「大月市で、学校のかわりに通える場所はありますか」
大月市(人口20,601人・世帯数10,234世帯・2026年10月1日現在、市公式)には、市の教育支援センター「つむぎ」があり、フリースクール等の利用料助成もあります。民間は、市内の「フリースクール・オンリーワン」を、公式サイトに書かれたことだけで整理しました。
この記事でわかること
- 市の教育支援センター「つむぎ」の場所・時間・費用・問い合わせ先
- 市内の民間「フリースクール・オンリーワン」の、公式サイトに書かれた時間・料金
- 大月市の「フリースクール等利用料助成事業」の対象と上限(月3万円)
- どれも合わないときの選択肢(オンライン)と、相談窓口
この記事は、大月市・山梨県の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年10月時点)。
大月市の今の状況を、数字と場所で確かめる
大月市は山梨県にある市で、市公式のトップページには、人口20,601人、世帯数10,234世帯と載っています(2026年10月1日現在、住民基本台帳・外国人住民を含む)。
市内の不登校の児童生徒の人数は、今回確認した市の資料では、人数としては見つかりませんでした。市の教育振興基本計画には「不登校児童・生徒の割合」の記載がありますが、何を分母にした数字かを確認できなかったため、この記事には載せていません。
市内の通える場所は、市の教育支援センター「つむぎ」と、民間のフリースクール・オンリーワンです。どちらも賑岡町強瀬747にあると、市の公式ページと公式サイトに書かれています。市には、フリースクール等の利用料を助成する制度もあります。
全国では、文部科学省の調査で令和6年度の小・中学校の不登校は35万3,970人と過去最多になりました。山梨県では、県教育委員会の資料で、令和5年度の公立小・中学校の不登校が小学校788人(前年度686人)、中学校1,401人(同1,213人)で、合計2,189人でした。令和6年度の県の小・中別の人数は、今回確認した範囲では、県の一次資料で数字を確認できませんでした。大月市の人数は、市の公表資料で確認できた範囲を、次の節に書いています。
知っておきたい3つの壁
公式の記載から見えてきた、大月市ならではの事情です。
01
民間は市内に1か所。選べる幅は広くない
今回確認できた市内の民間は、公式サイトで確認できたフリースクール・オンリーワン1か所です。県の一覧ページにも、大月市の民間はこの1か所だけです。ほかの市町村の施設までの交通は確認できなかったので、載せていません。
02
費用は、コースの幅が大きい
オンリーワンは入会金20,000円で、月額は週1日15,000円から週5日40,000円まで、公式サイトに書かれています。通う日数で負担が変わります。
03
市の助成には、条件がある
市の助成は、就学援助・児童扶養手当・多子世帯のいずれかに当てはまり、在籍校が出席扱いと認めた施設に通う場合が対象で、授業料のみ、上限は月3万円です(市の公式ページ)。事前の相談が必要です。
3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。
大月市から通えるフリースクールと学びの場(比較一覧)
大月市内の民間は、公式サイトで確認できたオンリーワン1か所だけです。市の「つむぎ」と同じ住所にあります。費用は公式サイトの金額を優先し、公式に記載がないものは各施設の公式サイトや市の資料に書かれた金額を、出典をつけて書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。
| 施設名(場所) | 対象 | 開所日 | 費用の目安 | 最寄駅・アクセス(公式) |
|---|---|---|---|---|
| フリースクール・オンリーワン (大月市賑岡町強瀬) | 不登校・行き渋りのある小中学生、他校在籍の高校生、高校既卒者 | 月〜金 10:05〜14:10(県の紹介資料。祝日・長期休み・行事等を除く) | 入会金20,000円+月額15,000〜40,000円 | 公式サイトに最寄り駅の記載なし |
民間はオンリーワン1か所なので、並べて比べることはできません。オンリーワンは、入会金と週ごとの月額、オンラインコースの金額まで公式サイトに書かれています。市の「つむぎ」は、指導・支援料と相談料はいただかないと、市の公式ページに書かれています。
オンリーワンとつむぎは、どちらも賑岡町強瀬747にあります。最寄り駅やバスの案内は、公式サイトにも市の公式ページにも確認できませんでした。通う手段と所要時間は、見学の前に問い合わせて確かめてください。

市内の民間1か所を紹介します
ここからは、市内の民間1か所について、公式サイトと公的な資料に書かれていることをまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。
1. フリースクール・オンリーワン(大月市賑岡町強瀬)|市の教育支援センターと同じ建物にある、大月市内の民間の場所
大月市賑岡町強瀬747の2階にある、NPO法人のフリースクールです。公式サイトには、さくら国際高等学校大月キャンパスと併設で、2010年5月に設立、2018年2月に法人化されたと書かれています。県の紹介資料では、場所は「大月市教育支援センター2階」と書かれています。
- 対象(公式):不登校・行き渋りのある小中学生、他校に在籍する高校生、高校既卒者
- コース(公式):登校型(週5日・週2日・週1日)とオンライン
- 費用(公式):入会金20,000円。月額は週5日40,000円、週2日28,000円、週1日15,000円、オンライン15,000〜40,000円(教材費込み)。学習支援は1時間2,000円、放課後預かりは月額15,000円
- 体験(公式):1日体験授業は無料(1回のみ)
- 時間(県の紹介資料):月〜金(祝日・長期休み・行事等を除く)10:05〜14:10。公式サイトには時間割の記載を確認できませんでした
- 電話:0554-22-3362
公式サイトには、「遊びも学びの大切な一部」という考え方と、発達の特性やメンタル面に対応するサポート体制、全国から参加できる親の会「ぬくもり」があることが書かれています。最寄り駅やバスの案内は公式サイトで確認できなかったので、通い方は問い合わせで確かめてください。大月市の助成制度の対象施設かどうかも、市の公式ページでは確認できませんでした。
大月市から通う場合の費用相場と、補助の有無
