- 豊橋市とその周辺で通える4校の費用・対象学年・出席扱いの実際
- ⚠️ 豊田市・大府市・みよし市の補助は、豊橋市民には使えません(みよし市は交通費補助です)
- 愛知県がやっているのは補助金ではなく「施設一覧の公開」だということ
- 週1日なら月15,400円から始められる選択肢と、通所がまだ難しい時期の第三の選択肢
この記事は、オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営する株式会社NIJINが編集しています。5校目に自社のスクールを紹介していますので、その前提でお読みください。掲載している他校の情報は各施設の公式サイトと豊橋市・愛知県の公式ページから引用し、編集部で確認したものです。
豊橋市に利用料の補助は見当たりません。隣の市の制度も使えません
先に、いちばん誤解の多いところをはっきりさせておきます。
編集部で豊橋市の公式サイトを確認しました。「助成・手当 個人向け 子育て・教育」の掲載25項目と、「補助・手当」の索引、学校教育課のページ。いずれにもフリースクール利用料の補助は載っていませんでした。掲載されているのは児童手当や就学援助などです。
一方で、同じ愛知県内には制度を持つ市があります。ただし条件を読むと、豊橋市のご家庭は対象外です。
- 豊田市:月額上限20,000円。ただし「市内小・中・特別支援学校に在籍し、かつ豊田市に住所を有し」が条件。しかも申請日より前の期間は対象外と明記されています
- 大府市:授業料の半額・月20,000円まで。「大府市立の小中学校に在籍」が条件
- みよし市:これは授業料ではなく交通費の補助です。交通費の3分の1・月10,000円まで。市内在学と市内在住の両方が条件
⚠️ まとめサイトで「愛知県にはフリースクール補助がある」と書かれていることがありますが、これは市町村ごとの制度です。県がやっているのは補助ではなく、「R7 フリースクール等一覧」と「R7 教育支援センター一覧」というPDFの公開と、施設向けの連絡協議会です。一覧に載るのは協議会に参加して掲載の承諾をした施設なので、載っていない施設もあります。
ただし「豊橋市には絶対にない」と言い切るのは、公式に書かれていないことを書くことになります。制度は年度で変わるので、豊橋市教育委員会 学校教育課(0532-51-2817)に一度確認してください。そのうえで、補助なしで始められる形を組み立てるのが現実的です。
豊橋市から通えるフリースクール5選(比較一覧)
公式サイトで確認できた情報だけを載せています。「記載なし」は、編集部が公式サイトで確認できなかったという意味です。推測では埋めていません。
| スクール名 | エリア | 対象 | 形態 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 特定非営利活動法人てら | 豊橋市新本町 | 小3〜中3/高1〜20歳程度 | 居場所+学習。訪問サポートもあり | 入会金10,000円+週1 15,400円/週3 33,000円/週5 44,000円 |
| ゆずりは学園 フリースクール小中学 | 豊橋校ほか(田原本校・豊川稲荷校) | 小学生・中学生 | 居場所+体験活動。里山や海の活動 | 入学金50,000円+2,500円/1日+年会費等12,000円/年 |
| フリースクールDoor+ | 豊橋市三ノ輪町 | 小1〜中3 | 完全予約制の個別対応。1〜4時間 | 600円/30分(入会金・月額の記載なし) |
| 豊橋植田塾 フリースクール部門 | 豊橋市(住所の記載なし) | 記載なし | 学習型。平日午前の自由登塾 | 入塾金22,000円+23,760円/月 |
| NIJINアカデミー メタバース校舎 | オンライン・全国どこからでも | 小学生・中学生 | オンライン・少人数の学級制 | 公式サイトに掲載 |
5校を1校ずつ紹介します

1. 特定非営利活動法人てら(豊橋市新本町)
運営:特定非営利活動法人てら
週1日15,400円から。家から出られない時期には訪問サポートもあります。
