通信制高校のスクーリングに行けないときは、まず在籍する通信制高校へ欠席の連絡をし、必要な面接指導の残り時間、振替・補充の方法、期限を確認してください。欠席した日があるだけで、直ちに卒業できなくなると決まるわけではありません。一方、必要な面接指導を満たす方法は学校や科目ごとに違い、自動で振り替えられるとは限りません。
にじいろは株式会社NIJINが運営し、この記事で紹介するNIJIN高等学院も同社の事業です。この記事では、スクーリングを実施する高校とサポート校の役割を分け、欠席した後に確認することを整理します。情報は2026年10月25日に各公式情報を確認しています。
スクーリングに行けないときは、在籍校へ連絡して次の手順を確認する
スクーリングは、通信制高校で単位を修得するために行う面接指導です。登校日が近づいて体調が悪くなった場合や、当日になって外出が難しいと感じた場合は、無理に一人で判断せず、学校の案内に従って連絡しましょう。すでに欠席した場合も、次の実施日を待つのではなく、早めに状況を伝えると、残りの手続きや期限を把握しやすくなります。
- 欠席の連絡をする:担任、スクーリング担当、キャンパス窓口など、学校から指定された連絡先へ、欠席する科目・日程と現在の状況を伝えます。
- 何を満たせていないかを聞く:科目ごとの出席記録、必要な面接指導時間、次の授業や試験に進める条件を確認します。
- 代わりの機会と期限を確認する:別日程への振替、補充スクーリング、視聴報告課題など、その学校で認められる方法と申込期限を聞きます。
- 単位・費用・卒業時期を確認する:補充の費用、交通や宿泊、提出物、未修得になった場合の再履修や卒業予定への影響を確認します。
- 決まった内容を記録する:次の連絡日、予約方法、提出期限をメモし、口頭の案内で不明点が残る場合はメール等で確認します。
体調不良、強い不安、家族の事情など、欠席の理由を細かく説明できないこともあります。話せる範囲で伝えれば構いません。「今は会場へ行くのが難しい」「電話なら保護者ができる」「まずメールで相談したい」など、連絡しやすい方法も一緒に伝えてみてください。
NIJIN高等学院を検討している場合は、同学院が通信制高校のスクーリング会場を運営しているわけではない点を確かめてください。公式FAQによると、スクーリングは提携する通信制高校で受け、学院はスケジュール調整や準備を支援します。提携高校への確認や相談先を整理したい家庭には、サポート校を併用する選択肢があります。スクーリングを免除したり、出席を代替したりするものではありません。
スクーリングは通信制高校の学習の一部。オンライン授業とは役割が異なる
通信制高校では、自宅等で行うレポート(添削指導)、先生から対面で指導を受けるスクーリング(面接指導)、多様なメディアを使った学習、試験などを組み合わせて単位修得を目指します。文部科学省の通信制高校情報サイトは、スクーリングを先生や他の生徒と対面で学ぶ方法として説明しています。学校によっては授業の一部をメディア学習で置き換えられますが、必要な条件や上限が定められています。
自宅で動画を見たりオンライン教材に取り組んだりしただけで、欠席したスクーリングが自動的に出席扱いになるとは限りません。メディア学習が認められる場合でも、学校が指定する動画、報告課題、期限、認定基準を満たす必要があります。どの科目の何時間に適用できるかを、在籍する高校へ確認してください。
| 学習方法 | 主な内容 | 欠席後に確認すること |
|---|---|---|
| レポート(添削指導) | 学校が定めた課題を提出し、添削を受ける | 提出状況、期限、再提出や補習の方法 |
| スクーリング(面接指導) | 学校等の会場で対面指導を受ける | 科目別の残り時間、次回日程、振替や補充の可否 |
| メディア学習 | 動画等を視聴し、報告課題等に取り組む | 対象科目、認定要件、期限、面接指導を代替できる範囲 |
| 試験 | 学習内容の到達度を確認する | 受験資格、試験日、欠席時の対応と再受験方法 |
