- 神戸市内で確認できた6校の対象年齢・認証・学費・時間
- 入学時の一時金と年額授業料を、同じ物差しで比べるグラフ
- 国の無償化(2026年10月から上限月40,300円)と、神戸市で使える条件
- 市外の通学圏の大阪インターナショナルスクールの費用とバス代
- 卒園後の進路と、見学で聞く10のこと
結論:神戸市で選べる学校(早見)
先に全体像です。市内6校と、市外で通学圏にある1校を、対象と費用の目安だけに絞って並べました。詳しい内容は、次の章から順に説明します。
| 学校名 | 場所 | 対象 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
| Canadian Academy(カナディアン・アカデミー) | 東灘区向洋町中(六甲アイランド) | PreK〜Grade 12 | 授業料 年210万〜337万円(2026-27) |
| Marist Brothers International School | 須磨区千守町 | Early Years〜Grade 12 | 公式サイトで金額を確認できませんでした |
| Deutsche Schule Kobe International(神戸ドイツ学院) | 東灘区向洋町中(六甲アイランド) | 2〜12歳(Play Group〜G6) | 授業料 年160.9万〜187.7万円(税別) |
| St. Michael’s International School | 中央区中山手通 | Early Years(3〜5歳)〜Year 6 | 授業料表は画像で、金額を確認できませんでした |
| 神戸インターナショナルスクール | 東灘区岡本 | 1歳半〜6歳 | 公式サイトで確認できませんでした |
| Kobe English Academy(プリスクール神戸) | 元町エリア | 0〜6歳 | 公式サイトで確認できませんでした |
| Osaka International School(通学圏) | 大阪府箕面市 | K〜Grade 12 | 授業料 年227万〜283万円(2026-27) |
神戸市のインターナショナルスクールを比べる軸は3つ
比べる軸は3つだけ
神戸市の学校は、同じ「インター」でも、通える年齢も、費用の公開のされ方も大きく違います。
01
通う年齢と、卒業までの見通し
カナディアン・アカデミー、マリストはGrade 12まで。神戸ドイツ学院とセント・マイケルズは小学部まで。プリスクールは幼児期が中心です。
02
入学時の一時金と、毎年の費用
カナディアン・アカデミーは入学時だけで約109万円。授業料に加えて、年の開発費などがかかります。費用が非公開の学校もあります。
03
通いやすさと、使える制度
六甲アイランド、須磨、中央区と、学校の場所は分かれています。無償化の対象は、届出をしたプリスクールが中心です。
この3つを、次の章から順に確かめていきます。

神戸市のインターナショナルスクール事情と費用の相場【2026年】
神戸市の事情は、ひと言でいえば「大型校の公式な学費は高く、プリスクールの費用は非公開が多い」です。東灘区の六甲アイランドには、カナディアン・アカデミーと神戸ドイツ学院が公式サイトの住所に並びます。須磨区にはマリスト、中央区にはセント・マイケルズがあり、いずれもIBや国際的な認定団体の記載があります。
費用の相場を、年間の授業料で見てみます。下のグラフは、公式サイトで確認できた金額を並べたものです。学校ごとに、含まれる費用の範囲が違う点に注意してください。
幼児が通う場合の年間の授業料
年額の授業料です。入学時の費用や、施設費などは含みません。
各校の公式サイトの料金表をもとに作成。マリスト、セント・マイケルズ、神戸インターナショナルスクールは、金額を公式サイトで確認できませんでした。
確認できた3校だけでも、年額で最大約66万円の差があります。ただし、神戸ドイツ学院は英語だけの学校ではなく、英語・ドイツ語・日本語の3言語で学ぶ学校です。次の表で、入学時の費用と合わせて整理します。
神戸市のインターナショナルスクール費用早見表【市内】
| 学校名 | 入学時の費用 | 年額(授業料など) |
|---|---|---|
| カナディアン・アカデミー | 出願料90,000円・登録料400,000円・Capital Contribution600,000円 | Pre-K/KA2,100,000円/KB・G1〜5 2,710,000円/G6〜8 3,170,000円。Building & Development300,000円/年 |
