こんにちは!
NIJINアカデミースタッフのぱるるです。
今回は、ニジアカでのびのびと学ぶ小学3年生・あっくんにインタビューしました。
「学校に行くのがつらい」「わが子に合う学び方を探している」
――そんな思いを持つご家庭にこそ届けたい、ひとりの男の子の物語です。
学校って、こんなにしんどいものだったの?
「入学するのは楽しみだったんです。だけど…保育園とは全然違ってた。」
そう語ってくれたのは、現在NIJINアカデミー(通称:ニジアカ)で学ぶ小学3年生のあっくんです。保育園では、とんかちを使って自由に工作をしたり、好きなことに夢中になれる毎日を過ごしていました。
しかし、小学校に入学してみると、その自由さは一変します。
「緊張感があって、自由じゃなくて。消しゴムを取られたり、理由もなく叩かれたりすることもありました。」
体育や授業では、座り方ひとつにも細かいルールがあり、「先生から見て“良い子”でいないといけない」空気が常にあったといいます。
「僕の人生なのに、僕が決められないんだって思った。」
1年生の間はなんとか通っていましたが、心の中では常に緊張と違和感を抱えていたそうです。そして2年生の夏、心が限界を迎えました。
「ここは地獄だと思った。」我慢を続けてきた日々に、ようやく自分から「もう行かない」と決めることができた瞬間。
そこから、あっくんの新しい学びとの出会いが始まりました。
ニジアカとの出会い――体験して感じた「ここ、いいかも」
実は、ニジアカとの出会いはあっくんが小学1年生のとき。学校にはまだ通えていたので、すぐに入学というわけではありませんでしたが、体験授業に参加する機会がありました。
「そのときは、まだ頑張れば学校に行けるかもって思ってたから、入らなかったんです。」
そして1年後、2年生のときにもう一度ニジアカの体験に参加します。そのとき、あっくんは改めて「ここ、いいな」と感じたと言います。
「2回目の体験のとき、“やっぱここいいな”って思ったんです。」
授業の雰囲気や、自由に選べる学びのスタイルが、自分に合っていると感じたあっくん。そうして、ニジアカでの“自分のペースでの学び”が本格的に始まりました。
自分のペースで、自分の好きなことを学べる日々
それでも、最初は不安だったたニジアカ生活。
色々な人と関わる中で、”学校とは全然違う場所”だという認識になっていったようです。
ニジアカで出会った人はみんな優しくて、個性があって面白い。
「ニジアカ、めちゃくちゃ楽しい!」
そんな風に笑顔で話すあっくん。ニジアカでは、理科も社会も学年に関係なく、興味があればどんどん学べます。中学生向けの授業にも挑戦しているとのこと。
特に好きな授業は…
・ハイジ先生の国語
・めぐみ先生の理科
・よっちゃん先生の身体活動
「学校の授業はつまらなかったけど、ニジアカの授業はなんか“面白い!”って思えるんです。」
自分の気持ちを取り戻せた場所
ニジアカに入ってから、優しい先生や友達と出会って、元気を取り戻してきたそうです。
保育園の時のように、自分から動けるようになってきたあっくん。
「ニジアカに入って、変わったと思います。“自由だ!”って感じになった!」
以前は、決められた時間に、決められたことをするだけの毎日。特に道徳の授業がつまらなくて仕方なかったそうです。でも今は…
「自分の好きな教科を選べるし、家庭科や図工で工作もできる!工作が好きだから特に楽しい!」
今では午前中に勉強、午後は遊びというスケジュールを自分で立てて行動。自ら「やろう!」と思える力が育ってきています。
少しずつ、学校へも――「もう辛くない」
現在、あっくんは週に1度、火曜日に1時間だけ学校に通っています。2年生の秋頃から、少しずつ足を運ぶようになりました。
「前はすごく辛かったけど、今はもう大丈夫!」
学校との距離を自分で決められるようになったことが、安心感につながっているようです。
あっくんは、学校に「行く」ことも「行かない」ことも、その時の気持ちに従って選んでいます。今の生活では、自分のペースを大切にしながら過ごせるからこそ、自然と「今日はどう過ごそうかな」と決められるのかもしれません。
無理なく向き合えるようになった学校。そこにも、ニジアカで育まれた“自分らしさ”が活きています。
夢は電車の運転士!“好き”が学びにつながる
将来の夢は、電車の運転士。なんと1歳の頃から電車好き!
