高校生活や将来について、
「うちの子はこのままで大丈夫だろうか?」
と不安を抱える保護者の方は少なくありません。
そんな思いに寄り添う選択肢として、近年注目されているのが通信制高校です。
在籍者数はここ数年で大きく増え、
今や 高校生の約10人に1人 が通信制で学んでいます。

芸能やスポーツに打ち込む子、
IT・クリエイティブに挑戦したい子、
自分のペースで学びたい子。
通信制高校は、そんな多様な生徒たちの
「やりたいこと」と「高校卒業」を両立させる場として
特別ではなく“当たり前の選択肢” になりつつあります。
通信制高校で夢をかなえた有名人3選
この記事では、通信制高校の柔軟さを活かして夢を追いかけた有名人の例を3人ご紹介します。
芸能やスポーツの分野で活躍する彼らも、高校時代に通信制課程を選択することで学業との両立に成功しました。
指原莉乃(アイドル・タレント)|クラーク記念国際高等学校〈通信制課程〉
在籍の背景:国民的アイドルグループAKB48に加入後、レッスンや全国各地でのイベント出演に多忙となり、柔軟に通える通信制課程を選択しました。
学び方:年に数回のスクーリング(登校)とレポート提出を中心に単位を修得。
在籍校ではダンスや歌の実技レッスンを受けられる「パフォーマンスコース」を選択し、彼女の芸能活動との相性も抜群でした。
結果:高校卒業の頃にはテレビ番組への出演本数が飛躍的に増え、その後AKB48選抜総選挙では史上初の3連覇を達成しました。
芸能活動と学業を両立させたロールモデルとして、後輩たちの進路相談でも名前が挙がる存在です。
永野芽郁(女優)|クラーク記念国際高等学校〈通信制課程〉
在籍の背景:映画・ドラマ撮影が長期化する中で「欠席=留年」を避けるために転校。
学び方:オンライン授業+レポート提出で単位を取得し、オフ日にスクーリング。共学キャンパスで同世代と刺激を受け合えた点もメリットに。
結果:高校在学中に NHK連続テレビ小説『半分、青い。』主演を射止めブレイク。「現場と学校を行き来できた経験が演技の幅を広げた」と卒業後のインタビューで語る。
錦織圭(プロテニス)|青森山田高校〈通信制課程〉
在籍の背景:米IMGアカデミーを拠点に年間40週以上を海外遠征で過ごすため、時間と場所の制約が少ない通信制を選択。
学び方:遠征先からレポートを郵送・オンライン提出し、年に数回だけ帰国してスクーリングと試験を受験。
結果:高校2年でプロ転向、2014年全米OP準優勝・16年リオ五輪銅メダルなど日本男子初の世界TOP10入りを達成。「学業の心配がなく競技に集中できた」と語る。
通信制高校にはどんな子が通うの?6タイプをわかりやすく解説

通信制高校には実にさまざまな生徒が在籍しています。主に次の6つのタイプに分類して考えることができます。お子さんがどのタイプに当てはまるか、ぜひ参考にしてみてください。
どんな子が通信制に向いている?6つのタイプに整理
通信制高校には、本当にさまざまなお子さんが在籍しています。
大きく次の6タイプが代表的です。
| タイプ | 特徴 | どんな学びになる? |
|---|---|---|
| 芸能・スポーツに全力 | レッスンや遠征で時間が取りづらい | 少ない登校+レポート中心で両立 |
| “好き”を深めたい | プログラミング・動画制作など | 午前勉強→午後は創作など自由設計 |
| マイペース | 集団が疲れる/朝が苦手 | 自宅中心で無理なく進級 |
| ビジネス挑戦中 | 起業活動・家業で忙しい | 仕事×学習を両立。不足単位を補完 |
| 海外・二拠点生活 | 転勤・留学が多い | ネット受講+長期休暇でスクーリング |
| 学び直し | 中退経験/社会人 | 夜間・土日中心で高卒資格取得 |
芸能・スポーツに夢中なタイプ
毎日のレッスンや遠征で学校に通う時間がほとんど取れないお子さんです。
通信制高校なら、年に数回の登校でもOKで、スマホで授業動画を視聴しながら単位を取得できるため、忙しいスケジュールと高校生活を無理なく両立できます。
好きなこと専門タイプ
