- 特別支援教育コーディネーターの根拠になっている通知
- 通知が定める3つの役割
- どの学校に指名されているのか
- 相談するときの伝え方
特別支援教育コーディネーターとは
根拠になっているのは、文部科学省「特別支援教育の推進について(通知)」(平成19年4月1日 19文科初第125号)です。
「各学校の校長は、特別支援教育のコーディネーター的な役割を担う教員を『特別支援教育コーディネーター』に指名し、校務分掌に明確に位置付けること。特別支援教育コーディネーターは、各学校における特別支援教育の推進のため、主に、校内委員会・校内研修の企画・運営、関係諸機関・学校との連絡・調整、保護者からの相談窓口などの役割を担うこと。また、校長は、特別支援教育コーディネーターが、学校において組織的に機能するよう努めること。」
専任の職ではありません。すでに学校にいる先生の誰かが、校務分掌としてこの役割を担っています。特別支援学級の担任や養護教諭が兼ねていることが多く、学校によって違います。
3つの役割
| 役割 | 具体的には |
|---|---|
| 校内委員会・校内研修の企画・運営 | 支援が必要な子どもについて、校内で情報を共有し、方針を決める会議をまとめる |
| 関係諸機関・学校との連絡・調整 | 教育支援センター、医療機関、福祉の窓口、進学先の学校などとのやりとりの窓口になる |
| 保護者からの相談窓口 | 保護者からの相談を受け、校内につなぐ |
3つめが、保護者にとって直接関係する部分です。相談していい相手として、通知に名指しで書かれているということになります。
どの学校にいるのか
文部科学省は毎年「特別支援教育体制整備状況調査」で、学校種ごとの指名率を公表しています。小学校・中学校では高い水準ですが、高等学校や幼稚園では相対的に低い傾向があります。
最新の指名率は、文部科学省「特別支援教育体制整備状況調査結果」でご確認ください。今回、公表PDFから正確な数値を読み取ることができなかったため、このページでは具体的な数字を掲載していません。推測で書くよりも、原典を見ていただくほうが確実だと判断しました。
お子さんの学校にコーディネーターが指名されているかどうかは、学校に直接聞けば教えてもらえます。「特別支援教育コーディネーターの先生はどなたですか」と聞くのがいちばん早い方法です。
相談するときに
- 診断がなくても相談できます。通知の役割には「診断のある子どもに限る」という限定はありません
- 困っている場面を具体的に(何時間目のどんな活動で、どうなるか)
- 家でどう見えているか(学校での様子と食い違うことは珍しくありません)
- 何をしてほしいのか、希望があれば具体的に
- 話したことを個別の教育支援計画や児童生徒理解・支援シートに記録してもらえるか
コーディネーターに相談しても動かないと感じる場合、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、市区町村の教育委員会の教育相談窓口など、学校の外にも相談先があります。
よくある質問
NIJINアカデミーは、自宅から参加できるオルタナティブスクールです。朝の会から授業まで全国の子どもたちと一緒に過ごせて、在籍校への出席の相談にも対応しています。まずは様子を見てみたい、という段階からご相談いただけます。
