こんな様子はありませんか?
- 朝、学校に行く前になるとお腹や頭が痛くなる
- お母さん(お父さん)から離れることを強く嫌がる
- 一人で眠るのがこわい、トイレにも付いてきてほしがる
- 「行きたくない」と言うのに、理由はうまく説明できない
- 家では元気なのに、離れる場面になると急に不安がる
母子分離不安とは
母子分離不安とは、子どもが親(多くはお母さん)から離れることに、強い不安を感じる状態のことです。小さい子どもにはよく見られるもので、成長の中で少しずつやわらいでいくのが一般的です。ただ、その不安が強かったり、小学生以降も続いたりすると、登校しぶりや不登校の背景になることがあります。
大切なのは、これは「わがまま」や「甘え」ではない、ということです。本人にもどうにもできない不安が、体や行動に出てしまっている状態です。叱って引き離そうとすると、かえって不安が強くなることもあります。
なぜ起きるの?
はっきりした一つの原因があるわけではありません。環境の変化(進級・引っ越し・きょうだいの誕生など)がきっかけになることもあれば、もともと不安を感じやすい、まわりの気持ちに敏感な気質の子に見られることもあります。
見方を変えると、これは「お母さんが安心の基地になれている」からこそ起きること、とも言えます。だからこそ、まずは不安を責めずに受け止めてあげることが、次の一歩につながります。
タツロー校長が解説
母子分離不安は、母親のせいではありません
親ができる関わり方のコツ
- まず不安を受け止める「こわいんだね」「そばにいるよ」と、気持ちをそのまま言葉にして返してあげます。
- 無理に引き離さないむりやり離すより、安心できる時間を十分にとるほうが、結果的に早く落ち着くことが多いです。
- 小さな一歩を一緒に「玄関まで」「30分だけ」など、できそうなところから少しずつ。できたら一緒に喜びます。
- 親も一人で抱えない担任やスクールカウンセラー、相談できる場に早めに声をかけましょう。親の安心も、子の安心につながります。
こんなときは、専門家にも相談を
不安が長く続いて生活に支障が出ている、食事や睡眠に影響している、といったときは、スクールカウンセラーや医療・相談機関にも相談してみてください。ここに書いたのは一般的な情報で、診断に代わるものではありません。一人で抱え込まないことが何より大切です。
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※本記事は一般的な情報をまとめたもので、医学的な診断や助言に代わるものではありません。
気になる症状が続く場合は、専門機関にご相談ください。

