- 甲府市内で確認できた4校の対象年齢・時間・費用(確認できなかった項目も明記)
- NLISの入学金・授業料・年間費用と、小学校6年間にかかる費用の編集部試算
- 国の無償化(2026年10月から認可外の3〜5歳は上限月40,300円)と、甲府市の手続き・条件
- ASKとケントスは、無償化を使えた場合に月いくらの負担になるのか
- 通学圏にある南アルプス市・昭和町・中央市の英語系施設、卒園後に英語を続ける方法、見学で聞く10のこと
結論:甲府市で選べる学校(早見)
甲府市で確認できた4校を、年齢・場所・費用の目安で並べました。小学生以降まで通えるのはNLISとASKで、2歳から通える幼児園はASK・ケントス・タケダの3つです。
| 学校名 | 場所 | 対象 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
| ニューライフ・インターナショナル・スクール(NLIS) | 小学部:朝日5丁目/中学・高校部:塩部3丁目 | 小学1年〜高校3年(Grades 1-12) | 授業料 月67,000円(年804,000円)、入学金 小学部180,000円 |
| アメリカンスクール イン 甲府(ASK) | 中小河原町 | 2歳半〜小学生(Nursery〜Grade 7) | 幼児クラス 月49,000円(授業料・教材費・設備費の合計)、入会金63,000円 |
| ケントス インターナショナル プリスクール | 大里町 | 2歳〜年長(週5日) | 月謝 55,000円、入会金 38,500円(令和8年度) |
| タケダ・イングリッシュスクール | 緑が丘 | 2歳0か月〜5歳児クラス(ポータル情報) | 公式サイトで確認できませんでした |
比べる軸は3つだけ
4校は、通える年齢も、一日の長さも、毎月の負担も大きく違います。
01
通える年齢と学年
幼児期だけなのか、小学生・中学生・高校生まで続けられるのか。NLISは1〜12年生、ASKは小学生の年齢まで、ケントスとタケダは幼児が対象です。
02
時間と毎月の負担
ケントスは9:00〜15:00(延長18:00まで)、ASKは9:00〜15:30。月謝だけでなく、教材費・設備費・給食などを足した毎月の合計で比べます。
03
助成を使ったあとの負担
国の無償化は、保育の必要性の認定を受けた3〜5歳が対象で、認可外の上限は2026年10月から月40,300円です。対象施設かどうかは、必ず市に確認します。
この3つを、次の章から順に確かめていきます。

甲府市のインターナショナルスクール事情と費用の相場【2026年】
山梨県で英語の環境をそろえた学校は、甲府盆地に集まっています。甲府市内には、2歳半から通える英語の幼児園と、小学部から高等部までを英語で教える全日制のキリスト教主義の学校があり、隣の南アルプス市や昭和町、中央市にも英語系の幼児施設があります。ただし、横浜や大阪のように校数が多いわけではないので、「近くに通える学校が数校しかない」ことを前提に、1校ごとの違いを丁寧に見ていくことになります。
費用の相場は、公式サイトで確認できた範囲で、幼児期は月4万9千円から5万5千円ほどです。ASKの幼児クラスは授業料38,000円・教材費5,000円・設備費6,000円で月49,000円、ケントスの月謝は55,000円(週5日)でした。首都圏の幼児向けインターで月8万円から10万円を超える園があることを考えると、甲府市の幼児期の費用は比較的おさえめです。一方、小学生以降のNLISは、授業料だけで月67,000円(年804,000円)。幼児期より毎月の負担が大きくなります。
月の費用は約4.9万円から6.7万円まで
公式サイトで確認できた月謝・授業料を並べました。助成を使う前の金額で、入会金・年会費などは含みません。
タケダ・イングリッシュスクールは、公式サイトで金額を確認できなかったため載せていません。ASKの料金表はセルが結合されており、学年ごとの区分の読み取りに誤りがある可能性があります。各校の公式サイトをもとに作成(2026年10月時点)。
月謝だけで比べると見誤ります。ASKは月謝のほかに教材費と設備費が毎月かかり、ケントスは施設維持費(6か月ごと12,000円)と教材費(6か月ごと13,650円)が別にかかります。NLISは毎月の授業料のほかに、年に一度の施設費(Building Fee)などがあります。次の章で、入るときの費用と毎月の費用を分けて整理します。