| 神戸ドイツ学院 | 出願料51,500円・登録料300,000円 | Pre-K・Early Years1,609,000円/Pre-School・G1〜5 1,746,000円。年額諸費あり(税別) |
| マリスト | 公式サイトで確認できませんでした | 別の書類(2026–2027 Fee Schedule)に記載。確認できませんでした |
| セント・マイケルズ | 公式サイトで確認できませんでした | 授業料表が画像で、金額を確認できませんでした |
| 神戸インターナショナルスクール | 公式サイトで確認できませんでした | 公式サイトで確認できませんでした |
| Kobe English Academy | 公式サイトで確認できませんでした | 公式サイトで確認できませんでした |
マリストは、公式の料金ページに金額がなく、別の書類で案内されていました。セント・マイケルズは、2026-27年度の授業料表が画像で、金額を読み取れませんでした。金額を推測して載せることは避けています。学費の全体の見方は、インターナショナルスクールの学費にまとめています。
神戸市内のインターナショナルスクール・英語プリスクール6校
ここからは、公式サイトで確認できた事実だけで、1校ずつ紹介します。順番は、規模が大きい学校から、幼児向けの園へと並べています。
1. Canadian Academy(カナディアン・アカデミー)
東灘区向洋町中の六甲アイランドにある学校で、PreK〜Grade 12が対象です。IB World School、WASC、CIS、JCIS、APACの記載があり、授業は英語(日本語の学習あり)です。教員は国際的な背景を持つと書かれていますが、国籍の内訳は公式サイトで確認できませんでした。
費用(2026-27年度)は、出願料90,000円、登録料400,000円、Capital Contribution600,000円(登録料とCapital Contributionは初回のみ)。年額のBuilding & Developmentが300,000円です。授業料は年額で、Pre-K・KAが2,100,000円、KB・G1〜5が2,710,000円、G6〜8が3,170,000円、G9〜11が3,240,000円、G12が3,370,000円です。寮費は3,500,000円、学習支援(Learning Support)は最大3,500,000円、再入学のデポジットは300,000円です。開所時間と、無償化の記載は、公式サイトで確認できませんでした。
こんな家庭に:幼児期から高校まで、IBの一貫した環境で続けたい家庭。入学時と毎年の費用を、長い期間で見通せる家庭に向きます。
2. Marist Brothers International School
須磨区千守町にある学校で、Early YearsからGrade 12までです。WASC、IB World School(PYP・MYP・DP)、JCIS、WIDA、EARCOSなどの記載があります。生徒は520名以上、35以上の国籍と公式サイトに書かれています。
費用は、公式サイトの入学・奨学金のページに金額がなく、「2026–2027 Fee Schedule」という別の書類で案内されていました。書類までは確認できなかったため、金額を載せていません。教員の国籍、開所時間、無償化の記載も、公式サイトで確認できませんでした。
こんな家庭に:須磨・垂水方面から通える家庭で、IBの環境を求める家庭。費用は問い合わせて確認することになります。
3. Deutsche Schule Kobe International(神戸ドイツ学院)
六甲アイランドにある、2歳から12歳(Play Group、Pre-K、Early Years、Pre-School、G1〜G6)が対象の学校です。1909年創立で、IB World SchoolとCambridge Internationalのカリキュラムを実施し、英語・ドイツ語・日本語の3言語で学ぶと公式サイトに記載があります。
