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小学生で起業した子はいる?実例と、家庭で始める起業体験のステップ

2026 11/05
学びの選択肢
2026年11月5日

「社長になりたい」「お店を開いてみたい」。子どもからそんな言葉が出たとき、小学生で起業なんてできるのか、どこから手伝えばよいのか迷う保護者は少なくありません。実際に会社をつくった小学生は多くありませんが、起業を体験できる場は全国に広がっています。

結論

法律上は、親などの同意があれば小学生でも会社の発起人になれます。ただし、実際に会社をつくった小学生はごく少数です。多くの子にとって現実的なのは、作品づくりや出店、自治体や民間の起業体験プログラムに参加すること。家庭では「誰の、どんな困りごとを解決するか」を一緒に考えるところから始められます。

目次
  1. 小学生でも起業できる?法律上のしくみ
  2. 実例|会社をつくった小学生
  3. 会社をつくらなくても、個人で活躍する小学生はいる
  4. 起業体験ができる場は増えている
  5. 家庭で始める起業体験の5ステップ
  6. 実例|オンラインで、企業と組むプロジェクトに取り組む
  7. よくある質問
  8. 「やってみたい」を、仲間と形にする放課後へ。

にじいろは株式会社NIJINが運営し、この記事で紹介するNIJIN放課後プロジェクトスクールも同社の事業です。

小学生でも起業できる?法律上のしくみ

会社のつくり方を定めた会社法には、発起人の年齢の制限はありません。ただし、会社の設立手続きは法律上の行為にあたるため、未成年者が行う場合は親権者などの法定代理人の同意が必要です。つまり、親の同意とサポートがあれば、年齢にかかわらず社長になれるしくみです。

一方で、登記に必要な書類の関係から、子どもが代表者として登記するのは難しい場合があります。そのため、親が代表取締役として登記し、子どもが「社長」として事業を担う「親子起業」という形を選んだ例もあります。会社をつくる前には、税金や契約の扱いも含めて、専門家に相談するのが安心です。

実例|会社をつくった小学生

実例1

小学6年生で会社を設立し、ヘアアクセサリーを販売

水野舞さんは小学6年生、12歳のときに会社を設立しました。報道では、国内の小学生社長は数人とされています。自分で考えた商品をつくり、販売まで続けている例です。

株式会社マイヤリングス 公式サイト

実例2

好きな「元素」から学習用の商品を開発

小学3年生で元素に夢中になった子が、学習用の「元素カルタ」を商品化し、小学6年生で会社を立ち上げた例もあります。ビジネスコンテストでの受賞をきっかけに注目されました。

レウォンさんの「元素カルタ」プロジェクト

実例3

小学生がつくったカードゲームが、次の起業家を生んだ

小学6年生のときに化学のカードゲームを考案した米山維斗さんの商品は、のちに中学生で起業する子の背中を押すきっかけになりました。一人の挑戦が、ほかの子の「自分もやりたい」につながることがあります。

ケミストリー・クエスト株式会社とカードゲームの紹介(政府広報オンライン)

どの例も、出発点は「好きなこと」や「身近な困りごと」でした。最初から会社をつくることを目標にしていたわけではありません。

家庭や地域の体験に加えて、オンラインで全国の仲間と企画を形にする選択肢もあります。企業と組むプロジェクトがあるか、活動内容と参加条件を公式サイトで確かめてください。

NIJIN放課後プロジェクトスクールの公式画像「やってみたい」を、仲間と形にする放課後小中学生向けのオンラインプロジェクト学習です。企業や自治体と組むプロジェクトの内容、体験方法を公式サイトで確認できます。公式サイトで活動内容を見る

会社をつくらなくても、個人で活躍する小学生はいる

起業というと会社の設立を思い浮かべがちですが、作品を発信したり、イベントで販売したりと、個人として活動している小学生もいます。SNSで工作や料理を発信する子、フリーマーケットで自作の雑貨を売る子、地域のイベントで企画を任される子など、形はさまざまです。

NIJINの学びの場でも、小学生が起業やピッチ(短いプレゼン)に挑戦した例があります。詳しくは関連記事のインタビューで紹介しています。

子どもがSNSで発信するときは、顔や学校、住んでいる地域が分かる情報を出さない、知らない人とのやりとりは保護者が確認する、など家庭のルールを先に決めておきましょう。お金や契約が関わる場合は、必ず保護者が窓口になります。

