【2026年版】東京都のおすすめ通信制高校5選|不登校からの高校選び

「高校は通信制も考えているけれど、東京にはたくさんありすぎて、どこがいいのか分からない」——お子さんが学校に行きづらい時期を過ごしていると、そんな迷いが出てくるのは自然なことです。

この記事では、東京都で通える通信制高校の中から、不登校を経験したお子さんでも通いやすい5校を、学費の目安や特徴とあわせて紹介します。むずかしい専門用語はできるだけ使わず、はじめて調べる保護者の方にも分かるようにまとめました。

目次

そもそも通信制高校とは?

通信制高校は、毎日決まった時間に登校しなくても、自分のペースでレポート(課題)とスクーリング(登校日)、テストをこなして卒業できる高校です。全日制と同じ「高校卒業」の資格が取れます。

登校日数を「週5日」から「月1回」「年に数日だけ」まで選べる学校が多く、体調や気持ちに波があるお子さんでも、無理のないペースで学び直せるのが大きな特長です。

東京都で通信制高校を選ぶときの3つのポイント

1. 通学のペースを選べるか

「まずは家で少しずつ」「慣れたら週に何度か通いたい」——お子さんの今の状態に合わせて、登校日数を後から変えられる学校だと安心です。

2. 不登校のサポート体制があるか

カウンセラーや担任のフォロー、少人数のクラスなど、勉強以外の「気持ちの部分」を支えてくれるかどうかは、続けられるかを左右する大事なポイントです。

3. 学費と通いやすさ(場所)

通信制高校の学費は、公立で年3万円ほど、私立は年20〜60万円ほどと幅があります。国の就学支援金で負担が軽くなる場合もあります。自宅から通いやすいキャンパスがあるかも確認しましょう。

【動画】通信制高校のメリット・デメリットを知っておこう

学校を選ぶ前に、まず通信制高校がどんな仕組みなのかを知っておくと安心です。「脱・学校のタツロー校長」こと、NIJIN高等学院の星野達郎校長が、通信制高校のメリット・デメリットと選び方を分かりやすく解説しています。文字を読むのがつらいときは、動画から入るのもおすすめです。

通信制高校のメリット・デメリットを解説します(タツロー校長)チャンネル「脱・学校のタツロー校長」はこちら

東京都のおすすめ通信制高校5選【比較表】

窓辺の机で好きなことに夢中になっている中学生のイラスト
学校名 タイプ 学費の目安(年間) こんな子におすすめ
東京都立の通信制
(一橋・新宿山吹・砂川)
公立 約3万円
(支援金で実質無料も)
とにかく学費をおさえたい
NHK学園高等学校 私立(広域) 約30万円 老舗の安心感・登校頻度を選びたい
クラーク記念国際高等学校 私立(広域) 約30〜60万円 手厚いサポートと進学もあきらめたくない
N高等学校・S高等学校 私立(広域) 約25万円〜 オンライン中心で自分のペースで学びたい
おおぞら高等学院 私立(サポート校) 約40〜60万円 一人ひとりに寄りそう伴走を求めたい
※学費は2026年時点の一般的な目安です。コースや世帯収入で変わるため、最新の金額は各校の公式サイトでご確認ください。

1. 東京都立の通信制高校(一橋・新宿山吹・砂川)

「まずは費用をできるだけおさえたい」というご家庭にまず知ってほしいのが、東京都立の通信制高校です。一橋高校(千代田区)新宿山吹高校(新宿区)砂川高校(立川市)の3校があります。

学費は年間3万円ほどで、就学支援金を使えば実質無料に近くなることもあります。社会人や幅広い年代の生徒が通っており、単位制で自分のペースに合わせて学べます。費用面のハードルが低いぶん、最初の選択肢として検討しやすい学校です。

  • タイプ:公立(単位制・通信制)
  • 学費の目安:年間約3万円(支援金適用で軽減)
  • 場所:秋葉原・新宿・立川など
  • 向いている子:費用をおさえたい/自分のペースでコツコツ進めたい

2. NHK学園高等学校

60年以上の歴史がある、通信制高校の草分け的な存在です。NHKの講座を活用した学びが特徴で、「月1〜2回登校」か「年に数日だけの集中スクーリング」かを選べるなど、通うペースを柔軟に組めます。

私立の中では学費が年30万円ほどと比較的おさえめで、全国どこからでも学べます。「はじめての通信制で不安。まずは信頼できる老舗から検討したい」という方に向いています。

  • タイプ:私立(広域通信制)
  • 学費の目安:年間約30万円
  • 登校スタイル:月1〜2回/年数日の集中型から選択
  • 向いている子:登校の負担を少なくしたい/老舗の安心感を重視したい

3. クラーク記念国際高等学校

全国に多くのキャンパスを持つ大規模な通信制高校です。先生の多くがカウンセリングの資格を持っているとされ、勉強面だけでなく気持ちの面のサポートにも力を入れています。卒業率の高さや、大学進学の実績も知られています。