費用(年度の記載は確認できず)は、出願料51,500円、登録料300,000円。授業料は年額で、Pre-K・Early Yearsが1,609,000円、Pre-School・G1〜5が1,746,000円、G6が1,876,950円で、Play Groupは5回券が8,000円です。年額の諸費は、テクノロジー36,500円、施設155,000円、保険21,500円、学校協会費15,500円、教材10,500円(G6は40,000円)、PTA4,000円、年鑑5,000円。スクールバスは年230,000円(利用時)、遠足・キャンプは10,000〜83,000円で、すべてに消費税10%が別途かかります。開所時間と無償化の記載は、確認できませんでした。
こんな家庭に:英語に加えてドイツ語にも触れさせたい家庭、ドイツ語圏とのつながりがある家庭。
4. St. Michael’s International School(セント・マイケルズ)
中央区中山手通にある学校で、Early Years(3〜5歳)からPrimary(Year 6)までです。COBIS、IPC、IEYC、CISの記載があり、公式サイトは自らを「関西で唯一の、小学部を提供する認定された英国系のインターナショナルスクール」と説明しています。授業は英語で、日本語の授業もあります。
費用は、授業料が年2回払い(7月・1月)で、ほかにMaintenance Fee(年額・8月一括)、保険(1人あたり年額)、PTA会費(1家庭あたり年額)があり、兄弟割引は15%と記載があります。ただし、2026-27年度の授業料表は画像で、金額を読み取れませんでした。教員の国籍、開所時間、無償化の記載も、確認できませんでした。
こんな家庭に:英国式のカリキュラムを、小学部まで受けさせたい家庭。中学以降は別の進路を考える必要があります。
5. 神戸インターナショナルスクール(英語プリスクール)
東灘区岡本1丁目にある、1歳半〜6歳の英語のプリスクールです。週2〜5日で通え、フルデイは5時間15分(週3〜5日選択制)です。完全な英語環境で、フォニックスを導入し、外国人の講師とバイリンガルの保育士・アシスタントが対応すると公式サイトに記載があります。
公式サイトのトップには「当スクールは幼児保育無償化対象施設です」とあり、「2015年に神戸市認可外保育施設として認定」とも書かれています。入会金と月謝は、確認したページには記載がなく、金額は確認できませんでした。
こんな家庭に:岡本・摂津本山方面で、短い時間から英語の環境に慣れさせたい家庭。費用は問い合わせて確認することになります。
6. Kobe English Academy(プリスクール神戸、旧Little Sprouts)
元町エリアにあり、公式サイトは「大丸から徒歩5分」と案内しています。Junior Class(2〜6歳)とPre-Kinder Class(0〜2歳)があり、ネイティブの講師による英語のイマージョンと、日本語を併用する形です。「幼保無償化対象」と書かれています。
正式な番地、費用、全日の開所時間は、確認したページには記載がありませんでした。ページ上の「15:30〜18:00」は、民主的教育の時間としての言及で、全日の開所時間とは読み取れません。
こんな家庭に:元町・三宮周辺で、0歳から通える英語の環境を探している家庭。
入学時の費用と初年度の総額で比べる
神戸市の学校選びで見落としやすいのが、入学時にまとめて払う費用と、初年度の総額です。グラフで確かめます。
入学時に必要な費用は35万円から109万円まで
出願料・登録料・Capital Contributionなど、入学時にまとめて払う費用の合計です。
各校の公式サイトの料金表をもとにした、編集部の合計。
初年度の総額は約349万円——カナディアン・アカデミーのPre-Kの例
入学時の費用と、1年目の授業料・開発費を足した総額です。
合計 3,490,000円(寮費・学習支援・バス・給食は含まない、編集部の試算)
カナディアン・アカデミーの公式サイトの2026-27年度の料金表をもとにした編集部の試算です。KB・G1〜5の場合は、授業料が2,710,000円となり、合計は4,100,000円です。
初年度の総額は約235万円——神戸ドイツ学院のPre-Schoolの例
出願料・登録料と、授業料・年額の諸費を足した総額です。
合計 2,345,500円(消費税・バス・給食・行事費は含まない、編集部の試算)
神戸ドイツ学院の公式サイトの料金表(年度の記載なし)をもとにした編集部の試算です。年額の諸費は、テクノロジー・施設・保険・学校協会費・教材・PTA・年鑑の合計です。

