大切なお子様が学校に行けなくなった時、親御さんが最も恐れるのは「今」ではなく「未来」ですよね。
「中学で不登校でも、通信制高校に行けばなんとかなる」 そう思って調べてみたものの、そこで目にするデータに愕然とされた方も多いのではないでしょうか。
「通信制高校卒業者の約3割〜4割が進路未決定のまま卒業している」
(文部科学省「高等学校通信教育の現状について」より)

大学にも行かず、就職もしない。
この数字を見ると、「やっぱり通信制高校に行っても、その後の人生は詰んでしまうのではないか?」と足がすくんでしまうのは当然です。
でも、安心してください。
この「3割」に入ってしまう子と、そこから力強く羽ばたいていく子には、明確な「違い」があります。
それは、学力ではありません。家庭の経済力でもありません。
今日はその「決定的な違い」について、心理学の視点から紐解いていきましょう。
なぜ3割の子は進路が決まらないのか? 本当の原因は「孤独」

まず、誤解を解かせてください。
進路が決まらないのは、「通信制高校のカリキュラムが悪いから」ではありません。
一番の原因は、「自分を見てくれる他者(大人)」の不在による、慢性的な孤独です。
通信制高校の落とし穴
通信制高校、特にネットコースや登校日数が少ないコースは、学習の自由度が高い反面、「誰とも関わらずに卒業できてしまう」という側面があります。
不登校を経験したお子様は、自信を失い、自己肯定感が極限まで下がっています。
その状態で、誰とも深く関わらず、ただレポートをこなすだけの日々を送るとどうなるか?
- 「自分は誰からも必要とされていない」
- 「社会に出るのが怖い」
という思い込みが強化され、エネルギーが枯渇してしまうのです。
これが「進路未決定」の正体です。
必要なのは「回復」と「出会い」
逆に言えば、不登校からの「その後の人生」を輝かせている子供たちは、必ずと言っていいほど、ある出会いを経験しています。
それは、「たった一人でもいい、自分を信じてくれる信頼できる大人」との出会いです。
心理学ではこれを「安全基地」と呼びます。
「この人は絶対に自分を否定しない」と思える大人が一人いるだけで、子供は驚くほど回復し、外の世界へ興味を持ち始めます。
学校選びの基準を変えよう。「偏差値」ではなく「人」で選ぶ

もし今、通信制高校への進学を検討されているなら、パンフレットの「偏差値」や「学費の安さ」、「有名大学への進学率」だけで選ぶのは、一度ストップしてください。
不登校経験のあるお子様にとって、最も重要な判断基準はこれです。
「そこに、うちの子を”個”として愛してくれる大人がいるか?」
マニュアル対応の先生か、一人の人間か
- ルールや校則を押し付けるのではなく、子供の「好き」を面白がってくれるか。
- 「先生と生徒」という上下関係ではなく、「人と人」として向き合ってくれるか。
「信頼できる大人」がいる環境に身を置くこと。
これさえできれば、子供は自然と「明日」を語り始めます。
進路は、心が回復した後についてくる「結果」に過ぎません。
「ここなら大丈夫」と思える場所。NIJIN高等学院という選択肢


でも、そんな理想的な大人がいる学校なんて、どこにあるの?