この記事でもっとも料金表がはっきりしている施設です。小3〜中3のフリースクールは週1日15,400円、週3日33,000円、週5日44,000円(いずれも月額)。入会金は10,000円です。高1〜20歳程度のコースは週1日17,600円、週3〜5日39,600円。
注目したいのが訪問サポートです。90分月4回で24,000円、60分月4回で16,000円、60分月2回なら10,000円。まだ家から出られない段階でも、月2回から始められる価格設定になっています。通所と訪問の両方を持っている施設は、東三河では多くありません。
フリースクールのほかに数学塾、通信制高校のサポート(提携校)、24時間のLINE相談があります。保護者懇談会とLINE相談は無料。無料体験は1週間程度まで可能と書かれているので、いきなり契約せずに試せます。開所は10:00〜16:00(最長9:00〜19:00)です。
⚠️ 出席扱いについて、公式サイトに記載がありません。トップ・不登校支援・料金・入会の流れのいずれにも書かれていませんでした。「出席扱いになる」と期待せず、見学のときに直接聞いてください。開所曜日も記載がありません。
- 所在地:豊橋市新本町76番地1(最寄駅・徒歩分数の記載なし)/0532-82-0457
- 対象:小3〜中3/高1〜20歳程度の2区分
- 費用:入会金10,000円+月額15,400円〜44,000円。活動実費・交通費・テキスト代は別途
- 開所:10:00〜16:00(最長9:00〜19:00)。曜日の記載なし
- 出席扱い:記載なし(要確認)
2. ゆずりは学園 フリースクール小中学(豊橋校ほか)
運営:特定非営利活動法人ゆずりは学園
出席扱いを断定している、この記事で唯一の施設です。
公式サイトに「在籍小中学校は出席扱いとなります」と書かれています。ほかの3校が「記載なし」か「連携に努めます」にとどまるなかで、ここだけが断定表現です。豊橋市で出席扱いを重視して探すなら、まずここに聞いてみる価値があります。
もうひとつの特徴は愛知県の「R7 フリースクール等一覧」に載っている東三河で唯一の施設であること。県の連絡協議会に参加し、掲載の承諾をしている施設ということになります。
学びの中身は机の上だけではありません。学習補充に加えて、スポーツ・里山の自然体験・海水浴やカヤック・ボランティア体験があります。田原や豊川という土地を使った活動で、「勉強に向かう前にまず体を動かしたい」段階の子に合います。
費用は日額制で、授業料は1日2,500円。入学金50,000円は入学時のみです。ここで見落としやすいのがNPO会員費10,000円/年と連絡網通信費2,000円/年、合わせて年12,000円。月謝の話だけしていると計算が合わなくなります。初回体験は無料、1日体験は4,000円、見学は電話予約で無料です。
⚠️ 豊橋校の住所と電話番号は公式サイトに記載がありません。公開されているのは曜日と時間(月・火・金 13:00〜16:00)だけです。問い合わせは事務局(0531-22-3515)へ。田原本校は月・水・金 9:00〜15:00、豊川稲荷校は火・木・金 9:00〜15:00です。
- 所在地:豊橋校(住所の記載なし)/田原本校=田原市野田町田尻15-14/豊川稲荷校
- 対象:小学生・中学生
- 費用:入学金50,000円+2,500円/日+NPO会員費10,000円/年+連絡網通信費2,000円/年
- 開所:豊橋校 月・火・金 13:00〜16:00
- 出席扱い:在籍小中学校は出席扱いとなる、と明記
3. フリースクールDoor+(豊橋市三ノ輪町)
運営:個別フリースクール&アフタースクール Door+
30分600円。完全予約制で、1時間だけの利用もできます。
料金の考え方がほかと違います。30分600円の時間制で、1回の利用は1〜4時間から選べます。月額を先に払う形ではないので、「今月は2回しか行けなかった」という後悔が起きません。体調に波がある時期には、この形がいちばん痛みが少ない。
完全予約制の個別対応で、学習支援も相談できます。不登校でなくても利用でき、きょうだいや友人と一緒に使うこともできます。「学校に行っていない子だけの場所」という線を引いていないので、本人のハードルが下がることがあります。