プログラミング、動画編集、イラスト制作など自分の「好き」に熱中しすぎて、一般の高校の時間割では物足りないと感じるお子さんです。
通信制高校なら、授業を午前中にまとめて受けて午後は創作や研究に集中するといった柔軟な高校生活が可能になり、自分の好きなことにとことん打ち込めます。
マイペースタイプ
朝の早起きが苦手、人が多い教室だと疲れてしまう、過去に不登校を経験したことがあるなど、自分のペースで学びたいお子さんです。
通信制高校なら、自宅で自分のペースに合わせてゆっくり勉強でき、週1回だけ登校するコースを選ぶこともできます。
無理なく高校卒業を目指せるでしょう。
ビジネスチャレンジタイプ
ネットショップ運営や家業の手伝いで日中忙しく、学校の勉強よりビジネス優先になっているお子さんです。
通信制高校なら、日頃の仕事の経験をレポートにまとめて単位にできる学校もあり、昼は仕事、夜にまとめて勉強といった両立も可能です。
若いうちからの起業チャレンジと高校卒業資格取得を両立できます。
海外・二拠点タイプ
海外在住だったり、親御さんの転勤で引っ越しが多かったりして、国内外を頻繁に行き来するお子さんです。
通信制高校なら、インターネット経由で24時間いつでもオンライン授業を受けられるうえ、スクーリング(対面指導)は夏休みなど長期休暇に集中して通うこともできます。
場所に縛られず高校卒業を目指せます。
学び直しタイプ
一度高校を中退してしまった、あるいは社会人になってから「高卒資格を取りたい」と思い始めた方です。
通信制高校には最短1年で卒業を目指せるプログラムが用意されていたり、夜間や土日にスクーリングを受けられるコースもあります。
働きながらでも無理なく学び直しができ、高卒資格の取得につなげられます。
親として知っておきたいのは、
「弱点の補填」ではなく
強みや興味を起点に高校生活を組み立てられる
ということ。
通信制は、子ども自身のペースで
人生の選択肢を広げられる学び方です。
有名人からわかる、夢と両立できる高校生活
通信制高校で学ぶ有名人の例から分かるのは、
高校生活は1つの形だけではない ということです。
- 学校に毎日通えなくても
- 自分の時間を自由に使いたくても
- 海外や社会で挑戦したくても
環境を変えれば、
夢を追うことと高校卒業を両立できる 時代になりました。
通信制高校は「特別」ではなく、
お子さんの興味や状況に合わせて
未来の選択肢を広げるひとつの方法 です。
もし、
- 今の学校に不安がある
- 集団生活がしんどい
- やりたいことに全力を注ぎたい
そんな思いが少しでもあるなら、
一度選択肢を広げてみても良いのではないでしょうか。
高校のカタチが変われば、
お子さん自身の 自信や可能性 も大きく広がっていきます。
そもそも通信制高校とは?——仕組みを3分で
通信制高校は、学校教育法にもとづく正式な高等学校です。卒業すれば全日制と同じ高卒資格が得られます(学校教育法・e-Gov法令検索)。毎日通う代わりに、レポート・スクーリング・テストで単位を積み上げていく仕組みです。
| 項目 | 通信制高校 | 全日制高校 |
|---|---|---|
| 登校日数 | 年間数日〜週5日まで、コースにより選べる | 原則毎日 |
| 学習の進め方 | レポート提出+スクーリング+テスト | 授業への出席が中心 |
| 卒業要件 | 3年以上の在籍と74単位以上の修得 | 同じく3年・74単位以上 |
| 資格 | 高等学校卒業(全日制と同じ) | 高等学校卒業 |
| 学費 | 公立は年間数万円〜、私立は数十万円〜 | 公立・私立で幅がある |
| 向いている人 | 体調・仕事・活動と両立したい人 | 毎日通う生活リズムが合う人 |
制度の詳細や全国の学校数は文部科学省の高等学校教育に関するページで確認できます。学費の支援制度(高等学校等就学支援金)についても文部科学省が案内しています。
クラーク記念国際高等学校のような「サポート校併設型」とは
この記事で紹介した指原莉乃さんが在籍していたクラーク記念国際高等学校のように、通信制の課程でありながら、毎日通えるキャンパスを持つ学校が増えています。「通信制=家で一人で勉強」というイメージとは、かなり違います。
