「うちの子、ゲームばかりしていて将来が心配……」 「学校に行けなくなってから、自信を失っているように見える」 そんな不安を抱える保護者の方々に、ぜひ知ってほしい物語があります。
2025年10月、DMM本社とメタバース校舎でハイブリッド開催された「NIJINアカデミー学園祭」。そこで起きたのは、単なるイベントの枠を超えた「子どもが主役」の教育最前線の現場でした。英語学習アプリ『マグナと不思議の少女』を展開するミントフラッグ株式会社とNIJINアカデミーが手を取り合い、子どもたちが企業の「PR大使」や「イベント主催者」として社会に飛び出したのです。
「不登校」という言葉が持つネガティブなイメージを、子ども自らの手で「クリエイティブな才能」へと塗り替えていく。本記事では、ミントフラッグ様との共創事例を通じて、子どもたちが本来持っている爆発的なエネルギーと、企業が教育に関わる真の価値について、ワクワクする未来の展望とともにお伝えします。
12歳の大使が企業を背負う?――学園祭で開花した「すなっP」の情熱

学園祭当日、ミントフラッグ様のブースはひときわ活気に満ちていました。しかし、そこでマイクを握り、来場者にアプリの魅力を熱弁していたのは、企業の社員ではありません。NIJINアカデミーの生徒、通称「すなっP」です。
彼はこの日、ミントフラッグ公認の「1日PR大使」としてブースに立ちました。単にお手伝いをするのではありません。事前にアプリを徹底的に使い込み、どこが面白いのか、どうすれば英語が楽しくなるのかを自分自身の言葉で言語化し、プレゼンテーションを行ったのです。
かつて「学校」という枠組みの中で息苦しさを感じていたかもしれない子どもが、デジタルの世界では「企業の顔」として堂々と振る舞う。その姿は、保護者や企業担当者に衝撃を与えました。 「大人が教える」のではなく、「子どもが伝える」。この視点の転換こそが、NIJINアカデミーが大切にする「Be HAPPY, Do HAPPY」の体現です 。すなっPの挑戦は、周囲に「不登校=停滞」ではなく「不登校=新しい挑戦への助走期間」であることを証明してみせました。
学校以外にも、その子に合う学びの場があります
「ALL HAPPY」を掲げる小中一貫のオルタナティブスクール。不登校・発達障害のある子どもたちが全国から通っています。在籍校と連携した97%の出席認定率を公表しています。
小学生・中学生NIJINアカデミー
「ALL HAPPY」を掲げる小中一貫のオルタナティブスクール。累計1,000名以上が入学し、在籍校と連携した97%の出席認定率を公表しています。
無料体験に申し込む ▶「勉強」を「冒険」に変える魔法――日常の授業から広がる共感の輪
この共創は、学園祭という一過性のイベントで終わるものではありません。実は、ミントフラッグ様が提供する『マグナと不思議の少女』は、NIJINアカデミーの英語の授業にも取り入れられています。
従来の教科書を開き、単語を暗記するだけの授業は、多くの子どもたちにとって苦痛な時間になりがちです。しかし、「マグナ」の世界観は違います。物語を進めるために英語を「使う」必要があり、正解を求める試験ではなく、コミュニケーションのためのツールとして英語が機能しています。