開所は平日10:00〜12:00と14:00〜18:00(水曜は午後のみ)。相談と見学は「営業時間に関係なく、お互いの予定が合う日時ならいつでもできます」と書かれています。連絡は公式LINEかメールです。
⚠️ 入会金・月額・出席扱いについては記載がありません。時間制なので月額の概念がない可能性もありますが、継続利用の場合の総額は必ず確認してください。電話番号の記載もありません。
- 所在地:豊橋市三ノ輪町本興寺25(最寄駅・徒歩分数の記載なし)
- 対象:小学1年生〜中学3年生
- 費用:600円/30分。入会金・月額の記載なし
- 開所:平日 10:00〜12:00/14:00〜18:00(水曜は午後のみ)
- 出席扱い:記載なし
4. 豊橋植田塾 フリースクール部門(豊橋市)
運営:豊橋植田塾
午前9時から11時の自由登塾。勉強の遅れが気になる家庭向けです。
⚠️ 最初にお断りしておくと、ここはフリースクール専業ではなく、学習塾のフリースクール部門です。居場所そのものを求めている場合は、前の3校のほうが合います。
特徴は時間帯です。フリースクール部門は平日の午前9時〜11時で、この間なら自由に登塾できます。「不登校中の学習と生活リズムをサポート」という位置づけで、朝に起きて外に出る習慣を戻したいという目的にはよく合う設計です。
費用は入塾金22,000円(兄弟割引あり。2人目半額、3人目以降は3分の1)と月額23,760円。教材は自由選択制で、使わないという選択もできます。使う場合はすらら4,950円、atama+2,750円(1教科)などが月額で加算されます。塾なので英検・数検・全県模試にも対応しています。
⚠️ 対象学年と住所は公式サイトに記載がありません。出席扱いについても断定はなく、書かれているのは「学校との連携にも努めます」までです。なお公式サイトに「2027年3月から価格変更予定」という記載があるので、金額は問い合わせ時点のものを確認してください(0532-74-2012)。
- 所在地:豊橋市(住所の記載なし)/0532-74-2012
- 対象:記載なし
- 費用:入塾金22,000円+月額23,760円(教材費は選択制で別途)
- 開所:フリースクール部門は平日 9:00〜11:00
- 出席扱い:断定なし。「学校との連携にも努めます」と記載
5. NIJINアカデミー メタバース校舎(オンライン・全国どこからでも)
運営:株式会社NIJIN(このサイト「にじいろ」の運営会社です)
家から出ることそのものが難しい段階のための選択肢。運営元は当サイトと同じ株式会社NIJINです。
ここまでの4か所が「距離」や「合うかどうか」で難しかった場合の、第三の選択肢です。自宅からオンラインで通うタイプで、豊橋市のどこに住んでいても条件は変わりません。
メタバース校舎は平日毎日開いています。授業は月100コマ以上あり、アーカイブが500本以上。全教科・領域をカバーしていて、そのなかから選んで受ける形です。カメラオフ・チャットのみ・見ているだけでも参加できると明記されているので、「話すのがつらい」段階でも席に着けます。授業は録画で後から見ることもできます。
費用は月25,443円(税込/メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)、初月のみ入学金33,000円。在籍校の籍はそのままで、転校の手続きも学校への申請も要りません。出席扱いについては、希望した生徒の97%が在籍校に認められたと公表されています(2026年4月時点)。毎週の「学びのポートフォリオ」と毎月の出席証明書の発行、在籍校や教育委員会とのやりとりを担当がサポートする体制です。ただし出席認定の基準は地域や在籍校によって違うので、そこは確認が必要です。なお、この記事を書いているのは同じ株式会社NIJINです。その前提でお読みください。
- 形態:オンライン(メタバース校舎)。平日毎日開校
- 対象:小学1年生〜中学3年生(就学前のお子さんも入学可能/高校段階はNIJIN高等学院)
- 授業:月100コマ以上のオンライン授業+アーカイブ500本以上。全教科・領域をカバー
