香港日本人補習授業校の2027年度新年中・年長・小学1年生の一般願書は、2026年10月26日10時から11月11日23時59分まで受け付ける予定です。2026年度の途中編入は随時受付中です。ただし、年齢・日本語力・空席・保護者の協力など確認点が異なります。この記事では、香港での申込みを手順ごとに整理します。
にじいろは株式会社NIJINが運営しています。この記事で紹介する「ともだちじゃぱん」も同社の事業です。香港日本人補習授業校とオンラインの選択肢を同じ確認項目で比較し、合わない家庭の条件も示します。学校、在香港日本国総領事館、各事業の公式情報を2026年10月21日に確認しました。年度が変わる募集枠や費用は申込み直前に再確認してください。
香港の日本語補習校への入学は、目的と募集年度を先に分ける
香港日本人補習授業校は、平日に現地校・インターナショナルスクールへ通う子が、土曜に日本語で国語などを学ぶ補習授業校です。在香港日本国総領事館も、全日制の香港日本人学校とは別の施設として案内しています。日本の教科書を使う授業と、家庭で日本語を話す機会を増やす学びは目的が異なるため、学校名だけで選ばないようにします。
ここでは、香港在住の家庭が利用を検討でき、公式の申込・学習情報が確認できる通学型補習授業校とオンライン日本語スクールを対象にしました。掲載順は通学、オンラインの順で、質や人気の順位ではありません。学校数や広い地域の一覧は香港の日本人学校一覧に譲り、この記事は2027年度の願書と家庭で準備することに絞ります。日本語「で」教科を学びたいのか、日本語「を」使う相手を増やしたいのかを最初に決めてください。
| 候補・種別 | 対象・場所 | 頻度・内容 | 費用・追加費用 | 体験・開始時期 | 合わない場合・確認点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 香港日本人補習授業校/通学型補習授業校 | 香港の現地校・国際校に通う子を主な対象とし、日本語で授業を受ける力が必要。2027年度は新年中・年長・レベル1を募集。授業会場は学年別に要確認 | 土曜午前。レベルは国語と総合、継承は日本語を通じたテーマ学習など。家庭学習・宿題あり | 2026年度は入学金HK$2,000、幼稚部月HK$2,000、レベル・継承月HK$1,600を12か月。教材・行事費は別途の場合あり。2027年度額は要確認 | 2027年度の一般願書は10月26日〜11月11日。編入は随時受付。見学は希望者全員に常時開放ではなく、選考の段階・空席により案内 | 土曜の送迎、保護者当番、宿題が続くか。日本語の指示を理解できるか。申込だけで入学確定ではない |
| ともだちじゃぱん/NIJIN運営のオンライン日本語スクール | 年長頃から高校生を中心に、香港の自宅から相談可能。参加できる時間帯は要確認 | 現時点は開校前の専任サポート体験プラン。日本語での対話を重視。予定する8人制クラスは未開校 | 現行体験プランは月16,500円(税込)、同プランから開始なら入会金0円。開校後の学費は別 | 無料相談・体験の案内あり。8人制クラスの開始日・参加枠は未確定 | 対面の友達や日本の教科書に沿う国語授業を希望する家庭には、それだけでは不足する。時刻・支援内容・解約条件を確認 |
香港日本人補習授業校の通学が合うなら、まず公式の募集概要と願書を確認しましょう。送迎が難しい家庭や、教科学習とは別に日本語で話す機会を探す家庭は、オンラインも選択肢になります。ただし、ともだちじゃぱんは2026年10月21日時点で開校前であり、現在利用できる形を入学案内で確かめてから比較してください。
2027年度の受付日と対象年齢を、2026年度編入と混同しない
学校の2027年度募集概要は、幼稚部の新年中・新年長と、レベル1の新小学1年生を分けて案内しています。一般枠の願書受付は2026年10月26日(月)から11月11日(水)です。願書ページは開始時刻10時、終了時刻23時59分を掲載しています。2026年10月21日時点では一般受付前です。過去のFAQにある「1月中旬予定」より、今回の年度と日付を明示した募集要項を優先してください。
