「中津川市で、学校のかわりに通える場所はありますか」
中津川市(人口71,766人・世帯数32,065世帯・令和8年8月末、市公式)には、市の教育支援センター「あけぼの教室」「かやの木教室」があります。民間は、市内の花咲学園と、恵那市のひふみ学園、多治見市の大地組スクールを、各施設の公式サイトに書かれたことだけで整理しました。
この記事でわかること
- 市の「あけぼの教室」「かやの木教室」の場所・曜日・問い合わせ先
- 市内1か所と、恵那市・多治見市の2か所の、公式サイトに書かれた時間・料金
- 中津川市にフリースクール利用料の補助があるか(確認できた範囲)
- どれも合わないときの選択肢(オンライン)と、相談窓口
この記事は、中津川市・岐阜県の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年10月時点)。
中津川市の今の状況を、数字と場所で確かめる
中津川市は岐阜県の東部にある市で、市公式のトップページには、人口71,766人、世帯数32,065世帯と載っています(令和8年8月末現在)。市の教育支援センターは、田瀬の「あけぼの教室」と、中津の「かやの木教室」の2か所です。
市内の不登校の児童生徒数の実数は、今回確認した市の資料では見つかりませんでした。市内で公式サイトから確認できた民間は、苗木の「花咲学園」の1か所です。ただし、公式サイトには、新規の募集を停止していると書かれています(令和8年7月の掲載)。
そのため、新しく通う場所を探すときは、恵那市のひふみ学園や、多治見市の大地組スクールも候補に入れることになります。どちらも市外で、移動の方法と時間は、今回の調べでは確認できていません。
全国では、文部科学省の調査で令和6年度の小・中学校の不登校は35万3,970人と過去最多になりました。岐阜県では、県教育委員会の発表で、令和6年度の県内の不登校は小学校が2,326人(千人あたり24.3人)、中学校が3,571人(千人あたり67.7人)でした。中津川市の人数は、市の公表資料で確認できた範囲を、次の節に書いています。
知っておきたい3つの壁
公式の記載から見えてきた、中津川市ならではの事情です。
01
市内の民間は、募集の停止が書かれている
市内の花咲学園は、公式サイトに、新規の募集を停止していると書かれています(令和8年7月の掲載)。通えるかどうかは、直接確認が必要です。
02
市の教室は、費用や対象が書かれていなかった
市の公式ページには、あけぼの教室とかやの木教室の電話と開室の曜日・時間が載っていますが、対象と費用と申込方法は書かれていませんでした。まず電話で聞いてみてください。
03
市の補助は、確認できなかった
中津川市の公式ページでは、フリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。県にも、保護者に直接出す利用料の補助は、今回の調べでは見つかりませんでした。「ない」とは断定できないので、市に聞いてみてください。
3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。
中津川市から通えるフリースクールと学びの場(比較一覧)
中津川市内の民間は、公式サイトで確認できた花咲学園だけで、新規の募集は停止中です。恵那市のひふみ学園と、多治見市の大地組スクールを加えた3か所を載せています。費用は公式サイトの金額を優先し、公式に記載がないものは各施設の公式サイトや市の資料に書かれた金額を、出典をつけて書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。
| 施設名(場所) | 対象 | 開所日 | 費用の目安 | 最寄駅・アクセス(公式) |
|---|---|---|---|---|
| 中津川市民立小中一貫校 花咲学園 (中津川市苗木1711-2) | 小学1年〜中学3年。定員20名程度(公式) | 火〜金(週4日)10:00〜15:00。長期休暇あり(公式) | 施設使用料 月3,000円+昼食代300円(日)+教材費。体験は1,000円+実費(公式) | 最寄り駅は公式に書かれていません |
| ひふみ学園 (恵那市岩村町218) | 小1〜中3(公式) | 本校へ通うのは月〜水(祝日除く)。オンラインの朝の会は月〜金8:30〜9:00(公式) | 入会金10,000円+初期費用38,000円+月16,500円(税込)。ドロップイン3,000円/日(公式) | 明知鉄道・岩村駅(公式トップで言及) |
| 自然育児 森のわらべ多治見園「大地組スクール」 (多治見市滝呂町17丁目60-1) | 小学1〜6年(入学は小学5年まで)(公式) | 月〜木 10:00〜15:00、金 10:00〜14:30(金曜はようちえんと合同)(公式) | 入学金50,000円+月会費39,000円+年間食材教材施設維持費66,000円ほか(公式) | 最寄り駅は公式に書かれていません |
3か所のうち、月額が公式サイトの文字で確認できたのは、ひふみ学園(月16,500円・税込)、大地組スクール(月39,000円)、花咲学園(施設使用料が月3,000円)です。ただし、花咲学園は新規の募集を停止中です。
3か所とも、最寄り駅や所要時間は、中津川市からの分は、今回の調べでは確認できていません。ひふみ学園は、公式トップで明知鉄道の岩村駅が言及されています。通う前に、移動の方法と時間を実際に確かめてください。