- 参加の仕方:カメラオフ・チャットのみ・見るだけでも参加可。授業は録画で後から視聴可
- 費用:月25,443円(税込)=メタバース料23,760円+施設利用料1,683円/初月のみ入学金33,000円(税込)
- 在籍校との関係:転校・申請は不要。籍はそのまま。出席扱いは希望した生徒の97%が認定(2026年4月時点/基準は地域・在籍校により異なる)
- サポート:毎週「学びのポートフォリオ」発行/毎月の出席証明書発行/在籍校・教育委員会とのやりとりを担当がサポート
- 体験:オンラインの無料体験会あり
出典:NIJINアカデミー「学費・プラン」(2026年9月12日確認)
豊橋市のフリースクール費用相場と、使える補助制度
公式に金額を出している施設で見ると、週1日なら月15,400円前後から、週3〜5日の通所型で月33,000〜44,000円が目安です。時間制のDoor+(30分600円)と日額制のゆずりは学園(1日2,500円)は、通った分だけなのでこの枠に当てはまりません。参考までに、文部科学省の調査をもとにした数字では利用料は全国で月33,000円程度とされています。
この記事でいちばん伝えたいのは月謝以外の費用です。豊橋市の施設は、ここが分かれます。
- 入会金・入学金:てら10,000円/植田塾22,000円/ゆずりは学園50,000円/Door+は記載なし
- 年額でかかるもの:ゆずりは学園はNPO会員費10,000円+連絡網通信費2,000円=年12,000円。月謝の話だけでは出てこない金額です
- 教材費:植田塾は選択制(使わない選択も可)。てらはテキスト代が別途
- 交通費・活動実費:てらは出張交通費と活動実費が別途
- 保険料:4校とも記載がありません
見学のときは月謝ではなく「1年間の総額でいくらか」を聞いてください。たとえばゆずりは学園に週2日通うと、授業料は年間およそ24万円ですが、初年度はそこに入学金50,000円と年会費等12,000円が乗ります。
補助制度は、住んでいる自治体のものしか使えません。近隣を並べます。
| 自治体 | 制度 | だれが対象か | 上限 |
|---|---|---|---|
| 豊橋市 | 公表されている制度は確認できませんでした | — | — |
| 豊田市 | フリースクール等利用支援補助金 | 保護者。豊田市に住所があり、市立小中・特別支援学校に在籍していること | 月20,000円。申請日より前は対象外 |
| 大府市 | フリースクール等授業料補助金 | 保護者。大府市立の小中学校に在籍していること。校長が出席扱いと認めた施設が対象 | 授業料の半額・月20,000円 |
| みよし市 | フリースクール通所にかかる交通費の補助 | 保護者。みよし市内在住かつ市立小中学校に在籍していること | 交通費の1/3または月10,000円の低い額 |
| 愛知県 | 補助金ではありません。施設一覧の公開と連絡協議会 | — | — |
⚠️ みよし市の制度は授業料ではなく交通費です。「近隣に月1万円の補助がある」と読んでしまうと実態とずれます。そして豊田市・大府市・みよし市はいずれもその市に住み、その市の学校に在籍していることが条件なので、豊橋市のご家庭は対象になりません。
豊田市の制度にある「申請日より前の期間は対象外」という一文は、制度を使える地域では決定的に重要です。豊橋市で今後に制度ができた場合も同じ考え方になる可能性が高いので、通い始めたらまず学校と教育委員会に相談するという順番を覚えておいてください。
その前に。無料かもしれない公的な窓口も確認してください
民間のフリースクールを検討する前に、豊橋市の公的な窓口も見ておいてください。併用している家庭もあります。
豊橋市の教育支援センター(適応指導教室)は「とよはしほっとプラザ」という名前で、市内3か所にあります。
- とよはしほっとプラザ中央:豊橋市前田南町2-19-7/090-7693-2338
- とよはしほっとプラザ東:豊橋市大岩町火打坂19-16/090-7839-7916
- とよはしほっとプラザ西:豊橋市牟呂町東里26/070-4308-3781