- 週5日通えるコース:全日制に近い生活リズムで通える。
- 週1〜3日コース:体調や活動に合わせて登校日数を選べる。
- 専門コース:スポーツ・声優・美容・ITなど、興味のある分野を高校生のうちから学べる。
- オンライン中心コース:外出が難しい時期でも在籍を続けられる。
芸能活動やスポーツと両立している方が通信制を選ぶのは、この登校日数を自分で選べる点が大きな理由です。学校選びで迷ったときは通信制高校おすすめ比較や不登校からの進路選びもご覧ください。
動画で見る|学校の形はひとつではない
学校生活がつらいときは、一人で抱えずに相談してください。24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310(文部科学省)では、夜間・休日も相談できます。
後悔しない通信制高校の選び方 5ステップ
通信制高校は学校ごとに中身が大きく違います。パンフレットの雰囲気ではなく、卒業までの道筋が具体的に見えるかで選ぶと失敗しにくくなります。
選ぶときの5ステップ
登校日数の希望を決める
週5日通いたいのか、月数回にしたいのか。ここが決まると候補が半分に絞れます。
スクーリングの場所と回数を確認する
本校が遠方にあり、年に数日は宿泊で通う必要がある学校もあります。移動の負担は事前に必ず確認します。
学費の総額を出す
授業料だけでなく、施設費・コース費・教材費を合計します。高等学校等就学支援金の対象になるかも確認します(文部科学省)。
サポート体制を聞く
レポートが進まないときに誰がどう関わるか。「自分で進める」だけの学校だと、つまずいたときに止まります。
卒業後の進路実績を見る
進学・就職の実績と、そのための支援があるか。数字だけでなく、どんな支援をしたのかを聞きます。
| 確認する項目 | 聞き方の例 | 注意点 |
|---|---|---|
| スクーリングの負担 | 「年に何日、どこへ通いますか?」 | 宿泊を伴う場合、費用と体力の負担が大きい |
| レポートの量 | 「1科目あたり何枚くらいですか?」 | 量より、つまずいたときの支援があるかが大切 |
| 転入・編入の時期 | 「いつから入学できますか?」 | 多くの学校が随時受け入れているが、単位の引き継ぎ条件が異なる |
| 前の学校の単位 | 「修得済みの単位は引き継げますか?」 | 引き継げれば卒業までの期間が短くなる |
| 学費の支援 | 「就学支援金の対象になりますか?」 | 世帯収入により支給額が変わる |
中学時代に不登校を経験した場合の進路については欠席日数は不利にならない?不登校の中学生の進路選びに、学校選びの全体像は通信制高校おすすめ比較にまとめています。進路の不安が強いときは24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310(文部科学省)でも相談できます。
家庭でいまできること
制度や相談先が分かっても、明日からどう過ごすかは別の話です。うまくいかない日があって当たり前という前提で、いま無理なくできそうなものだけを選んでください。全部やろうとしないことが、いちばん大事なコツです。
いま家庭で確かめておきたいこと
睡眠のリズムが崩れていないか(起きる時間より、寝る時間を先に整えるほうがうまくいきます)
食事が極端に減っていないか。体重の変化はないか
頭痛・腹痛・立ちくらみなど、体の訴えが続いていないか(続く場合は受診を検討してください)
「学校の話」以外で笑える時間が、1日に少しでもあるか
保護者自身が眠れているか。抱え込んでいないか
学校との連絡窓口が、担任1人に集中していないか
声のかけ方で迷ったときは
「なんで行けないの」と理由を問うと、子ども自身も説明できないことが多く、答えられない自分を責めてしまいます。理由を聞くより、いまの状態を言葉にして返すほうが伝わります。「しんどそうだね」「今日はゆっくりでいいよ」——それだけで十分な日があります。
逆に、避けたほうがよい言葉もあります。「みんな行ってるよ」「そんなことでどうするの」「甘えてるだけでしょ」。どれも本人がすでに自分に言っている言葉なので、外から重ねると逃げ場がなくなります。
