こんにちは!NIJINアカデミースタッフののーちゃんです!
今回は、NIJINアカデミーに入って、今では自分のペースでさまざまなことに挑戦しているななみんとななみんのお母さんにインタビューをさせていただきました。
副担任として関わる中で、クラスの仲間に丁寧にリアクションをする、優しさがあふれているなななみん。
そんなななみんにも、以前は学校の中で”学校に行かなければならない”プレッシャーから体調を崩し、学校に行けず、つらい時期がありました。
学校での苦しい経験を経て、たどり着いたNIJINアカデミー。
今回はななみんが自分のペースでさまざまな挑戦ができるようになった物語をお届けします!
”学校に行かないといけない”というプレッシャー。
学校に行くことができなくなったきっかけは体調不良。
日曜日の夜になると、ぜんそくの症状が。
責任感が強い性格で、”学校には必ず行かないといけない”とプレッシャーを感じていたというななみん。
学校にいたときは、ずっと“させられる”ことばかり。
“おんなじことを何回もやって、つまらなくなって学校がいやになった”
お母さんから見ても、体調不良という形で体に現われていたので、とても心配であったとのこと。
はじめはわざとしている?と思っていましたが、日曜日の夜になると必ずぜんそくの症状が出るんです。それもだんだんひどくなってきて、かなりしんどそうで。親としても体が心配であったので、体を守るために行かないという選択をしました。
今考えると学校では、”これやってみる?で取り組んでみると、それをずっとさせられる”という恐怖感があって、その気持ちが体からのサインとして現れていたのかもしれないですね。

外に出ることは好きだったけど。。。
外に出ることは好きだったななみん。学校になかなか行くことができなかった時に外出をすると、
「学校に行かないのに外に行ってるのを見られると、他の子が良く思わないから、外に出ないでほしい。」
と先生から言われ、同級生からは「ずる休み!」と言われたりすることもあり、隠れるように過ごしていた時期もあったとのこと。
学校側からするとトラブルを防ぐために外に出ないことを薦めたのかもしれないけれど、親としても納得がいかなかった。先生は子ども時代になんの違和感もなく学校に行ってるから、なかなか理解してくれない。
NIJINアカデミーとの出会い
ななみんが学校に行かなくなってから、不登校関連のサイトをいろいろと調べたというお母さん。その中で、お母さんが一番しっくりきたのがタツロー校長の不登校の話をしているYouTubeであったそう。
“素晴らしいことを言っている人がいる!”と思い、すぐに体験会に申し込みました。
ななみんにもニジアカにはじめて参加した時どう思ったのか?を聞くと
“緊張したけど、みんなすごく優しくて、すぐに慣れました”
と自分の言葉で力強く語ってくれました。

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NIJINアカデミーに入ってからの変化
学校に通っていた時は、ずっと“させられることばかり”
学校に行かなくなり、お母さんがななみんにこれやってみる?といろいろと提案しても、学校のイメージが抜けないのか、「これはいいわ。」と断っていたそう。
しかし、最近になって、4年生の夏休みの宿題を自分から取り組むように。
以前は宿題、授業とさせられることばっかりで、何をしたいのか分からなくなっていたようだが、“これをしないといけない”がないNIJINアカデミーと出会ったことで、自発的に取り組む力が生まれた。自分が今まで学校に行ってきたから、どうしていいのか分からず、不登校になってかなり悩んだこともあるんですけど、今では“本人がやりたいことを親が応援してあげたらいいのかなって”思うようになりました。
とお母さん自身の前向きな気持ちの変化を語ってくれました。
NIJINアカデミーでの活動に関しては、あまり介入せず見守っているのだが、リアルイベントである修学旅行の中で、担任のハイジ先生のところへすっと寄っていく姿を見て、“ハイジ先生との信頼か関係があるのが分かる、親としてとてもうれしい”。
と担任とのつながりの深さに関してもとても嬉しそうに語ってくれている姿が印象的でした。
また、今でも同級生と会うことが嫌ではあるし、少し気まずいが、今は外に普通に出ているとななみん。ニジアカには友達がいること、北海道への修学旅行のこと、家族で高知に行ったことも楽しそうに話してくれました。

ななみんの挑戦
最近では、夜中に起きて星を見に行くくらい星が好きになり、星の検定(天文学検定)を受けたい、バイオリンをしたいとさまざまなことに挑戦しているななみん。
インタビューをした際に、バイオリンを披露してくれました。
まだはじめて1ヶ月と少しでしたが、力強い綺麗な音が出ていました。
楽器の中で一番好きなのがバイオリンということで、6月くらいにはじめたバイオリン。
おねえちゃんがピアノ、ななみんがバイオリンでコラボレーションしてゲームの曲を弾けるようになりたいと、一生懸命バイオリンの練習に取り組んでいることを教えてくれました。

