「春日部市で通えるフリースクールを探している」
「小学生や中学生でも利用できる場所はある?」
「子どもに合うフリースクールを、どのように選べばよいか分からない」
不登校のお子さんの居場所を探すとき、このような悩みを持つ保護者は少なくありません。
春日部市には、少人数で過ごせるフリースクールや、学習支援に力を入れている施設があります。小学生から利用できる場所や、中学生の進学を支援する場所など、特徴はそれぞれ異なります。
また、春日部市内の施設だけでなく、自宅から参加できるオンラインフリースクールも選択肢の一つです。
この記事では、春日部市内から利用を検討できるおすすめのフリースクールを紹介します。対象学年や特徴、アクセスなどを比較しながら、お子さんに合った場所を探してみましょう。
この記事で分かること
- 春日部市で利用を検討できるフリースクール
- 各フリースクールの対象学年と特徴
- フリースクールと教育支援センターの違い
- フリースクールを選ぶときのポイント
- 見学前に確認しておきたいこと
春日部市のおすすめフリースクール比較一覧
春日部市内から利用を検討できるフリースクールを、対象学年や特徴別に整理しました。
利用時間、募集状況、料金などは変更される場合があります。見学や体験を申し込む前に、各施設へ最新情報を確認してください。
| 名称 | 主な対象 | 特徴 | 通い方 |
|---|---|---|---|
| 自然学園 小・中学部 | 小学生・中学生 | 少人数での学習・生活支援 | 通学 |
| 松実高等学園 初等部・中等部 | 小学生・中学生 | 学習、体験活動、進路支援 | 通学 |
| トライ式中等部 春日部キャンパス | 主に中学生 | 個別学習と進学支援 | 通学・個別相談 |
| 個人指導教育センター | 小学生・中学生など | 完全一対一の学習支援 | 通学 |
| NIJINアカデミー(運営:株式会社NIJIN/当サイトの運営会社) | 小学生・中学生 | オンラインでの授業と交流 | オンライン |
春日部市でおすすめのフリースクール5選
ここからは、それぞれのフリースクールの特徴を詳しく紹介します。
なお、掲載順位は教育内容の優劣を示すものではありません。春日部市からの利用しやすさ、対象学年、支援内容、公開情報などを参考に並べています。
1.自然学園 小・中学部
自然学園は、春日部市中央にある教育機関です。小・中学部のほか、高等部や学習を支援する教室なども設けられています。
学校生活や集団での学習に難しさを感じている子どもに対して、少人数での学習や生活面のサポートを行っています。
一人ひとりの学習状況に合わせながら、教科学習だけでなく、活動や人との関わりを経験できることが特徴です。
小学生と中学生の両方が対象に含まれているため、春日部市内で長期的に通える場所を探している家庭にも検討しやすいでしょう。
- 主な対象:小学生・中学生
- 所在地:埼玉県春日部市中央5-1-21
- 特徴:少人数での学習支援、生活支援、体験活動
- おすすめの人:集団の大きさや学校のペースに負担を感じている子
2.松実高等学園 初等部・中等部
松実高等学園は、春日部市内に初等部と中等部を設けています。
初等部では、学校に通いにくい小学生が安心して過ごせる環境を整え、一人ひとりの状況に合わせた支援を行っています。
中等部では、教科学習だけでなく、音楽、運動、制作、ゲーム、校外活動など、さまざまな活動が用意されています。
学習だけに集中するのではなく、人との関わりや体験を通して自信をつけたい子どもに向いています。
初等部と中等部では所在地が異なる場合があるため、希望する学年の教室について事前に確認してください。
- 主な対象:小学生・中学生
- 所在地:初等部は春日部市谷原新田、中等部は春日部市中央
- 特徴:学習支援、体験活動、交流活動、進路支援
- おすすめの人:学習と体験の両方を大切にしたい子
3.トライ式中等部 春日部キャンパス
トライ式中等部は、不登校の中学生を主な対象としたフリースクールです。
春日部キャンパスは春日部駅西口から近く、電車やバスを利用して通いたい家庭にも検討しやすい立地です。
一人ひとりの学習状況や目標に合わせた学習支援を受けられることが特徴です。高校進学を見据えた学習や、生活リズムを整えるための通学先としても利用を検討できます。
学習の遅れが気になる場合や、集団授業よりも個別に近い形で勉強を進めたい場合に向いています。
- 主な対象:主に中学生
- 所在地:埼玉県春日部市中央1-1-5 小島ビル
- アクセス:春日部駅西口から近い場所
- 特徴:個別学習、進学支援、キャンパスでの交流
- おすすめの人:高校進学を見据えて学習を進めたい子
4.個人指導教育センター 春日部教室
個人指導教育センターは、春日部駅東口から徒歩圏内にある個別指導の教室です。
長年にわたり完全一対一の指導を続けており、小学生から大学受験生まで、幅広い学習相談に対応しています。