授業中、チャット欄には「今の発音、パーフェクトだった!」「この単語、マグナで覚えたやつだ!」という歓喜の声が溢れます。日常の学びの中に「ワクワク」が組み込まれているからこそ、子どもたちは自発的にアプリを開き、自律的な学びを継続できるのです 。 企業が提供する高品質なプロダクトが、教室の空気を一変させる。これは、民間企業が教育現場に深く関わることで、公教育だけでは成し得なかった「質の高い教育」をすべての子どもに届ける、新しい共創モデルの理想形と言えるでしょう 。
学びの出口は「自分たちで作る」――生徒主体の「NIJINカップ」開催へ
さらに驚くべきは、学園祭が終わった後の展開です。生徒たちの熱量は冷めるどころか、さらに加速しました。「もっとみんなで競いたい」「この楽しさを広めたい」という声から、生徒主体による『NIJINカップ』の開催が決定したのです。
企画の立案、ルールの策定、当日の運営。これらすべてを子どもたちが中心となって行いました。企業から「提供されたもの」を消費する立場から、自分たちの手で「価値を最大化する」立場へと進化したのです。
このプロセスで子どもたちが得たのは、英語力だけではありません。「自分たちの声で社会(企業)が動き、イベントが形になる」という強烈な成功体験です。不登校を経験した子どもたちの多くが直面する「自己肯定感の低下」を、こうした実社会との接点が劇的に回復させていきます 。 「1人だったら不安だけど、仲間がいれば、そして応援してくれる企業がいれば、何だってできる」。そんな自信に満ちた表情が、NIJINアカデミーの至る所で見られました。
子どもたちの熱意が伝わり、ミントフラッグ様には大会景品としてオリジナルTシャツを作成いただき、優勝した生徒のもとへと届きました。

企業にとっての「社会共創」――マーケティングを超えた真の価値
今回の事例は、ミントフラッグ様にとっても大きな意義を持つものでした。通常、企業がプロダクトのフィードバックを得るためには多大なコストと時間を要しますが、NIJINアカデミーとの共創では、ユーザーである子どもたちから「直接的で、忖度のない声」がリアルタイムに届きます。
「ここはもっとこうしてほしい」「この機能が最高に面白い!」 大使を務めたすなっPをはじめ、日々アプリを使い倒す生徒たちの声は、開発チームにとって何よりの宝物です。子どもの感性を起点にしたプロダクト開発、つまり「子ども主体の共創型プログラム」は、企業にとってのブランド価値を向上させるだけでなく、次世代のニーズを的確に捉えたイノベーションの源泉となります 。
また、不登校という社会課題に対して、自社の商材を通じて具体的な解決策を提示することは、強力なCSR(企業の社会的責任)活動にも繋がります 。NIJINアカデミーは、単なる「顧客」ではなく、共に日本の教育課題を解決する「パートナー」として企業を迎え入れています。
まとめ:未来を創るのは、今この瞬間の「ワクワク」
NIJINアカデミーとミントフラッグ様の共創は、不登校が「教育の選択肢の一つ」であり、そこには無限の可能性があることを示してくれました。
保護者の皆様へ。お子さんの「好き」を、どうか信じてあげてください。ゲームも、アプリも、それが社会と繋がるきっかけになれば、最高の教材に変わります。NIJINアカデミーには、その「好き」を全力で応援し、社会へと繋げる仕組みがあります 。
企業担当者の皆様へ。子どもたちの才能は、皆さんの想像をはるかに超えています。皆さんの持つ技術やプロダクトが、一人の子どもの人生を救い、その子が将来、皆さんの会社や社会を支えるリーダーになる。そんなワクワクする未来を、私たちと共に創りませんか?