3か所を1か所ずつ紹介します
ここからは、3か所の公式サイトと公的な資料に書かれていることを1か所ずつまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。
1. 中津川市民立小中一貫校 花咲学園(中津川市苗木1711-2)|中津川市内の、市民立の小中一貫のスクール(現在は新規募集停止)
中津川市苗木1711-2にある「中津川市民立小中一貫校 花咲学園」は、中津川市内の市民立のスクールで、県の調査(令和7年1月末現在)にも載っています。
- 対象(公式):小学1年〜中学3年。定員は20名程度
- 開所(公式):火〜金の週4日、10:00〜15:00。長期休暇があります
- 費用(公式):施設使用料は月3,000円、昼食代は1日300円、教材費は各自。体験は1,000円と、内容による実費。入会金は書かれていません
- 新規入学の募集(公式):「2026年7月現在、定員満席のため新規入学は募集していません」と書かれています。2027年度の小学1年生の新入生も満席です
見学・体験は随時受け付けていると書かれています。ただ、いま空きがあるかどうかは、公式の記載では満席なので、問い合わせで最新の状況を確かめてください。
2. ひふみ学園(恵那市岩村町218)|恵那市の、築270年の古民家で学ぶオルタナティブスクール
恵那市岩村町218の「ひふみ学園」は、2024年4月に開校した、古民家を校舎にしたオルタナティブスクールです。運営はひふみコーチ株式会社で、県の調査(令和7年1月末現在)にも載っています。
- 対象(公式):小1〜中3
- 通う日(公式):本校へ通うのは月〜水(祝日を除く)。オンラインの朝の会は月〜金の8:30〜9:00です
- 費用(公式):入会金10,000円、入校時の初期費用38,000円(入学金10,000円と保護者研修28,000円)、月額16,500円(税込)、ドロップインは1日3,000円。世帯の収入に応じた調整の制度があります
- 見学・体験(公式):現地見学か、オンラインの無料相談会のあとに、体験入校があります
月額16,500円には、令和6年度の開校特典で半額になっているという注記があり、いまの金額かどうかは、公式の案内だけでは判断できませんでした。必ず、問い合わせで最新の月額を確かめてください。
3. 自然育児 森のわらべ多治見園「大地組スクール」(多治見市滝呂町17丁目60-1)|多治見市の、自然の中で対話を重ねる小学生向けのスクール
多治見市滝呂町17丁目60-1(オリベフットサルパーク多治見内)の「大地組スクール」は、一般社団法人MORIWARA自然育児 森のわらべ多治見園が運営する、小学生向けのオルタナティブスクールです。県の調査(令和7年1月末現在)にも載っています。
- 対象(公式):小学1〜6年(入学は小学5年まで受け入れ)
- 開所(公式):月〜金。月〜木は10:00〜15:00、金曜は10:00〜14:30(ようちえんと合同の活動)。長期休暇があり、休暇の月も月会費がかかります
- 料金(公式):入学金50,000円、月会費39,000円、年間の食材・教材・施設維持費66,000円、医療機関提携料4,000円。保険料は実費で、調理の日の食材費や遠足の費用は別です。翌年からは年間登録料5,000円がかかります
- 特徴(公式):子ども同士の対話を大切にし、焚火・木工・調理などの体験を中心に過ごします
体験の費用は、公式サイトに書かれていません。中学生は対象外なので、中学生のお子さんは、ほかの場所を探す必要があります。
中津川市から通う場合の費用相場と、補助の有無
3か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。
| 施設名 | 入会金 | 月額の目安 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 花咲学園 | 記載なし | 施設使用料 月3,000円。昼食代300円/日。教材費は各自。体験1,000円+実費(公式) | 花咲学園公式サイト |
| ひふみ学園 | 10,000円(公式) | 月16,500円(税込。令和6年度の開校特典で半額と注記)。ドロップイン1日3,000円。所得に応じた調整制度あり(公式) | ひふみ学園公式サイト(学園案内) |
| 大地組スクール | 50,000円(公式) | 月会費39,000円。年間食材・教材・施設維持費66,000円。医療機関提携料4,000円。保険料は実費(翌年から年間登録料5,000円)(公式) | 大地組スクール公式サイト |
費用は、各施設の公式サイトに書かれた金額を並べました。花咲学園は施設使用料 月3,000円+昼食代300円(日)+教材費、ひふみ学園は入会金10,000円+初期費用38,000円+月16,500円(税込)、大地組スクールは入学金50,000円+月会費39,000円+年間の食材・教材・施設維持費66,000円ほかです。市のあけぼの教室・かやの木教室の費用は、市の公式ページに書かれていませんでした。
