不登校の子を持つ親へ。
読んでほしいおすすめ本4冊
「学校に行かない」という選択の先に、どんな道があるのか。同じ経験をした人の言葉や、多様な学びを知ることは、親にとっても子にとっても大きな支えになります。
この特集では、不登校のお子さんを持つ保護者の方に読んでほしい本を厳選しました。今回は3つのタイプから選んでいます。
- 進路・多様な学びの本
フリースクールや学校以外の道など、選択肢の広さを知れる本 - 保護者・当事者の体験記
実際に不登校を経験した人の言葉で、心が軽くなる本 - 子ども本人も読める本
学校に行けない子自身が読んで、少し楽になれる物語
親にこそ手に取ってほしい4冊
『学校に行きたくない君へ』全国不登校新聞社 編
不登校の当事者・経験者が企画から取材まで手がけ、20人の著名人に「生き方のヒント」を聞いたインタビュー集です。樹木希林さん、羽生善治さん、辻村深月さん、萩尾望都さん、リリー・フランキーさんなど、各界の人が、自身のしんどかった時期も交えて本音で語っています。
保護者への刺さりポイント:「うまくいかない時期があってもいい」と、いろんな大人の言葉で伝わってきます。親が読んでも、子ども本人が読んでも支えになる一冊です。
『学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」』小幡和輝
10年間の不登校を経験し、高校生で起業した著者が、自身の歩みと、全国の不登校経験者へのアンケートをもとに書いた本です。「学校に行かない」ことをどう過ごし、どう次につなげるかを、当事者の目線で具体的に語っています。
保護者への刺さりポイント:学校に行かない時期も、けっして無駄ではない。むしろその子の力になりうる——そう思わせてくれます。親子で一緒に読めるのも心強いところです。
▶ 著者・小幡和輝さんが自身の不登校を語る(YouTube)
『西の魔女が死んだ』梨木香歩
中学校に行けなくなった少女まいが、しばらく「西の魔女」と呼ばれるおばあちゃんの家で暮らします。畑仕事や暮らしの中で、まいは「自分で決める」という魔女修行を通して、少しずつ自分を取り戻していきます。静かで、あたたかい物語です。
保護者への刺さりポイント:誰かに急かされるのではなく、自分のペースで立ち直っていく姿が描かれます。子ども本人が読んでも、親が読んでも、そっと背中を押してくれます。
『不登校でも学べる 学校に行きたくないと言えたとき』おおたとしまさ
教育ジャーナリストの著者が、フリースクールやオンラインの学びの場など、学校以外の「学べる場所」を実際に取材して紹介した本です。子どもが「行きたくない」と言えたとき、親はどんな選択肢を持てるのかが、落ち着いた視点でまとめられています。
保護者への刺さりポイント:「学校に行くか行かないか」だけではない、たくさんの学びの形があると分かります。あわてず選択肢を広げたい親御さんの、地図になる一冊です。
▶ 著者・おおたとしまささんが「不登校の子どもの行き先」を語る(YouTube)
本を読んだあとの「次の一歩」に
本は、考える時間と、心の余裕をくれます。そのうえで「実際にどんな場所があるんだろう」と気になったら、話を聞いてみるのもおすすめです。NIJINアカデミーは、学校に行きづらい小・中学生のためのオンラインの学びの場です。無料の体験・相談会も行っています。
NIJINアカデミーのホームページを見てみる▶ ふだんの様子は YouTube でも見られます:
NIJINアカデミー公式YouTubeチャンネル
▶ NIJINアカデミーってどんなところ?(YouTube)
※書名・著者・刊行情報は記事作成時点のものです。お子さんと一緒に読む場合は、先に保護者の方が内容を確認することをおすすめします。