「教育から国を照らす」 。 NIJINアカデミーの挑戦は、まだ始まったばかりです。これからも私たちは、子ども、保護者、そして志を同じくする企業の皆様と共に、誰ひとり取り残されない、彩り豊かな教育の未来を切り拓いていきます。
動画で見る|【不登校】夏休み明けに増えるのは「子どもが急に行きたくなくなる」からではありません。子どもが学校に行けなくなるまでの本当の理由
学校以外にも、その子に合う学びの場があります
「ALL HAPPY」を掲げる小中一貫のオルタナティブスクール。不登校・発達障害のある子どもたちが全国から通っています。在籍校と連携した97%の出席認定率を公表しています。
NIJINアカデミー
「ALL HAPPY」を掲げる小中一貫のオルタナティブスクール。累計1,000名以上が入学し、在籍校と連携した97%の出席認定率を公表しています。
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不登校をめぐる情報は、体験談と一般論が混ざりやすい分野です。いま国が何を方針としているかを押さえておくと、学校や自治体とのやりとりで迷いにくくなります。とくに出席扱いの要件は、知っているかどうかで選べる道が変わります。
下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。
| 資料 | 何がわかるか |
|---|---|
| 文部科学省「学びの多様化学校の設置者一覧」 | 全国84校。旧・不登校特例校の全リスト |
| 文部科学省「生徒指導提要」 | 学校の生徒指導の基本方針(改訂版) |
| 文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」 | 小中の不登校353,970人。全国の最新の実数 |
| 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 | 「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針 |
| 同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合) | 教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件 |
| 同 別記2(自宅でICT等を活用した学習) | 自宅学習を出席扱いにする7つの要件 |
| 文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」 | 2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件 |
| 文部科学省「COCOLOプラン」 | 誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策 |
| 文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」 | 全国1,045市区町村の公式相談窓口 |
| 教育機会確保法(e-Gov法令検索) | 第13条が「休養の必要性」を条文で認めている |
| こども家庭庁「子育て支援」 | 子育て世帯が使える支援制度の全体像 |
| 国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」 | 研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料 |
学校に相談するときの進め方
① 支援の目標をすり合わせる
「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。
② 具体的な場所を挙げる
「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。
③ 出席扱いの要件を一緒に確認する
「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。
④ 決めたことを記録に残す
面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター(全国1,045市区町村の窓口一覧)
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。
家庭でいまできること
制度や相談先が分かっても、明日からどう過ごすかは別の話です。うまくいかない日があって当たり前という前提で、いま無理なくできそうなものだけを選んでください。全部やろうとしないことが、いちばん大事なコツです。
いま家庭で確かめておきたいこと
睡眠のリズムが崩れていないか(起きる時間より、寝る時間を先に整えるほうがうまくいきます)
食事が極端に減っていないか。体重の変化はないか
頭痛・腹痛・立ちくらみなど、体の訴えが続いていないか(続く場合は受診を検討してください)
「学校の話」以外で笑える時間が、1日に少しでもあるか
保護者自身が眠れているか。抱え込んでいないか
学校との連絡窓口が、担任1人に集中していないか
声のかけ方で迷ったときは
「なんで行けないの」と理由を問うと、子ども自身も説明できないことが多く、答えられない自分を責めてしまいます。理由を聞くより、いまの状態を言葉にして返すほうが伝わります。「しんどそうだね」「今日はゆっくりでいいよ」——それだけで十分な日があります。