⚠️ 費用・対象学年・開所曜日・申込方法は確認できませんでした。公式ページが技術的な理由で開けず、上の情報は愛知県が公開している「R7 教育支援センター一覧」から取っています(県ポータル出典)。教育支援センターは無料の自治体が多いのですが、豊橋市について「無料」と書かれた記述は確認できていません。電話のときに一緒に聞いてください。
相談の入口は2つあります。豊橋市教育会館相談室(教育相談室)0532-33-2115は教育一般・不登校・いじめなどを扱い、面接は予約制。月〜土曜の9:00〜18:30と、土曜もやっているのが実用的です。もうひとつがこども若者支援センター「ココエール」0532-51-2855(月〜金 10:00〜17:00)。おおむね小学生から40歳未満で市内にお住まいの方が対象で、保護者からの相談も受けています。
学校の手続きで迷ったときは豊橋市教育委員会 学校教育課(0532-51-2817)です。県の窓口としては子どもSOSほっとライン24(0120-0-78310・24時間)、家庭教育相談電話 052-961-0900(平日9:00〜16:00)、教育相談こころの電話 052-261-9671(毎日10:00〜22:00)があります。
学びの多様化学校(不登校特例校)を探している場合、愛知県内は星槎名古屋中学校の1校だけです。豊橋市を含む東三河には設置されていません。通うとなると名古屋市まで出ることになります。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら
ここまで読んで、「どれもうちの子には難しそう」と感じた方もいると思います。距離、費用、開いている曜日、本人の状態。どれか一つが引っかかるだけで、選択肢は一気に減ります。
そう感じるのは、選び方が悪いからではありません。豊橋市独自の補助は確認できず、隣の宇部市の補助も市内居住が要件で豊橋市民は使えません。フリースクールの数と性格は地域によって大きく違い、都市部と同じ前提で探すと必ず行き詰まります。
そのときに検討したいのが、3つ目の選択肢としてのオンラインです。「通えないから仕方なく」ではなく、条件によっては最初から合理的な選択になります。
| 観点 | オンライン(例:NIJINアカデミー) | 通所フリースクール |
|---|---|---|
| 通いやすさ | 自宅から参加でき、近所の目が気にならない | 通える距離と、体調の良い日に限られる |
| 費用 | 月25,443円(税込・初月のみ入学金33,000円)。交通費はかからない | 週1日で月15,400円〜、週3〜5日で33,000〜44,000円。別途 入会金と交通費 |
| 補助金 | 豊橋市に保護者向けの補助は公表されていません | 同じく公表されていません。近隣市の制度は豊橋市民には使えません |
| 人とのつながり | 学級制で毎日同じ顔ぶれ。カメラオフや見ているだけでも参加できる | 同じ場所に集まるぶん、関係が深まりやすい |
| 出席扱い | 希望した生徒の97%が在籍校に認められたと公表(2026年4月時点) | 断定しているのは4校のうち1校のみ。ほかは記載なしか「連携に努めます」 |
| 向いている時期 | 外に出ること自体がまだ難しい段階 | 外に出られて、場所や人に慣らしていきたい段階 |
オンラインが向いているのは、こういうときです
- 近くに施設はあるが、そこまで行く体力・気力が今はない
- 家から出ること自体が、今いちばんの壁になっている
- 人が多い場所や、初めての場所が苦手で、通所のハードル自体が高い
- 送り迎えができる大人が家にいない、または毎日は難しい
- 学年の途中で、まず学習が止まらない状態をつくりたい
とくに2つ目が大きいです。施設が合わないのではなく、家から出られないことが壁になっているなら、施設をいくら探しても解決しません。問題の場所が違うからです。この場合は、まず家の中に学びと人とのつながりを戻すほうが順番として先になります。
オンラインを選ぶとき、必ず確認したい4つのこと
ただし、オンラインなら何でもいいわけではありません。次の4つは、どのサービスを見るときにも同じように聞いてください。