通学圏にあるインターナショナルスクール——大阪インターナショナルスクール
神戸市の外にも、通える範囲の学校があります。ここでは、公式サイトで費用まで確認できた1校を紹介します。通学にかかる時間は、住まいによって大きく変わるため、実際に試して確かめてください。
Osaka International School(大阪インターナショナルスクール、箕面市)
箕面市小野原西にある学校で、K〜Grade 12が対象です。運営は関西学院で、1991年の開校です。WASC、IB(PYP・MYP・DP)、CIS、JCIS、EARCOSの記載があり、専任の教員は37名(9か国)、生徒は約270名(34国籍)と公式サイトに書かれています。
費用(2026-27年度)は、年額がKA〜G5で2,275,000円(授業料2,270,000円とPTA5,000円)、G6〜10で2,713,000円、G11〜12で2,833,000円で、前年度から約4%の値上げです。出願料は40,000円、登録料は330,000円です。スクールバスは学期ごとの料金で、給食は学年や学期により約31,620〜42,600円です。
スクールバスの料金は学期あたり2.8万円から9万円
通う場所によって、バス代が3倍以上違います。
大阪インターナショナルスクールの公式サイトの2026-27年度の料金(学期ごと)をもとに作成。神戸市方面のバス路線は、公式サイトで確認できませんでした。
神戸市からの通学路線やバスは、公式サイトで確認できませんでした。見学のときに、通学手段を必ず聞いてください。隣の箕面市の記事で、この学校の詳しい情報を紹介しています。
何歳まで通えるか——学校ごとの学年の範囲
「いつまで通えるか」は、学校選びの大きな分かれ目です。幼児期だけの園で卒園したあと、小学校を探し直すのか、同じ学校に通い続けるのかで、費用も生活も変わります。
学校ごとに通える学年はこう違う
幼稚園・小学校・中学校・高校の4つの段階で、通える範囲を色で示しました。
色のついた段階が通える範囲。各校の公式サイトの記載をもとに作成。
一貫して通えるのは、カナディアン・アカデミー、マリスト、大阪インターナショナルスクールの3校です。神戸ドイツ学院とセント・マイケルズは小学部までで、中学からは別の進路が必要になります。プリスクールは幼児期のみです。
神戸市のエリア別に探す
神戸市は東西に細長く、学校の場所によって、通い方が大きく変わります。区ごとに、確認できた学校を整理しました。
区ごとに見る学校の分布
公式サイトに記載された所在地をもとに作成。最寄り駅を公式サイトに明記している学校は少ないため、駅名の記載は控えています。
兵庫県全体の様子は兵庫県のインターナショナルスクールで、阪神間の宝塚市の記事でも、通学圏の学校を紹介しています。
インターナショナルスクールの「各種学校」とは——就学義務と卒業資格
神戸市で「インターナショナルスクール」を名乗る学校は、制度の上では大きく3つに分かれます。学校教育法の第1条に定められた「一条校」、都道府県知事の認可を受けた「各種学校」、そのどちらでもない「無認可」の学校です。名前に「インターナショナル」とあっても、制度上の扱いは学校ごとに違います。幼児が通うプリスクールは、認可外保育施設として届出をした施設であることが多く、小学部以降の学校とは前提がまったく異なります。
3つの区分で制度上の扱いはこう変わる
| 一条校 | 各種学校など | 無認可 | |
|---|---|---|---|
| 就学義務を果たしたことになる | ○ | × | × |
| 日本の小中学校の卒業資格 | ○ | × | × |
| 高校の就学支援金 | ○ | △ | × |
○=当てはまる △=文部科学省が指定した学校のみ ×=当てはまらない。文部科学省の資料をもとに作成(2026年10月時点)。
就学義務:文部科学省のQ&Aは、日本国籍の子どもを一条校でないインターナショナルスクールに通わせても、保護者は就学義務を果たしたことにならないとしています。一条校でないインターの小学部を終えた子どもが、一条校の中学校への入学を希望しても、制度上は認められないとも説明しています。実際の扱いは自治体と話し合うことになるので、小学部への入学を決める前に、神戸市教育委員会に相談してください。幼児のプリスクールに通っているあいだは、就学義務の問題は起きません。