起業体験ができる場は増えている

小学生が参加できる起業体験の例
種類内容の例確認すること
学校の授業文部科学省が実践事例集を出すなど、小・中学校での起業体験も行われている学校で取り組んでいるか、先生に聞いてみる
自治体のプログラム愛知県は2022年から、小中高生向けの起業家精神育成プログラムを実施住んでいる自治体の広報や教育委員会の案内
民間のスクール・コンテスト商品やサービスを考え、起業家の前で発表する対象学年、費用、期間、発表の形
出店・販売の体験キッズフリマ、こどものまち、マルシェ出店出店料、売上の扱い、保護者の付き添い
誰に届けるかを話し合いながら、子どもたちが企画を小さく形にしていく
「誰に届けるか」を話し合うと、企画が具体的になる。

家庭で始める起業体験の5ステップ

  1. 好きなこと・気になることを書き出す「つくるのが好き」「家族の困りごとが気になる」など、小さなことでかまいません。
  2. 届けたい相手を一人決める家族、友達、近所の人など、顔が浮かぶ相手にすると考えやすくなります。
  3. 試作品をつくって使ってもらう完璧でなくてよいので、まず形にして感想を聞きます。
  4. 値段や交換の方法を考える材料費を数え、いくらなら続けられるかを一緒に計算します。
  5. ふりかえって次の工夫を決めるうまくいったこと、困ったことを言葉にして、次に生かします。
使う人の場面を想像しながら、試作品を何度も直していく子ども
使う人の場面を想像しながら、試作品を何度も直していく。

大切なのは、売上の大きさより「自分で考えて、誰かの役に立った」という経験です。親は答えを先に出さず、子どもが決めたことを手伝う立場に回ると、子どもは自分の事業として取り組めます。

実例|オンラインで、企業と組むプロジェクトに取り組む

NIJIN放課後プロジェクトスクールは、小中学生がオンラインのメタバース校舎に集まり、仲間とプロジェクトに取り組む放課後のスクールです。公式サイト(2026年10月28日確認)では、週1回のクラス会議(月曜・水曜の17:00〜18:00の2クラス)、自由に活動できる金曜日、月2回の発表会が紹介されています。企業や自治体と組むプロジェクトもあり、いまの学校に通いながら参加できます。

家庭でのお店ごっこから一歩進んで、「本物の相手」に向けて企画を出す経験は、起業体験の入り口になります。ただし、どのプロジェクトに参加できるかは時期によって違います。体験会で先生に直接たずねてみてください。

出典:PJ公式サイトの紹介内容をもとに編集部が整理。

よくある質問

小学生が稼いだお金は、どう扱えばいいですか?

金額や形によっては税金の手続きが関わることがあります。継続的に売上が出る場合は、税務署や税理士に相談しましょう。家庭では、材料費と売上を一緒に記録するところから始めると、お金の学びにもなります。

起業体験は、何年生から始められますか?

自治体のプログラムは小学5・6年生向けが多い一方、家庭での出店ごっこや作品の販売は低学年からでも楽しめます。学年より、本人の「やってみたい」を基準に選びましょう。

子どもが失敗したら、と心配です。

小さく試して、うまくいかなかった理由を一緒にふりかえることが、起業体験のいちばんの学びです。お金の損失が出ないよう、最初は材料費の範囲で試すなど、失敗しても困らない大きさで始めましょう。

NIJIN放課後プロジェクトスクールの活動風景
起業体験の、もう一つの入り口

「やってみたい」を、仲間と形にする放課後へ。

好きなことから企画を考え、仲間と相談しながら、誰かに届けるところまで。NIJIN放課後プロジェクトスクールでは、企業や自治体と組むプロジェクトにも取り組んでいます。子どもが興味を持てるテーマがあるか、体験で確かめられます。

PJの無料体験を見てみる学び方・通い方を確認する

写真:PJ公式サイト掲載の活動風景。小学生・中学生対象。最新の活動・募集状況は公式案内をご確認ください。

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参考情報
  • ニュースイッチ|小学生で会社を設立した水野舞さんの記事
  • 東洋経済オンライン|小学生で起業した13歳社長のインタビュー
  • J-CAST会社ウォッチ|12歳で起業した加藤路瑛さんのインタビュー
  • 文部科学省|小・中学校等における起業体験活動実践事例集
  • 愛知県|小中高生起業家精神育成事業の成果レポート
  • NIJIN放課後プロジェクトスクール公式サイト

紹介した実例は報道された個別の事例で、同じ結果を保証するものではありません。会社の設立や税金については、専門家や公的窓口にご確認ください。

監修:佐藤仁美(作業療法士/NIJINアカデミー東金校 教室長)

NIJIN放課後プロジェクトスクールの公式画像好きなことから、社会に届くプロジェクトへ小中学生向けのオンラインプロジェクト学習。企業と組むプロジェクトや体験方法は公式サイトで確認できます。無料体験・通い方を見る
学びの選択肢
キャリア プロジェクト学習 小学生 放課後プロジェクトスクール 販売体験 起業

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