| 2027年度の区分 | 生年月日 | 募集人数の目安 | 願書受付 |
|---|---|---|---|
| 新年中 | 2022年4月2日〜2023年4月1日 | 10人程度。優先枠を含む | 2026年10月26日〜11月11日 |
| 新年長 | 2021年4月2日〜2022年4月1日 | 10人程度。優先枠を含む | 同上 |
| レベル1/日本語文化1 | 2020年4月2日〜2021年4月1日 | レベル1が20人程度、日本語文化1が10人程度。優先枠・内部進学者を含む | 同上 |
優先枠は学校の教職員・担当委員の職務を希望する人向けで、一般家庭が単に早く出せる枠ではありません。募集概要には、優先枠願書を10月12日〜11月2日に受け付け、職務への応募、履歴書、面接を伴うとあります。該当するかは学校の採用案内で確認してください。2026年度の途中編入は願書ページで随時受付と案内されていますが、空席と適するクラスの確認が必要です。
レベル・継承・日本語文化の区分は、日本語の使い方で相談する
同じ年齢でも日本語の会話、読み書き、教科書の理解は異なります。学校のコース紹介は、レベル課程で日本の教科書等を使い国語・総合を学ぶこと、継承課程で香港で育つ子の特性に合わせて教科を横断するテーマ学習を行うことを説明しています。「継承」は日本語がまったく分からなくても入れるという意味ではありません。授業が日本語で進むため、本人が理解し参加できるかを学校に相談します。
学校のFAQは、レベル2以上ではひらがな・カタカナと学齢相当の漢字の読み書きが必要と説明しています。ただしFAQ内のクラス構成や料金には、2026年度の別ページと一致しない記載があります。クラス名だけで応募せず、子どもの生年月日、日本語での受け答え、本を読む様子、平日の学校で使う言語を具体的に伝えましょう。願書にある「現在の日本の学年」と「希望クラス」は違う欄なので、来年度4月の学年で確認します。
日本語文化1は2027年度募集概要に人数が示されていますが、日々の授業内容、国語教材、参加条件を同ページだけから確定できません。説明会資料の案内を確認し、学校へ「レベル1との学習目標と宿題の違い」を尋ねてください。

願書では学年だけでなく、家庭で使う言語を具体的に書く
公式願書には、入学希望日、子どもの生年月日、日本の学年、香港での通学先と学年、平日の学校で使う言語、本人の第一言語、国籍、日本語の知識などの欄があります。平日の学校名だけ書いて学年を省いたり、「日本語を話せる」の一語で読み書きの状態をまとめたりすると、クラスの相談が難しくなります。会話・読む・書くを分け、本人が普段どの相手と何語を使うかを記入する準備をしましょう。
- 2027年4月時点の学年を、生年月日と学校の表で照合する。
- 現地校・国際校の学年表記を日本の学年と別に控える。
- 家庭内で親子が使う言語と、日本語でできることを具体例で書く。
- 保護者当番の案内を読み、家族が参加できる範囲を話し合う。
- 送信後は学校からの確認メールと受付状態を確認し、届かなければ学校へ問い合わせる。
願書の送信は入学の確定ではありません。FAQは、新入生・編入生ともに日本語の指示理解などを見て、入学後に約1か月のトライアルを行う説明を載せています。2027年度の選考手順が同じかどうかは、募集説明会資料と入学課の回答を優先してください。希望クラスに空席がない場合はウェイティングとなる可能性もあります。
土曜午前の送迎と保護者当番は、申込み前に一週間の予定へ入れる
現行の時間割は土曜9時から12時までの朝の会・3時間の授業・帰りの会を示します。会場は借用施設で、学校の古いFAQには油麻地や紅磡の記載が残る一方、既存の香港一覧記事は2026年度の香港仔の会場を案内しています。申込み年度と子どものクラスの会場を学校に確認し、古い住所で通学時間を決めないでください。
香港島、九龍、新界のどこに住むかで土曜朝の乗換えと送迎の負担は変わります。自宅から会場までの片道だけでなく、親が待機する時間、帰宅後の予定、兄弟姉妹の活動を含めて一度試算します。授業の前後に家族が移動できても、本人が平日の現地校に加えて週末の学習を続けられるかは別です。見学や面談の際には実際の土曜の動線を試すと判断しやすくなります。