高校の就学支援金:国の高等学校等就学支援金は、一条校では対象になりますが、各種学校では文部科学省が指定した学校だけが対象です。無認可の学校は対象外です。高校段階まで同じ学校に通う予定なら、入学前に、その学校が対象かどうかを確認してください。
卒業資格:一条校でない学校を卒業しても、日本の小学校・中学校の卒業資格は自動的には出ません。進学先や、帰国後・転校時の扱いは、学校ごとに異なります。詳しい仕組みはインターナショナルスクールと義務教育で、卒業後の進路はインターナショナルスクール卒業後の進路で整理しています。まず「神戸市で幼児期に通う園」と「小学生以降に通う学校」を分けて考えると、選択がずっと楽になります。

神戸市の無償化と助成——国の制度の基本と、手続きの流れ
認可外保育施設に通う家庭を支えるのは、国の幼児教育・保育の無償化です。神戸市の公式ページによると、3〜5歳の幼稚園・保育所・認定こども園等の利用料が無償化され、0〜2歳は住民税非課税世帯が対象です。認可外保育施設は、無償化の対象施設であり、施設等利用給付認定の新2号・新3号を受けている場合に対象になります。上限額は、2026年10月利用分から引き上げられました。
上限額は2026年10月に引き上げられた
認可外保育施設を利用する場合の、月あたりの上限額です。
神戸市公式ページに記載の上限額(2026年10月以降は、認可外の0〜2歳が月45,700円、3〜5歳が月40,300円)。3〜5歳児クラスは保育の必要性の認定が必要です。
神戸市公式ページの記載では、現行(2026年9月利用分まで)の認可外保育施設の上限額は、0〜2歳が月42,000円、3〜5歳が月37,000円で、2026年10月以降は、0〜2歳が月45,700円、3〜5歳が月40,300円です。幼稚園などの預かり保育は別枠で、混同しないよう注意してください。神戸市独自の上乗せ助成は、確認したページには明記がありませんでした。また、六甲アイランドや須磨の大型校(カナディアン・アカデミー、マリスト、神戸ドイツ学院、セント・マイケルズ)は、公式サイトで無償化の記載を確認できませんでした。幼児期に使える可能性があるのは、認可外保育施設としての届出をしたプリスクールが中心です。
無償化を受けるには、あらかじめ「施設等利用給付認定」(3〜5歳児クラスは2号、0〜2歳児クラスの非課税世帯は3号)を受ける必要があります。保育の必要性(就労など)が認定の要件で、認定を受ける前の期間は対象になりません。入園が決まったら、早めに手続きを始めてください。また、対象は利用料にあたる部分で、給食費・行事費・送迎費・用品代などは上限額の対象外とされています。入園料や施設費、教材費が高いインターナショナル系の園では、「無償化があるから安くなる」と考えすぎず、月の自己負担の合計で比べるのが現実的です。
無償化を使うまでの5ステップ
いったん支払ってあとで受け取る形の一般的な流れです。手続きと請求の時期は、市の窓口で確認してください。
制度の全体像はインターナショナルスクールの無償化・補助金で、プリスクールの選び方はプリスクールとインターナショナルスクールの違いで解説しています。神戸市内の園のサイトで「無償化対象」と書かれていても、認定の申請や、対象となる利用料の範囲は家庭ごとに異なります。入園前に、園と市の両方で確認してください。
神戸市では、公式サイトで無償化の対象と書いている園が、神戸インターナショナルスクールとKobe English Academyの2園でした。一方、大型校は無償化の記載がなく、幼児期でも授業料の全額が自己負担になる前提で、家計を考えておく必要があります。
卒園後に英語を続ける方法
神戸市で英語のプリスクールに通った子どもが、小学校に上がるときの道は、おおまかに4つに分かれます。どれが正解というものはなく、家庭の優先順位で決まります。
卒園後の4つの道
多くの家庭にとって、いちばん大きな分かれ目は「小学部の学費を何年間払えるか」です。幼児期は国の無償化や市の助成で負担が軽くなりますが、小学部以降は同じ支援がほぼ使えません。学費の全体像はインターナショナルスクールの学費にまとめています。
学費でも通学時間でも折り合わなかったときに
ここまで読んで、「通える範囲に条件の合う学校がない」「小学部の学費は出せない」「毎日の送迎が難しい」と感じた家庭もあると思います。神戸市は、学校の数が多い一方で、人気校の学費は年300万円台で、入学時の一時金も100万円を超えます。住む場所によっては、六甲アイランドや須磨への通学が大きな負担になります。