甲府市のインターナショナルスクール費用早見表【市内4校】
入るときにかかる費用と、毎月(毎年)かかる費用を分けて並べました。いずれも公式サイトの記載で、税込・税別の表記は各校の表記に従っています。
| 学校名 | 入るときの費用 | 毎月・毎年の費用 |
|---|---|---|
| NLIS | 申込金10,000円、入学金(小学部)180,000円・(中学部)120,000円・(高校部)150,000円、非常用の食料・水1,000円 | 授業料 月67,000円(第2子以降 49,000円)、年に一度の施設費70,000円、保険1,450円(1〜6年)、保護者の教育支援1,000円 |
| ASK | 入会金 63,000円(早期入学は50%OFFの表記) | 幼児クラス 授業料38,000円+教材費5,000円+設備費6,000円(月)。Grade 1〜2・3〜7は表のとおり |
| ケントス | 入会金 38,500円(転入割引あり) | 月謝 55,000円、施設維持費12,000円(6か月ごと)、教材費13,650円(6か月ごと)、延長保育 1時間230円 |
| タケダ・イングリッシュスクール | 公式サイトで確認できませんでした | 公式サイトで確認できませんでした |
初年度の費用は約65万円から107万円
編集部が、公式の料金表を合計した試算です。助成を使う前の金額で、4月入学・入園の場合です。
ASK:63,000円+49,000円×12か月=651,000円。ケントス:38,500円+(12,000円+13,650円)×2回+55,000円×12か月=749,800円。NLIS:10,000円+180,000円+1,000円+70,000円+1,450円+1,000円+804,000円=1,067,450円。給食・制服・延長保育・バス・教材の追加費用は含みません。編集部の試算です。
同じ「初年度」でも、幼児園は65万円から75万円ほど、小学部は100万円を超えます。ただし、幼児園は3〜5歳なら国の無償化で毎月の負担を大きく減らせる可能性があり、小学部は無償化の対象外です。この違いは、後の章で詳しく見ます。
甲府市内のインターナショナルスクール・英語プリスクール4校
ここからは、1校ずつ「どんな学校か・費用・こんな家庭に」の順で見ていきます。事実は公式サイトの記載に限り、確認できなかった点は、そのとおり書いています。
ニューライフ・インターナショナル・スクール(NLIS)
どんな学校か。公式サイトは「小学校から高校まで、質の高い英語によるキリスト教教育」をうたう学校です。小学部は朝日5丁目、中学・高校部は塩部3丁目にあります。公式サイトによると、1年生から12年生までの全学年でWASC(米国西部地域私立学校大学協会)の認定を受けており、山梨で唯一のWASC認定校と案内されています。東京のクリスチャン・アカデミー・イン・ジャパンとも提携しています。日本人の事務スタッフ3名と日本人教師4名がいて、保護者が英語を話せなくても参加できると明記されています。
費用。授業料は第1子が月67,000円(年804,000円)、第2子以降は月49,000円(年588,000円)です。入学時には、申込金10,000円に加えて、入学金が小学部180,000円、中学部120,000円、高校部150,000円。年に一度の施設費が70,000円です。授業料は2年ごとに値上げする方針で、2028〜2030年度は第1子が月70,000円、2030〜2032年度は月73,000円と公式サイトに載っています。
こんな家庭に。小学生のうちから英語で学ぶ環境を、中学・高校まで同じ学校で続けたい家庭に向きます。入学の条件は年齢が基本で、小学1年は4月1日時点で6歳。小学2〜5年で英語が十分でない場合は、放課後のESL(追加費用あり)に通う意欲があれば受け入れる場合があると書かれています。6年生以上は、学年相当でなくても、話す・読む・書くことができる必要があります。編入や、ホームスクーラー、日本の学校からの転入も歓迎と案内されています。
アメリカンスクール イン 甲府(ASK)
どんな学校か。2004年に創立された、幼児と小学生を対象にしたインターナショナルスクールです。公式サイトでは、アメリカ、イギリス、ニュージーランド、アイルランド、カナダ、インド、ブラジル、韓国、日本などさまざまな国の講師がいること、年長児までに英語での初歩的な読み書きと会話ができることを目標にしていること、保育士資格を持つ日本人講師がサポートすることが書かれています。所在地は甲府市中小河原町です。