担任を生徒が選べる仕組みや、興味に合わせた専門コースもあり、「サポートは手厚く、でも進学もあきらめたくない」というお子さんに合いやすい学校です。学費はコースによって年30〜60万円ほどと幅があります。

  • タイプ:私立(広域通信制)
  • 学費の目安:年間約30〜60万円
  • 特徴:手厚いサポート体制・進学実績・専門コース
  • 向いている子:気持ちの面も支えてほしい/進学も視野に入れたい

4. N高等学校・S高等学校

ネットを活用した学びで、日本最大規模の生徒数をほこる通信制高校です。授業やレポートはオンライン中心で、自宅にいながら自分のペースで学べるのが最大の特長。東京には御茶ノ水や新宿代々木などにキャンパスがあり、通学コースを選ぶこともできます。

プログラミングや語学、大学受験対策など、学べる内容が幅広いのも魅力です。「人が多い場所はまだ苦手。まずは家で、オンライン中心で始めたい」というお子さんに向いています。

  • タイプ:私立(広域通信制)
  • 学費の目安:年間約25万円〜(コースにより変動)
  • 場所:御茶ノ水・新宿代々木ほか(オンライン中心)
  • 向いている子:オンライン中心で学びたい/興味のある分野を深めたい

5. おおぞら高等学院

カフェのカウンターで生き生きと働く若者のイラスト。学校の外にも進む道があることを表す場面

一人ひとりに「マイコーチ」がつき、勉強や進路、日々の気持ちに寄りそって伴走してくれるのが特徴のサポート校です。不登校を経験した生徒への理解が深く、少しずつ前に進みたいお子さんに合っています。

興味に合わせた専門コースや、自然の中でのスクーリングなど、教室の外での学びも用意されています。「勉強だけでなく、信頼できる大人にそばで支えてほしい」というご家庭におすすめです。

  • タイプ:私立(通信制高校のサポート校)
  • 学費の目安:年間約40〜60万円
  • 特徴:マイコーチ制度・専門コース・不登校への理解
  • 向いている子:そばで支える伴走がほしい/少人数で安心して通いたい

「学校に通う」以外の選択肢も知っておこう

通信制高校を選ぶときは、「毎日通わなくていい」ぶん、家での時間をどう過ごすかもあわせて考えると安心です。日中の居場所や、同じような経験をした仲間とのつながりがあると、生活のリズムや気持ちが安定しやすくなります。

NIJINが運営する「NIJIN高等学院(ニジ高)」は、オンラインで青春できる通信制サポート校です。自宅にいながら自分のペースで学べて、不登校を経験した仲間や先生とのつながりも持てます。地方や海外からでも通えます。

「うちの子に合うかな」と気になったら、まずはオンライン説明会に参加してみてください。校長やスタッフに直接、気になることを相談できます。

不登校・発達特性のある子が全国から通っています

学校以外にも、その子に合う学びの場があります

「ALL HAPPY」を掲げる小中一貫のオルタナティブスクール。不登校・発達特性のある子どもたちが全国から通っています。在籍校と連携した97%の出席認定率を公表しています。

小学生・中学生

NIJINアカデミー

「ALL HAPPY」を掲げる小中一貫のオルタナティブスクール。累計1,000名以上が入学し、在籍校と連携した97%の出席認定率を公表しています。

無料体験に申し込む ▶

高校生

ニジ高(NIJIN高等学院)

ユニークな個性を持つ高校生のための通信制・高校サポート校。自分のペースで高卒資格と進路をめざせます。

入学案内を見る ▶

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入会前の相談・見学だけでも大丈夫です。
出席認定の実績
学費とプラン
全国のリアル校

この記事の内容を確かめるための一次資料

学校以外の学びの場は、この10年で制度が大きく変わりました。いまは「学校復帰だけがゴールではない」というのが国の公式な立場です。選択肢の全体像と、それぞれが制度上どう扱われるかを押さえておくと、進路の話が現実的になります。

下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。

このテーマに関わる公的資料
資料 何がわかるか
文部科学省「学びの多様化学校の設置者一覧」 全国84校。旧・不登校特例校の全リスト
文部科学省「高等学校卒業程度認定試験」 高校に通わずに大学受験資格を得る制度
文部科学省「就学援助」 学用品費・給食費などの経済的支援
文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」 小中の不登校353,970人。全国の最新の実数
文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針
同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合) 教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件
同 別記2(自宅でICT等を活用した学習) 自宅学習を出席扱いにする7つの要件
文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」 2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件
文部科学省「COCOLOプラン」 誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策
文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」 全国1,045市区町村の公式相談窓口
教育機会確保法(e-Gov法令検索) 第13条が「休養の必要性」を条文で認めている
こども家庭庁「子育て支援」 子育て世帯が使える支援制度の全体像
国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」 研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料

学校に相談するときの進め方

1

① 支援の目標をすり合わせる

「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。

2

② 具体的な場所を挙げる

「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。

3

③ 出席扱いの要件を一緒に確認する

「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。

4

④ 決めたことを記録に残す

面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。

つらいときの相談先(24時間・無料)