学校の保護者当番ページは、クラス当番が年4〜5回あり、行事や授業運営の支援も入学条件に含まれると明記します。仕事や乳幼児の世話がある家庭は、可能な協力内容を隠さず相談しましょう。宿題についても学校の時間割ページは、レベル課程で漢字と音読が毎回出ると記しています。週1回の授業を家庭学習で支える時間まで含めて選びます。
費用は2026年度の公表額と2027年度の見積りを分ける
2026年度の学校料金ページには入学金HK$2,000、幼稚部授業料月HK$2,000、レベル・継承クラス月HK$1,600が掲載されています。授業料は休暇月を含め12か月支払い、教材や行事の費用が別途必要になる場合があります。2026年度の額を2027年度の確定料金として書き換えず、入学時の見積りを学校へ求めることが必要です。旧FAQには異なる金額が残るため、料金ページの年度を確認してください。
| 見積りの項目 | 補習授業校で確認 | オンラインで確認 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 2027年度入学金、教材・行事費、返金条件 | 現行プランの入会金、機材・教材の有無 |
| 毎月・年間 | 月額×12か月、休暇月の扱い | 月額と支援回数・時間、開校後料金の別設定 |
| 生活の負担 | 土曜の交通費、送迎、当番、家庭学習 | 通信環境、香港時間で参加できる時刻 |
| 開始・終了 | 選考・トライアル・退学の条件 | 体験・契約・解約の条件 |
ともだちじゃぱんの公式料金は、開校前の専任サポート体験プランを月16,500円(税込)とし、同プランから始める場合の入会金を0円としています。この額は開校後の8人制クラスの学費ではありません。香港ドルと円を一時点の為替で無理に順位化せず、家族が実際に払う期間と追加費用を並べましょう。

年度途中の編入は、空席と日本語力を先に問い合わせる
2026年度の途中から通いたい場合、学校の願書ページは編入生を随時受け付けると明記しています。一方で、希望クラスに空席があること、授業に参加できる日本語力、保護者の協力を確かめる必要があります。「随時受付」は「いつでも入学できる」の意味ではありません。香港へ転居する月、平日の在籍校、住む地区が決まっていない段階では、先に条件を問い合わせると無駄な移動を避けられます。
香港での平日の在籍先を日本人学校にするのか現地校・国際校にするのかも重要です。補習授業校は平日校の代わりではなく、香港日本人学校と同じ組織でもありません。日本の教科書を受け取る手続きも、在香港総領事館の案内では香港日本人学校・補習授業校へ通う場合は各校から配布されると説明されています。通学しない子の教科書申請と混同せず、家庭の在籍状況に合う窓口へ確認します。
オンラインが合うのは、教科とは別に日本語で話す場を作りたい場合
土曜の対面授業とオンラインは置き換え可能な同じ商品ではありません。教科書を使う国語の進度を重視するなら補習授業校のクラス内容を先に確認します。日本語で人と話す経験を増やしたい、土曜の送迎が難しい、待機期間中に学びを止めたくない家庭ならオンラインを併用する選択もあります。何を補うかを決めてから無料相談で具体的な支援内容を聞くと、期待と実際のずれを減らせます。
ともだちじゃぱんの入学案内は、予定する8人の少人数クラスが未開校で、現在は先生が専任で伴走する体験プランだと明記しています。日本と香港の時差は通常1時間ですが、実際の参加枠は先生との調整が必要です。何曜日に何分利用できるか、本人が同世代と話す機会は現時点であるか、無料体験の内容、解約条件を確認しましょう。すぐに対面で友達を作りたい家庭や、毎週の国語の宿題まで学校に伴走してほしい家庭には、地域の教室や家庭教師のほうが合う場合もあります。
家庭で日本語を嫌がる様子があるなら、授業を増やす前に子どもが日本語を嫌がるときの考え方も参考にしてください。香港内で通える場が見つからない場合の選択肢は補習校が近くにない家庭向けの記事にまとめています。
香港の日本語補習校の入学でよくある質問
2027年度の一般願書はもう提出できますか?