文部科学省の説明では、多様なメディアを利用した指導によって面接指導の時間数を一定範囲で免除できる場合があります。通常は科目ごとの面接指導時間の6割以内、生徒の実態等を考慮して特に必要な場合は複数メディアを合わせて8割以内とされています。これは「欠席したら動画を見れば必ず補える」という意味ではありません。適用の判断、視聴報告課題の扱い、残り時間の管理は学校が行うため、自己判断で欠席や代替を決めないでください。
通信制高校の学習全体や登校日数の考え方を確認したい場合は、にじいろの通信制高校の登校日数とスクーリングの解説も参考になります。レポートの提出方法は通信制高校のレポート学習ガイド、単位認定試験の結果後の手順は単位認定試験に落ちた場合の解説で扱っています。この記事では一般的な登校日数の比較ではなく、欠席した後に必要となる具体的な確認に焦点を当てています。

学校に聞く項目は、科目・時間・振替・期限・費用の5つ
「欠席しました。どうすればよいですか」とだけ連絡すると、学校からの返答を受けた後に、必要な情報をもう一度聞くことになるかもしれません。連絡前に、授業日、科目、欠席の事情、学校から届いている案内を手元に置き、次の表を使って確認項目を整理しておきましょう。
| 確認項目 | 学校への質問例 | 記録しておく答え |
|---|---|---|
| 欠席の記録 | どの科目、どの日の面接指導が欠席扱いになっていますか | 科目名、日付、出席記録の確認先 |
| 必要時間 | 単位認定に必要な面接指導時間と、現在の残りは何時間ですか | 必要時間、修得済み時間、残り時間 |
| 別日程・振替 | 別会場や別日程へ移れますか。申込期限と定員はありますか | 振替候補日、会場、申込方法、締切 |
| 補充・メディア | 補充スクーリングや報告課題で補える科目・時間はありますか | 対象、課題、期限、認定条件 |
| 費用・移動 | 補充に費用がかかりますか。交通・宿泊費の補助や代替会場はありますか | 学校へ払う額、交通・宿泊費、自己負担 |
| 単位・卒業予定 | 必要時間を満たせない場合、単位や卒業時期にどう影響しますか | 追加履修、翌年度の扱い、次に相談する期限 |
学校から「あと何時間必要です」と聞いた場合は、履修科目ごとの内訳も確認します。全ての科目で必要時間を満たせているかは、単純な総時間だけでは分からないことがあります。体育、実験・実習、特別活動など、別の授業・活動として管理されている項目があれば、それぞれの出席状況を聞いてください。
振替先の会場が通常のキャンパスや自宅から遠い場合、移動時間や交通費、保護者の付き添いの要否が現実的な負担になります。候補日を聞くときは、場所、開始・終了時刻、持ち物、宿泊の必要性も確認しましょう。配慮が必要な事情があれば、どの窓口に伝えればよいか、事前に学校へ相談できます。

欠席後の対応は学校ごとに違う。公式情報で確認できる4つの例
同じ「通信制高校」でも、スクーリングの日数・会場・科目の進め方は異なります。欠席後の振替や補充の方法も、全国一律の共通ルールとして「必ず別日に出られる」「必ず翌年に回せる」とは言えません。学校が公開している案内を確認し、まだ分からない条件は在籍校へ問い合わせてください。
| 学校・公式案内 | 公表されている対応 | 個別に確認すること |
|---|---|---|
| 英風高等学校(大阪) | 欠席時は、まず視聴レポートで学習を補い、それで補えない場合に補充スクーリング、さらに必要に応じて特別補講を行うと案内 | 対象科目・時間、申込期限、補充日、費用、本人の履修状況 |
| 四谷学院高等学校 | 体調不良で欠席した場合、別日程のスクーリングがあれば振替可能。振替できない場合は翌年のスクーリングに参加する案内 | 現在の年度・コースで利用できる日程、振替会場、単位と卒業予定への影響 |
| 京都芸術大学附属高等学校 | 公式ページでコースごとのスクーリング受講方法・実施会場を案内 | 欠席後の補充や別日程の具体条件は、在籍するコースの窓口に確認 |