先生たちは忙しそうで、一人ひとりなんて見てくれないじゃない
そう諦めかけている親御さんに、どうしても知っていただきたい学校があります。
それが、NIJIN高等学院です。
NIJIN高等学院が「その後の人生」を変える理由
私が数ある学校の中でここをお勧めする理由は、彼らが「学校をハッピーにする」と本気で宣言し、子供たちの「個」を何よりも大切にしているからです。
- 信頼できる大人たちの存在
NIJINに集まるスタッフ(先生)たちは、教育への熱い想いを持った、とびきりユニークで温かい大人たちです。彼らは子供を管理しません。一人の人間としてリスペクトし、同じ目線で笑い合い、悩みます。 - 「好き」を爆発させる環境
画一的な授業ではなく、子供が何に夢中になれるかを探求します。自分の「好き」を大人に認められた時、子供の瞳には光が戻ります。 - 孤独にさせないオンラインとリアルの融合
オンラインであっても、そこには濃密なコミュニケーションがあります。「自分はここにいていいんだ」という所属感が、進路を切り拓くエネルギーになります。
まずは親御さんが、その「新しい世界」を覗いてみてください
不登校になったことを悲観する必要はありません。
環境さえ変われば、お子様は必ず変わります。
もし少しでも「ここなら、あの子の笑顔が見られるかもしれない」と感じたなら、まずはNIJIN高等学院のホームページを覗いてみてください。
そこにある写真、言葉、空気感。
それを見るだけでも、「学校って、こんなに自由でいいんだ」「こんな大人たちなら安心かも」という希望を感じていただけるはずです。
お子様のその後の人生が、虹色に輝くものになりますように。
その第一歩は、親御さんであるあなたが、新しい選択肢を知ることから始まります。
NIJIN高等学院は、通信制高校と連携しながら学びを支えるサポート校です。
私たちは「高卒資格を取ること」だけでなく、その先にある自分らしい学びと未来づくりを大切にしています。
オンラインでも仲間と出会い、先生との対話を通じて、自分の“好き”や“得意”を育てていく。
10代のうちに主体性を磨き、将来につながる経験を積むことができます。
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この記事の内容を確かめるための一次資料
「怠けている」ように見える状態の裏に、医学的な背景があることは珍しくありません。とくに起立性調節障害は思春期に多く、朝起きられないことが本人の意思とは無関係に起きます。判断を家庭だけで抱えず、医療の一次情報にあたってください。
下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。
| 資料 | 何がわかるか |
|---|---|
| 厚生労働省「こころの健康」 | 子どもと保護者のメンタルヘルスの基礎情報 |
| 厚生労働省「こころの耳」 | 相談窓口とセルフチェック |
| 日本小児心身医学会 | 起立性調節障害など、子どもの心身症に関する学会情報 |
| 文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」 | 小中の不登校353,970人。全国の最新の実数 |
| 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 | 「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針 |
| 同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合) | 教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件 |
| 同 別記2(自宅でICT等を活用した学習) | 自宅学習を出席扱いにする7つの要件 |
| 文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」 | 2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件 |
| 文部科学省「COCOLOプラン」 | 誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策 |
| 文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」 | 全国1,045市区町村の公式相談窓口 |
| 教育機会確保法(e-Gov法令検索) | 第13条が「休養の必要性」を条文で認めている |
| こども家庭庁「子育て支援」 | 子育て世帯が使える支援制度の全体像 |
| 国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」 | 研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料 |
学校に相談するときの進め方
① 支援の目標をすり合わせる
「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。
② 具体的な場所を挙げる
「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。
③ 出席扱いの要件を一緒に確認する
「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。
④ 決めたことを記録に残す
面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター(全国1,045市区町村の窓口一覧)
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。
家庭でいまできること
制度や相談先が分かっても、明日からどう過ごすかは別の話です。うまくいかない日があって当たり前という前提で、いま無理なくできそうなものだけを選んでください。全部やろうとしないことが、いちばん大事なコツです。
いま家庭で確かめておきたいこと
睡眠のリズムが崩れていないか(起きる時間より、寝る時間を先に整えるほうがうまくいきます)