民間1か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。
| 施設名 | 入会金 | 月額の目安 | 出典 |
|---|---|---|---|
| オンリーワン | 20,000円 | 週1日15,000円/週2日28,000円/週5日40,000円(オンライン15,000〜40,000円) | 公式サイト |
費用は公式サイトの金額で並べました。オンリーワンは、入会金20,000円で、月額は登校型の週5日40,000円、週2日28,000円、週1日15,000円、オンライン15,000〜40,000円(教材費込み)です。学習支援は1時間2,000円、放課後預かりは月額15,000円です。校外学習の積立金は、毎年の保護者懇談会で決まると書かれていて、金額は確認できませんでした。市の「つむぎ」は、指導・支援料と相談料はいただかないと、市の公式ページに書かれています(個人的に必要な教材等を買う場合は自己負担)。
補助については、大月市に「フリースクール等利用料助成事業」があると、市の公式ページに書かれています。対象は、市内に住む小中学生の保護者で、不登校等で学校に通えていない世帯のうち、就学援助を受けている世帯・児童扶養手当を受けている世帯・3人以上の子(就学中)を養育している多子世帯のいずれかで、在籍校が出席扱いと認めたフリースクール等に通っている場合です。補助の上限は月3万円で、対象は授業料のみ(入学金・年会費などは対象外)です。申請の前に、担当課への相談が必要と書かれています(子育て健康課 子育て支援担当 0554-23-8032)。山梨県には、「フリースクール利用支援事業費補助金」の交付要綱があります(令和7年4月施行、令和8年4月に改正)。実施するのは市町村や市町村教育委員会で、対象は在籍校が指導要録上の出席扱いを認めたフリースクールを使う、生活困窮世帯・ひとり親世帯・多子世帯(22歳までの就学中の子が3人以上)です。補助は対象経費の2分の1以内で、1人あたり月額15,000円が上限と書かれています。この枠組みを大月市が実施しているかどうかは、大月市の公式ページでは確認できませんでした。オンリーワンが市の助成の対象施設かどうかは、市の公式ページでは確認できませんでした。申請の前に、市とオンリーワンの両方に確認してください。
費用をおさえる方法としては、①市の教育支援センター「つむぎ」を中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

その前に確認したい、大月市の公的な窓口
民間の場所を探す前に、市の窓口も知っておくと選択肢が広がります。
教育支援センター「つむぎ」
市の公式ページとパンフレットには、次のように書かれています。
- 場所:大月市賑岡町強瀬747(旧強瀬小 やまゆり館)
- 対象:学校に登校していない小中学生、学校に行きづらさを感じている小中学生
- 開室:月〜金の9:00〜17:00(土日祝は休み。夏・冬休みの開室日は休み前に案内)
- 費用:指導・支援料と相談料はいただきません。個人的に必要な教材等を買う場合は自己負担です
- 電話:0554-23-7066(不在のときは、学校教育課 こどもの学び支援担当 0554-23-8047)
申込の手順は、パンフレットでは確認できなかったので、電話で問い合わせてください。
教育支援室の相談
大月市の教育支援室(大月二丁目6番20号・市役所内)は、電話0554-23-8058、月〜金の9:30〜16:00で、予約制の相談を受けています。申し込みは電話かメールです。
それでも「合いそうな場所がない」と思ったら
通える場所が近くにあっても、「どれも今は合わない」「まだ外に出るのがつらい」と感じることは珍しくありません。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。
通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で
| フリースクール (通所) | 大月市の 公的な窓口 | オンライン (自宅から) | |
|---|---|---|---|
| 対面で人と直接会える | △ オンリーワンは登校型。通う手段の確認が必要 | ○ 「つむぎ」で先生や仲間と会える | × 画面越し(対面の時間はない) |
| 少ない日数から始めやすい | ○ オンリーワンは週1日15,000円のコースがある | △ 「つむぎ」の申込手順は、パンフレットで確認できなかった | △ 平日毎日の授業が基本 |
| 費用を抑えやすい | △ 週1日15,000円〜週5日40,000円。助成は月3万円まで(条件あり) | ○ 「つむぎ」は指導・支援料がかからない | △ 月25,443円(メタバース通学) |
| 天候・移動に左右されにくい | △ オンリーワンのオンラインコースなら自宅から参加できる | △ 「つむぎ」は通う手段の確認が必要 | ○ 自宅から参加できる |
| 学校の出席扱いにつなげやすい | △ 出席扱いは在籍校長の判断。施設ごとに確認が必要 | △ 「つむぎ」の出席扱いは、市の公式ページで確認できなかった | △ 在籍校長の判断(NIJINは希望者の97%と公式表記) |
○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと山梨県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年10月時点。
オンラインが向いているとき
大月市から通うときは、毎日の移動や人の多い環境が、まだ負担になる段階があります。「まず生活のリズムを戻したい」「外に出るのがまだ負担」という段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天候や家族の都合に左右されずに続けられます。
逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。大月市の場合は、「オンラインで毎日の学びを続けながら、週に1日は市の「つむぎ」やオンリーワンへ」という組み合わせも考えられます(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。
オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと
- 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
- 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
- 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
- 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、山梨県内のどこか
この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。
NIJINアカデミーのメタバース校舎|大月市の自宅から毎日「登校」する学校
オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。
NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。
「通えない」を前提につくったメタバース校舎
公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。
01
顔も声も出さなくていい
カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。
02
関わる人数を自分で選べる
担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。
03
学年も地域もこえて学べる
現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。
「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。
1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。
学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。
先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。
| 確認したいこと | NIJINアカデミーの場合(公式の記載) |
|---|---|
| 出席の扱い | 出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です |
| 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか | 朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります |
| 料金の総額 | メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり |
| 対面の機会 | 全国52か所にリアル教室があり、リアル教室は、公式サイトの「リアル教室情報」で都道府県ごとに探せます(山梨県内には「山梨甲府校」があり、公式サイトの教室ページでは、対象地域が「甲府市・甲斐市・南アルプス市・笛吹市周辺」と書かれています。大月市は含まれていません。オンライン(メタバース)の校舎なら、山梨県からでも参加できます)。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる) |
合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額(メタバース通学で月25,443円)が、週単位で通う場合より高くなることもある一方、毎日の授業と仲間との時間があり、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、市の「つむぎ」やオンリーワンと組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。
通える場所が合わなくても、42都道府県の子どもと、100社の企業・自治体・大学の大人が集まるメタバース校舎なら、家にいながら毎日いろいろな人とつながれます。
外に出られない日も、自宅から「登校」できる学校。
NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。
見学で聞いておきたいこと
通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。大月市から通う場合に特に大事なものに印をつけています。
- 【大月市ならでは】市の「つむぎ」とオンリーワンは同じ住所。どちらも賑岡町強瀬747にあるので、見学の相談をまとめられるかを、問い合わせで確かめる。市の助成を使うなら、申請の前に子育て健康課への相談が必要
- 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。大月市立の学校で実績があるか
- 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
- 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
- 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
- スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
- 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
- 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用
見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。市の「つむぎ」や助成との併用を考えている場合は、在籍校と市の窓口にも、同じ時期に相談しておくと、手続きが進めやすくなります。

よくある質問
大月市に、市が運営するフリースクールはありますか。
市が運営する「フリースクール」ではなく、教育支援センター「つむぎ」があります。大月市賑岡町強瀬747(旧強瀬小 やまゆり館)で、月〜金の9:00〜17:00に開いています(土日祝は休み)。指導・支援料と相談料はいただかないと、市の公式ページに書かれています。電話は0554-23-7066です。
「つむぎ」の対象や申込方法は?