費用。インターナショナルスクールのクラスは、月曜から金曜の9:00〜15:30。入会金は63,000円(早期入学は50%OFFと記載)。Nursery(2.5〜3歳)から幼児クラスは、授業料38,000円・教材費5,000円・設備費6,000円。Grade 1〜2の区分は授業料49,000円、Grade 3〜7の区分は52,000円で、教材費・設備費はともに6,500円です(いずれも税込)。このほか、8:00〜8:30と15:30〜17:30の預かり延長が月3,000円からあります。1日の短いクラス「ハンプティダンプティ」(未満児〜年中児)もあり、ショートコース(10:00〜12:00)は月4回で授業料10,000円からです。
こんな家庭に。2歳半から通え、小学生の年齢まで同じ学校で英語環境を続けられる点が特徴です。夕方の英会話教室(月〜金の16:00〜19:00)や、水曜の空手教室(英語と日本語)、夏休みの3週間のサマースクール(年少児〜小学生)も案内されており、通う回数や目的を選びやすい学校です。
ケントス インターナショナル プリスクール
どんな学校か。大里町にある、英語の環境で保育・教育を行う幼児園で、運営は有限会社ケントスです。公式サイトによると、定員は年少・年中・年長の各クラス8名、2歳児クラスは若干名。指導は外国人教師と日本人教師で、延長時間は日本人教師が担当します。年少クラスから週1回、日本語の授業が加わり、小学校への移行に配慮していると案内されています。
費用。令和8年度の募集要項では、入会金38,500円(転入割引あり)、月謝55,000円(週5日。兄弟割引あり)、施設維持費12,000円と教材費13,650円(どちらも6か月ごと)。保育時間は9:00〜15:00で、延長保育は18:00まで、1時間230円です。週5日制のみで、スクールバスはなく、給食はスクールランチを注文する形です。
こんな家庭に。毎日英語の中で過ごす幼児期を、少人数で過ごさせたい家庭に向きます。同じ運営の英会話教室(入会金11,000円。プリスクール卒園児向けのクラスもあります)があり、卒園後に英語を続けやすい点も特徴です。
タケダ・イングリッシュスクール
どんな学校か。緑が丘にある認可外保育施設の英語園です。公式サイトを確認できなかったため、保育施設ポータルの掲載情報によると、対象は2歳0か月〜5歳児クラス、開所は平日9:30〜15:00、園庭があり、延長保育・一時保育に対応していると記載されています。
費用。公式サイトでも、ポータルでも、月謝や入園金を確認できませんでした。
こんな家庭に。料金や教育方針を確かめられていないため、「向く家庭」は決めつけられません。見学の際に、後の章のチェックリストの質問を一通り聞いてみてください。

預けられる時間と、助成後の月の負担を比べる
共働きの家庭にとっては、「何時から何時まで預けられるか」が学費と同じくらい大切です。公式サイトで時間を確認できた3校を並べると、ケントスが延長保育を使えば18:00まで、ASKが預かり延長で17:30までです。なお、ASKのインターナショナルスクールのクラスは9:00〜15:30、ケントスは9:00〜15:00が基本の時間です。
預けられる時間は延長を使うと9時間前後
平日に子どもが施設で過ごせる最長の時間(延長保育・預かり延長を使った場合)と、基本の時間を比べました。
ASKの預かり延長は、スクール生徒で月3,000円から。ケントスの延長保育は1時間230円。時間は各校の公式サイトの記載で、季節や日によって変わる場合があります(2026年10月時点)。タケダはポータル情報。
時間だけでなく、助成を使ったあとの毎月の負担も大事な比較ポイントです。3〜5歳の子どもが、保育の必要性の認定を受け、かつ施設が無償化の対象施設であれば、認可外保育施設の利用料は月額40,300円まで無償化されます。次のグラフは、その場合の負担の目安です。
無償化が使えれば月の負担は約8,700円から19,000円
編集部の試算です。月額40,300円の上限がそのまま使えた場合の自己負担の目安を並べました。
