- 助成率と上限額(通所型は月2万円、オンライン型は月1.5万円)
- ⚠️ 在籍校で出席扱いになっていることが助成の前提だという条件
- 認定施設の一覧がどこにあるか、どう確認するか
- e-KOBEでの申請時期(4〜12月分は12月15日から、1〜3月分は3月15日から)
- 必要書類3点と、通所型・オンライン型の見分け方
この記事は、神戸市が公表している「フリースクール等利用料助成制度」のページを2026年9月10日に読んで書いています。制度は年度ごとに変わり、金額や期間が改定されることがあります。申請の前にかならず市の公式ページと認定施設一覧でご確認ください。この記事を書いているのは、オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営する株式会社NIJINです。同社の教室は神戸市の認定施設(オンライン型)に含まれます。その前提でお読みください。
いくら戻ってくるのか
神戸市の助成は、利用料の半額です。上限が通い方によって分かれています。
- 助成率:利用料の2分の1
- 上限(通所型):月2万円
- 上限(オンライン型):月1.5万円
- 対象者:神戸市立小中学校等に在籍する不登校児童生徒の保護者
- 条件①:フリースクール等での活動が出席認定されていること
- 条件②:神戸市の認定施設を利用していること
- 条件③:別の助成を受けていないこと
- 申請方法:e-KOBE(神戸市スマート申請システム)
- 必要書類:契約書等(利用内容がわかるもの)/領収書等(利用日付と金額がわかるもの)/振込口座情報
- 問い合わせ:神戸市教育委員会事務局 児童生徒課
計算してみます。月謝40,000円の通所型なら、半額の20,000円がそのまま上限額なので20,000円が助成されます。月謝50,000円でも上限があるので20,000円まで。月謝が4万円を超えると頭打ちする、と覚えておくと分かりやすいです。
オンライン型は上限が1.5万円なので、月謝30,000円のところで15,000円。月謝3万円で頭打ちです。通所型とオンライン型で5,000円の差があるので、同じ施設でも通い方を選べる場合は、そこも計算に入れてください。
⚠️ いちばん見落とされる条件は「出席認定」です
神戸市は対象者の要件として「フリースクール等での活動が出席認定されていること」を挙げています。これは、在籍校がその施設での活動を出席扱いにしていることが、助成の前提になっているという意味です。
ここが他の自治体と大きく違うところです。たとえば名古屋市の補助金は出席扱いを要件にしていません。神戸市は要件にしています。つまり認定施設に通っているだけでは足りず、学校側の手続きが済んでいる必要があるということです。
だから神戸市で助成を使うなら、施設探しと出席扱いの相談を同時に進めるのが正解です。施設が決まった時点で、担任やスクールカウンセラーに「ここに通います。出席扱いにしていただけるか相談させてください」と伝えてください。出席扱いの判断をするのは在籍校の校長で、文部科学省の通知にもとづく仕組みです。
認定施設かどうかを確かめる
対象になるのは、神戸市の基準を満たした「認定施設」だけです。市は認定施設の一覧をPDFで公表しています。施設を決める前に、その一覧に載っているかを必ず確認してください。
あわせて確認したいのが、その施設が「通所型」なのか「オンライン型」なのかです。上限額が5,000円違うので、家計の見通しが変わります。見学の申し込みのときに、次の2つを聞くのがいちばん早いです。
- 「神戸市の認定施設に入っていますか」
- 「通所型ですか、オンライン型ですか」
申請の時期に注意してください
神戸市の助成はまとめて後払いです。毎月申請するのではなく、期間ごとにまとめて申請します。
- 2026年4月〜12月分:申請 12月15日〜2027年1月末/交付予定 1月〜3月
- 2027年1月〜3月分:申請 3月15日〜4月中旬/交付予定 4月〜5月
つまり4月に通いはじめても、お金が戻るのは翌年1月以降ということです。ここは資金繰りの面で大事なので、最初から「いったん全額払っておいて、あとでまとめて戻る」と考えておいてください。
💡 領収書と契約書は絶対に捨てないでください。申請には「契約書等(利用内容がわかるもの)」「領収書等(利用日付と金額がわかるもの)」が要ります。9か月分をまとめて出すことになるので、月ごとにクリアファイルへ入れておくくらいでちょうどいいです。
費用のかからない選択肢も確認してください
助成があるとはいえ、半額は自己負担です。月4万円の施設なら、毎月2万円は出ていきます。民間施設を決める前に、費用のかからない公的な受け皿も確認しておいてください。
神戸市の教育委員会は各区で不登校の相談を受け付けています。まずは在籍校の担任やスクールカウンセラーに相談し、そこから市の窓口につないでもらうのが早道です。兵庫県教育委員会も不登校への対応をまとめたページを公開しています。
よくある質問
まとめ
神戸市の助成は半額・月2万円までと手厚い制度です。ただし「認定施設であること」と「出席認定されていること」の2つが揃って初めて対象になります。とくに出席認定は学校側の手続きなので、施設を決めてから動くと間に合わないことがあります。
やることは3つです。①施設に「認定施設か」「通所型かオンライン型か」を聞く ②在籍校に出席扱いの相談を始める ③契約書と領収書を月ごとに保管する。
申請は12月15日から。それまでは全額を立て替える形になるので、家計の見通しもあわせて立てておいてください。
この記事の内容を確かめるための一次資料
NIJINアカデミーは、週4日のメタバース校舎と週1日のリアル教室を組み合わせて通えるオルタナティブスクールです。兵庫県内では新神戸にリアル教室があり、神戸市の助成ではオンライン型の認定施設です。まずはオンラインの無料体験会から。

