「ニジアカは安心できる場所」毎日の学び方は自分で決める

こんにちは。ボランティアスタッフのいっちーです。

今回は小学3年生 もりすばくんのインタビューをお届けします。

「電車は帯の色を見るのが楽しい。路線ごとに違っていて、そこを見るのが面白くて」

もりすばくんは、電車や図鑑、ポケモン、サッカー、水泳、読書…。たくさんの「好き」を持つ、好奇心旺盛な男の子。

現在はNIJINアカデミーに通いながら所属の小学校に顔を出したり、自分の興味関心に合わせて毎日のスケジュールを自分で決めて過ごしています。

彼がどのようにこの生活スタイルにたどりついたのか、 NIJINアカデミーにたどりつくまでの歩みと、現在の過ごし方をうかがいました。 

目次

友達との人間関係に悩んだ小学校生活

「1年生のときはみんな仲良かったんですよ。でも、急に意見が割れはじめた…」

もりすばくんが学校に行きづらくなったのは、小学2年生の中頃からでした。

成長と共に友だち同士の人間関係が複雑になっていき、友だちとの喧嘩も増えストレスになっていったと言います。

「嫌な事をしてくる子が何人かいて。注意をしてもやってくるのが嫌だった。相手はいなくならないから、自分が場所を変えるしかないと思った。」

穏やかで冷静に語るその言葉には強い思いが滲んでいました。

こうして2025年、小学校3年生の春にもりすばくんは小学校に行かない選択をしました。

NIJINアカデミー入学のきっかけ 「勉強がしたかった」

「勉強は好きなんです。でも友達に会いたくなかった。」

サッカーやスイミングなど体を動かす事や本を読むことが好きだというもりすばくん。

学びの場を探していた時に偶然お母さまがNIJINアカデミーを見つけ、体験を受けました。

「オンラインだから、ケンカになりにくいんだと思う。」

直接友達と会わないNIJINアカデミーの「オンライン授業」のスタイルは、丁度良い心の距離感が保て、当時の彼にフィットしました。

こうしてもりすばくんは入学をすることを決めました。

NIJINアカデミーでの生活 -「出たい!と思ったものに出る」

NIJINアカデミーに入学をして半年。現在は、他の用事と調整しながら出たい授業やイベントに参加をしています。

「今までで特に楽しかった授業はせれてぃ先生の調理実習。この間はハロウィンのおやつ作りをして楽しかった。」

オンラインでありながら、体験型の授業ができることがNIJINアカデミーの良いところだと言うもりすばくん。

入学してから複数のリアルイベントにも参加しました。

「電車で鬼ごっこができるなんて、神だなって思いました」

初めて参加をしたのは2025年の夏に開催をされた「鉄道おにごっこ」。

鬼チームの追跡をかわしながら、東京メトロを使って提示された目的地にたどりつけるかを競うゲームです。

友だちと直接会うのは初めてで緊張したけどよくSlack(※)で名前を見てたりしてたからゲームが始まる時には全く気にならなかった

※NIJINアカデミーでは日常的にコミュニケーションツール『Slack』を使って生徒同士や先生とのやりとりが行えるようになっています。

逃げチームで、NIJINアカデミーで一緒に学ぶ仲間とはこの時が初対面でしたが、オンライン上でやり取りをしていたためすぐに打ち解けたと言います。

2025年10月にはNIJINアカデミーの学園祭にも参加をしました。

「プレゼンをして、楽しかった。緊張もしなくて」

もりすばくんは当日、学園祭に出展をしていた企業のPR大使として、大勢の人の前で『ナビ個別指導学院』が提供する教材『ナビスタ』の魅力をプレゼンテーションしました。

普段から人前で発表することに緊張をすることが少ないというもりすばくん。

「また機会があればやりたい」と笑顔で語ってくれました。

▼発表当日のもりすばくん

NIJINアカデミーでの生活 -「出たい!と思ったものに出る」

▼プレゼン用の資料は全11枚。ナビ個別指導学院の魅力とナビスタのどこが良いかが丁寧にわかりやすくまとめられていました。

NIJINアカデミーの魅力 「豊富で自由な授業

NIJINアカデミーの授業は現役のトップ教員によるリアルタイム授業が月60コマあり、自由参加・途中退席も可能でアーカイブ動画も300本以上視聴することが出来ます。