  • 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
  • お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター全国1,045市区町村の窓口一覧

この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。

東京都で使える公的な支援と相談窓口

民間の教室やスクールを探す前に、東京都で公的に使える支援を知っておくと、費用も選択肢の幅も変わります。市区町村の教育委員会が運営する教育支援センター(適応指導教室)利用料が原則無料で、通った日は在籍校の出席扱いにできます。

東京都の小中学校の不登校児童生徒数は33,831人(令和6年度・文部科学省調査)。在籍者に占める割合は約3.57%で、全国平均は約3.86%です。ひとりで抱えている家庭が、それだけ多くあるということでもあります。

東京都全体の相談窓口

東京都の広域相談窓口
窓口 リンク
東京都教育委員会 不登校・中途退学対策 公式ページを見る
東京都教育委員会 生活指導ポータル 公式ページを見る
東京都教育相談センター 公式ページを見る
TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 公式ページを見る
24時間子供SOSダイヤル(全国共通・無料) 0120-0-78310

東京都内48市区町村の窓口をまとめた一覧は、東京都の教育支援センター(適応指導教室)一覧にあります。掲載しているリンクはすべて実際にアクセスして到達を確認済みです。

東京都で相談を始めるときの進め方

どこに何を聞けばいいか分からないまま電話すると、たらい回しになりがちです。順番を決めておくと、1本の電話で話が進みます。

相談の順番

1

① 在籍校か、市区町村の教育相談窓口に連絡する

担任・スクールカウンセラーに伝えるか、東京都の教育委員会(教育相談室)に保護者から直接電話します。多くの自治体が保護者からの直接相談を受け付けています。

2

② 「今すぐ通えますか」「対象は何年生からですか」を最初に聞く

教育支援センターは定員があり、小4以上を対象とする自治体が多いです。ここを最初に確認すると、次の手を早く打てます。

3

③ 見学・体験から始める

保護者だけの見学から始めても構いません。部屋の雰囲気と、指導員との相性を見てください。

4

④ 出席扱いの扱いを学校と確認する

「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。

費用の負担を軽くする制度

  • 教育支援センターは利用料が原則無料(教材費・昼食・交通費は自己負担の場合あり)
  • 就学援助(学用品費・給食費などの補助)は、東京都の教育委員会が窓口です
  • フリースクール利用料の補助制度を設けている自治体も増えています。東京都に制度があるか、教育委員会に直接お問い合わせください

東京都に関するよくある質問

Q. 東京都の教育支援センターは無料ですか?

A. 利用料は原則無料です。市区町村の教育委員会が運営する公的機関のためです。ただし教材費・体験活動の材料費・昼食・交通費は自己負担になることがあります。給食がない施設が多く、弁当持参が一般的です。

Q. 東京都で通える場所がない場合はどうすればいいですか?

A. ①在籍校の校内別室(保健室登校を含む)を確認する、②訪問型支援があるか窓口で聞く、③自宅でのICT学習を出席扱いにする道(別記2)を学校と相談する、④オンラインを検討する——の順で当たるのが現実的です。東京都の状況によっては、通える範囲に施設がないこともあります。

Q. 学校を休ませてもいいのでしょうか?

A. 教育機会確保法の第13条は、「個々の不登校児童生徒の休養の必要性を踏まえ」と条文で明記しています。休むことは制度の外側にある逸脱ではなく、法律が想定している状態です。文部科学省の通知も「『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではなく」と述べています。

Q. 通信制高校を卒業しても、大学に進学できますか?

はい。通信制高校を卒業すれば、全日制と同じ「高校卒業」の資格が得られ、大学・専門学校への進学が可能です。大学進学に力を入れた学校やコースもあります。

Q. 不登校の子でも通えますか?

多くの通信制高校が、不登校を経験した生徒を数多く受け入れています。登校日数を少なくできる学校や、カウンセラーがいる学校を選ぶと、無理なく続けやすくなります。

Q. 学費はどのくらいかかりますか?

公立で年3万円ほど、私立で年20〜60万円ほどが目安です。国の就学支援金や自治体の制度で負担が軽くなる場合もあるので、各校に確認してみましょう。

まとめ:まずは資料請求と見学から

東京都には、費用をおさえられる都立の通信制から、手厚いサポートのある私立、オンライン中心の学校まで、さまざまな選択肢があります。大切なのは、お子さんの今の状態に合ったペースとサポートで選ぶことです。

気になる学校が見つかったら、まずは資料請求や説明会・見学に足を運んでみてください。実際の雰囲気を知ることが、お子さんに合う一校を見つける一番の近道です。

「どこから考えればいいか分からない」という方は、NIJIN高等学院のオンライン説明会もご利用ください。不登校を経験した先輩や進路アドバイザー、校長のタツロー先生が、お子さんとご家庭に合った進み方を一緒に考えます。

つらい気持ちを今すぐ話したいとき(全国共通・24時間)

24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310

お子さんからでも、保護者の方からでも相談できます。お住まいの地域の教育相談センターにつながります。

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