「かっこいいし、速いところも顔も全部好き!」
駅名を読むために漢字ドリルを頑張ったり、自分で決めた範囲でチャレンジ教材に取り組んだり。“好き”が原動力になって学びへつながっています。
さらに、ニジアカで出会った友達が教えてくれたScratchというプログラミングツールにハマっています。
Scratchサークルにも入っていて、すでに360本以上の作品を制作したそうです。
好きなことを追求する中で、自然と学ぶ力も育まれているのです。

あっくんの担任わくわくさんはこう語ります。
あっくんの強みは、「自分で決める力がある」「興味があることに挑戦できる」こと。
面談で話をしたとき、いろいろと頑張らなきゃいけないことが出てきたので、「頑張りたいこと」が何かを決めることにしました。
頑張りたいことは、scratchを極めること!
クラス会議やホームチーム、全体HRでの発表の機会があり、それらを通してscratchの作品作りが加速しています。
今では、scratchから発展してAdobeIllustratorにもチャレンジしているようです。
できあがった作品は、ホームチームで紹介したり、パドレットに投稿したりして皆につたえてくれています。
また、困っている誰かにNIJINの良さを伝えたいという想いも芽生え、YouTubeへの出演やインタビューに応じたりするようになりました。
サークル活動への参加やクラス会議でクッキングを教えることへの挑戦などへも繋がっています!
仲間と一緒に学び合う喜び
「ニジアカでできた友達とは、今も連絡取り合ってて、連絡がくると嬉しい!」
人と関わるのが好きなあっくん。でも、ニジアカに入ったばかりの頃は、すぐに友達ができたわけではありません。そんな中で活躍したのが、メタバース上の「肩ポン」機能。アバターに近づいてポンとすると、自然な会話のきっかけが生まれます。
「最初は誰とも話せなかったけど、肩ポンして話すようになって、少しずつ仲良くなれた。」
こうしてできた友達とは、今もオンラインでつながり続けています。サークル活動では、好きなScratchを通して作品を共有したり、一緒にアイデアを出し合ったりすることも。
「誰かと関わるのが好き。たまに誰かと一緒にやるのが楽しいんです。」
無理に仲間と行動を合わせなくてもいい。それでも自然につながれる環境が、あっくんの“学びの楽しさ”をより豊かなものにしています。
高校生になっても、ずっとここにいたい!
「高校生になっても、ニジアカにいたい!」
そう真っ直ぐに語ってくれたあっくんにとって、ニジアカは単なる“勉強の場”ではありません。
ここは、自分の「好き」や「やってみたい」を安心して表現できる、“自分らしくいられる場所”。
学校に通っていた頃、毎日が緊張と我慢の連続で、本当の自分を押し殺すように過ごしていた日々。誰かに叩かれたり、無理に笑ったり、そんな生活の中では「これが学びなんだ」と思えなかった。けれど、ニジアカでは違います。
授業の合間には大好きなゲームやScratchで作った作品の話をし、仲間と電車の話で盛り上がる。自分の好きな教科を自由に選び、苦手なものには少しずつ向き合っていく。その全部を「ダメ」と言われない。「こうしたい」と自分で選べる環境があるからこそ、あっくんは「ここにずっといたい」と思えるのです。
「発表も楽しいし、説明するのも好き。人と関わるのも好き。ニジアカでは全部、それができる。」
そう語るあっくんの表情には、もう以前のような迷いや不安は見えません。彼の中には、自分で決める力と、信じる心が育っています。
――ここにいれば、安心して、好きなことを続けていける。
だから、ずっといたいと思える。それが、あっくんにとっての“本当の居場所”なのです。
最後に――「自分のペース」で進める学びがあることを知ってほしい
学校に行けなくなった、学びが苦しい…そんな状況は、子どもにとっても親にとっても本当にしんどい。でも、学び方は一つじゃない。「自分らしく学べる場所」は、ちゃんとあります。
あっくんのように、自分の“好き”や“やってみたい”を原動力に、自らの未来を切り拓いていく子どもたちは、これからの教育の希望そのものです。
「学校が苦しい」と感じているお子さん、保護者の方にこそ、あっくんの物語が届いてほしいです。

体験説明会から3日以内の入会で無料授業特典付き!