これからの夢
最後に将来の夢についても聞いてみました。
はじめは、“う~ん、ないかな。”と言っていたななみん。
お母さんに、音楽聴くのが好きやんな?と言われ、うん、好き!と。
あまり授業は受けないが、音楽の授業は好き!ということも教えてくれました。
その中から、“音楽を作ったりしてみたい!歌詞を書いてみたい!”という夢が。
自分のペースで挑戦し続けるななみん。これからも素敵なななみんの挑戦と夢を応援していきたいです!

さいごに:担任ハイジ先生からみたななみん
いつも穏やかで優しく、周りの人を癒してくれるななみん。
その言葉は、相手を心から尊敬する温かさに満ちています。最近では、メタバースでななみんを見掛けた時に友達が「あっ、ななみんだ」と肩を叩きに行く姿も見えるようになりました。絵を描いたり、星空を眺めたり、バイオリンを練習したりと、ななみんの持つ魅力は多彩です。
「もっとこんなことができるようになりたいなあ」と、自分のペースで努力を続けるその姿勢は、周りの人を大切にする優しさと、自分自身と向き合う誠実さが合わさった、ななみんらしい魅力にあふれています。

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この記事の内容を確かめるための一次資料
不登校をめぐる情報は、体験談と一般論が混ざりやすい分野です。いま国が何を方針としているかを押さえておくと、学校や自治体とのやりとりで迷いにくくなります。とくに出席扱いの要件は、知っているかどうかで選べる道が変わります。
下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。
| 資料 | 何がわかるか |
|---|---|
| 文部科学省「学びの多様化学校の設置者一覧」 | 全国84校。旧・不登校特例校の全リスト |
| 文部科学省「生徒指導提要」 | 学校の生徒指導の基本方針(改訂版) |
| 文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」 | 小中の不登校353,970人。全国の最新の実数 |
| 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 | 「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針 |
| 同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合) | 教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件 |
| 同 別記2(自宅でICT等を活用した学習) | 自宅学習を出席扱いにする7つの要件 |
| 文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」 | 2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件 |
| 文部科学省「COCOLOプラン」 | 誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策 |
| 文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」 | 全国1,045市区町村の公式相談窓口 |
| 教育機会確保法(e-Gov法令検索) | 第13条が「休養の必要性」を条文で認めている |
| こども家庭庁「子育て支援」 | 子育て世帯が使える支援制度の全体像 |
| 国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」 | 研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料 |
学校に相談するときの進め方
① 支援の目標をすり合わせる
「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。
② 具体的な場所を挙げる
「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。
③ 出席扱いの要件を一緒に確認する
「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。
④ 決めたことを記録に残す
面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター(全国1,045市区町村の窓口一覧)
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。
家庭でいまできること
制度や相談先が分かっても、明日からどう過ごすかは別の話です。うまくいかない日があって当たり前という前提で、いま無理なくできそうなものだけを選んでください。全部やろうとしないことが、いちばん大事なコツです。
いま家庭で確かめておきたいこと
睡眠のリズムが崩れていないか(起きる時間より、寝る時間を先に整えるほうがうまくいきます)
食事が極端に減っていないか。体重の変化はないか
頭痛・腹痛・立ちくらみなど、体の訴えが続いていないか(続く場合は受診を検討してください)
「学校の話」以外で笑える時間が、1日に少しでもあるか
保護者自身が眠れているか。抱え込んでいないか
学校との連絡窓口が、担任1人に集中していないか
声のかけ方で迷ったときは