相談先の選び方|どこに何を聞けるか
相談先はひとつではありません。それぞれ役割が違うので、聞きたい内容で選ぶと早く進みます。
| 相談先 | 聞けること | 費用 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 在籍校(担任・スクールカウンセラー) | 出席の扱い、校内の別室、学習の進め方 | 無料 | まず学校での配慮を相談したいとき |
| 教育支援センター(市区町村) | 学校外の公的な居場所、通所と出席扱い | 原則無料 | 学校の外に一歩を踏み出したいとき |
| フリースクール(民間) | 体験活動中心の居場所、少人数の学び | 月1〜5万円程度 | 興味や「やってみたい」から入りたいとき |
| オンライン | 自宅から参加できる学び、出席扱いの実務 | スクールにより異なる | 外に出るのが難しい/近くに選択肢がないとき |
| 医療機関(小児科・児童精神科) | 体の不調の背景、診断と治療 | 保険診療 | 睡眠・食事・体の症状が続くとき |
| 24時間子供SOSダイヤル | 子ども本人・保護者どちらの相談も | 無料・24時間 | いますぐ誰かに聞いてほしいとき(0120-0-78310) |
どこから始めればいいか迷ったら
この記事のテーマについて、よく寄せられる質問
同じような状況の方から実際によく届く質問をまとめました。あてはまるものから読んでください。
Q. 欠席が多いと高校に行けませんか?
A. 行けます。出席日数を選抜に使わない高校は増えており、通信制高校では欠席日数を問わないところがほとんどです。中学校卒業程度認定試験や高等学校卒業程度認定試験という道もあります。
Q. フリースクールに通うと出席扱いになりますか?
A. 要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできます。ただし文部科学省の通知では教育支援センター等の公的機関が第一に想定されており、民間施設は「公的機関に通えない場合」に考慮される位置づけです。詳しくは教育支援センターとはをご覧ください。
Q. 費用が心配です
A. 教育支援センターは原則無料です。民間のフリースクールについては、利用料の補助制度を設けている自治体が増えています。就学援助もあわせて教育委員会に確認してください。
Q. 学校に戻ることを目標にしなくていいのですか?
A. はい。文部科学省の通知が「『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではなく、社会的に自立することを目指す」と明記しています。学校復帰は選択肢のひとつであって、唯一のゴールではありません。
Q. 近くに通える場所がありません
A. ①校内の別室、②教育支援センターの訪問型支援、③自宅でのICT学習を出席扱いにする道(別記2)、④オンライン——の順で確認するのが現実的です。地域に選択肢がないことは、家庭の責任ではありません。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。
Q. 通信制高校でも高校卒業を目指せますか?
Q. どんなペースで学べますか?
Q. 過去に不登校を経験した子でも選べますか?
Q. 有名人のように必ず成功できますか?
あわせて読みたい
NIJIN高等学院は、通信制高校と連携しながら学びを支えるサポート校です。
私たちは「高卒資格を取ること」だけでなく、その先にある自分らしい学びと未来づくりを大切にしています。
オンラインでも仲間と出会い、先生との対話を通じて、自分の“好き”や“得意”を育てていく。
10代のうちに主体性を磨き、将来につながる経験を積むことができます。
開校は2026年4月です!
■ 毎週、無料の個別相談会を実施中!

先着20名限定、入学金無料キャンペーン実施中!
▼詳細はこちら▼
NIJIN高等学院について詳しく知りたい方はこちら
>>NIJIN高等学院公式HP