満席日も多数。お早めのご予約がおすすめです。
▼NIJINアカデミーについて詳しく知りたい方はこちら▼

動画で見る|不登校・引きこもり・発達障害など学校に合わないすべての子どもが輝く教育機関
この記事の内容を確かめるための一次資料
学校以外の学びの場は、この10年で制度が大きく変わりました。いまは「学校復帰だけがゴールではない」というのが国の公式な立場です。選択肢の全体像と、それぞれが制度上どう扱われるかを押さえておくと、進路の話が現実的になります。
下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。
| 資料 | 何がわかるか |
|---|---|
| 文部科学省「学びの多様化学校の設置者一覧」 | 全国84校。旧・不登校特例校の全リスト |
| 文部科学省「高等学校卒業程度認定試験」 | 高校に通わずに大学受験資格を得る制度 |
| 文部科学省「就学援助」 | 学用品費・給食費などの経済的支援 |
| 文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」 | 小中の不登校353,970人。全国の最新の実数 |
| 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 | 「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針 |
| 同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合) | 教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件 |
| 同 別記2(自宅でICT等を活用した学習) | 自宅学習を出席扱いにする7つの要件 |
| 文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」 | 2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件 |
| 文部科学省「COCOLOプラン」 | 誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策 |
| 文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」 | 全国1,045市区町村の公式相談窓口 |
| 教育機会確保法(e-Gov法令検索) | 第13条が「休養の必要性」を条文で認めている |
| こども家庭庁「子育て支援」 | 子育て世帯が使える支援制度の全体像 |
| 国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」 | 研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料 |
学校に相談するときの進め方
① 支援の目標をすり合わせる
「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。
② 具体的な場所を挙げる
「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。
③ 出席扱いの要件を一緒に確認する
「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。
④ 決めたことを記録に残す
面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター(全国1,045市区町村の窓口一覧)
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。
家庭でいまできること
制度や相談先が分かっても、明日からどう過ごすかは別の話です。うまくいかない日があって当たり前という前提で、いま無理なくできそうなものだけを選んでください。全部やろうとしないことが、いちばん大事なコツです。
いま家庭で確かめておきたいこと
睡眠のリズムが崩れていないか(起きる時間より、寝る時間を先に整えるほうがうまくいきます)
食事が極端に減っていないか。体重の変化はないか
頭痛・腹痛・立ちくらみなど、体の訴えが続いていないか(続く場合は受診を検討してください)
「学校の話」以外で笑える時間が、1日に少しでもあるか
保護者自身が眠れているか。抱え込んでいないか
学校との連絡窓口が、担任1人に集中していないか
声のかけ方で迷ったときは
「なんで行けないの」と理由を問うと、子ども自身も説明できないことが多く、答えられない自分を責めてしまいます。理由を聞くより、いまの状態を言葉にして返すほうが伝わります。「しんどそうだね」「今日はゆっくりでいいよ」——それだけで十分な日があります。
逆に、避けたほうがよい言葉もあります。「みんな行ってるよ」「そんなことでどうするの」「甘えてるだけでしょ」。どれも本人がすでに自分に言っている言葉なので、外から重ねると逃げ場がなくなります。
相談先の選び方|どこに何を聞けるか
相談先はひとつではありません。それぞれ役割が違うので、聞きたい内容で選ぶと早く進みます。
| 相談先 | 聞けること | 費用 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 在籍校(担任・スクールカウンセラー) | 出席の扱い、校内の別室、学習の進め方 | 無料 | まず学校での配慮を相談したいとき |
| 教育支援センター(市区町村) | 学校外の公的な居場所、通所と出席扱い | 原則無料 | 学校の外に一歩を踏み出したいとき |
| フリースクール(民間) | 体験活動中心の居場所、少人数の学び | 月1〜5万円程度 | 興味や「やってみたい」から入りたいとき |
| オンライン | 自宅から参加できる学び、出席扱いの実務 | スクールにより異なる | 外に出るのが難しい/近くに選択肢がないとき |
| 医療機関(小児科・児童精神科) | 体の不調の背景、診断と治療 | 保険診療 | 睡眠・食事・体の症状が続くとき |
| 24時間子供SOSダイヤル | 子ども本人・保護者どちらの相談も | 無料・24時間 | いますぐ誰かに聞いてほしいとき(0120-0-78310) |
どこから始めればいいか迷ったら
この記事のテーマについて、よく寄せられる質問
同じような状況の方から実際によく届く質問をまとめました。あてはまるものから読んでください。
Q. 欠席が多いと高校に行けませんか?
A. 行けます。出席日数を選抜に使わない高校は増えており、通信制高校では欠席日数を問わないところがほとんどです。中学校卒業程度認定試験や高等学校卒業程度認定試験という道もあります。
Q. フリースクールに通うと出席扱いになりますか?
A. 要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできます。ただし文部科学省の通知では教育支援センター等の公的機関が第一に想定されており、民間施設は「公的機関に通えない場合」に考慮される位置づけです。詳しくは教育支援センターとはをご覧ください。
Q. 費用が心配です
A. 教育支援センターは原則無料です。民間のフリースクールについては、利用料の補助制度を設けている自治体が増えています。就学援助もあわせて教育委員会に確認してください。
Q. 学校に戻ることを目標にしなくていいのですか?
A. はい。文部科学省の通知が「『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではなく、社会的に自立することを目指す」と明記しています。学校復帰は選択肢のひとつであって、唯一のゴールではありません。
Q. 近くに通える場所がありません
A. ①校内の別室、②教育支援センターの訪問型支援、③自宅でのICT学習を出席扱いにする道(別記2)、④オンライン——の順で確認するのが現実的です。地域に選択肢がないことは、家庭の責任ではありません。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。