| 愛知県立武豊高等学校(2024年質問回答) | メディア視聴と報告課題で面接指導時間の6割以内(特例で8割以内)を代替できる制度説明を掲載 | 現在の課程・年度での運用、課題の締切・認定条件、個人の適用可否 |
英風高等学校のページは、欠席後の補い方を段階に分けて説明しています。四谷学院高等学校は、別日程の振替が可能な場合と、翌年に参加する場合を案内しています。両校の対応をそのまま別の高校に当てはめることはできません。各例は違いを知る参考であり、入学や転校の優劣を示す順位ではありません。
京都芸術大学附属高等学校のページは、スクーリングの必要性やコースによる受け方の違いを案内しています。欠席後の具体的な救済方法が公開ページから読み取れない場合、対応がないと決めつけず、在籍者向け窓口へ確認する必要があります。武豊高校の質問回答は2024年9月版で、学校の現行募集案内と一致するとは限らないため、現在の入学検討や在籍生の判断には最新の学校説明を確認してください。
なお、上記の例は、公開情報で欠席後の案内または制度の説明を確認できた学校を、五十音や優劣順ではなく情報内容ごとに整理しています。実際に相談する際は、本人の学校が出した履修要項、年間予定、ポータル上のお知らせを優先し、ウェブに書かれていない点は担任・教務・スクーリング担当へ聞いてください。
欠席したら単位や卒業にどう影響する?不足時間があるときの考え方
スクーリングを1日欠席したことだけで、すべての単位が一度に失われると決まるわけではありません。単位の修得には、履修科目ごとに必要なレポート、面接指導、試験などの要件を満たすことが関わります。欠席がどの科目に影響し、補う方法があるかは、学校が記録している履修状況で判断されます。
「欠席した回数」だけでは、単位への影響を自分で判定できません。授業時間が科目別に配分される場合、同じ1日の欠席でも不足時間は異なります。学校へ、出席状況の記録と単位認定条件を並べて説明してもらいましょう。単位認定試験やレポートも別に要件があるため、スクーリングだけの問題として切り分けないことが大切です。
必要な面接指導時間を年度内に満たせない見込みになったら、次の順で相談します。
- 不足している科目と時間、残っている課題や試験を学校に確認する。
- 振替、補充、メディア学習など、校内規定で認められる方法と締切を尋ねる。
- 年度内に間に合わない場合、当該科目の単位認定、次年度の再履修、在籍期間や卒業予定を確認する。
- 転入・編入を検討する場合は、単位の引継ぎ、入学時期、転校先でのスクーリング場所・必要時間を両校へ確認する。
留年や卒業延期の扱いも学校や履修計画によって異なります。通信制課程では、学年制の高校のように学年単位で進級を判断する場合と、単位制で修得状況を管理する場合があります。学校に「今回の科目は何単位か」「未修得ならいつ再履修できるか」「他の履修科目は影響を受けるか」を具体的に聞き、卒業時期の見込みを書面や学習計画で確認しましょう。
不安がある状態で、欠席した日のうちに退学・転校を決める必要はありません。出席不足を補う余地があるか、本人の負担を下げる会場やコースがあるか、年間予定をどう組み直せるかを学校と整理したうえで、必要なら転入先にも相談します。手続き前には、在籍校へ提出する書類や退学日、転入先の入学日、単位の扱いを二つの学校に確認してください。

体調・不安・家庭の事情があるときは、出席方法の配慮を早めに相談する
スクーリングに行けない理由は、発熱などの体調不良だけではありません。起立性調節障害、通院、移動の負担、集団場面への不安、感覚過敏、家庭でのケア、急な仕事や家庭事情など、背景は人によって違います。欠席を繰り返す前に、今の状況を担任やスクーリング担当へ共有すると、可能な調整を一緒に探しやすくなります。
相談では、無理に原因を説明するよりも、「何ができて何が難しいか」を伝えると具体策を考えやすくなります。たとえば、「午前は体調が安定しないので午後の枠を相談したい」「一人での移動が難しい」「会場に入る前に休める場所があるか知りたい」「保護者から先に電話したい」といった伝え方ができます。診断書等の提出が必要かどうかは、学校が定める手続きに沿って確認してください。