- ① 開いている日数:週1回だけなのか、平日毎日なのか。「オンラインだから毎日」とは限りません
- ② カメラオフでも参加できるか:顔出しが必須だと、通所と同じハードルが別の形で戻ってきます。チャットのみ・見るだけの参加が認められているかを確認してください
- ③ 出席扱いの実績:「できます」ではなく「希望した人の何%が認定されたか」を数字で聞いてください。制度上は可能でも、実績がなければ手続きは手探りになります
- ④ 学校とのやりとりを誰がやるか:保護者が毎回説明するのか、事業者側が資料を出して交渉まで担うのか。ここが家庭の負担を大きく左右します
③と④は特に見落とされます。オンラインで学ぶこと自体より、それを在籍校にどう認めてもらうかのほうが実務としては重く、そこを事業者がどこまで引き受けるかで家庭の消耗がまったく変わります。
⚠️ なお、この記事の5つ目に挙げたNIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。だからこそ、上の4つの観点はどのサービスにも当てはまる形で書きました。豊橋市から使えるオンラインの選択肢は他にもあります。同じ4つの質問を並べて、比べたうえで選んでください。
見学で聞いておきたいこと

見学に行くとき、パンフレットに書いてあることを聞き直しても意味がありません。書いていないことを聞いてください。
- 今日みたいに気持ちが不安定な日に、途中で帰ることはできますか
- 在籍校への出席報告は、誰がどの頻度で行っていますか
- うちの子と年齢の近い子は、今何人くらい来ていますか
- 学習は何をどこまで見てもらえますか。教科の指導はありますか
- 見学から実際に通い始めるまで、どのくらいかかりますか
- 合わなかったときに、途中でやめる手続きと費用はどうなりますか
よくある質問
まとめ
豊橋市は、利用料の補助が見当たらない地域です。隣の豊田市・大府市には制度がありますが、居住要件があって使えません。だからこそ、費用の入り口を低くして始めるという考え方が効きます。
4校の性格は、はっきり分かれています。出席扱いを重視するならゆずりは学園(この記事で唯一断定している施設)、料金表が明確で訪問サポートもあるのはてら、通った分だけ払いたいならDoor+、朝のリズムを戻したいなら豊橋植田塾。
確認してほしいのは3つです。1年間の総額(入会金と年額の会費を必ず含める)、出席扱いを公式にどう書いているか、そして体験や見学が無料でできるか。てらは1週間程度の無料体験、ゆずりは学園は初回体験無料と見学無料、Door+は予定が合えばいつでも見学できます。まずは2〜3校を見てから決めるので十分です。
どこも合いそうにない、そもそも家から出るのが難しい——そういう段階なら、オンラインという第三の選択肢があります。焦らず、いまの状態から始められるところを選んでください。
内容を確かめるための一次資料
- 豊橋市「助成・手当 個人向け 子育て・教育」(ページ)
- 豊橋市「学校教育課」(ページ)
- 豊橋市「悩み別の相談先一覧」(ページ)
- 豊橋市「子ども・若者総合相談窓口 ココエール」(ページ)
- 愛知県「教育支援センターとフリースクール等」(県ポータル出典)(ページ)
- 愛知県「不登校でお悩みの児童・生徒、保護者の皆様へ」(県ポータル出典)(ページ)
- 愛知県「子どもSOS ほっとライン24」(県ポータル出典)(ページ)
- 豊田市「フリースクール等利用支援補助金」(ページ)
- 大府市「フリースクール等授業料補助金」(ページ)
- みよし市「フリースクール通所にかかる交通費を補助します」(ページ)
- 文部科学省「学びの多様化学校の設置者一覧」(ページ)
- 特定非営利活動法人てら 公式サイト(ページ)
- ゆずりは学園 フリースクール(ページ)
- フリースクールDoor+ 公式サイト(ページ)
- 豊橋植田塾 公式サイト(ページ)
NIJINアカデミーは、週4日のメタバース校舎と週1日のリアル教室を組み合わせて通えるオルタナティブスクールです。東京都内では南大沢駅のそばにリアル教室があり、毎週木曜に開いています。まずはオンラインの無料体験会から。