「なんで行けないの」と理由を問うと、子ども自身も説明できないことが多く、答えられない自分を責めてしまいます。理由を聞くより、いまの状態を言葉にして返すほうが伝わります。「しんどそうだね」「今日はゆっくりでいいよ」——それだけで十分な日があります。
逆に、避けたほうがよい言葉もあります。「みんな行ってるよ」「そんなことでどうするの」「甘えてるだけでしょ」。どれも本人がすでに自分に言っている言葉なので、外から重ねると逃げ場がなくなります。
相談先の選び方|どこに何を聞けるか
相談先はひとつではありません。それぞれ役割が違うので、聞きたい内容で選ぶと早く進みます。
| 相談先 | 聞けること | 費用 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 在籍校(担任・スクールカウンセラー) | 出席の扱い、校内の別室、学習の進め方 | 無料 | まず学校での配慮を相談したいとき |
| 教育支援センター(市区町村) | 学校外の公的な居場所、通所と出席扱い | 原則無料 | 学校の外に一歩を踏み出したいとき |
| フリースクール(民間) | 体験活動中心の居場所、少人数の学び | 月1〜5万円程度 | 興味や「やってみたい」から入りたいとき |
| オンライン | 自宅から参加できる学び、出席扱いの実務 | スクールにより異なる | 外に出るのが難しい/近くに選択肢がないとき |
| 医療機関(小児科・児童精神科) | 体の不調の背景、診断と治療 | 保険診療 | 睡眠・食事・体の症状が続くとき |
| 24時間子供SOSダイヤル | 子ども本人・保護者どちらの相談も | 無料・24時間 | いますぐ誰かに聞いてほしいとき(0120-0-78310) |
どこから始めればいいか迷ったら
学校に伝えるときの文例
言いたいことは決まっていても、いざ書こうとすると手が止まる——という声をよく聞きます。そのまま使える形にしました。丁寧すぎる必要はありません。事実と、してほしいことが伝われば十分です。
① しばらく休むことを伝える
本人の体調と気持ちの状態から、しばらく学校をお休みさせていただきます。
毎朝のご連絡が負担になっているため、こちらから連絡がない日は欠席としてお取り扱いいただけますでしょうか。状況が変わりましたら、その都度ご連絡いたします。
毎朝の欠席連絡は、家庭にとっても学校にとっても負担です。先にこの一文で合意しておくと、朝の消耗がなくなります。多くの学校が対応してくれます。
② 配慮をお願いする
つきましては、登校できた日は保健室や別室で過ごさせていただくことは可能でしょうか。
また、給食の時間だけ別室にする、掃除の時間は無理をさせない、といった形でもかまいません。
本人が続けられる形を一緒に考えていただけると助かります。
「配慮してください」だけでは学校も動きにくいので、場面と具体的な対処をセットで書くのがコツです。診断名は必須ではありません。
③ 出席扱いについて相談する
文部科学省の「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年10月25日)に、学校外の施設で相談・指導を受けた場合や、自宅でICT等を活用した学習を行った場合の指導要録上の出席扱いについて定めがあると伺いました。
本校ではどのような運用になっていますでしょうか。また、要件を満たすために家庭で用意すべきものがあれば教えてください。
ポイントは「認めてください」ではなく「何を用意すればよいですか」と聞くことです。学校側も判断材料を求めています。要件の全文は教育支援センターとはの記事に原文どおり掲載しています。
④ 面談のあとに送る確認メール
確認させていただいた内容を念のためお送りします。
・当面は◯◯(別室/午後のみ など)で対応いただく
・◯◯(教育支援センター等)への通所を検討し、決まり次第ご連絡する
・出席の取り扱いについては、◯月◯日までにご回答いただく
認識に相違がありましたらお知らせください。
口頭の合意は、担任が変わると消えてしまいます。短くていいので記録に残しておくと、翌年度も引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
伝える相手の順番
この記事のテーマについて、よく寄せられる質問
同じような状況の方から実際によく届く質問をまとめました。あてはまるものから読んでください。
Q. 学校を休ませてもいいのでしょうか?
A. 教育機会確保法の第13条は「個々の不登校児童生徒の休養の必要性を踏まえ」と条文で明記しています。休むことは制度の外側にある逸脱ではなく、法律が想定している状態です。
Q. どこに相談すればいいですか?
A. まずは市区町村の教育委員会(教育相談室)です。学校を通さずに保護者から直接相談できる自治体がほとんどです。全国の窓口は文部科学省のページから探せます。
Q. 学校以外に、どんな場所がありますか?
A. 教育支援センター(適応指導教室)は原則無料の公的な居場所、学びの多様化学校は特別の教育課程を組める正式な学校、ほかにフリースクールとオンラインがあります。
Q. 出席扱いにできますか?
A. 要件を満たせば校長の判断で可能です。通所する場合は別記1、自宅でICT等を活用して学ぶ場合は別記2の要件があります。令和6年度は学校外の機関等で42,978人、自宅ICT学習で13,261人が出席扱いになっています。
Q. この先どうなるのか不安です
A. 不登校の経験がその後を決めるわけではありません。不登校を公表した著名人12人のように、別の道で力を発揮している人は多くいます。いまは先を決めるより、目の前の回復を優先してよい時期です。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。