無償化の対象になるには、保育の必要性の認定と、施設が対象施設であることが必要です。ASKとケントスが甲府市の対象施設かどうかは、今回確認できていません。給食・延長保育・行事費などは含みません。編集部の試算で、実際の金額は市と各園に確認してください。
この試算は、「月謝が上限を上回り、差額が自己負担になる」という考え方です。上限額の範囲内で、利用料の実費が無償化されます。月謝が40,300円を下回る場合は、月謝の全額が対象です。
通学圏にあるインターナショナルスクール——南アルプス市・昭和町・中央市
甲府市の隣には、英語の幼児施設がいくつかあります。通園のしやすさは、住んでいる地区と、車か電車かによって大きく変わります。ここでは、「通学圏」として名前を挙げますが、今回は公式サイトを確認できなかったため、情報の確度は市内4校より低めです。
バンビバイリンガル幼稚園(南アルプス市)
南アルプス市徳永1605-2にある、学校法人バンビバイリンガル学園の幼稚園です。保育施設ポータルによると、対象は3歳0か月〜5歳児クラス、開所は平日8:00〜18:00、定員75名、設立は2008年で、JR中央線の竜王駅から車で15分と記載されています。公式サイトの記載は確認できず、料金も確認できませんでした。山梨県のまとめ記事では、国際教育費が月2万円(給食費などは別)と紹介されていますが、これも一次情報ではありません。
イングリッシュプラス プリバンビクラス(昭和町)
昭和町西条新田にある、2歳児向けの準備クラスです。にじいろと同じ運営のNGAが公開している山梨県のまとめ記事では、週4日で月41,500円と紹介されています。公式サイトを確認できなかったため、最新の料金・開講状況は、直接確認してください。
イエスイングリッシュ・スクール(中央市)
中央市若宮にある、未就学児向けの英語の教室です。受け入れ状況は、NGAのまとめ記事でも「要確認」とされています。公式サイトを確認できなかったため、記事では、名前と所在地だけを紹介します。
通学圏の施設を選ぶ前に確かめること
隣の市町の施設を検討するときの確認項目です。
居住地の市町村によって、無償化の手続きの窓口が異なります。
何歳まで通えるか——学校ごとの学年の範囲
子どもが何歳まで同じ環境に通えるかは、長い目で見た学校選びで大きな違いになります。公式サイトで確認できた範囲で、通える学年を図にしました。
学校によって通える学年の範囲が違う
色のついた部分が、公式サイトで確認できた、その学校に日中通える学年です。薄い部分は対象外です。
NLISの幼児・低学年向けの学年は、公式サイトに記載がありません。ASKのGrade 7は11〜12歳の区分で、中学生の学年には含めていません。2026年10月時点。
小学生以降に毎日通える全日制の学校として確認できたのは、甲府市内ではNLISだけです。ASKも小学生の年齢のクラスがありますが、公式の学年表記は「Grade 7(11〜12歳)」までで、中学生の年齢に当たる学年の記載は確認できませんでした。幼児期にケントスやASKで英語に親しんだあと、小学校をどうするかは、早めに考えておく必要があります。

甲府市のエリア別に探す
住まいの場所によって、通いやすい施設は変わります。公式サイトに書かれた所在地をもとに、エリアごとに整理しました。駅からの徒歩時間や車での所要時間は、公式サイトに記載がないものは載せていません。
この5つのエリアのうち、通園にスクールバスがあると公式サイトで確認できた施設はありませんでした。ケントスは「現在スクールバスでの送迎は行っていません」と明記しています。共働きで送迎の時間が限られる家庭は、延長保育の有無と合わせて確認しましょう。
インターナショナルスクールの「各種学校」とは——就学義務と卒業資格
「インターナショナルスクール」は、法律上の決まった名前ではありません。学校の制度上の扱いによって、就学義務を果たせるか、卒業資格が得られるかが変わります。詳しい仕組みは、関連記事のインターナショナルスクールは義務教育になるのかとインターナショナルスクールとはでも解説しています。
日本の法律では、保護者には、子どもを小学校・中学校(一条校)などに就学させる義務があります。一条校は、学校教育法第1条に定められた学校で、小学校、中学校、高校などのことです。インターナショナルスクールの多くは、一条校ではなく、各種学校や、法律上の認可を受けていない施設(無認可)にあたります。
3つの区分で制度上の扱いはこう変わる
一条校、各種学校など、無認可の3つを比べました。