一般的なフリースクールのような集団活動や居場所機能よりも、一対一での学習支援を重視したい家庭に向いています。
学校の授業についていくことが難しい場合や、周囲に人が多い環境では集中しにくい場合にも、相談先の一つになるでしょう。
- 主な対象:小学生・中学生・高校生など
- 所在地:埼玉県春日部市粕壁東2-3-41
- アクセス:春日部駅東口から徒歩圏内
- 特徴:完全一対一の学習指導
- おすすめの人:集団ではなく個別に学びたい子
5.NIJINアカデミー
NIJINアカデミーは、オンライン上の校舎で授業や交流に参加できるフリースクールです。
春日部市内に毎日通学することが難しい場合でも、自宅から参加できます。
オンライン授業だけでなく、子ども同士の交流、サークル、プロジェクト活動などにも参加できます。
外出に強い不安がある子や、まずは自宅から人とのつながりをつくりたい子にとって、選択肢の一つになるでしょう。
一方で、オンラインでの活動が中心となるため、対面で過ごせる居場所を希望している場合は、地域の施設との併用も検討する必要があります。
- 主な対象:小学生・中学生
- 所在地:オンライン
- 特徴:オンライン授業、交流、サークル、プロジェクト活動
- おすすめの人:自宅から少しずつ活動を始めたい子
春日部市の教育支援センター「そよかぜ」も選択肢の一つ

春日部市には、民間のフリースクールとは別に、公的な相談・支援機関があります。
春日部市教育相談センター適応指導教室大沼分館「そよかぜ」では、不登校の児童・生徒を対象にした相談や支援が行われています。
民間のフリースクールとは、利用方法や目的、活動内容などが異なります。費用を抑えたい場合や、在籍校との連携を重視したい場合は、教育相談センターにも相談してみましょう。
また、埼玉県教育委員会の「不登校の子供たちとその保護者を支援するためのサイト」では、県内の相談窓口や、フリースクールなどの民間団体・施設の一覧が公開されています。公的な情報もあわせて確認しておくと安心です。
- 相談場所:春日部市立大沼中学校内
- 住所:春日部市大沼6-75
- 相談時間:月曜日から金曜日の午前9時から午後4時
- 対象:不登校の児童・生徒
フリースクールと教育支援センターの違い
| 比較項目 | フリースクール | 教育支援センター |
|---|---|---|
| 運営 | 民間団体、法人、企業など | 自治体や教育委員会 |
| 費用 | 入会金や月額利用料が必要な場合が多い | 原則無料の場合が多い |
| 活動内容 | 学習、交流、体験、オンライン活動など | 学習支援、相談、学校復帰に向けた支援など |
| 利用条件 | 施設ごとに異なる | 自治体への在住・在学などの条件がある |
| 選択肢 | 教育方針や活動内容から選べる | 居住地域によって利用先が決まることが多い |
どちらが優れているということではありません。
お子さんの状態や希望に合わせて、フリースクールと教育支援センターを比較することが大切です。両方に相談してから決める方法もあります。
春日部市でフリースクールを選ぶポイント3つ
1.お子さんが安心して過ごせるか
フリースクール選びで最も大切なのは、お子さんが安心して過ごせるかどうかです。
ホームページの情報だけでは、施設内の雰囲気やスタッフとの相性までは分かりません。
見学後に「また行きたい」「ここなら過ごせそう」と感じているか、お子さんの言葉や表情を確認しましょう。
見学した日にうまく話せなくても問題ありません。すぐに結論を出さず、本人の気持ちを確認しながら検討することが大切です。
2.スタッフが親子の話を聞いてくれるか
施設や教材だけでなく、スタッフの対応も確認しましょう。
子どもの困りごとや好きなことを丁寧に聞いてくれるか、保護者の不安にも向き合ってくれるかが重要です。
「学校へ戻ること」だけを一方的な目標にせず、本人の希望や現在の状態を踏まえて支援方法を考えてくれる場所が望ましいでしょう。
3.無理なく利用を続けられるか
内容が魅力的でも、通学時間や費用の負担が大きいと、利用を続けることが難しくなります。
週1日から利用できるか、短時間でも通えるか、オンラインと併用できるかなどを確認しましょう。
月額料金だけでなく、入会金、教材費、行事費、交通費なども含めて検討する必要があります。
見学時に確認したいチェックリスト
気になるフリースクールが見つかったら、見学や体験を申し込みましょう。
- □ 週何日から利用できますか?
- □ 午前だけ、午後だけの利用はできますか?
- □ 入会金や月額料金はいくらですか?
- □ 教材費や行事費などの追加費用はありますか?
- □ 在籍校との連携はありますか?
- □ 出席扱いとなった事例はありますか?
- □ 学習はどのように進めますか?
- □ 発達特性や感覚面への配慮はありますか?