そのときの選択肢のひとつが、オンラインのインターナショナルスクールです。株式会社NIJINが2027年9月の開校を予定しているNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、6〜18歳を対象に、自宅から参加する形で学びます。公式サイトは、対面のインターナショナルスクールより大きく抑えた学費を予定しているとし、日本語の支えを前提に英語が初めての子どもでも始められる設計だと説明しています。
ただし、正直に書いておくべき弱点があります。NGAはまだ開校しておらず、実績はこれからです。学費の金額も公表されていません。オンラインなので、校庭や施設での体験はできません。日本の小中学校・高校の卒業資格も出ません。下の表で、通学型・一条校と同じ物差しで比べてください。オンラインの弱点はオンラインインターナショナルスクールのデメリットにまとめています。
3つの選択肢を正直に比較
通学型インター・一条校の国際系・オンラインを5つの観点で
| 通学型 | 一条校 | オンライン | |
|---|---|---|---|
| 日本の卒業資格 | × | ○ | × |
| 学費が公表されているか | △ | ○ | × |
| 英語が初めてでも入れるか | △ | △ | ○ |
| 通学の負担 | △ | △ | ○ |
| 対面の施設・実績 | ○ | ○ | × |
通学型=各種学校・無認可の通学型インター/一条校=一条校の国際系/オンライン=NIJIN GLOBAL ACADEMY。○=当てはまる・有利 △=条件による ×=当てはまらない・不利。各校の公式サイトと文部科学省の資料をもとにした一般的な傾向です(2026年10月時点)。
NGAは、神戸市の学校に代わるものというより、「通う学校」と並べて検討する3つ目の選択肢です。公式サイトで最新の情報を確認してください。

見学・説明会で必ず聞きたい10のこと
神戸市の学校は、公式サイトに載っている情報だけでは比べきれない項目がたくさんあります。見学の前にこの10項目をメモして持っていくと、同じ物差しで複数の学校を比べられます。公式サイトで金額が確認できなかった項目こそ、遠慮なく質問してください。
見学で聞く10のこと
見学では、子どもが先生とどう関わっているかを、時間をかけて見てください。パンフレットの言葉より、10分間の観察のほうが多くを教えてくれます。選び方の全体の流れはインターナショナルスクールの選び方で、入学の条件はインターナショナルスクールの入学条件で確認できます。
よくある質問
この記事の内容を確かめるための一次資料
- Canadian Academy 授業料ページ(https://www.canacad.ac.jp/joining/tuition-and-fees)
- Marist Brothers International School 入学・奨学金(https://marist.ac.jp/admissions/tuition-and-scholarships/)
- 神戸ドイツ学院 学費ページ(https://deutsche-schule-kobe.org/admissions/fee/)
- St. Michael’s International School 学費ページ(https://smis.org/admissions/school-fees/)
- 神戸インターナショナルスクール(https://www.kobe-int.com/)
- Kobe English Academy(https://littlesprouts.website/049374548112-2/)
- Osaka International School 学費ページ(https://sois.kwansei.ac.jp/osaka-international-school/admissions/fees)
- 神戸市 幼児教育・保育の無償化(https://www.city.kobe.lg.jp/a36812/kosodate/shien/shinseido/musyoka.html)
- 神戸市 認可外保育施設の無償化に関するよくある質問(https://faq.city.kobe.lg.jp/faq/show/7383?site_domain=default)