補助については、中津川市の公式サイトではフリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。岐阜県には、フリースクールの利用料を保護者に直接助成する県の制度は、今回確認した県の公式ページでは見つかりませんでした。県の資料には、市町村の教育委員会と民間施設が連携するための事業が載っていますが、利用料の補助とは別のものです。市の補助は確認できませんでした。民間は、通う日数や曜日を決めて始めると、月々の負担を調整しやすくなります。ひふみ学園には、所得に応じた調整制度があると公式サイトに書かれています。
費用をおさえる方法としては、①市の「あけぼの教室」「かやの木教室」を中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

その前に確認したい、中津川市の公的な窓口
民間の場所を探す前に、市の窓口も知っておくと選択肢が広がります。
教育支援センター「あけぼの教室」「かやの木教室」
市の公式ページには、次のように書かれています。
- あけぼの教室:中津川市田瀬。電話 0573-72-3206。月〜金の9:00〜15:00
- かやの木教室:中津川市中津。電話 0573-65-1166。月〜金の9:00〜15:00
- 内容:教育相談を行っています。対象・費用・申込方法は、市の公式ページには書かれていませんでした。電話で確認してください
教育研修所と学校教育課
教育研修所(中津川市かやの木町2-1)は、電話 0573-66-1111(内線4240)です。学校教育課は同じ代表電話の内線4235です。そのほかに、青少年なやみごと電話相談室(0573-65-3433)があります。
それでも「合いそうな場所がない」と思ったら
通える場所が近くにあっても、「どれも今は合わない」「まだ外に出るのがつらい」と感じることは珍しくありません。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。
通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で
| フリースクール (通所) | 中津川市の 公的な窓口 | オンライン (自宅から) | |
|---|---|---|---|
| 対面で人と直接会える | △ 花咲学園は新規募集停止中。市外の施設は移動が必要 | ○ 市の窓口の対象・費用は、本文の「公的な窓口」の節を参照 | × 画面越し(対面の時間はない) |
| 少ない日数から始めやすい | △ ひふみ学園はドロップイン3,000円/日。花咲学園は週4日 | ○ 市の窓口の対象・費用は、本文の「公的な窓口」の節を参照 | △ 平日毎日の授業が基本 |
| 費用を抑えやすい | △ ひふみ学園は月16,500円、大地組スクールは月39,000円。花咲学園は月3,000円(募集停止) | △ 市の窓口の対象・費用は、本文の「公的な窓口」の節を参照 | △ 月25,443円(メタバース通学) |
| 天候・移動に左右されにくい | △ 市外の施設は移動が必要。所要時間は確認できず | △ 市の窓口の対象・費用は、本文の「公的な窓口」の節を参照 | ○ 自宅から参加できる |
| 学校の出席扱いにつなげやすい | △ 出席扱いは在籍校長の判断。施設ごとに確認が必要 | △ 市の窓口の対象・費用は、本文の「公的な窓口」の節を参照 | △ 在籍校長の判断(NIJINは希望者の97%と公式表記) |
○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと岐阜県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年9月時点。
オンラインが向いているとき
中津川市から民間に通うには、市外への移動が必要になる場合があり、毎日の移動や人の多い環境がまだ負担、という段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天候や家族の都合に左右されずに続けられます。
逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。中津川市の場合は、「オンラインで毎日の学びを続けながら、週に1〜2日は市のあけぼの教室・かやの木教室や、ひふみ学園のドロップインへ」という組み合わせも考えられます(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。
オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと
- 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
- 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
- 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
- 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、岐阜県内のどこか
この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。
NIJINアカデミーのメタバース校舎|中津川市の自宅から毎日「登校」する学校
オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。
NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。