| 一条校 | 各種学校など | 無認可 | |
|---|---|---|---|
| 就学義務を果たしたことになる | ○ | × | × |
| 日本の小中学校の卒業資格 | ○ | × | × |
| 高校の就学支援金 | ○ | △ | × |
○=当てはまる △=文部科学省が指定した学校のみ ×=当てはまらない。文部科学省の資料をもとに作成(2026年10月時点)。
NLISの公式サイトには、学校教育法上の区分(一条校・各種学校・無認可)の記載を確認できませんでした。WASC認定は、米国の地域団体による教育の質の認定で、日本の制度上の区分とは別のものです。ASKとケントスは、幼児を対象にした認可外保育施設・英語園の位置づけです。就学義務の扱いや、日本の中学校・高校への進学の取り扱いは、入学前に学校と甲府市教育委員会へ確認してください。
日本の学校に籍を置いたまま通えるのか、どのような資格が得られるのかは、家庭の進路の考え方によって重要度が変わります。高校の就学支援金や卒業後の進路については、インターナショナルスクール卒業後の進路も参考にしてください。
幼児教育・保育の無償化——甲府市の上限額と手続き
甲府市の公式ページ(2026年10月5日更新)には、認可外保育施設等を利用する3〜5歳の子どもは月額40,300円まで、0〜2歳の市民税非課税世帯の子どもは月額45,700円まで、利用料が無償化されると書かれています。いずれも、甲府市の「保育の必要性の認定」を受けることが条件で、就労などの要件は認可保育所の利用と同等です。保育所や認定こども園などを利用できていない方が対象とされています。制度全体の仕組みは、インターナショナルスクールの無償化・補助金でも解説しています。
甲府市の無償化の上限額は利用先で違う
甲府市の公式ページに載っている月額の上限です。認可外保育施設等の利用では、保育の必要性の認定が必要です。
甲府市「幼児教育・保育の無償化について」(2026年10月5日更新)をもとに作成。幼稚園・認可外ともに、保育の必要性の認定が必要な区分があります。
「無償化の対象になる認可外保育施設」は、甲府市に届出を行い、国が定める基準を満たしている必要があると、市の公式ページに書かれています。施設の名称に「インターナショナル」とあっても、対象になるとは限りません。ASKとケントスが対象施設にあたるかは、今回の調査では確認できなかったため、利用を考える家庭は、施設と甲府市の子ども保育課の両方に確認してください。
無償化を使うまでの5ステップ
甲府市の公式ページの案内をもとに整理しました。
手順の詳細・窓口・様式は、必ず甲府市の公式ページで最新のものを確認してください。
なお、無償化の対象になるのは幼児期(0〜5歳)です。小学生以降のNLISなどは対象外になります。また、小学生以降の費用を助成する甲府市独自の制度は、今回の調査では確認できませんでした。

小学生の通学費用——NLISの6年間を試算する
小学生以降に毎日通える全日制の学校は、費用の見通しが大切です。NLISの公式サイトの料金表をもとに、小学1年から6年生までの1年ごとの費用を、編集部で試算しました。授業料は、公式サイトの値上げ計画(2026〜2028年度が月67,000円、2028〜2030年度が月70,000円、2030〜2032年度が月73,000円)に沿って計算しています。
小学校6年間の総額は約567万円
2026年4月に小学1年で入学した場合の、1年ごとの費用です。授業料は第1子の料金で、値上げ計画に沿って計算しています。
授業料6年間の合計は5,040,000円、申込金・入学金・非常食の合計は191,000円、施設費・保険・保護者の教育支援費(年72,450円)の6年分は434,700円で、総額は5,665,700円。給食・制服・教材・スクールバスなど、公式サイトの料金表に含まれない費用は含みません。料金が今後の計画から変わる可能性があります。編集部の試算です。
第2子以降の授業料は、公式サイトでは月49,000円(2026〜2028年度)で、2年ごとに1,000円ずつ上がる計画です。きょうだいで同時に通う場合、授業料6年分は3,600,000円。第1子と比べて、6年間で約144万円の差になります。きょうだい割引は授業料のみが対象で、入学金などは対象外と公式サイトに書かれています。