対象は、学校に登校していない小中学生と、学校に行きづらさを感じている小中学生です。申込の手順は、今回確認したパンフレットには書かれていなかったので、電話(0554-23-7066)か、学校教育課 こどもの学び支援担当(0554-23-8047)で確認してください。
大月市に民間のフリースクールはありますか。
今回確認した範囲では、公式サイトで確認できる市内の民間は、フリースクール・オンリーワン(賑岡町強瀬)1か所でした。山梨県の一覧ページでも、大月市の民間はこの1か所です。
オンリーワンの料金はいくらですか。
公式サイトには、入会金20,000円、月額は週5日40,000円、週2日28,000円、週1日15,000円、オンライン15,000〜40,000円(教材費込み)と書かれています。1日体験授業は無料(1回のみ)です。
大月市で、フリースクールの費用への補助はありますか。
市の公式ページに「フリースクール等利用料助成事業」があります。就学援助・児童扶養手当・多子世帯のいずれかに当てはまり、在籍校が出席扱いと認めた施設に通う場合に、授業料に月3万円を上限に助成されます。入学金・年会費などは対象外で、申請の前に子育て健康課(0554-23-8032)に相談が必要です。
オンリーワンは、市の助成の対象になりますか。
市の公式ページでは、対象施設の一覧を確認できませんでした。オンリーワンが対象かどうかは、市の子育て健康課と、オンリーワンの両方に確認してください。
フリースクールに通うと、学校の出席扱いになりますか。
出席扱いにするかどうかを決めるのは、在籍校の校長です。山梨県は、令和6年8月に「指導要録上の出席扱い」等に関するガイドラインを出しています。県の一覧ページにも、出席扱いは個別の対応で、出席扱いとなることを保障するものではないと書かれています。通う前に、在籍校に相談してください。
「大月市」の不登校の子は、どのくらいいますか。
大月市の人数は、今回確認した市の資料では、人数としては見つかりませんでした。県全体では、令和5年度の公立小・中学校で、小学校788人・中学校1,401人です(県教育委員会の資料)。令和6年度の県の小・中別の人数は、今回、県の一次資料で確認できませんでした。
最初に、どこに相談すればよいですか。
まずは在籍校の先生か、大月市の教育委員会の窓口です(本文の公的な窓口の節に書きました)。山梨県総合教育センターの相談支援センターには、「やまなし子どもSOSダイヤル」(電話相談 0120-0-78310、24時間365日)と、予約制の面接相談(055-267-5887、月〜金の9:00〜17:00)があります(県の資料・令和7年度)。
オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。
文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。
まとめ
大月市から通える場所は、市の教育支援センター「つむぎ」と、市内の民間のフリースクール・オンリーワンが候補になります。
- 市の「つむぎ」は月〜金の9:00〜17:00。指導・支援料と相談料はいただかないと、市が書いている
- 民間は市内にオンリーワン1か所。月額は週1日15,000円〜週5日40,000円
- 市の「フリースクール等利用料助成事業」は、条件を満たせば月3万円まで(授業料のみ)
- 合わないときは、オンラインと、市・県の相談窓口があります
大月市には、市の教室と助成がありますが、民間の選択肢は1か所です。まず市の窓口に相談し、見学で通い方を確かめることが大切です。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、市の中にも、市の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

この記事の内容を確かめるための一次資料
- 大月市:教育支援のページ
- 大月市:教育支援センター「つむぎ」のご案内(PDF)
- 大月市:教育相談窓口(教育支援室)
- 大月市:フリースクール等利用料助成事業
- 大月市:人口と世帯数(2026年10月1日現在)
- フリースクール・オンリーワン:公式サイト(概要)
- NPO法人フリースクール・オンリーワン 公式サイト(入学案内)
- 山梨県:フリースクール利用支援事業費補助金交付要綱
- 山梨県:教育支援センター・フリースクール等(県の一覧ページ)
- 山梨県教育委員会:不登校児童生徒の状況(令和6年11月の県教育委員会資料)
- 山梨県:不登校児童生徒の「指導要録上の出席扱い」等に関するガイドライン(令和6年8月)
- 山梨県総合教育センター:相談機関のご案内(令和7年度)
- 文部科学省:令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等調査(抜粋)
- NIJINアカデミー 公式サイト(累計入学者数・出席認定率・学費・メタバース校舎・教育モデル)
※確認日:2026年10月7日
文責:にじいろ編集部
公開日:2026年10月7日 / 最終更新:2026年10月7日