食事が極端に減っていないか。体重の変化はないか
頭痛・腹痛・立ちくらみなど、体の訴えが続いていないか(続く場合は受診を検討してください)
「学校の話」以外で笑える時間が、1日に少しでもあるか
保護者自身が眠れているか。抱え込んでいないか
学校との連絡窓口が、担任1人に集中していないか
声のかけ方で迷ったときは
「なんで行けないの」と理由を問うと、子ども自身も説明できないことが多く、答えられない自分を責めてしまいます。理由を聞くより、いまの状態を言葉にして返すほうが伝わります。「しんどそうだね」「今日はゆっくりでいいよ」——それだけで十分な日があります。
逆に、避けたほうがよい言葉もあります。「みんな行ってるよ」「そんなことでどうするの」「甘えてるだけでしょ」。どれも本人がすでに自分に言っている言葉なので、外から重ねると逃げ場がなくなります。
相談先の選び方|どこに何を聞けるか
相談先はひとつではありません。それぞれ役割が違うので、聞きたい内容で選ぶと早く進みます。
| 相談先 | 聞けること | 費用 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 在籍校(担任・スクールカウンセラー) | 出席の扱い、校内の別室、学習の進め方 | 無料 | まず学校での配慮を相談したいとき |
| 教育支援センター(市区町村) | 学校外の公的な居場所、通所と出席扱い | 原則無料 | 学校の外に一歩を踏み出したいとき |
| フリースクール(民間) | 体験活動中心の居場所、少人数の学び | 月1〜5万円程度 | 興味や「やってみたい」から入りたいとき |
| オンライン | 自宅から参加できる学び、出席扱いの実務 | スクールにより異なる | 外に出るのが難しい/近くに選択肢がないとき |
| 医療機関(小児科・児童精神科) | 体の不調の背景、診断と治療 | 保険診療 | 睡眠・食事・体の症状が続くとき |
| 24時間子供SOSダイヤル | 子ども本人・保護者どちらの相談も | 無料・24時間 | いますぐ誰かに聞いてほしいとき(0120-0-78310) |
どこから始めればいいか迷ったら
学校に伝えるときの文例
言いたいことは決まっていても、いざ書こうとすると手が止まる——という声をよく聞きます。そのまま使える形にしました。丁寧すぎる必要はありません。事実と、してほしいことが伝われば十分です。
① しばらく休むことを伝える
本人の体調と気持ちの状態から、しばらく学校をお休みさせていただきます。
毎朝のご連絡が負担になっているため、こちらから連絡がない日は欠席としてお取り扱いいただけますでしょうか。状況が変わりましたら、その都度ご連絡いたします。
毎朝の欠席連絡は、家庭にとっても学校にとっても負担です。先にこの一文で合意しておくと、朝の消耗がなくなります。多くの学校が対応してくれます。
② 配慮をお願いする
つきましては、登校できた日は保健室や別室で過ごさせていただくことは可能でしょうか。
また、給食の時間だけ別室にする、掃除の時間は無理をさせない、といった形でもかまいません。
本人が続けられる形を一緒に考えていただけると助かります。
「配慮してください」だけでは学校も動きにくいので、場面と具体的な対処をセットで書くのがコツです。診断名は必須ではありません。
③ 出席扱いについて相談する
文部科学省の「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年10月25日)に、学校外の施設で相談・指導を受けた場合や、自宅でICT等を活用した学習を行った場合の指導要録上の出席扱いについて定めがあると伺いました。
本校ではどのような運用になっていますでしょうか。また、要件を満たすために家庭で用意すべきものがあれば教えてください。
ポイントは「認めてください」ではなく「何を用意すればよいですか」と聞くことです。学校側も判断材料を求めています。要件の全文は教育支援センターとはの記事に原文どおり掲載しています。
④ 面談のあとに送る確認メール
確認させていただいた内容を念のためお送りします。
・当面は◯◯(別室/午後のみ など)で対応いただく
・◯◯(教育支援センター等)への通所を検討し、決まり次第ご連絡する
・出席の取り扱いについては、◯月◯日までにご回答いただく
認識に相違がありましたらお知らせください。
口頭の合意は、担任が変わると消えてしまいます。短くていいので記録に残しておくと、翌年度も引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
伝える相手の順番
この記事のテーマについて、よく寄せられる質問
同じような状況の方から実際によく届く質問をまとめました。あてはまるものから読んでください。
Q. 朝だけ具合が悪くなります。仮病でしょうか?
A. 仮病とは限りません。起立性調節障害のように、午前中に強く症状が出て午後に回復する状態は思春期に多くみられます。本人の意思では動かせない体の反応なので、まずは小児科や児童精神科で相談してください。
Q. 受診したほうがよい目安はありますか?
A. 睡眠・食事・体重に変化があるとき、体の症状が2週間以上続くときが一つの目安です。「気のせいかも」と迷う段階で相談して構いません。学校を休む判断の根拠にもなります。
Q. 薬を飲ませることに抵抗があります
A. 治療の選択は家庭が決めることです。迷いをそのまま医師に伝えてよいですし、薬以外の選択肢や、まず生活リズムから整える方針を相談することもできます。
Q. 学校にどう説明すればいいですか?
A. 診断名だけでなく、「午前中は登校が難しいが、午後なら可能なことがある」と具体的な時間帯や条件で伝えるほうが配慮につながります。医師の意見書があると、学校側も動きやすくなります。
Q. 保護者自身がつらいときは?
A. 保護者の消耗は子どもに伝わります。厚生労働省「こころの健康」や自治体の相談窓口は、保護者本人の相談も受け付けています。24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)は保護者からの相談も可能です。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。