逆に、避けたほうがよい言葉もあります。「みんな行ってるよ」「そんなことでどうするの」「甘えてるだけでしょ」。どれも本人がすでに自分に言っている言葉なので、外から重ねると逃げ場がなくなります。
相談先の選び方|どこに何を聞けるか
相談先はひとつではありません。それぞれ役割が違うので、聞きたい内容で選ぶと早く進みます。
| 相談先 | 聞けること | 費用 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 在籍校(担任・スクールカウンセラー) | 出席の扱い、校内の別室、学習の進め方 | 無料 | まず学校での配慮を相談したいとき |
| 教育支援センター(市区町村) | 学校外の公的な居場所、通所と出席扱い | 原則無料 | 学校の外に一歩を踏み出したいとき |
| フリースクール(民間) | 体験活動中心の居場所、少人数の学び | 月1〜5万円程度 | 興味や「やってみたい」から入りたいとき |
| オンライン | 自宅から参加できる学び、出席扱いの実務 | スクールにより異なる | 外に出るのが難しい/近くに選択肢がないとき |
| 医療機関(小児科・児童精神科) | 体の不調の背景、診断と治療 | 保険診療 | 睡眠・食事・体の症状が続くとき |
| 24時間子供SOSダイヤル | 子ども本人・保護者どちらの相談も | 無料・24時間 | いますぐ誰かに聞いてほしいとき(0120-0-78310) |
どこから始めればいいか迷ったら
学校に伝えるときの文例
言いたいことは決まっていても、いざ書こうとすると手が止まる——という声をよく聞きます。そのまま使える形にしました。丁寧すぎる必要はありません。事実と、してほしいことが伝われば十分です。
① しばらく休むことを伝える
本人の体調と気持ちの状態から、しばらく学校をお休みさせていただきます。
毎朝のご連絡が負担になっているため、こちらから連絡がない日は欠席としてお取り扱いいただけますでしょうか。状況が変わりましたら、その都度ご連絡いたします。
毎朝の欠席連絡は、家庭にとっても学校にとっても負担です。先にこの一文で合意しておくと、朝の消耗がなくなります。多くの学校が対応してくれます。
② 配慮をお願いする
つきましては、登校できた日は保健室や別室で過ごさせていただくことは可能でしょうか。
また、給食の時間だけ別室にする、掃除の時間は無理をさせない、といった形でもかまいません。
本人が続けられる形を一緒に考えていただけると助かります。
「配慮してください」だけでは学校も動きにくいので、場面と具体的な対処をセットで書くのがコツです。診断名は必須ではありません。
③ 出席扱いについて相談する
文部科学省の「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年10月25日)に、学校外の施設で相談・指導を受けた場合や、自宅でICT等を活用した学習を行った場合の指導要録上の出席扱いについて定めがあると伺いました。
本校ではどのような運用になっていますでしょうか。また、要件を満たすために家庭で用意すべきものがあれば教えてください。
ポイントは「認めてください」ではなく「何を用意すればよいですか」と聞くことです。学校側も判断材料を求めています。要件の全文は教育支援センターとはの記事に原文どおり掲載しています。
④ 面談のあとに送る確認メール
確認させていただいた内容を念のためお送りします。
・当面は◯◯(別室/午後のみ など)で対応いただく
・◯◯(教育支援センター等)への通所を検討し、決まり次第ご連絡する
・出席の取り扱いについては、◯月◯日までにご回答いただく
認識に相違がありましたらお知らせください。
口頭の合意は、担任が変わると消えてしまいます。短くていいので記録に残しておくと、翌年度も引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
伝える相手の順番
この記事のテーマについて、よく寄せられる質問
同じような状況の方から実際によく届く質問をまとめました。あてはまるものから読んでください。
Q. 学校を休ませてもいいのでしょうか?
A. 教育機会確保法の第13条は「個々の不登校児童生徒の休養の必要性を踏まえ」と条文で明記しています。休むことは制度の外側にある逸脱ではなく、法律が想定している状態です。
Q. どこに相談すればいいですか?
A. まずは市区町村の教育委員会(教育相談室)です。学校を通さずに保護者から直接相談できる自治体がほとんどです。全国の窓口は文部科学省のページから探せます。
Q. 学校以外に、どんな場所がありますか?
A. 教育支援センター(適応指導教室)は原則無料の公的な居場所、学びの多様化学校は特別の教育課程を組める正式な学校、ほかにフリースクールとオンラインがあります。
Q. 出席扱いにできますか?
A. 要件を満たせば校長の判断で可能です。通所する場合は別記1、自宅でICT等を活用して学ぶ場合は別記2の要件があります。令和6年度は学校外の機関等で42,978人、自宅ICT学習で13,261人が出席扱いになっています。
Q. この先どうなるのか不安です
A. 不登校の経験がその後を決めるわけではありません。不登校を公表した著名人12人のように、別の道で力を発揮している人は多くいます。いまは先を決めるより、目の前の回復を優先してよい時期です。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。
参考にした公的資料
本記事は公開資料と教育現場での実践をもとにした情報提供であり、診断・治療の代わりになるものではありません。(にじいろの編集方針・監修について)