| 困りごと | 相談時に伝える例 | 学校へ確認する候補 |
|---|---|---|
| 体調の波・通院 | 出席できる時間帯、通院日、無理が出る移動 | 別日程、午後枠、休憩、必要書類 |
| 登校・集団への不安 | 会場のどの場面が負担か、付き添いが必要か | 事前見学、待機場所、相談できる担当者、少人数枠の有無 |
| 移動・宿泊の負担 | 出発地から会場までの移動条件、宿泊が難しい事情 | 近い会場、開催日、交通・宿泊の補助や代替手段 |
| 連絡そのものが難しい | 本人・保護者のどちらなら連絡できるか | メール、フォーム、保護者連絡の可否、返信までの目安 |
個別の配慮を相談しても、必ず希望どおりの振替やオンライン受講が認められるわけではありません。スクーリングの必須時間を満たすために、学校が設定する別の方法や日程を提示する場合があります。本人が参加できる現実的な方法を探りつつ、認定に必要な条件を正確に確認しましょう。
保護者が本人に代わって相談するときの伝え方
本人が学校へ電話することに抵抗がある、体調を崩して話せない、まだ事情を整理できていない場合は、保護者が先に窓口へ連絡できるか聞いてみましょう。学校によって本人確認や情報共有の扱いは異なるため、保護者からどこまで確認できるかも併せて確認します。連絡の目的は欠席を責めたり、結論を急いだりすることではなく、次に必要な学習と手続きが分かる状態にすることです。
電話・メールで使える相談文の例
「〇年〇組の〇〇の保護者です。〇月〇日のスクーリングに本人が参加できず、欠席の扱いと今後の対応を確認したく連絡しました。科目ごとに不足している面接指導時間、振替や補充の方法、申込期限、費用、単位への影響をご案内いただけますか。本人は現在、〇〇の事情で登校が難しい状態です。まずはメールでの案内を希望します。」
一度にすべて答えが出ない場合は、「担当部署からの折り返し予定日」「こちらが次に連絡する日」を決めておくと、連絡待ちのまま不安が長引くのを防げます。学校の案内が複数のページやアプリに分かれている場合は、最新の年度・コースの規程かどうかを確認し、旧年度の募集要項の情報と混同しないようにしましょう。
転入や編入を視野に入れる場合は、現在の学校を辞める前に、転入先候補へ欠席後の受け入れ相談をします。転入できる時期、修得済み単位の扱い、スクーリングの会場・日数、試験会場、費用の支払先は、学校本体の担当に確認します。サポート校のキャンパスで普段学べても、卒業資格を出す通信制高校のスクーリングや試験が別会場の場合があります。詳しくはにじいろのNIJIN高等学院の連携校とスクーリング・学費の比較で、サポート校と高校の役割を確認できます。
欠席を減らす準備と、次の登校日に向けた現実的な計画
欠席の原因によっては、次のスクーリングまでに準備を変えることで参加しやすくなることがあります。学校が認める日程の調整や会場確認に加え、前日までに移動経路を見ておく、当日の持ち物をまとめる、保護者や支援者と連絡方法を決める、疲れたときの休憩場所を確認するなど、小さな段取りも役立ちます。
ただし、「準備すれば必ず参加できる」と本人に約束させたり、行けなかったことを責めたりする必要はありません。体調が整わない時は、予定を押し通すより学校へ連絡し、別の方法を確認することを優先します。登校に強い不安がある場合は、本人の言葉が出るのを待つ、保護者が同席して相談する、相談窓口にメールで質問するなど、最初の一歩を小さくできます。
学校と次の計画を立てるときは、年間予定表だけではなく、授業科目ごとの出席記録も確認しましょう。複数日程がある場合も、どの回でも自由に参加できるとは限らず、受講登録や定員、科目別の実施時期で制限されることがあります。「今後予定されている全日程」「申し込みが必要な日」「締切後の変更方法」を一覧にしてもらい、出席予定と課題提出予定を同じカレンダーで管理します。