「通えない」を前提につくったメタバース校舎
公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。
01
顔も声も出さなくていい
カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。
02
関わる人数を自分で選べる
担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。
03
学年も地域もこえて学べる
現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。
「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。
1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。
学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。
先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。
| 確認したいこと | NIJINアカデミーの場合(公式の記載) |
|---|---|
| 出席の扱い | 出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です |
| 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか | 朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります |
| 料金の総額 | メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり |
| 対面の機会 | 全国52か所にリアル教室があり、リアル教室は、公式サイトの「リアル教室情報」で都道府県ごとに探せます(岐阜県内の教室は、今回、公式サイトの一覧で確認できませんでした。オンライン(メタバース)の校舎なら、岐阜県からでも参加できます)。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる) |
合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額(メタバース通学で月25,443円)が、週1日や1回ごとに通える場所より高くなることもある一方、毎日の授業と仲間との時間があり、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、あけぼの教室・かやの木教室などの居場所と組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。
通える場所が合わなくても、42都道府県の子どもと、100社の企業・自治体・大学の大人が集まるメタバース校舎なら、家にいながら毎日いろいろな人とつながれます。
外に出られない日も、自宅から「登校」できる学校。
NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。
見学で聞いておきたいこと
通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。中津川市から通う場合に特に大事なものに印をつけています。
- 【中津川市ならでは】市内の民間は新規募集が停止中。花咲学園は募集停止中で、恵那市のひふみ学園と多治見市の大地組スクールは、市外への移動が必要です。見学の前に、通える曜日と送迎の方法、募集の状況を、各施設と学校に聞いておく
- 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。中津川市立の学校で実績があるか
- 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
- 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
- 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
- スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
- 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
- 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用
見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。市の教室との併用を考えている場合は、在籍校と市の窓口にも、同じ時期に相談しておくと、手続きが進めやすくなります。

よくある質問
中津川市に、市が運営するフリースクールはありますか。
市が運営する「フリースクール」ではなく、教育支援センターの「あけぼの教室」(田瀬・0573-72-3206)と「かやの木教室」(中津・0573-65-1166)があります。どちらも月〜金の9:00〜15:00で、教育相談を行っています(市の公式ページ)。
あけぼの教室・かやの木教室の対象や費用は?