- □ 保護者が相談できる機会はありますか?
- □ 高校進学や進路の相談はできますか?
すべての条件を満たす場所を探す必要はありません。
お子さんと家庭にとって、何を最も大切にしたいのかを決めてから比較すると選びやすくなります。
フリースクールは出席扱いになる?

フリースクールやオンラインでの学習が、在籍校の出席扱いとして認められる場合があります。
ただし、フリースクールへ通えば自動的に出席扱いになるわけではありません。
出席扱いとするかどうかは、在籍する学校の校長が、学習内容や施設との連携状況などを踏まえて判断します。
出席扱いを希望する場合は、入会前にフリースクールと在籍校の両方へ相談しましょう。
動画で見る|不登校・引きこもり・発達障害など学校に合わないすべての子どもが輝く教育機関
この記事の内容を確かめるための一次資料
学校以外の学びの場は、この10年で制度が大きく変わりました。いまは「学校復帰だけがゴールではない」というのが国の公式な立場です。選択肢の全体像と、それぞれが制度上どう扱われるかを押さえておくと、進路の話が現実的になります。
下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。
| 資料 | 何がわかるか |
|---|---|
| 文部科学省「学びの多様化学校の設置者一覧」 | 全国84校。旧・不登校特例校の全リスト |
| 文部科学省「高等学校卒業程度認定試験」 | 高校に通わずに大学受験資格を得る制度 |
| 文部科学省「就学援助」 | 学用品費・給食費などの経済的支援 |
| 文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」 | 小中の不登校353,970人。全国の最新の実数 |
| 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 | 「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針 |
| 同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合) | 教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件 |
| 同 別記2(自宅でICT等を活用した学習) | 自宅学習を出席扱いにする7つの要件 |
| 文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」 | 2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件 |
| 文部科学省「COCOLOプラン」 | 誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策 |
| 文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」 | 全国1,045市区町村の公式相談窓口 |
| 教育機会確保法(e-Gov法令検索) | 第13条が「休養の必要性」を条文で認めている |
| こども家庭庁「子育て支援」 | 子育て世帯が使える支援制度の全体像 |
| 国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」 | 研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料 |
学校に相談するときの進め方
① 支援の目標をすり合わせる
「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。
② 具体的な場所を挙げる
「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。
③ 出席扱いの要件を一緒に確認する
「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。
④ 決めたことを記録に残す
面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター(全国1,045市区町村の窓口一覧)
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。
春日部市のフリースクールに関するよくある質問
小学生でもフリースクールを利用できますか?
小学生を受け入れているフリースクールもあります。
ただし、小学1年生から対象の施設もあれば、小学校高学年から対象の施設もあります。対象学年を確認してから問い合わせましょう。
毎日通わなければいけませんか?
週1日や短時間から利用できる施設もあります。
利用日数のルールは施設によって異なるため、見学時に確認してください。
学校復帰を目指さなくても利用できますか?
学校復帰だけを目的とせず、安心できる居場所づくりや学習、進路選択を支援しているフリースクールもあります。
施設によって教育方針が異なるため、子どもと家庭の希望を伝えたうえで相談しましょう。
発達特性があっても利用できますか?
発達特性のある子どもを受け入れている施設もあります。
ただし、対応できる支援内容やスタッフ体制は施設によって異なります。必要な配慮を具体的に伝え、対応できるか確認することが大切です。
見学だけでも申し込めますか?
多くの施設では、入会前の相談や見学を受け付けています。
見学後すぐに入会を決める必要はありません。複数の施設を比較し、お子さんの気持ちを確認してから決めましょう。
まとめ|春日部市でお子さんに合うフリースクールを探そう
春日部市には、少人数で学べるフリースクール、個別学習を重視する施設、体験活動に取り組める施設があります。
外出や通学に負担がある場合は、オンラインフリースクールを利用する方法もあります。
フリースクールを選ぶときは、知名度や評判だけで判断しないことが大切です。
- お子さんが安心して過ごせるか
- スタッフが親子の話を聞いてくれるか
- 無理なく利用を続けられるか
この3つを確認しながら、家庭に合う場所を探してみましょう。
気になるフリースクールが見つかったら、まずは保護者だけで相談する方法もあります。お子さんに見学を無理強いせず、現在の状態に合った進め方を相談してください。
お子さんが「ここなら安心できそう」と感じられる場所を見つけることが、次の一歩につながります。
掲載情報について
この記事は2026年7月時点で公開されている情報をもとに作成しています。対象学年、利用料金、活動内容、開校日、募集状況などは変更される場合があります。利用を検討する際は、必ず各施設の公式サイトまたは問い合わせ窓口で最新情報をご確認ください。
つらい気持ちを今すぐ話したいとき(全国共通・24時間)
24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310
お子さんからでも、保護者の方からでも相談できます。お住まいの地域の教育相談センターにつながります。