- 欠席日と科目、連絡した日時、担当者を記録する。
- 学校から聞いた補充・振替の締切と必要書類をカレンダーに入れる。
- 参加が難しくなった場合に誰へどの方法で連絡するかを本人・保護者で決める。
- 振替の交通費や宿泊費が発生する場合、費用と移動方法を事前に確認する。
- 次の面談日を決め、科目別の履修状況を定期的に確認する。
学校から案内された選択肢に参加できるか迷うときは、時間帯、会場、同行者、課題の量など、難しさを具体的に伝えます。無理に「参加できます」と約束するより、「この条件なら検討できる」「ここは調整を相談したい」と整理する方が、次の対応を決めやすくなります。
入学・転校先を選ぶときに、欠席後の対応を比較する質問
これから通信制高校を選ぶ人や、転校を検討する人は、通常のスクーリング日数だけでなく、病気や不安で参加できなかったときの手順も質問してみてください。制度や個別対応は変更されることがあるため、説明会で聞いた内容を募集要項や担当者の案内で確認し、学校本体が回答しているかを確かめます。
| 比較する内容 | 質問例 | 確認する理由 |
|---|---|---|
| スクーリングを実施する主体 | 高校本体、キャンパス、サポート校のうち、どこが面接指導を実施しますか | 普段の通学先と卒業要件のスクーリング会場が同じとは限らないため |
| 日程と会場 | 欠席時に別日程・別会場へ移れますか。宿泊は必要ですか | 移動・体調・家庭の負担を事前に見積もるため |
| 補充・代替 | 補充スクーリングやメディア学習はどの条件で認められますか | 対象科目、時間数、課題、期限が学校ごとに異なるため |
| 費用 | 振替や補充に追加費用はありますか。交通・宿泊費は誰が負担しますか | 学校へ払う費用と家庭の実費を分けて確認するため |
| 単位・卒業時期 | 不足が年度内に解消できない場合、単位と卒業見込みはどうなりますか | 再履修や在籍期間の見通しを早めに立てるため |
| 相談体制 | 本人が連絡できない場合、保護者から相談できますか | 欠席連絡や配慮の相談を続ける窓口を確認するため |
学校を比較するときは、特定の口コミや「欠席しても大丈夫」という広告文だけで決めず、公式の入学案内や履修要項、担当窓口の回答を見てください。公開情報に振替方法が記載されていない場合は、制度がないと断定せず「要問い合わせ」として確認します。本人にとって無理なく続けられる計画と、卒業資格を授与する高校の条件を両方確かめることが大切です。
NIJIN高等学院はサポート校であり、通信制高校の卒業資格を単独で付与しません。学習や居場所の支援が必要な家庭には選択肢となりえますが、提携高校側のスクーリングや試験が別に必要です。オンライン中心の学びが合う家庭もあれば、近くの会場へ対面で通う方法が合う家庭もあります。入学前に、学院と高校の役割、費用、スクーリング場所、欠席時の相談先をそれぞれ確認してください。
学校の案内が見つからない・返事がないときにすること
欠席した直後は、学校のポータルやメールに案内が届いていないか、スクーリングの実施要項・履修案内・年間行事予定を見直します。配布資料が複数年度にわたって保存されている場合、古い年度の補充日程を現在の自分にも当てはめないよう、資料の年度とコース名を確認してください。案内が見つからなければ、代表窓口へ「欠席後の振替または補充について、どの担当に相談すればよいか」と聞けば、必要な部署へつないでもらいやすくなります。
連絡したのに返事がない場合は、授業や申込の期限が迫っていないかを確認し、急ぎであれば営業時間中に再度電話します。メールを送った日時、宛先、内容を記録しておき、「〇月〇日の授業が欠席になり、〇月〇日が振替申込の締切と聞いています。回答の時期を教えてください」と、事実と必要な返答を簡潔に伝えます。担当者が不在なら、代理の窓口や折り返しの予定を確認しましょう。