自分の興味関心を軸に、自分の好きな時間に好きな事を学べるスタイルはもりすばくんにとても合ったと言います。

「いろいろな授業があるんで、『自分だけのニジアカ(NIJINアカデミー)の思い出』が作れる」

これまで調理実習を始め、算数・アウトドア授業など様々な授業に参加をしました。

「特別授業は普通の小学校じゃなかなかできない、ニジアカならではかなと思います」

NIJINアカデミーでは1度に100人近くが参加をするあらゆる分野のプロによる特別授業もあり、それもお気に入りで、他では学べないものだと教えてくれました。

NIJINアカデミーの魅力  「豊富で自由な授業」

担任のわくわく先生との1枚。

自分のペースで毎日の学びを選ぶ 「NIJINアカデミーと新しい学校と習い事」

「鉄道おにごっこ」に参加をした同時期、もりすばくんは所属していた小学校から別の小学校へ転校しました。 

「前の学校よりずっと楽しいです」

そう話す一方で、毎日通っているわけではありません。

「理由はないんですけど、休んじゃうこともあります」

疲れた日は休む。気分が乗る日は行く。 

NIJINアカデミーと小学校を行き来しながら、自分のペースでその日の興味に合わせて学びを深めています。

NIJINアカデミーや小学校で過ごさない時はサッカーやスイミングに行ったり、家で本を読んだり、ロブロックス(※)などのゲームをして過ごしていると言います。

※自分でゲームを作成したり、他の人が作ったゲームで遊んだりできるオンラインゲーム

「サッカーは試合がいちばん楽しいです。実力が出せるので。水泳は進級した時にちゃんとできたんだなって感じられるのがいい」

スポーツは練習の成果が試合やテストで出せた時の喜びが好きの原動力になっていると教えてくれました。 

自分のペースで毎日の学びを選ぶ  「NIJINアカデミーと新しい学校と習い事」

サッカーの試合にでているもりすばくん。

何よりも試合に出ている時が一番楽しいと言います。

「やっている事は全部ハマってるから、一番は決められないです

興味のあることややりたいことが多くて、最近はNIJINアカデミーで過ごす時間も前より少し減ってしまっていると、笑って教えてくれました。

もりすばくんにとってNIJINアカデミーとは  「安心の居場所」

インタビューの最後、「もりすばくんにとって、ニジアカを一言で言うと?」と聞くと、迷わず答えてくれました。

「ニジアカは『安心できる場所』だと思います!」

 好きな授業、ケンカしにくい距離感、友達との楽しい交流。 

「NIJINアカデミーのここが好き!っていうのは決められない。やることがみんな面白いから」

「全部が好き」と言える程、NIJINアカデミーは彼にとって落ち着ける居場所となっています。

「鉄道おにごっこの第二弾の企画があるそうなので、それが次の楽しみです」

今は少し、NIJINアカデミーでの時間は減ってしまっているけれど、自分の「楽しそう」のアンテナが立ったらどんどん参加をしたいと語ってくれました。

おわりに

小学校では友人関係との崩れから不登校となったもりすばくん。

NIJINアカデミーという安心できる居場所をみつけて、再び好きなものに夢中になっています。

NIJINアカデミーはこれからも安心できる居場所として、もりすばくんの好きややりたいことを応援していきます。

▼もりすばくんは入学して1か月の時、タツロー校長とも対談をしています。ぜひ合わせてご覧ください。


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この記事の内容を確かめるための一次資料

不登校をめぐる情報は、体験談と一般論が混ざりやすい分野です。いま国が何を方針としているかを押さえておくと、学校や自治体とのやりとりで迷いにくくなります。とくに出席扱いの要件は、知っているかどうかで選べる道が変わります。

下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。

このテーマに関わる公的資料
資料何がわかるか
文部科学省「学びの多様化学校の設置者一覧」全国84校。旧・不登校特例校の全リスト
文部科学省「生徒指導提要」学校の生徒指導の基本方針(改訂版)
文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」小中の不登校353,970人。全国の最新の実数
文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針
同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合)教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件
同 別記2(自宅でICT等を活用した学習)自宅学習を出席扱いにする7つの要件
文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件
文部科学省「COCOLOプラン」誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策
文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」全国1,045市区町村の公式相談窓口
教育機会確保法(e-Gov法令検索)第13条が「休養の必要性」を条文で認めている
こども家庭庁「子育て支援」子育て世帯が使える支援制度の全体像
国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料