小学生の費用は、無償化の対象外であることを念頭に、家計の見通しを立てる必要があります。学費の全体像は、インターナショナルスクールの学費の記事で、全国の相場と合わせて確認できます。中学以降の入学金は、中学部120,000円、高校部150,000円です。小学部から続けて通う場合でも、これらの入学金が必要か、公式サイトでは確認できませんでした。
卒園後に英語を続ける方法
幼児期に英語の環境で過ごした子どもが、小学校に入ったあとも英語を続けられるかは、多くの家庭が気にする点です。甲府市内で確認できた選択肢を、年齢別に整理しました。
子どもの年齢で選べる先は変わる
公式サイトで確認できた選択肢を、年齢ごとに整理しました。
公式サイトの記載をもとに作成。2026年10月時点。
ケントスの公式サイトには、卒園後は「アフタークラス」のプログラムに進み、夏のサマースクールで卒園生が再会する行事がある、と書かれています。ASKも、夕方の英会話教室(16:00〜19:00)を案内しています。幼児期の英語を、小学校以降も細く長く続けるための選択肢として、通う園の卒園後の仕組みを入園前に聞いておくと安心です。
小学生以降の学び方の選び方は、インターナショナルスクールの選び方と、プリスクールとインターナショナルスクールの違いで、整理しています。
学費でも通学時間でも折り合わなかったときに——オンラインという選択肢
ここまで読んで、「通える範囲に条件に合う学校がない」「小学生になると年間100万円近い負担は厳しい」と感じた家庭もあるかもしれません。甲府市を含む山梨県内では、全日制の英語の学校は、甲府盆地に集中しています。山あいの地域から通う場合は、通学だけで負担が大きくなります。
そのときの選択肢の一つが、自宅から参加するオンラインのインターナショナルスクールです。にじいろを運営する株式会社NIJINは、オンラインインターナショナルスクール「NIJIN GLOBAL ACADEMY」を運営しています。通学の距離に縛られず、住んでいる場所を変えずに英語で学べる点が特徴です。
ただし、正直にお伝えしたい弱点もあります。画面越しの授業は、同じ教室で過ごす対面の学校とは、友だちとの関わり方が違います。低年齢の子どもは、保護者が横でサポートする場面も多くなります。また、毎日同じ場所で過ごす「居場所」としての役割は、対面の学校のほうが大きい場合があります。向き不向きは、家庭と子どもの様子によって変わります。デメリットは、オンラインインターナショナルスクールのデメリットの記事で、詳しく整理しています。
3つの選択肢をこう比べる
甲府市の家庭が選べる、主な道を並べました。
どの選択肢が合うかは、子どもの年齢・性格と、家庭の仕事の形で変わります。すべてを一度に決める必要はありません。幼児期は市内の園、小学生以降は別の選択肢、というように、段階的に組み合わせる家庭もあります。
見学・説明会で必ず聞きたい10のこと
パンフレットや公式サイトだけでは分からないことは、見学のときに聞いておきましょう。甲府市の4校に共通して使える質問をまとめました。
甲府市で幼児園・英語の学校を見るときに聞くこと
見学や説明会に、そのまま持っていけるリストです。
特に大切なのは、「無償化の対象施設か」「年間の総額はいくらか」「小学校のあとにどうつながるか」の3つです。この3つが分かれば、他の園と比べても、家計の見通しが立てやすくなります。入学や編入の条件は、インターナショナルスクールの入学条件と編入・転校の記事も参考になります。
よくある質問
この記事の内容を確かめるための一次資料
- NLIS トップページ(ページ)
- NLIS 学費(Fees)(ページ)
- NLIS 入学案内(Admissions)(ページ)
- アメリカンスクール イン 甲府 クラス&料金(ページ)
- アメリカンスクール イン 甲府 ASKとは(ページ)
- ケントス インターナショナル プリスクール 募集要項(プリスクール)(ページ)
- ケントス よくあるご質問(プリスクール)(ページ)
- ケントス 園の一日(ページ)
- ケントス 募集要項(英会話教室)(ページ)
- 甲府市 幼児教育・保育の無償化について(ページ)
- タケダ・イングリッシュスクール(ホイシル)(ページ)
- バンビバイリンガル幼稚園(ホイシル)(ページ)
- NIJIN GLOBAL ACADEMY 山梨県のインターナショナルスクール(参考)(ページ)
- 学校教育法(e-Gov法令検索)(ページ)