市の公式ページには、対象・費用・申込方法は書かれていませんでした。電話で、条件と申込方法を確認してください。
中津川市内に民間のフリースクールはありますか。
今回、公式サイトで確認できたのは、苗木の「花咲学園」だけです。公式サイトには、新規の募集を停止していると書かれています(令和8年7月の掲載)。
花咲学園の費用は、いくらですか。
公式サイトには、施設使用料が月3,000円、昼食代が1日300円、教材費は各自と書かれています。体験は1,000円+実費です。募集の状況は、直接確認してください。
ひふみ学園の費用は、いくらですか。
公式サイトには、入会金10,000円、初期費用38,000円、月16,500円(税込)、ドロップイン1日3,000円と書かれています。所得に応じた調整制度もあります。令和6年度の開校特典で半額という注記もあります。
大地組スクールにも通えますか。
多治見市の大地組スクールは、小学生向け(入学は小学5年まで)で、月会費は39,000円です。中津川市から通う時間は、今回の調べでは確認できていません。
中津川市に、フリースクールの利用料の補助はありますか。
市の公式ページでは、補助の制度を確認できませんでした。「ない」とは断定できないので、市の学校教育課(0573-66-1111・内線4235)に聞いてみてください。県にも、保護者に直接出す利用料の補助は、今回の調べでは見つかりませんでした。
中津川市の不登校の子は、どのくらいいますか。
今回確認した市の資料では、実数は見つかりませんでした。県全体では、令和6年度に小学校2,326人、中学校3,571人です(岐阜県教育委員会)。
学びの多様化学校(不登校特例校)はありますか。
中津川市内では、市の公式ページで確認できませんでした。県内には、岐阜市立草潤中学校(令和3年4月開校の公立の不登校特例校)がありますが、中津川市から通えるかどうかは確認できていません。学校か教育委員会に聞いてみてください。
オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。
文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。
まとめ
中津川市から通える場所は、市のあけぼの教室とかやの木教室、市内の花咲学園(新規募集停止)、恵那市のひふみ学園、多治見市の大地組スクールが候補になります。
- 市の「あけぼの教室」は田瀬、「かやの木教室」は中津(月〜金9:00〜15:00)
- 民間は、市内の花咲学園(新規募集停止中)と、恵那市・多治見市の2か所
- 市のフリースクール利用料の補助は、公式ページで確認できませんでした
- 合わないときは、オンラインと、市・県の相談窓口があります
中津川市には、利用料の補助が確認できず、市内の民間も募集が停止中なので、まず市の教室に相談し、民間は見学で通い方を確かめることが大切です。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、市の中にも、市の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

この記事の内容を確かめるための一次資料
- 中津川市:教育研修所
- 中津川市:学校教育課
- 中津川市:子どもの相談窓口(PDF)
- 中津川市:人口・世帯数(トップページ)
- 中津川市民立小中一貫校 花咲学園:公式サイト
- ひふみ学園:学園案内(公式)
- 自然育児 森のわらべ多治見園:大地組スクール(公式)
- 岐阜県教育委員会:令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等の状況(発表資料・令和7年10月28日)
- 岐阜県教育委員会:不登校支援のページ(フリースクール等との連携)
- 岐阜県:県内の義務教育段階の子どもが通う民間施設・団体に関する調査結果(令和7年1月末現在)
- 岐阜県:学校・フリースクール等連携ガイドライン(令和6年6月更新)
- 岐阜県教育委員会:相談窓口の一覧
- 文部科学省:令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等調査(全文)
- NIJINアカデミー 公式サイト(累計入学者数・出席認定率・学費・メタバース校舎・教育モデル)
※確認日:2026年10月6日
文責:にじいろ編集部
公開日:2026年10月6日 / 最終更新:2026年10月6日