学校に相談するときの進め方

1

① 支援の目標をすり合わせる

「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。

2

② 具体的な場所を挙げる

「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。

3

③ 出席扱いの要件を一緒に確認する

「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。

4

④ 決めたことを記録に残す

面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。

つらいときの相談先(24時間・無料)

  • 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
  • お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター全国1,045市区町村の窓口一覧

この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。

家庭でいまできること

制度や相談先が分かっても、明日からどう過ごすかは別の話です。うまくいかない日があって当たり前という前提で、いま無理なくできそうなものだけを選んでください。全部やろうとしないことが、いちばん大事なコツです。

いま家庭で確かめておきたいこと

睡眠のリズムが崩れていないか(起きる時間より、寝る時間を先に整えるほうがうまくいきます)

食事が極端に減っていないか。体重の変化はないか

頭痛・腹痛・立ちくらみなど、体の訴えが続いていないか(続く場合は受診を検討してください)

「学校の話」以外で笑える時間が、1日に少しでもあるか

保護者自身が眠れているか。抱え込んでいないか

学校との連絡窓口が、担任1人に集中していないか

声のかけ方で迷ったときは

「なんで行けないの」と理由を問うと、子ども自身も説明できないことが多く、答えられない自分を責めてしまいます。理由を聞くより、いまの状態を言葉にして返すほうが伝わります。「しんどそうだね」「今日はゆっくりでいいよ」——それだけで十分な日があります。

逆に、避けたほうがよい言葉もあります。「みんな行ってるよ」「そんなことでどうするの」「甘えてるだけでしょ」。どれも本人がすでに自分に言っている言葉なので、外から重ねると逃げ場がなくなります。

相談先の選び方|どこに何を聞けるか

相談先はひとつではありません。それぞれ役割が違うので、聞きたい内容で選ぶと早く進みます。

相談先の比較
相談先聞けること費用向いている場面
在籍校(担任・スクールカウンセラー)出席の扱い、校内の別室、学習の進め方無料まず学校での配慮を相談したいとき
教育支援センター(市区町村)学校外の公的な居場所、通所と出席扱い原則無料学校の外に一歩を踏み出したいとき
フリースクール(民間)体験活動中心の居場所、少人数の学び月1〜5万円程度興味や「やってみたい」から入りたいとき
オンライン自宅から参加できる学び、出席扱いの実務スクールにより異なる外に出るのが難しい/近くに選択肢がないとき
医療機関(小児科・児童精神科)体の不調の背景、診断と治療保険診療睡眠・食事・体の症状が続くとき
24時間子供SOSダイヤル子ども本人・保護者どちらの相談も無料・24時間いますぐ誰かに聞いてほしいとき(0120-0-78310)

どこから始めればいいか迷ったら

まずは市区町村の教育委員会(教育相談室)に電話してみてください。学校を通さずに保護者から直接相談できる自治体がほとんどです。「今すぐ通える場所はありますか」「対象は何年生からですか」の2つを聞くだけでも、次の一手が見えてきます。全国の窓口は文部科学省のページから探せます。

この記事のテーマについて、よく寄せられる質問

同じような状況の方から実際によく届く質問をまとめました。あてはまるものから読んでください。

Q. 学校を休ませてもいいのでしょうか?

A. 教育機会確保法の第13条は「個々の不登校児童生徒の休養の必要性を踏まえ」と条文で明記しています。休むことは制度の外側にある逸脱ではなく、法律が想定している状態です。

Q. どこに相談すればいいですか?

A. まずは市区町村の教育委員会(教育相談室)です。学校を通さずに保護者から直接相談できる自治体がほとんどです。全国の窓口は文部科学省のページから探せます。

Q. 学校以外に、どんな場所がありますか?

A. 教育支援センター(適応指導教室)は原則無料の公的な居場所、学びの多様化学校は特別の教育課程を組める正式な学校、ほかにフリースクールオンラインがあります。

Q. 出席扱いにできますか?

A. 要件を満たせば校長の判断で可能です。通所する場合は別記1、自宅でICT等を活用して学ぶ場合は別記2の要件があります。令和6年度は学校外の機関等で42,978人、自宅ICT学習で13,261人が出席扱いになっています。

Q. この先どうなるのか不安です

A. 不登校の経験がその後を決めるわけではありません。不登校を公表した著名人12人のように、別の道で力を発揮している人は多くいます。いまは先を決めるより、目の前の回復を優先してよい時期です。

つらいときの相談先(24時間・無料)

  • 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
  • お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター

この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。

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