欠席連絡の受け付け自体と、補充方法の決定は別の手続きの場合があります。連絡をしたことで単位の条件が解消したと考えず、学校から履修記録や次の行動を確認してください。保護者が連絡した場合は、本人に共有してよい範囲、本人が後から確認する方法も決めておくと、情報の行き違いを減らせます。
学校とのやり取りが難しい、説明内容が分からない、期限に間に合うか不安といった場合は、在籍校の担任だけで抱えず、教務・学年主任・スクーリング担当など別の相談窓口を尋ねても構いません。都道府県立学校であれば、学校案内に掲載された教育委員会の相談先が利用できることもあります。どこへ相談できるかは学校や自治体で違うため、公式の連絡先を確認してください。
大事なのは、欠席をなかったことにすることではなく、記録を確かめて次の一手を期限内に決めることです。欠席日、科目、学校からの回答、補充の予定を一枚のメモにまとめ、次の確認日も書いておきましょう。まだ方法が決まらない場合は、「誰が、いつまでに確認し、いつ返事をするか」を双方で確認します。相談の道筋が明確になるだけでも、何から始めるか分からない状態を整理しやすくなります。
通信制高校のスクーリングに行けないときのよくある質問
1回欠席しただけで直ちに卒業できないと決まるわけではありません。科目別に必要な面接指導時間を満たせるか、振替や補充があるかを在籍校に確認してください。
学校が指定する担任、教務、スクーリング担当、キャンパス窓口などへ連絡します。連絡先が分からない場合は、在籍校の代表窓口へ欠席日と科目を伝えて担当部署を確認してください。
学校によって異なります。別日程や別会場で振替できる学校もあれば、補充授業や翌年度の参加を案内する学校もあります。申込期限、対象科目、会場を在籍校へ確認してください。
動画視聴で補えるかは科目や学校の条件によります。学校が指定するメディア学習、報告課題、期限、認定基準を満たす必要があり、欠席分が自動で出席扱いになるわけではありません。
補充の有無や条件は学校によって異なります。体調不良で欠席した日時、科目、現在の状態を学校へ伝え、別日程、補充スクーリング、必要書類の有無を確認してください。
欠席回数だけで一律に決まるものではありません。科目別の面接指導時間、レポート、試験などの認定条件と、今後補える方法を学校に確認してください。
保護者から相談できるか、学校へ確認してください。本人確認や情報共有の範囲は学校の手続きによって異なります。本人が話せる状態でないことや、希望する連絡方法も伝えてみましょう。
サポート校への通学が、通信制高校の面接指導を自動で代替するとは限りません。卒業資格を出す高校がどこでスクーリングを実施するか、欠席時はどこへ連絡するかを確認してください。
追加費用の有無は学校や方法によって異なります。授業料以外の補充費用、会場までの交通費、宿泊費、必要書類の費用を分けて学校へ確認してください。
すぐに退学を決めず、現在の学校で補える方法と単位への影響を確認し、転校先候補にも転入時期、スクーリング会場、単位の扱い、費用を問い合わせて比較してください。
この記事で確認した公式情報
- 文部科学省「通信制高校とは?」(学習方法、メディア学習と面接指導時間の扱い。確認日:2026年10月25日)
- 文部科学省「高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン」(通信制高校の指導体制等。確認日:2026年10月25日)
- 英風高等学校「学習・学校生活のサポート」(欠席後の視聴レポート、補充スクーリング、特別補講。確認日:2026年10月25日)
- 四谷学院高等学校「よくあるご質問」(スクーリングの欠席、振替、翌年度参加の説明。確認日:2026年10月25日)
- 京都芸術大学附属高等学校「スクーリングについて」(スクーリングの必要性、コース別の受講案内。確認日:2026年10月25日)
- 愛知県立武豊高等学校「説明会質問事項一覧」(2024年9月版の制度説明。確認日:2026年10月25日)
- NIJIN高等学院「よくある質問」(サポート校と提携通信制高校の役割。確認日:2026年10月25日)


