8月中旬。多くの親が見落としがちなのが、子どもの生活習慣の乱れです。
夏休み開始から1か月以上が経ち、子どもの就寝時間は23時、24時…。
朝もお昼近くまで起きない生活が定着していませんか?
8月中旬がリセットの「ラストチャンス」なのです。この乱れた生活習慣が、新学期から子どもの学習力・集中力・心の安定性に大きく影響します。
⚠️ 夏休みで生活習慣が乱れると、何が起きるのか
① 新学期の授業に集中できない
前頭葉の発達が低下し、「授業中にボーッとしている」「聞いた指示を忘れている」といった症状が顕著になります。
② 朝日不足で、セロトニン分泌が低下
気分の安定、意欲の向上に直結する神経伝達物質が不足し、「学校に行きたくない」という気持ちが強くなります。
③ 体内時計がズレたままで、新学期に不調が続く
毎日朝日を浴びることでリセットされるべき体内時計が、9月から1~2週間かけて調整されることになります。
✅ 生活習慣を朝型に切り替える3段階ステップ
「急に戻そう」としないこと。段階的に、親子で協力して進めることが成功のカギです。
ステップ1:起床時間を「3日で15分」前倒しする
明日から急に「朝6時に起きろ」ではなく、3日ごとに15分早める方法が効果的です。
8月15日:朝10時起床 → 朝9時45分起床
8月18日:朝9時45分起床 → 朝9時30分起床
8月21日:朝9時30分起床 → 朝9時15分起床
…
9月1日:朝7時起床(新学期に向けた目標時間)
8月18日:朝9時45分起床 → 朝9時30分起床
8月21日:朝9時30分起床 → 朝9時15分起床
…
9月1日:朝7時起床(新学期に向けた目標時間)
ステップ2:起床時に「朝日を浴びる儀式」を作る
起床したら、すぐにカーテンを開け、5~10分間、朝日を浴びさせてください。
さらに効果を高めるなら:
・ 朝日を浴びながら「朝食を食べる」
・ 朝日を浴びながら「散歩や軽い運動をする」
ステップ3:就寝時間も段階的に早める
起床時間を早めるだけでは、夜の睡眠時間が短くなるだけです。同時に、就寝時間も前倒ししてください。
就寝の1時間前からスマートフォンやゲームを禁止してください。ブルーライトが脳を覚醒させます。
🏠 生活習慣を整える親の「環境整備」
① リビングの照度を調整する
昼間のリビングは明るく、夜(就寝1時間前から)は照度を落とします。
昼間のリビングは明るく、夜(就寝1時間前から)は照度を落とします。
② 就寝前の「ルーティン」を作る
「就寝の30分前から、母親と一緒にお茶を飲む」「読書をする」といった落ち着きの時間。
「就寝の30分前から、母親と一緒にお茶を飲む」「読書をする」といった落ち着きの時間。
③ 親子で「生活習慣チェック表」を作成する
毎日シールを貼ったり、○をつけたり。「自分が少しずつ変わっている」という実感が生まれます。
毎日シールを貼ったり、○をつけたり。「自分が少しずつ変わっている」という実感が生まれます。
📌 特に注意が必要な場合
不登校の傾向がある子ども
生活習慣の乱れが、そのまま「学校へ行きたくない気持ち」を強化してしまう危険性があります。8月中旬のリセットが新学期の学校復帰に直結します。
生活習慣の乱れが、そのまま「学校へ行きたくない気持ち」を強化してしまう危険性があります。8月中旬のリセットが新学期の学校復帰に直結します。
発達支援が必要な子ども
ADHD傾向がある子どもは、さらに細やかな段階設定(1週間で15分など)が必要になります。
ADHD傾向がある子どもは、さらに細やかな段階設定(1週間で15分など)が必要になります。
生活習慣のリセットが、9月以降の子どもを決めます。
NIJIN アカデミーでは、毎日朝10時から「体育」(2時間)を実施し、その後に「朝学習」の時間を設けています。
この体育をきっかけに、中学生でも生活リズムが整い、その後の学習姿勢が大きく変わるお子さんが多くいます。朝の運動を通じて体内時計をリセットし、その後の学びにつなげるプログラムです。
監修:NIJIN教育情報編集部
📚 あわせて読みたい
