確認できなかったものは載せていません。

近隣の施設には、どこがありますか。

美濃加茂市の可茂自悠学舎(中学生向け・月額記載なし)、多治見市の大地組スクール(小学生向け・月会費39,000円)、愛知県犬山市のこのゆびとまれ(小1〜中3・施設運営費16,000円/学期)を載せています。可児市から通う時間は、今回の調べでは確認できていません。

可児市に、フリースクールの利用料の補助はありますか。

市の公式ページでは、補助の制度を確認できませんでした。「ない」とは断定できないので、市の教育委員会に聞いてみてください。県にも、保護者に直接出す利用料の補助は、今回の調べでは見つかりませんでした。

保護者が相談できる場所はありますか。

市の不登校支援室(0574-62-1111)と、保護者の会「ポプリの会」があります。教育研究所(0574-63-4841)でも教育相談を受けつけています。

可児市の不登校の子は、どのくらいいますか。

今回確認した市の資料では、実数は見つかりませんでした。県全体では、令和6年度に小学校2,326人、中学校3,571人です(岐阜県教育委員会)。

学びの多様化学校(不登校特例校)はありますか。

可児市内では、市の公式ページで確認できませんでした。県内には、岐阜市立草潤中学校(令和3年4月開校の公立の不登校特例校)がありますが、可児市から通えるかどうかは確認できていません。学校か教育委員会に聞いてみてください。

オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。

文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。

まとめ

可児市から通える場所は、市のスマイリングルームと不登校支援室、近隣の可茂自悠学舎、大地組スクール、このゆびとまれが候補になります。

  • 市の「スマイリングルーム」は坂戸(月・火・木・金)、「不登校支援室」は主に保護者向けの相談
  • 民間は、市内で確認できず、近隣の3か所(美濃加茂市・多治見市・犬山市)
  • 市のフリースクール利用料の補助は、公式ページで確認できませんでした
  • 合わないときは、オンラインと、市・県の相談窓口があります

可児市には、市内の民間が確認できず、補助も確認できないので、まず市の窓口に相談し、近隣の民間は見学で通い方を確かめることが大切です。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、市の中にも、市の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

紅茶のカップと、開いた本

この記事の内容を確かめるための一次資料

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文責:にじいろ編集部

公開日:2026年10月6日 / 最終更新:2026年10月6日

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