2026年10月21日時点では一般受付の開始前です。願書ページは10月26日10時から11月11日23時59分を受付期間として掲載しています。教職員・担当委員希望者の優先枠は別の条件と日程です。
香港の補習授業校は平日の学校の代わりになりますか?
なりません。平日に現地校・国際校等へ通う子が土曜に日本語で一部教科を学ぶ補習授業校です。総領事館は全日制の香港日本人学校と別に掲載しています。
日本国籍がなければ入学できませんか?
学校FAQは日本国籍の子が原則とし、資格は問い合わせるよう案内しています。国籍だけから可否を断定せず、本人の状況を学校に伝えてください。
2027年度の年中・年長・レベル1は何歳が対象ですか?
2027年度募集概要の生年月日は、年中が2022年4月2日〜2023年4月1日、年長が2021年4月2日〜2022年4月1日、レベル1が2020年4月2日〜2021年4月1日です。香港の平日校の学年名ではなく、この表で確認します。
申込み後すぐに見学できますか?
常時の自由見学とは案内されていません。学校FAQでは、空席が用意できた希望者が面接時に親子で見学すると説明します。2027年度の具体的な選考順は学校へ確認してください。
旧FAQと2026年度の料金ページが違うのはなぜですか?
公開ページには更新時期が異なる情報が残っています。料金は年度を明記した2026年度ページを参照し、2027年度は入学課の最新見積りを確認します。旧額を2027年度に当てはめません。
ともだちじゃぱんに今入れば8人制クラスへ参加できますか?
いいえ。2026年10月21日の入学案内は開校前とし、現在は専任サポート体験プランを案内しています。8人制クラスの開始時期と料金は別に確認が必要です。

問い合わせ前のチェックリストと公式の確認先
問い合わせを一往復で進めるには、子どもの生年月日、2027年4月の日本の学年、平日の在籍校と学年、家庭で使う言語、読める本や漢字の例、香港の居住地区を手元に置きます。募集日、クラス、会場、費用、保護者の役割を同じ年度でそろえると、古いページとの混同を避けられます。
- 2027年度の希望クラスに空席はありますか。選考と1か月のトライアルはどう進みますか。
- 子どもの日本語の会話・読み書きに合うクラスはどれですか。
- 2027年度の授業会場と土曜の開始・終了時刻はどこで確認できますか。
- 入学金、12か月分の授業料、教材・行事費の総額はいくらですか。
- 保護者当番と家庭での宿題支援をどの程度予定しますか。
- オンラインの場合、香港時間での参加枠、現時点の支援回数、今後の変更と解約条件は何ですか。
主な一次情報は2027年度募集概要、公式願書、コース紹介、2026年度料金、保護者当番、授業時間割、在香港総領事館の教育情報、ともだちじゃぱんの入学案内と料金です。いずれも2026年10月21日に確認しました。
まとめ|香港の2027年度入学は、日付と子どもの日本語力から準備する
香港日本人補習授業校の2027年度新年中・年長・レベル1の一般願書は、2026年10月26日から11月11日までの予定です。受付期間だけでなく、子どもの生年月日、日本語で授業を受ける準備、土曜の送迎と保護者当番を同時に確認してください。2026年度編入は随時受付ですが、空席と選考が必要です。
地域の学校に通えるなら、教科書を使う授業の内容を学校へ聞くのが先です。通学が難しい、または日本語で話す時間もほしい場合は、開校前のともだちじゃぱんの現行プランを別の目的の選択肢として確認できます。どちらも本人の目的と一週間の負担に合うかを見て決めましょう。


