2024年、高知県の小学校で起きた痛ましいプール事故。
水泳授業中に小学4年生の男児が亡くなり、担当していた女性教諭が業務上過失致死の罪に問われています。
報道を見ると、「担当教員の責任」に焦点が当てられています。
もちろん、尊い命が失われたことは決して取り返しがつきません。亡くなられた児童のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
その上で、NIJINアカデミー校長の星野達郎はこう語ります。
タツロー校長「本当に一人の教諭だけの責任なのか。学校現場を知る立場として強い疑問があります」


全国750名以上の小中高生が学ぶオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の校長を務める傍ら、2つの教師団体を主宰。これまで累計1,200名以上の教員向けに研修を実施し、学校の中と外、両面から教育課題の解決に取り組む。
その独自の教育実践はNHKやテレビ朝日など多くのメディアで特集され、「青年版国民栄誉賞」や「内閣総理大臣奨励賞」を受賞するなど、各方面から高く評価されている。
確かな実績と熱い教育信念を持つ一方で、普段は生徒たちから気さくにいじられる「愛されキャラ」の校長として、日々子どもたちと本音で向き合っている。
現場の教師だけでは決められない結論:一人の教師だけに責任を負わせるのは違う
報道によると、授業は小学校ではなく中学校のプールで実施されていました。
実施にあたっては校長や教育委員会も関わっていたとされています。
学校現場では、安全管理や授業実施の最終判断を若手教員一人で決めることはほとんどありません。
特に今回の教諭は20代の若手教師。
タツロー校長は、



「事故の責任を検証するなら、学校全体や教育委員会の判断も含めて考えるべき」
と指摘します。
学校事故が起きる背景には「構造」がある


学校現場では慢性的な人手不足や長時間労働が続いています。
運動会、体育行事、安全管理など、多くの業務を限られた教員で担っているのが現実です。
事故が起きた時だけ現場の教員を責めるのではなく、
- 人員配置は適切だったか
- 安全体制は十分だったか
- 管理職は機能していたか
という視点も必要です。
タツロー校長「学校プールは見直す時期に来ている」
タツロー校長は以前から、
「学校にプールは必須ではない」という考えを発信しています。
現在は民間スイミングスクールや公共施設も充実しています。
安全管理の専門家がいる施設を活用した方が、
- 教員の負担軽減
- 安全性向上
- 維持費削減
につながる可能性があります。


本当に問うべきは「誰が責任を取るか」
事故の再発防止のために必要なのは、個人への責任追及だけではありません。
学校組織や教育行政を含めて、
「なぜ事故を防げなかったのか」を検証することです。
タツロー校長は、



「現場の教師だけに責任を押し付けるのではなく、教育システム全体の課題として考える必要がある」
と語っています。
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▶ 動画でより深く:YouTube(フル解説)
今回のテーマについて、星野達郎校長が学校現場の実情も含めて詳しく解説しています。ぜひ動画もご覧ください。


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